◆2月12日(金)の子どもたち
2021年02月12日 金曜日
◆お部屋で遊びたいな・・ (つぼみ)

今日はおやつのあとに身体測定を行いました。
登園後すぐに身体測定をした○ちゃんと△ちゃんは、みんなが園庭に行く準備をしていても、いつもと様子が違いました。
名前を呼んでジャンパーを見せても靴下を見せても、ふい〜っと目をそらしたり背中を向けたりする二人。
「園庭行く?」と聞いてみると大きく首を横に振ります。
「お部屋で遊ぶ?」と聞くと、うんうんと頷いています。
身体測定もして、登園してからお部屋で遊ぶ時間がなかったので、○ちゃんも△ちゃんもお部屋でもう少し遊びたいと思ったようです。
二人が自分で選んだ気持ちを大事にして、二人は室内で遊ぶことにしました。
室内遊びを満喫していると、みんなが行った園庭の楽しそうな様子が気になったようで、遊んでいる途中にそっと窓の方へ。じーっと見ていたので、「園庭行く?」と保育士が声をかけると今度はうんうんと頷いてくれました。
お部屋で遊んでから出てこれたからか、二人とも嬉しそうな表情で出てきて、駆け足で遊びたいところへ向かっていきました。
○ちゃんは大好きな砂場へ。△ちゃんは、少し遠くまで駆けていき、コンビネーション遊具の太鼓橋の前で足が止まりました。
☆くんと□くんがのぼってみようとロープを掴んで足をあげているところでした。
じっと近くで見つめる△ちゃん。二人の挑戦が終わると、今度はきく・たんぽぽのお兄さんお姉さんがスイスイのぼっていくところを隣で見ています。
見ながらイメージトレーニングをしているのか、右足をあげたりさげたり・・・
やってみる?と聞いてみると、恥ずかしそうに小さく頷きました。
恥ずかしくてしないと首を横に振るかなぁと思っていたのでこんな姿はとても新鮮で、挑戦してみようとする気持ちに嬉しく思いました。
そして満足そうな二人の表情を見ると、子どもたちの気持ちに寄り添うことの大切さを改めて感じ、意思表示が出てきた今、ひとりひとりの気持ちを大切にしていきたいなと思います。
I.S


◆お肉、出来たかな(ふじ)
お肉料理中
園庭で遊びました。今日も〇ちゃんが、丸太が朽ちて出来た破片を食べ物に見立てて遊んでいました。
大門近くの横たわった丸太の所で、お料理が始まりました。丸太には大きな穴があり、そこがかまどのようになっていて、小さい木の破片を「お肉」にしてたくさん入れていました。砂も入れたり、手でもみもみ、よくもんで混ぜていました。太い枝で、更に混ぜ、熱心に作っていました。お友だちも寄ってきて、◎くんは〇ちゃんと顔を見合わせ、ケラケラ笑い。食べる担当になっているのか、◎くんは破片をつまんで「パクパク」食べるフリをしていて。しばらく二人で仲よく楽しそうに遊んでいました。
〇ちゃんに「お肉できた?」と聞くと、「まだまだ」と。すると、細い枝を二本くれました。お箸のようです。味見をさせてくれました。「おいしい」でも、まだお料理は続くようです。
そこへ、◎ちゃんがたくさん枯葉を持ってきました。今度は、沢山の枯葉を穴に入れ始め、味変?もみもみもみ始めました。シャベルを持って枯葉を運んでは穴へ入れもみもみ。〇ちゃんと◎ちゃんは何回も繰り返しそれを楽しんで行っていました。
長い時間調理をし、残念ながらお部屋へ戻る時間になりました。「まだまだ」と言っている〇ちゃん。バケツを持ってきて、「出来上がりを入れようか」と伝えると、穴に入れていた枯葉や木の破片をバケツに入れ、それを部屋の前に持って行き、納得して部屋へ戻りました。
〇ちゃんの、お料理遊びに対する集中時間、すごかったです。(T.Y)
「何作ってるの?」「いいもの」
みんなで同じ所を通って、追いかけっこ
◆幼児クラスって楽しい(きく・たんぽぽ)
素敵な遊具が沢山。あれもこれも使いたくて大忙しです。
2月に入り2歳児クラスは幼児組の各部屋へ少人数ずつ遊びに行っています。初めての訪問の時はドキドキで幼児組の扉をくぐり緊張していた児も多かったのですが、今日うみグループへ訪れた、たんぽぽ組の子ども達は、そら、にじグループをまわり今日は3か所目です。最初の訪問では幼児組の手厚い歓迎を受けながらもガチガチに固まり上手く遊べなかった☆ちゃんは2か所目では笑顔が見られ3か所目の今日は支度段階から楽しみにしていてウキウキでご挨拶をして終始楽しんでいた様子に嬉しく思いホッとしました。
うみグループの部屋の扉を開けるとみんなで「お邪魔します。よろしくお願いします。」のご挨拶。さっそく目に留まったロフトへの階段を列になってそおっと登りロフトに広がるおままごとコーナーの遊具を見渡し、しゃもじを見つけた数人が「これうちにもあるよ。」と口々にテンション高めのご報告。お洋服大好き〇ちゃんはスカートを選びきれず気に入ったスカートを重ね着です。元気な△ちゃんは下へ降りてお店屋から「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。」と大声で呼び込みをしています。それぞれが惹かれるものを手に取り、自分なりに遊びを楽しんでいる子ども達の姿に、幼児クラスへの進級に向けてより期待を持たせてくれた子ども達です。
S・K
園庭ではかっけこや木登りを楽しんだり、アスレチックの上からマットへジャンプに挑戦。

