◆2月22日(月)の子どもたち
2021年02月22日 月曜日
◆表現 (つぼみ)

砂場も大好きです
今日は8名の登園でした。
休日から気温が上昇し、今日は園庭に出る際に着ているジャンパーも遊んでいるうちに暑くなってくる陽気で、暖かい日差しの中たくさん遊びました。
園庭に出るとすぐに滑り台はつぼみ組の子ども達で溢れます。
階段から登り、すべり台を滑るのか正規ルートですが、たまにすべり台の方から登ってきてしまう子がいます。今日も下から登ってしまった◎くん。上から滑ろうとしていた▽ちゃんが「あー」といいながら少し怒った顔で◎くんを一回叩きます。まるで「そっちじゃないでしょ」「下りれないよ」と気づかせるための行動のようでした。近くにいた保育士が「▽ちゃんが教えてくれてるよ。階段から登って滑るんだよ」と伝えると◎くんはすべり台を降りて、階段の方へと向かいました。
◆くんは道路を走る車が見たくてフェンスにつかまっていましたが、背が足りずになかなか見えないので「んっ、んっ」と手を挙げて保育士に抱っこを求め、一緒に行きかう車を見始めました。「バス来たね」と保育士がいうと一生懸命「◎△×~」と何かを訴え掛ける◆くんでした。
砂場用バケツを持ち歩くことがブームになりつつあるつぼみ組の子ども達。最初は〇ちゃんが持って、砂や小石を入れていましたが、それを見てか、□くんも砂場道具置き場からバケツを取り、シャベル、車の型抜きを入れて持ち歩きます。「たくさん入っているね」と保育士が声を掛けると手を振り「いってきまーす」と、園庭散策に向かいました。★くんは地面に落ちていたバケツを見つけ、近くの小石を一粒ずつ中に入れます。それを見ていた保育士に気付き「ふふ」「んっ」とまるで「いいもの見つけたんだー」言って見せてくれているようでした。
言葉が出てきた児もいる中でまだうまく出ない児もいますが、保育士や子ども達同士の関わりの中で言葉が通じなくともジェスチャーや表情で伝えてくれるので、何を伝えたいのかがすぐにわかります。しかし、言葉にすごく興味を持っているようでお友だちの名前や物の名前をよく尋ねてくるので一緒にゆっくりと発音したりする中で喃語も変化してきました。
子ども達の興味のあることを大切にしながら、これからもひとりひとりを見守っていきたいと思います。
(K.H)

大人気

いってきまーす
◆ジップロックの袋ブーム再び (ふじ)
ジップロックの袋をさげて、宝物探し
週末からポカポカ陽気に。今日も園庭に出ましたが、日なたは暖かく、今日はジャンバーがいらないほどでした。暑い時期、ダンゴ虫やミミズなどを見つけたことを思い出してか、〇くんは、「虫いるかなあ?」とプランターを動かして、プランターの下をシャベルでほじって、虫探しをしようとしていました。
秋の頃に、ジップロックに枯葉などを入れて遊んでいましたが、今日は、ジップロックの袋を取ってもらって、首にかけて遊ぼうとする子達も多く見られました。それぞれに、石や葉っぱ、枝などの宝物を見つけては袋の中に入れていました。そんな中、◎くんは、砂を入れることを好んで遊んでいました。初めは、砂場の砂を長いシャベルで大人に手伝ってもらい入れていて、そのうち、園庭中をウロウロ、色々な所の砂を入れて歩き回っていました。途中、砂を入れすぎて袋の紐が切れてしまい、直してもらいながらも、夢中になって砂探しをしていました。
△ちゃんも、ジップロックの袋を首にかけて、石などを探して歩き回ってました。袋にはたくさんの石が集まりました。今度はその石を使って、ケーキを作ろうと思ったようで、砂場用のザルをお皿にして、集めた石を並べてデコレーションし、ケーキ作りをしていました。
偶然か、過去の事を思い出してか虫探しをしたり、集めるだけでなく遊びを発展させたり、遊びの広がりに成長を感じます。(T.Y)
見つけてきたモノでケーキ作り
縄跳びの縄を持って走り
◆春が来る (きく・たんぽぽ)
折り紙で上手にチューリップが折れます。
今日の天候は暖かく、園庭へ出る支度をする際、2Fテラス側の扉に行って風を体感してみて、それぞれがジャンパーを着て出るかどうか決めました。ジャンパーを着ない選択をした児が数名いて、寒いと感じジャンパーを着る児、迷った末に着る児は園庭で暑くなったら脱いでいいよ。とのいつもの約束をして部屋を出ました。
園庭では赤、黄、ピンク色の折り紙チューリップ探しをしました。早く園庭に出てきた児3人にチューリップを折ってもらい完成するとチューリップ隠しのスタートです。
始めは折ってくれた児が隠します。隠すまでの間、探す側は目を瞑って数を数えます。今までは10まで数えて「もういいかい?」と、言って「もういいよ。」の声を待たずに探し始める児がほとんどでしたが、今では10以上を数えられるようになり、今日は10を超えて11、12・・・と、数えるのを楽しんでいるようで「もう、いいかい?」とも聞き忘れ19、20・・、どこまで数えるのか見守っていると、隠す側から「もういいよ。」とのお知らせ。その声に、あっ、探さなくちゃ。と、本来のやるべきことを思い出し急いで探し始めました。
隠し場所は、見つけやすい所だったり、植木鉢に置いて花に見せかけているなんて隠し方もしていたり、枯葉に埋める児、各々なかなかの工夫で、見つかり難いときはヒントをあげたりしてみんなで探しあてることができました。
部屋に戻ってからは、お雛様の製作をしました。お内裏様とお雛様のお召し物は千代紙で折って作ります。千代紙はそれぞれ好きな柄、可愛い柄や渋い柄だったりを選んでもらいましたので、どんな柄のお召し物のお雛様ができたか楽しみにしていていください。
S・K
「黄色いチューリップ、みーつけた。」

