◆2月25日(木)の子どもたち
2021年02月25日 木曜日
◆トマリーを探しに(つぼみ)
朝の集まりで、絵本『みんなのバス トマリー』という絵本を読みました。
バスのトマリーがいろいろな動物を乗せて公園まで連れて行き、お礼にお花などのシールをみんなに貼ってもらい、かわいい車体にしてもらうという子どもたちと「ピンポーン」「出発進行!!」とやり取りをしながら読み進めていく絵本で、つぼみ組の子どもたちも大好きな1冊です。
今日も、絵本を持ってくるとし自然と保育士の周りに集まり、「おー!」と片手をあげて出発進行をアピールしながら楽しみました。
せっかく楽しんだので、そのままの気持ちを大事にしたいと、トマリー探しの散歩に出掛けることにしました。
しかし、今日はいつもとは違う点が1つありました。
それは、いつもは全員乗れるはずのお散歩カーが1台しかないこと。
お休みの子が多かったので、みんなでゆっくりを探しつつ全員が短い距離を保育士と手をつないで歩く経験が出来るようにしてみたのです。
初めはみんなが乗りたいとお散歩カーを囲んだり、乗れないことに不思議そうな顔を見せていたのですが、出発してしまえばそんなことも忘れて、指を差しながら道路を通る車を見たり、端に咲いている草花を立ち止まって見たりと楽しんでいるように感じました。
車庫に到着すると、たくさんのバスが並んでいて、子ども達も早く動かないかと待っていると、近くに止まっていたバスが発車。
運転手さんがみんなに気付いて、手を振ってくれる場面もあり、子ども達も手を振り返していました。
また、車庫の近くの建設現場では、大きなクレーン車が資材をちょうど持ち上げていて、不思議そうな顔で見つめている姿が印象的でした。
その子に応じて歩く距離を考え、全員が歩くことが出来た今日の散歩。
少し前までは、お散歩カーで行くのが当たり前だったのにと、子ども達の成長を感じることが出来ました。
今日は、大好きなトマリー(バス)も見れ、保育士と手をつないで歩き、たくさんの刺激があった散歩となりました。(E.Y)
◆嬉しくて、思わず飛び跳ねた!(ふじ)
やったー、ミニカー。
「きらきらさーん」と呼びかけると「はーい」と声が揃います。
ふわふわのこどもたちも2人加わりたんぽぽ組へ行きました。
わくわくの子どもたちは先日すでに行っており、ふわふわの8人は次回のお楽しみにしています。
まずはたんぽぽ組への行き方を伝えてみました。
左に曲がってすぐ右へ行って階段をイッチニイッチニと上ってすぐ左に曲がってまた右に曲がってまっすぐ行くと黄色い扉があってそこを開けるとたんぽぽ組に行けます。
んーなんだかわかんないけど行きたーい。と気持ちはわくわくしています。
少し待ち時間がありましたが、そろそろ行くよと声をかけるとそれなりに急いでお片付けが始まりました。
はやく、はやく、片付けなくちゃ・・・行きたい行きたい・・・と心の声が聞こえます。
早々に片付けて出発です。
道順は言った通り、左、右、階段・・・・
ちゃんとついて来ています、寄り道はしません。
黄色い扉が出てくると思わず顔がほころんでいました。
わーと駆けだすかと思いましたが、きらきらの子どもたちはそろりそろりと慎重です。
そして行きついた場所はままごとコーナーでした。
そういえばふじ組が始まった春も、ままごとコーナーは人気の場所だったことを思い出します。
なぜか子ども達はままごとコーナーに集まります。
そして自分の知っている行動をします。
例えば、卵をコンコンと叩いて割る仕草、ジュースをコップに注ぐ仕草、フライパンをゆさゆさゆらして炒め物を作る仕草・・・
お家で知っているお母さん、お父さんの姿を真似るのです。
しばらくままごとコーナーは満員でした。
そこで目線を違う方へ向ける一言を発してみました。
「すごいの見つけたー。」
ミニカーです。
普段から電車が大好きな〇くんが早速近づいてきました。
彼は電車が好きです。そして車輪が回転するのを見るのが大好きです。
思わず飛び跳ねました。「やったー!」
その姿は無邪気すぎてとってもかわいい姿でした。
ごみしゅーしゅーしゃー、きゅーきゅーしゃーと言葉を発しながらミニカーを走らせることに夢中になっていました。
たんぽぽ組の保育室はふじ組にはない玩具が沢山あります。
その内容を見ていると、一歳から二歳にかけての成長過程を感じます。
玩具が複雑になるということはその使い方のルールを理解し自分で片付ける約束を守るということです。
トイレには排泄のボードがあり、紙パンツを卒業した子の名前、今トレーニング中の子の名前がありました。
来年の今頃はそこにいます。
たのしみです。
お部屋を貸してくれたたんぽぽの子どもたちが帰ってきました。
そろそろ帰ろう、と声をかけると「やだー。」と返事が返ってきました。
また来ようね、と約束して帰ってきました。
次がふわふわの子どもたちと行きます。(N・S)
満員です
おまたせしましたー。
◆寒い日のアイス屋さん(きく・たんぽぽ)
いらっしゃいませ~
今日の園庭遊びでは砂場のログハウスで◇ちゃんがお店屋さんごっこをしていました。「いらっしゃいませ~」との呼び込みに引き寄せられ何屋さんですか?と尋ねると「アイスクリーム屋さんです~」と返答がありました。寒いので何か暖かいものはありますか?と聞くと「ありますよ~あったかいアイスで~す」と摩訶不思議なアイスが出てきました。溶けちゃってませんか?と聞くと「とけてないですよ~つめたいんですよ」と暖かいものを頼んだのにいつの間にか冷たいのに戻っていました。数回このやり取りを続けているといつの間にか周りにアイスクリーム屋さんが増えていきました。子どもとのやり取り、とても楽しく心が和みます。
園庭後にきく、たんぽぽの男の子だけ幼児グループに分かれて遊びに行きました。
うみグループに遊びにいったきく組の◎君。以前も言ったことはありましたが忘れてしまっていたのか初めて行くかのように様子をうかがいながらそーっと入室。保育士がいる場所についていく姿がありました。4歳児クラスのお兄さんが玩具の遊び方をレクチャーしてくれ「できないの?こうするんだよ」とそっと寄り添ってくれやっと笑顔を見せてくれました。
いつもの保育室にはない玩具に魅了され時間いっぱい遊びに夢中になる子もいれば不安でいっぱいの子もいます。
普段と違う保育室に緊張と年上の保育室に慣れたお兄さんお姉さんの存在にドキドキと戸惑いが見られますが子どもの順応性、可能性は無限大、それぞれペースは異なりますが子ども達を信じて見守っていきたいと思います。
(K☆H)
幼児組のお部屋で「一緒にみよう~」
幼児組は電車の線路に陸橋もあってすごいね。楽しいね。
◆待ちに待った鼓笛発表 (うみグループ)

