◆2月10日(水)の子どもたち
2021年02月10日 水曜日
◆砂場大好き (つぼみ)
つぼみ組の子どもたちは砂場遊びが大好きです。
今日も園庭に出ると、滑り台やボールなどで遊んだ後、次々に砂場に集まってきました。
保育士を誘って砂場まで来た〇ちゃんもその一人で、滑り台で遊んでいたのですが、何度か滑ると保育士の手を引いて砂場の遊具のところまで連れて行き、遊び始めました。
その時には、すでに何人かの友達が砂場にいたのですが、特別絡むことなく個々に遊んでいました。
しばらく〇ちゃんと型抜きをして遊んでいると、同じように型抜きを持った◇ちゃんが近づいてきて、〇ちゃんの遊びを観察し始めました。
初めは〇ちゃんも邪魔されるのではないかと大きな声を出して怒っていたのですが、◇ちゃんが邪魔をしないとわかると、また自分のペースで遊び出しました。
型抜きも落ち着いてきて、本格的に砂場に入って遊び始めた〇ちゃんは今度は山を作り始めました。
保育士も邪魔はしたくないと、その場を離れようとしますが、目で「座って!」と訴えられ、一緒にお山づくりに参加。
すると、今まで別のところで友達に砂を配っていた△くんがやってきて、一緒にお山づくりを始めました。
サービス精神旺盛な△くんは、〇ちゃんの近くに入れ物に砂を入れてあげたり、保育士に「もっとかけて」と腕を引いてアピール。
少しづつお山らしくなるにつれて「わー」と歓声をあげたり、わざと山を崩して「あーあ」と残念がったりして、とても楽しそうでした。
まだまだ一人遊びをじっくりしていることが多く、「邪魔をされてしまう」と近くに来ることも嫌がることがありますが、少しずつ【つぼみ組のお友だち】という意識は出てきているようで、好きな遊びを同じ空間で一緒にやることが見られています。
園庭でも、大好きな砂場遊びを通して、みんなで遊ぶ楽しさを味わえるようになったらいいなと思います。(E.Y)
◆新しい3つのコト (ふじ)
みせて!
新しい事その1
先々週辺りから、フォークを取り入れました。
以前まではスプーンのみで給食を食べていましたが、フォークも導入しました。
興味から、遊んでしまう子もいましたがその都度、使い方を伝えていき「フォークを使ってみる、慣れる」を目指しました。
使っていくにつれどんどん上手になっていきました。
そして今日の給食はスパゲッティ。フォークを使ってこそのメニューです。
フォークを使わずスプーンを使う子もチラホラ見られます。
上手く使えず、ぽろぽろ落ちてしまったり、すくい上げようとしてもうまくすくえなかったり・・格闘しながら食べている姿も見られました。中でも、〇ちゃんは上手にクルクル巻いて食べていて感心しました。きっとお家でも使っていて、お家の人もクルクル巻いて食べているんだなと思いました。うちではまだ使ってない。というご家庭がありましたらこの機会にフォークを登場させてみませんか?
新しいことその2
着せ替え遊びが大好きな子が多いので、ペットボトルの蓋でネックレスを作ってみました。とりあえず4つ、新しい玩具としてお部屋に用意してみました。
蓋には、飛行機・電車・ピンクのハート・むらさきのハートのシールが貼ってあります。
最初に目をつけるのは、わくわくの子達。「なにそれ~」と近くに寄ってきます。
常にいろいろな所にアンテナを張っているなと感じます。
それぞれでシールが違う事に気付くと、お互いのネックレスを見せ合って
「ぴんくだ」「でんしゃだよ」・・などやり取りをしています。
ピンクじゃなきゃヤダ。の△ちゃん。でも〇ちゃんが使っています。
「かーして」といっても断られてしまいます。いろんな先生を渡り歩き、ピンクがいいと訴えていますが、やっぱりすぐには貸してくれません。〇ちゃんもやっと手に入れたピンクだったから・・・。またあとで貸してもらうことを約束してちがう遊びに誘いました。
それからしばらくして、〇ちゃんに貸してもらえないか声をかけると、今度は「うん!いいよ!」とすぐに貸してくれました。△ちゃんも嬉しそう、〇ちゃんも貸してあげることが出来て満足な様子です。
貸してあげることが出来た〇ちゃんも貸してくれるまで待つ事が出来た△ちゃん、どちらも素敵でした。
「かーして」のやり取りが少しずつ多くなってきたなと感じます。
今回のように必ずしも、その交渉が成立するときだけではありませんが見守り、時には助けに入ったりしながら関わっていければと思います。(I・K)

こーやって、クルクルするんだよ

新しい事その3 塗り絵に挑戦!
◆少しずつお兄さんお姉さんに近づく (きく・たんぽぽ)
大丈夫?優しい言葉をかけていました
今日の園庭は陽が差して、とても過ごしやすく子ども達も、伸び伸び身体を動かしていました。早速、フラフープをコロコロと転がしてと言われ、「フラフープより早く走って取りに行ってごらん」と言うと、嬉しそうに走って取りに行き、また繰り返す遊びを何度もしていました。目指すものがあると、それに向かって挑戦したくなるようです。大人も子供も同じです。
そんな中で◎君が転び、自分で立ち上がれるけど誰かの手を借りたくて、周りを見渡して、すかさず◇君が走って手を差し伸べてあげ、身体を起こしてあげていまいした。
転んだ◎君も、嬉しそうに。友だちが困っていたら自然と手を貸してあげられる◇君に感心してしまいました。誰かにやってと言われてするのも、良いのですが、自分から行動する方が清々しさの度合いが違ってきますし、お互いにとってプラスになるのです。
朝から良いものを見せてもらいました。二歳児にこんなに勇気のある児がいる事に嬉しくもなりました。
築山の上からお尻で滑る遊びに今日も、楽しんでいまいした。お尻の傾きによって滑りが良くなるのも感覚でわかっていて、身体を後ろに倒して遊んでいました。S・A
一人、二人、三人と滑った順番で並び、ハイチーズ。
日差しの暖かさにつられて、思わずごろーん。
◆楽しく堂々と (うみグループ)

