◆2月24日(水)の子どもたち
2021年02月24日 水曜日
◆それぞれのブーム(つぼみ)
今日も園庭で遊びました。
園庭への扉が開くと「わー」と駆け出していきます。連日の暖かさとは一転、肌寒く感じますが、子ども達の姿を見ていると寒さも感じさせないほどでした。
子ども達の様子を見ていると、それぞれの今現在のブームがあるようです。
今日はそんな子どもたちのブームを少しだけご紹介します。
〇くんは、乗り物が大好き。
園庭でも、道路のフェンスにピタッと張り付いている様子をよく見ます。
そんな〇くんのブームは、砂場の玩具で新幹線の形をした型抜きをつなげ、ウッドデッキの上で走らせることです。3つがうまくつながり、「しんかん、しんかん(新幹線)」と言ってウッドデッキをぐるっと一周します。青い空の下自分で走らせる新幹線は一段と輝いて見えるのでしょう。
△くんは、バケツをもつのがブームです。しかも普通に持つのではなく、バックのように腕にかけて、とこだわりがあるようです。今日も持っているなぁと見ると、もう片方の手にもバケツが。
今日は二つ持ちです。忙しそうに、バケツを持ちながらあっちに行ったり、こっちに行ったり、バケツと共に行動です。
◇ちゃんのブームは、手をつなぐことです。
その相手は、さまざまで、保育士だったり、年上のお姉さんだったり。今日は同じつぼみ組のお友だちを自分から誘っていました。つないだお友だちもなんだか嬉しそうです。
まだまだたくさんある子ども達のブーム。
今の姿を大切にしていきたいな、と改めて思いました。
H.A
◆少し前の出来事(ふじ)
園庭で元気に遊びました。暖かい日差しの中のあいすくりーむやさん
今日はまた冬に逆戻りしたようでしたが日差しは暖かく子ども達も園庭に出ると元気に遊んでいました。
わくわくの〇くんに連絡帳に記入していたお休みの日の出来事を聞いてみると「ころんだの」とお休みの日に出かけた時のことを思い出して話してくれているようでした。〇くんはつぼみ組の前の大きな鉢に植えてあるチューリップの成長も気になるようで先週も見ては「みてー」と保育者にもチューリップの様子を伝えてくれたりしていました。
月曜日にお休みした〇くん久しぶりのチューリップの成長を見て変化に気付いたようでまたチューリップの様子を知らせてくれました。〇くんのように少し前の出来事を思い出して会話をしたり自分の気になることの変化に気付き伝えてくれたりしてくれることが増えてきているように感じました。
落し物にも敏感で何か(靴やビニールのバック)など園庭に落ちていると拾って持って来てくれたりもします。
遊びに夢中だった中にも少しずつ周りが見えてきているようでこれはおもちゃじゃないからなんだろうと考え深げに持てきてくれる子どもの様子を見て成長を感じ嬉しく思いました。(y.n)
ロッククライミングで登り更に上の段に登っているお友だちを見て
自分たちもチャレンジしていました。
ここでもあいすくりーむやさんが開店していました。
◆出来るようになったこと(きく・たんぽぽ)

飛べました!
本日3歳の誕生日を迎えた子がいました。
家庭でプレゼントを渡したところ「パパ、ママありがとう」と言っていたそうで、自然と言葉にできることは簡単そうでそうではないこともあるので、自然と言葉が出たことが素敵だなと感じました。
朝の集まりでもお祝いをしました。みんなに名前を呼ばれ元気に「はーい」と返事をして出てきた〇ちゃん。緊張したすまし顔で、でも嬉しそうな表情をしていました。子ども達からの質問にも答え、最後に「〇ちゃんおめでとう!」と言うと「ありがとう、みんな!」と、ここでも自然に感謝の言葉が出てきて、まさかの言葉に驚きと〇ちゃんの素敵な姿にほっこりしました。
何事にも感謝の気持ちを持ち、伝えることは大切なことなんだなと改めて気づかされた瞬間でした。
園庭では太鼓橋の再びブームがやってきて、何人も登って遊んでいました。登るだけでなく最近はジャンプ台から飛べるようになってきた子が出てきていたので、挑戦する子も増えてきました。数日前は「怖い。飛べない」と躊躇していた△ちゃんの姿がありましたが、今日は他のクラスの保育士から「飛んでましたよ」と報告を受け、本人にも確認したことろ飛べたとのこと。報告によると躊躇なく飛んでいたとのことだったので見てみると、先日のためらっている姿がうそのようにストーンと飛んでいました。
今日の気持ち的に飛べたのか、怖さを感じなかったのか、いつのまにかできるようになっていることもたくさんある子ども達の姿に驚かされる毎日です。
(K.E)
寒いというのでおしくらまんじゅうをしました!
フラフープを転がすと、走って追いかけていました。捕まえるのが楽しいようです。
◆お雛様(うみグループ)

