鬼の来る日
2021年02月03日 水曜日
昨日は節分でした。
節分とは、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」です。
二十四節気において立春は新年の始まりで、節分は大みそか的な日。
旧暦の大みそかとも日付が近く、江戸時代までは同じように一年の締めくくりの日でした。
昔から季節の変わり目は悪い気(邪気)が入りやすいと言われていて、その悪い気を「鬼」に例えて、鬼を追い出して福を取り込む行事として節分は定着しています。
育子園でも、豆まきを行いました。
クラス・グループごとに鬼が回り子どもたちが豆をまきます。
今年度は、私も鬼になりクラスを回りました。
クラスに入ると、バリケードを作って子どもたちが待ち構えています。
怖い子は後ずさりして後方の保育士のそばに、怖いけど頑張れる子が前にいる保育士の近くに来て豆を投げてきます。
しかし、豆を投げている子も泣きながら必死です。
そんな2歳児クラス。
保育士がそばにいてくれるから泣いていても頑張れる、という子どもと保育士の信頼関係が垣間見れました。
また、1歳児クラスに顔を出したときには、皆が動揺している中、Aくん1人が必死に豆を投げていました。
豆まき後、担任と、子どもたちの様々な姿を話しながら、新たな節を迎えられることをありがたく思う日となりました。
今年も無事に豆まきが終わり、育子園に福が来てくれることを願っております。
副園長
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