だるまさんがころんだ スタートします!
◆心一つに (うみグループ)

○○くん、お誕生日おめでとうございます。
「発表楽しかったー」「ドキドキしたけど、もう一回やりたーい!」と朝から笑顔を見せてくれる年中の子どもたち、懇談会での発表が心に残るものとなったようです。
朝の集まりで、発表を終えた年中児、そして改め年少児にも「発表を終えての感想」を聞いてみました。
「ママたちがいっぱいだった」「ドキドキしたけど楽しかったー」
「じょうずにできた!」「年長さんが優しかったから大丈夫だった」
「◯◯たちも手袋やりたーい(年少児)」などと笑顔で発表する子どもたち。
達成感、自信に満ち溢れる姿から、一人ひとりが主体的に働きかけていたのだなと心温まる気持ちにさせられました。。
年少、年中児の発表を聞いた年長児は「あー今週発表だー」「ドキドキしてきたー」と今の心境を教えてくれました。
すると「いっぱい練習してきたから大丈夫だよ!」と今度は自分たちがと言うかのように励ましの言葉を送る年中児の姿がありました。
発表の内容は違いますが、皆が発表に向け心一つになっていたのだと子どもたちの絆を感じることができました。
「準備しないとー!」
朝の集まりが終わると意欲的に発表の準備を行う年長児。
そんな年長児の活動、練習風景を温かく見守る年少、年中児の姿もありました。
今週は、年長の発表があります。
また、本番までの時間、子どもたちがどのような姿を見せてくれるか楽しみです。子どもたちの一つひとつの姿を大切にしたいと思います。
今日は、朝の集まりで昨日誕生日を迎えた年少◯◯くんのお祝いをしました。
名前を呼ばれる前からドキドキ、楽しみでしかたのない様子の◯◯くん。名前を呼ばれると「はーい」と笑顔で皆の前に立ち「4歳になったんだよ」と嬉しそうに友だちや保育士に教えてくれました。
「好きな色はなんですか?」「赤とオレンジと…ぜーんぶ!」
「好きな形はなんですか?」「丸と三角と…ぜーんぶ好き!」
友だちからの質問にも笑顔で答える◯◯くんでした。
◯◯くん、お誕生日おめでとうございます。
(T.N)

発表で使用する背景制作

大人気のホッピング
◆”みんなで” (にじグループ)

