◆2月16日(火)の子どもたち
2021年02月16日 火曜日
◆雨上がりの楽しみ方(つぼみ)

今日は、いいお天気となりました。園庭日和です。
雨上がりの園庭は、様子が少し違います。
湿っている地面と、砂場は水分を含んでお団子づくりや型はめに最適です。ですが、ふかふかしている砂場は、つぼみ組にとって少し歩くと、コテっと足を取られやすくなっていました。あっちでもコテッ、こっちでもコテッ。そんなこともお構いなしで楽しむ子どもたち。とても可愛らしい光景でした。
もうひとつ、雨上がりに楽しめる場所があります。それは、水路です。
2歳児クラスの児たちが水を掻き出していました。
その横には、〇くんの姿がありました。
一生懸命スコップですくって砂場用のカップに入れようとしていました。初めは、水の溜まっている水路には入らないようにしていましたが、それではうまくすくえないと思ったのか徐々に足は水路に入っていきました。よく考えた結果です。
雨上がりには魅力的な遊び方がたくさんあります。
大人にとっては、泥だらけになるなぁと少し躊躇してしまいがちですが、子どもにとっては雨上がりにしか味わえない遊びです。子どもたちの「楽しい」を保障しながらまた違った楽しみ方も提供していけたらと思います。
(洋服が汚れてしまっているご家庭もあるかと思います。一度水洗いはしております。
お洗濯が大変かとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。)
H.A


お姉さんに楽しい場所に連れていってもらいました!
◆晴れのちハプニングのち笑顔(ふじ)
綺麗な青空、記念撮影
雨が降った昨日から、「明日はお散歩に行こうー!。」と決めていました。
今日はいい天気、ぽかぽか春の陽気です。
行先は大聖堂、と思って出発したのですが、聖堂前に出来た広い公園に寄り道です。
広くて気持ちいい・・・でも、芝生を養生中とのことで今日はやっぱり通るだけにしておくことにして、空があまりにもきれいだったので記念撮影をしてきました。
久しぶりの大聖堂、蓮池には水草が水面いっぱいに広がっていました。
まるで地面のような様子に要注意です。
あっ!危なく一歩踏み込む寸前で声掛けが間に合いました。
ホッとするのも束の間、今度は思わずダッシュで腕をキャッチ・・・間に合ってよかった。
・・・とポチャン。 聞こえた水の音。
さほど深いわけではないので自分で出てきたのですが、足首辺りが濡れてしまいました。
やってしまった・・・・と空を見上げて「いいからいいから。」と苦笑い。
一足先に帰園することにしました。
それにしても逞しくなったものです。 泣いたりせずにやっちゃったって笑っている○のおおらかさとユーモアの両面を見ました。
蓮のかめに向かって呪文?を唱える△ちゃん。
耳を澄ませてみると 「だるまさんがころんだ、だるまさんがころんだ・・・・。」
かめの中にめだかの卵がいるかも知れません。 聞こえたでしょうか?
どんぐりを拾ったり蓮の大きな葉っぱを手に入れたり、奥の日陰の辺りに見つけたカモが2羽、みんなのほうに優雅に泳いできたと思ったらパっと飛び立っていきました。
久しぶりのお散歩は、ハプニングあり笑いありで楽しかったです。
そういえば、朝の時間のことです。
「新幹線乗って青森いきたいなー。」って言った◆くん。
青森に誰がいるのか聞いたところその返事はなぞのままなのですが、凄いなぁって思いました。
心で感じることを言葉にして伝える、その成長に胸が熱くなります。
気付けばもう2月の半ばで、そろそろ進級の準備です。
大きくなりました。
春の風を受けながら、嬉しい笑顔になりました。(N・S)
だるまさんがころんだ、だるまさんがころんだ・・・
◆気分が良いと走りたくなる (きく・たんぽぽ)
身体測定を終えて、忍法の術で保育室に向かっているところです
朝の集まりで、お話を良く聞けたチャンピオンを発表すると、「私も」「僕も」と姿勢良くして自分もチャンピオンに選ばれようと頑張る姿が朝から見られるようになり、成長を感じました。
園庭へ出ると心地よい春の陽気で、「先生走ろう」と走り皆の気分が良い事が伺えました。築山の頂上からお尻で滑る遊びを声を出して遊んでいて保育士にお尻を押してもらい滑っていたのですが、普段大人しめで控えめな児が「自分で滑られるよ」と自発的な姿を見せてくれ、声を出して喜んで遊んでいました。
保育士がいなくても、友だち同士だけで鬼を決めてかくれんぼをしたり、保育室に戻るホール横にある身長計の前に立ち一人の児が立って、友だちが見てあげたり、様々な姿を見せてくれました。朝の集まりで、「今日は大きくなったかを、後で見ます」と言ったのを覚えていたのでしょうか。何とも微笑ましい光景でした。
園庭から戻ると、数人は、うみグループに遊びに行き、他の児は身体測定をしました。
今日は初めて職員室で行いました。初めてと聞くとワクワクするようで、「よし、行こう」と張り切っていました。初めて入る部屋で皆の目は周りを見渡し興味深々です。
一列に並び順番を待ち、今までと違う皆の姿に改めて驚きました。
測定を終えると、忍者のようにポーズも決めて静かに保育室に帰ってきました。S・A..
えーとね、このあたりだよ。と見てくれていました

