自分の思いが通るとき
2021年02月05日 金曜日
主人の母は若い頃、佼成育子園の初代園長長沼妙佼先生と深いご縁がありました。それはまだ、妙佼先生が園長になる前のことです。母は妙佼先生をとても尊敬しており、たくさんの学びをいただいたことをよく話してくださいます。
その中の「自分の思いが通るときは、一方で必ず我慢している方がいるんだよ」という話は、私にとっても深い学びになっています。
自分の思いが通ったときは、『今、どこかで誰かに我慢させていたり、負担をかけていたり、不快な思いをさせてはいないだろうか』といったん立ち止まってみて、思いが通ったことがあたりまえではなく感謝の気持ちを持つこと、そして人さまにとってどんな影響を及ぼしているのかを謙虚な心で考えることを忘れてはいけないと教えていただきました。
何も思わなくても、時間は流れていきますが、立ち止まって振返ることで、感謝の心を磨き自分を高めていくことができると今年98歳になる母から学びました。
たくさんの人生経験をつんだ母の言葉は、心に響きます。
保育主任
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