糸引き絵。閉じた紙を開くまで、どんな模様になるのかわかりません。
暖かい日が増えてきました。もうすぐ3月です。
そこで、お雛様作りを行いました。
もも組は、千代紙で着物を折ります。自分たちで好きな色の着物を選び、色とりどりの着物。顔は自分たちで描いて、個性豊かなお雛様になりました。
ゆり組は、糸引き絵で着物の柄を付けます。
見本を見せると「やりたい」と意欲的に参加する子どもたち。。
3色の絵の具の中から好きな色の絵の具を選びます。
糸の置き方により模様が変わるので、紙を広げるたび
「蝶々みたいになった」
「これ、かわいくなった」
と満面の笑みでした。
ひまわり組は、紙コップにちぎり絵で模様をつけていきます。
こちらも3色の中から好きな折り紙を選びます。
折り紙を細かくちぎりすぎて貼っていくことに疲れてしまう児、白い所がないように丁寧に貼っていく児、早く仕上げようと大きくちぎり貼ろうとする児、それぞれのやり方でかかる時間も様々でした。
どのクラスも土台は紙皿。
その紙皿の周りには、赤い毛氈(もうせん)の下の柄「繧繝(うんげん)というそうです」に見立てて指でカラフルな色を付けていきました。
お雛様が仕上がるまでにはかなりの工程があります。
ひとつひとつ丁寧に、楽しみながら取り組めるよう関わっていきたいと思います。
出来上がったら飾る予定です。
(M.C)

狭いトンネルでも「ぜんぜん怖くないもーん」 笑顔で出てきます

一緒に帰ろ。「私たち、やりたいことがおんなじなの」今日は、縄跳びを頑張っていました
◆ひなまつり制作(にじグループ)

このメンバーで朝の集まりも残り8回となりました。
給食もおやつも今日合わせて8回。
子どもたちは悲しげな表情をみせます。
それほど大好きで、当たり前な存在であることが窺われます。
保育者も1日1日大切に過ごしていきたいと思います。
活動はひな祭り制作行いました。
女の子のお祝いの日、成長や幸せを祈る日の3月3日に向けての制作のため女の子たちは喜びの声をあげてくれました。
制作はもも・ゆり・ひまわり組で分かれて行いました。
もも組は千代紙を着物に見立て折り、お雛様・お内裏様の顔を描き、帽子や冠をのりでくっつけ、土台となる紙皿に絵具を指で色付けです。
保育者の話を聞き、友達の真似をしてみたりやってみたり、各々の個性でやってみたり上手に仕上げておりました。
ゆり組は糸に絵の具をつけ、それを紙に挟みゆっくり抜いていく、『糸引き』という技法を持ち入り着物部分を行なっていきました。
初めて行う技法に保育者の手元をじっくりしっかりと見て、いざ開始。
手が絵の具だらけになりながらも「こうかな」「これでいいかな」と考えながら取り組んでいるのが印象的でした。
ひまわり組は紙コップにちぎった折り紙を張って着物を表現。
細かくちぎり丁寧にのりをつけて貼っていく姿はひまわり組ならではの取り組み方。
土台はもも組と同様に紙皿の縁に絵具をつけます。
絵具が乾く午後完成できればと思います。
園庭ではチューリップの芽がどれもはっきり見えるほど伸びてきました。
プランター栽培しているにんにくもチューリップのように芽を出しており、「チューリップみたい」と教えてくれました。
メダカも暖かくなり泳ぎ始めておりました。
どれも子どもたちがなにか事件があったかのように大声で教えてくれます。
周りの子どもたちも集まり教え合っておりました。
帰りの集まりでも子どもたちと共有していきたいと思います。
(A,Y)


◆楽しかった (そらグループ)

今日はゆり組の懇談会がありました。
「3匹のこぶたはいつやるの?」というもも組のこども達がいます。
こども達の中で、劇の発表ではなく一つの遊びとして根付いた事に安心を感じます。
室内では様々なゾーンで遊び、園庭では風になって鬼ごっこ、その場から動かない石になって泥団子磨きなど行っていました。
こども同士で遊んでいると心も体もぶつかり合うことがあります。
今日も1人ぶつかって転び泣いたこどもがいました。看護師に診てもらい、安心したのも束の間涙だけではなく楽しい気持ちまで止まりました。そして一言こう言いました。
「ママがせっかく買ってくれた靴が汚れちゃった。ママ泣いちゃうかな?」と。
こども達の心の中や頭の中には必ずママの存在があります。
この状況でママの心配をするこどもの心は愛で満たされているからかも知れません。
k★y
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