13人心ひとつに素敵な演奏を披露してくれました
今日はいよいよひまわり組の懇談会です。
「年長さん、待ちに待った発表の日だね」と声をかけると
「嫌だ~」と笑顔の◎君。「全然緊張しない!楽しみ!」と笑顔な☆ちゃん。
年長児は、鼓笛の衣装を着るため、靴下を白色で合わせました。
「※ちゃんの靴下と似てる」「△君と色一緒だ」とウキウキ気分の年長児です。
朝の集まりで年長児に前に並んでもらい、「今日頑張りたいこと」を一人ずつ発表してもらいました。
「楽器を頑張る」
「グロッケンの音をみんなで合わせられるように頑張る」
「大太鼓頑張る」と思い思いに気持ちを伝えてくれました。
年長児の言葉を聞いて「楽器頑張ってね」「みんなで(音を)合わせて頑張ってね」「緊張するけど乗り越えてね」と年中児から温かい応援がありました。
年長児も「ありがとう」と照れくさそうにしていましたが、本番に向けて顔つきが変わってきたように感じます。
保護者懇談の後、いよいよ本番。
「来た~!」「楽しみ!楽しみ!」と緊張よりも期待に満ちている年長児。
幕が開き、「せーの!」と□君の元気な掛け声で『きらきら星』の演奏が始まりました。
グロッケン、大太鼓、中太鼓、小太鼓、シンバルと13人で心ひとつに素敵な演奏を聴かせてくれました。演奏が終わると『虹』の手話です。
今まで練習してきた以上に素敵な手話を披露してくれました。
今年度は音楽クラブもなく、楽器に触れる機会が殆どありませんでした。
それでも懇談会に向けて鼓笛をやろうとなってから一人ひとり自分の担当する楽器と向き合い今日まで練習を重ねてきました。初めての手話も本番が近づくにつれて見本なしで完璧に手話を習得しました。大きな舞台で「さすが年長さん」と感動するほど素敵な姿をみせてくれました。お家でも沢山褒めてあげてください。
先週の火曜日から始まった懇談会。学年関係なく「ママたちに見せるの楽しみ」と子どもたち一人ひとり楽しみながら取り組んできました。今年見せてくれた子どもたちの姿を大事に心に留めると共にまた来年どんな姿をみせてくるのか楽しみにしたいと思います。
お忙しい中、懇談会にご参加いただきましてありがとうございました。(O.Y)