水をかくのにちょうどいい格好だったのでしょうか。集中してます。
◆『3びきのこぶた』 (うみグループ)

みんなが主役。頑張りました
今日はもも組『3びきのこぶた』の発表当日です。
昨日の帰りの集まりでも伝えていましたが、朝の集まりで改めてもも組が発表当日であることを伝えました。「ママ見に来るんだよね!」と嬉しそうな★ちゃん。
少し緊張しているかなとも思いましたが、表情がイキイキとしているもも組の子どもたち。
ゆり、ひまわり組のお兄さんお姉さんたちから「劇頑張ってね」「緊張するけど頑張ってね」と応援してもらい嬉しそうな表情を見せてくれました。保育士が「頑張るパワー注入するよ」と一人ずつハグをしていくと「えへへ」「あはは」とさらに嬉しそうな表情を見せてくれました。
保護者懇談の後、いよいよ本番の時間。
それぞれの役のお面と胸にはリボンをつけてお父さんお母さんの前に並びました。
ちょっとドキドキちょっと恥ずかしいような・・・。でも表情はニコニコな子どもたち。
「準備はいいですか?」の問いかけに「はーい!」と元気に返事を返してくれました。
劇の最中、お母さんに近くに来てほしくて我慢していた気持ちが涙で溢れてしまった★ちゃん。保育士が寄り添い一緒にセリフを言おうとしたとき、小ブタ役で待っていたお友だちが「(ドア)開けないよ~」と代わりにセリフを言ってくれました。
無事に劇が終わり、安心したようにお父さんお母さんの元へ向かうもも組の子どもたち。
今日の本番に向けて「今日はオオカミやりたい」「大ブタやりたい」と意欲的に楽しみながら劇遊びに取り組んできました。お友だちがセリフを言えなくなってしまったら優しく助けてあげる思いやりの気持ち。ちょっとしたことがきっかけで思いやりや助け合いの気持ちが育まれていくのかなと感じました。「上手に出来た、出来なかった」ではなく、今のこの姿を大切に受け止めていきたいなと改めて感じました。
本日はお忙しい中、もも組の懇談会へご参加いただきましてありがとうございました。(O.Y)

練習も楽しそうに踊るもも組
◆ありのまま(にじグループ)