おかわりくださーい!モリモリ食べています。
◆僕はティラノサウルス。私はスピノサウルス。(うみグループ)

全ての机が満員です。
うみグループの子どもたちは自分たちで遊びを見つけることが上手です。
今朝も、各ゾーンで賑やかにやり取りをしながら遊び込む子どもたちの姿がありました。
恐竜のフィギュアで遊んでいたのは、もも組の子どもたち。
自分たちで役割が決まっているのか、役になりきって言葉のやり取りをしています。
自分だけではなく、相手のことも考えて遊ぶようになってきている姿でした。
ひまわり組の男児中心にUNOで盛り上がっています。ルールも理解し、勝ち負けにこだわります。どのカードから出したら勝てるのか、相手の顔を見ながら駆け引きするようにもなっています。
その年齢、成長段階での遊び方です。
室内でじっくりと遊んだ後、遅めの朝の集まり。その後、室内にて3匹の子ぶたの劇遊び。今日は、お面だけではなく手作りの蝶ネクタイも付けて、本番さながら。
お客さんからは「かわいい」との声。照れながらも、堂々とセリフを言うオオカミ役の男児2人。保育士が入らずとも演じ切る2人でした。
園庭遊びを早めに切り上げ、ホールでひまわり組の合奏と手話の発表。楽器を持って初めて舞台に立ち、初めてもも組、ゆり組に披露してくれました。
こちらも堂々としていました。かっこよく見せるためのポイントを何点か確認しました。
今日は練習無し、と考えていたゆり組の子どもたち。
舞台でやりた~いとのこと、急遽練習を行いました。
こちらも回数を重ねるごとに、魅せることが上手になってきました。
子どもたちのやる気、大事にしたいです。(M.C)

蝶ネクタイを付けて、さらに可愛くなりました

堂々とした姿、憧れの眼差しで見ていました
◆全員チャンピオン(にじグループ)

先週、ありがとうの木を作成し、子どもたちの1年間の振り返りやありがとうの気持ちを書いてもらいました。
今日は保育士から一人ひとりの1年間の成長をチャンピオンとして発表しました。
一人ひとり、素敵な所は数えきれないほどありますが、その中でもこの1年で1番輝く姿をみんなの前で話しました。
保育士が素敵なポイントを話すと、聞いている子どもたちもうなずき、共感してくれます。年長児の〇ちゃんには「1番優しくなれたチャンピオン」を。年長児になり、相手の気持ちを考えられるようになり、友だちや年下の児はもちろん、保育士にまで目を向けてくれるようになりました。
友達との関係も上手く築けるようになり、つねに〇ちゃんのまわりには大勢の友だちがいます。そんな話を子どもたちにすると「すっごく優しくなったよね」「○○してくれたんだよ」と、子どもたちからも素敵なエピソードが出てきました。
素敵な姿や子どもたちに伝えたい姿が見られた時には集まりで子どもたちと共有するようにしていますが、集まりも時間が限られているため、なかなか全員をチャンピオンとして発表することはできません。今日は朝の集まりの時間を長めにとり、発表の時間にしたため、いつもより長い集まりでしたが、子どもたちは自分もチャンピオンとして呼ばれるかもしれないというワクワクから最後まで集中して参加してくれました。いつもより拍手も大きく聞こえました。
今日もホールで懇談会の発表の練習をしました。「あと2回しか練習できないかもしれない…」と年少児に伝えると「え!」と少し驚いた様子でした。それを聞いていた年中児・年長児は「ゆりぐみさんはまだだから、いっぱいできるよね」「ひまわりさんはまだまだだよねー」と余裕の発言をしていましたが、「ゆり組さんも5回ぐらいかもしれないよ?」と伝えると、年中児も年少児と同じ表情になっていました。
今日は休み明けだったからかちょっぴりセリフを忘れてしまったようでしたが、来週は今よりもさらにパワーアップしていることを期待しています。K.Y


◆年長の子どもたちの姿に憧れています(そらグループ)
見ることも上手になりました。自然に拍手が出ます。
今日も発表会の練習をするためホールに行きました。発表会の練習をする事も「やりたい」と言うほど楽しんでいますが、見る事も楽しみにしています。ひまわり組の子ども達が舞台に上がり幕が開くと、見ている子ども達も目が輝き拍手を贈っていました。楽器や手話が上手に流れていくと、ゆり、もも組の子ども達にもその上手さも分かり、ジッと見る姿がありました。一緒に手話をやって覚えただけに手話の綺麗さは分かるようです。
ひまわり組の子ども達は、楽器を出したり片付けたりも上手にできるようになりました。そんな姿もゆり、ももぐむの子ども達は見ています。ちょっと憧れが出て来たようです。「あれやってみたい」とこっそり言ってくる子も出てきました。年長に憧れてやってみたいと思う事がとても大事です。保育士から与えられたものではなく、子ども同士の伝承。子どもから子どもに伝えられていくことが、育子園の歴史になっていく、素敵な事だなあと思います。
ゆり組の子ども達も張り切って始まりました。ももぐみの子ども達がニコニコで見ています。大きく動いて踊るお兄さんお姉さんの姿に顔が自然にほころんでしまうようです。楽しんでやっている姿は、見ていても楽しいものです。
もも組の子ども達は、待ちに待っていたので張り切ってやりだしました。人が見ているとちょっと緊張してしまうのに、褒めると何故か余計な事をやってみたりピョンピョンと跳ねてみたりしていました。ちょっとした褒め具合が難しいもも組です。
それぞれに発表会に向けて楽しんでいます。当日どうなるかと思いますが、子ども達の自然な姿が出ればいいなあと思います。 M・K
ひまわり組の子どもたち楽器を片付けることも上手です。
Posted in 園のこだわり