待ちに待ったゆり組の発表の日がやってきました。
オペレッタ「てぶくろ」は、音楽が耳に残りやすく、子どもたちも初めての練習から今日まで飽きることなく楽しんで取り組んでくれました。
「ゆり組さん!劇の練習やろう!」と声をかけると必ず返ってくる「やったー!練習だ!」という声。遊びの途中でもすぐに切り上げ、片付けをして準備をする姿に毎日感心していました。
どんなときも“みんなで”を意識している子どもたちは、全員が揃うまで待つことや、できないことはフォローすること、教え合うこと等、劇の練習の中で素敵な姿をたくさん見せてくれました。つねに全員が同じ気持ちで一つのことに取り組むことは当たり前ではなく、それは素晴らしい事です。日々の練習で一人ひとりから感じた「がんばろう」「合わせよう」という気持ちが今日の発表に表れていたように思えます。
全員で覚えたすべての役の振り。一人一本ずつ描いた木の背景。そして個性の出るお面と衣装の模様。今日まで本当に頑張りました。お家でもたくさん褒めてあげてください。
お忙しい中、ゆり組懇談会にご参加いただき、ありがとうございました。
ゆり組懇談会後は年長児の背景作りをおこないました。時間を伝えると、時間通りに集まれる年長児はさすがです。何メートルもある模造紙にたくさんの丸を張り付けた背景は思っていた以上に大変で、足の裏は新聞紙だらけ、手はボンドだらけ…。それでも「新聞紙張り付いちゃったよー!」「洗えばいいよねー!」「シャワーできるー?」と、つねに前向きにとらえてくれる子どもたちに毎日救われています。今日もありがとう年長さん。K.Y


◆ありがとう (そらグループ)

朝から「明日お休みだよ〜」とこども達同士で声を掛け合っていた月曜日はまるで金曜日の様でした。
「明日は天皇誕生日だよ」と伝えると「誰なの?天皇陛下って」と尋ねるこども達がいます。
是非ご家庭でもお話してみてください。
こども達とのやりとりで笑ってしまうことがあります。
僕、誕生日お休みだったと呟くこどももおります。(○○の誕生日って日だね)
室内では年齢別、個別の時間を設け制作活動を行いました。
指絵の具の色のチョイス、のり付け、折り方、貼り方、描く場所、描く形、描き方、バランス、向き、数…etc。
様々な「試行錯誤」の場面が活動の中にあります。
好きな遊びであれば何気なく「それ」を行いながら遊びます。ブロックが好きなこどもは、どうやって作ろう?と考えずともある程度指がすらすらと動いています。
生活もそうです。慣れれば当たり前の様に朝会ったら挨拶をして、感謝を伝える時はありがとう、申し訳なさを感じた時はごめんなさい、ご飯を貰ったら左に置き、お汁を貰えば右に置く事を自然と行います。
生きていく事。
それだけでも試行錯誤をしていますが、あえて意識的に試行錯誤をする時間として制作を提供出来たらと感じています。
制作でなくとも「意識的に何かに目を向ける」時間を大切にしています。
それは個々によって「楽しい」がセットになっている場合もあれば「不安」がセットになっている場合もあります。
個々に合わせた関わりがここでも重要です。
枠の無い活動と枠のある活動の双方で自分の表現を見つける事がこども達にとって必要な体験となるのではないかと見守っていると感じます。
園庭では砂場遊びや遊具で遊ぶこども達がいました。
砂場の隣のテーブルにバケツ一杯の砂を運び並べていました。おままごとをやっており、音楽が鳴るまでその場所は様々な玩具で賑わっていましたが音楽が鳴ると一気にその砂をその場にひっくり返すこども達がいます。
その時にこども達に砂を元の砂場に戻す事と下にばら撒かれた砂の集め方や道具の使い方、しまい方を伝えました。
声かけを聞いたこども達は自分達なりに道具を使って集め始め暫く片付けの片付けを行っていました。
こども達の姿を見て驚かされる事ばかりです。それでも今の行動を過去の姿と照らし合わせて振り返ってみれば、以前は音楽が鳴っても片付けへと切り替わらなかったあの子達が急がなきゃと片付けスイッチを自ら押せて片付けていた事を考えると成長を感じます。
こども達が成長するに当たって、出来ると思っていた事やまさかそんな事をするとは思っていなかった事などが目に映る機会が増えていきます。
そんな時こそ、思えばあの頃…と振り返る時なのかもしれないと大人都合の声かけになりつつある瞬間に心にブレーキをかけて今見える光景に感謝しなければならないと感じました。
k★y
Posted in 園のこだわり