右と左の間違い探し。結構難しい。
明日はもも組の懇談会です。
もも組の子どもたちは少し緊張した様子です。
まずは緊張をほぐし、声がでるようにダンスで身体を温めていきました。
『ココナッツ』は「いえす」と大きな掛け声を言う箇所があります。
元気に力強い「いえす」をしておりました。
集まりの初めにゆり・ひまわり組が力を合わせて作ったおみくじ&迷路の作品発表。
様々なくじがあり、⚪︎や✖︎で表し、絵本のキャラクターを描いてみたりと工夫しておりました。
次にひまわり組2名によるまちがいさがし。
片方の絵を1人が描き、もう片方の絵をもう1人が描き間違いを探すゲーム。
間違い探しは並んでいる子どもたちに答えがバレないように並ぶ子どもたちは目をつぶってもらったり、耳も塞いでもらうなど提案。
しかし、発表を聞く側からも並んでもらうのではなく1人終わったら次の子を呼ぶのはどう?など案をもらっておりました。
その案を集まり後早速行っておりました。
もも組の劇は日に日に自信もつき一人一人の声の大きさも立派になってきました。
明日初めてのお父さん、お母さんの前での発表。ありのままの姿を楽しんでいただけたらと思います。
明日はもも組の保護者の皆様よろしくお願いいたします。
(a.y)


◆タイミング (そらグループ)

今日は集まり後、年少児は室内の一画で「三匹の子豚」の劇遊びを行いました。
年少児は「三匹のこぶた」と聞くとやったーと大喜びです。
明日の次の日が発表だよと伝えると歓声が上がります。
緊張という二文字がまるで見えて来ません。
それでも本番になるとくっきりと現れるのだろう…と透明な緊張の二文字が現れる瞬間も少し楽しみです。
年中児・年長児は「線繋ぎ(動物編)」で遊びました。
左の欄にある動物(シルエット)と右の欄にある動物(シルエット)の中から同じ動物を線で結ぶワークはこども達に大人気です。
「簡単だよ」と自信満々に言うこども達には少し難しさをプラスしました。
(※波線、点線、ジグザグ、直線などの指定)
「あれ?これ似てるけど違ってた」と他児のシートを見てこども同士話し合っています。
指定された線を描く事に必死になり、繋げる目的物を見失うこどもがおりました。
この様な間違い探しゲームも1人でやるより皆で行う事でより気づきや学びがあります。
行う中で「分からない・・・」というこどももいました。
「間違えちゃった」というこどももいます。
その都度寄り添い、ああしてみる?こうしてみる?と保育者もこども達への関わりを丁寧に設けていますが、こども同士の関わりで済む事も多いです。
年長児は小学校に向けて期待が高まっているようで「勉強を頑張りたい」「宿題をやりたい」「漢字を全部覚えて百点を取りたい」等意欲的な報告をしてくれます。
そんな年長児の姿や声を間近で聞いている年中児も「おにいちゃんが・・・」「おねえちゃんは・・・」と負けじとアピールをしています。
だからこそ集まりでのワークが、こども達の待ち望む「学校での勉強」の様で楽しいと感じるのかもしれません。
室内には様々な塗り絵や遊びメインのワークシートがあります。
あえて集まりの時間に全体に提供する事で仲間同士の助け合いが生まれます。
シートをこども達数名と共有で使うこともありますが一人で行いたいこどももいます。
それぞれの姿や様子に合わせて楽しめる環境を工夫していければと感じます。
※昨日、遊んでいる玩具を勝手に取られてトラブルになったこども同士の関わりがありました。
今朝、他児が作った作品を壊してしまいトラブルになったこども同士の関わりがありました。
どちらも「先にやられたから」と言い分はありました。
話を深掘りしていくとちょっとしたコミュニケーションがあれば起こさず済んだトラブルです。
朝の集まりでこの二つのエピソード記録についての経緯や内容を共有しました。
こども達は少し照れ臭そうに、少し緊張した表情であったり、「あ、それ知ってるよ」と思い出したり…当事者と周囲にいたこども達、初めて知るこども達が真剣に聞いていました。
保育者として、その2つのエピソードで誰が悪くて誰が悪くないなど白黒はっきりさせる事ではなく、様々な視点や様々な思考を提案し、それに対してこども達が試行錯誤し答えを導き出す事を大事にしています。
こうしてみない?ああしてみない?というアプローチはタイミングも重要です。
何でもかんでも提案するばかりではなく待つ事、ただ待つばかりではなく提案してみる事、こども達の成長発達やその時の心情に合わせた関わりの難しさを感じながらこどもの思いを尊重した関わりを実践出来ればと日々感じます。
k★y


Posted in 園のこだわり