ホールに向かう本番直前。緊張よりも笑顔が溢れていました

朝の集まりで年少、年中児に手話の披露。見ている児も一緒に手話をやっていました
◆年長クイズpart2 (にじグループ)
明日はいよいよ年長児の発表の日です。今日まで練習を重ねてきた年長の子どもたち。今まで年少や年中の発表の時には「大丈夫だよ」「頑張って」と送り出し、発表を終えて帰ってくると「どうだった?」「上手にできた?」と心配してくれて、まるで家族のように温かい心遣いを見せてくれていた年長の子どもたち。明日は練習の成果が発揮できるよう、もも組・ゆり組のみんなで願いたいと思います。
そんな年長の一人一人にクイズを出してもらった年長クイズ、第2段を行いました。
前回のクイズから「やりたーい」と意欲満々の◯君、背筋を伸ばして当ててもらいたいオーラが出ています。
◯君のクイズは「僕は料理をしたことがあるか?」という問題。答えは○。ケーキを作ったエピソードを語ってくれました。
△君は「小学校に行ったら勉強したい」と常々言っている事もあり、「何のクイズにする?」と尋ねると「勉強」という△君。「1+1は?」「1+2は?」と自分から問題を出し、次々と答えてくれていました。△君もいい笑顔。
□君はピアノを習っています。「ピアノで曲を弾けるか?」というクイズ。みんなの期待も高い□君に「○」と全員が手を挙げていました。みんなが見ている前で、曲を弾いてくれた□君。弾き終わるとホッとしたような、でも弾けたことに自信がついたような表情でした。
前回クイズを出した児も、まだ出していない児も「クイズ、出したかったなー」という声。
まだまだ楽しんでいきたいと思います。
そのあとは寒さに負けず、ベランダで遊んだり、全員出席の今日、みんなで写真を撮ったりしました。
移行期間まで、今のにじグループで過ごす時間を大切にしていきたいと思います。
I・Y

◆ちいさい春みつけた(そらグループ)

部屋にはひらがなやカタカナ表や漢字表、アルファベット表が置いてあります。その影響もあってか、ABCを紙に書く姿が見られます。子ども達の中で“英語”という違った言葉というより、ひらがなと同じように“文字”の一つとして認識しているのかな、と思います。
今日の朝の集まりでは、英語の絵本を読んでみました。お母さん犬が子犬を探す話です。bed(ベッド)やtable(テーブル)のように子ども達でもわかる英語が絵と一緒に登場します。「いないよ」という言葉は“No”の一言。繰り返し出てくる“No”の言葉に後半には子ども達が揃って「ノー」と答えて盛り上がりを見せました。
園庭に行く時間になり、皆が片付けをしたり準備をしているとカプラが多数バラバラに散らかっていました。誰がやっていたのか声をかけると「ちがーう」と口ぐちに言います。その中で年少児の○くんが「ぼくだよ」と言って片付け始めました。周りで見ていた児は「○くん違う遊びしていてたよ」と声をかけますが、遊んでいたのが○くんであっても、そうでなくても誰かが困っていることに気付き、しらんぷりせずにいてくれたことが、すごく嬉しく思いました。誰かの声にきちんと耳を傾けられる人でありたいです。
園庭では、「先生きてー」と声をかけられました。行ってみると、「みてー」目の前にはチューリップが土から芽を出していました。「何色のチューリップかなぁ」「こっちもこっちもでてきてるね」と、植物の芽吹きを見つけ、喜び、わくわくしている子ども達はとてもキラキラ輝いて見えました。
春ももうすぐそこまで来ています。
e.y


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