木の家完成
朝の集まりの後、年長児は園庭までの時間室内遊びで過ごしました。
年少児と年中児はホールでの活動を行いました。
年少児の練習も今日を入れてあと3回ほど。
「わたし大ブタやるよ!」「オオカミさんに飛ばされるの嫌だから、今日は子ブタがいい!」とそれぞれの劇遊びへの参加の仕方はさまざまですが、一人ひとりが意欲的に楽しく行えることを大切に取り組んでいます。
オオカミ役の○君と□君は「せーの」と小さく呟きながら二人で声を合わせてセリフを言っています。中ブタ役の☆君と※君。木の家を建てる際に「よいしょ!トントントン!」と☆君と※君が頭でイメージすることを堂々と楽しく表現していました。「お友だちと一緒に」「楽しく」が年少児にとって大切にしていきたい姿であるなと感じる瞬間でした。
年少児が発表している間、お母さん、お父さん役としてお客さんで見ていた年中児。
発表の順番が回ってくると「ちゃんと並ぶんだよ」とお互いに声を掛け合う姿が見られました。今日はお面をつけてやってみました。役の雰囲気も感じられ、一人ひとり堂々と演じているのが印象的でした。年中児も「楽しく」が目的の一つ。
本番まで練習も残り少なくなってきていますが、年少児、年中児、年長児一人ひとりの姿を大切に取り組んでいきたいと思います。(O.Y)

お面をつけると一気に物語の雰囲気が出てきました

今日の給食はナポリタン。「お箸で食べれるよ」とお箸で食べていました
◆絵本の世界(にじグループ)

毎日劇練習を頑張る子どもたちに絵本のプレゼントを用意しました。
長いストーリーでも聞くこと見ることが上手になり、楽しんでいる姿も見受けられるようになったにじグループの子どもたち。
ひまわり組はスラスラ読める子どもたちも増えております。
7冊の中の2冊を読みました。
『3匹のかわいいオオカミ』
内容は3匹のこぶたの逆バージョン。
オオカミたちは家を建てるもの悪いオオブタに次々と壊されていきますが、最後は4人で仲良く暮らすという面白い内容になっています。
今までオオカミは悪者だと思っていた子どもたちからすると衝撃の作品となり、オオブタの悪い行いに笑い合う姿もみられました。
『いろいろへんないろのはじまり』
はいいろが一面に広がる世界に飽きた魔法使いは青色を作り青一面の世界にしたり、黄色一面の世界にしたり、赤一面の世界にします。その後色同士を混ぜると紫や橙色など作れることを知りカラフルの世界になる素敵なストーリー。
これをみた子どもたちは今までのにじグループで取り組んできた活動と一致。
「にじ色だ」「にじグループと一緒だ」と子どもたちが取り組んだからこその発見がありました。
絵本を通して子どもたちそれぞれの考え方が覆されたり、確認できたり、面白い反応に成長を感じました。
内容の長い2冊の絵本を読んだ集まりでお尻が痛いと言うものの劇練習のスイッチを入れて開始。
もも組はセリフの練習。
ゆり組は日頃の反省を活かしながら保育室で練習。
ひまわり組はホールでじっくりと練習。
園庭ではもも組を中心にかくれんぼや氷鬼といったルールのある遊びを行いました。
背を見せると凍ったいた姿のもも組が消えるなどルールを破る姿がありました。ルールがある遊びに興味を示したことが成長。
じっくりと楽しめたらと思います。
(a.y)


◆それぞれの見所 (そらグループ)

今日も午前中の活動に表現遊びが組み込まれています。いよいよ本格的に本番さながらの取り組みになってきており、こども達の表情に変化が見られてきました。
もも組のこども達は観客にも慣れ、劇中に観客席のこども達に話しかけてしまう程の緩み過ぎた表情です。子豚達のバラバラなセリフとバラバラなタイミングでも、そのシーンに因んだセリフを堂々と言っています。見えない何かを持ってるかの様に見立てて、ごっこに没頭し且つ楽しめてしまうピュアな心も見所です。オオカミ役のこども達とのやりとりも淡々としており、息を吹きかけたら次の家、息を吹きかけたら次の家…というルーティンをハイペースでこなすので黒子役(司会役)の保育者もてんてこまいです。
ゆり組は恥じらいと緊張から引きつった笑顔が徐々に自然体の笑顔になっていきました。家で練習しているこどもがほとんどです。保育者からは要望や声かけはしていないのですが、思い出した時やってみてねという言葉が功を奏したのかもしれません。
ゆり組のこども達は、劇中歌に合わせて体を動かします。もも組と一味違うのは、タイミングや場面毎の表現の切り替えです。「今こっちだよ。もっとそっち行って、順番あっちからでしょ?早く、次、きつねでしょ」等、心の声がダダ漏れです。本番はこども達の心の声もお楽しみ下さい。
ひまわり組はリズムを合わせる難しさからリズムが合う心地よさにも気付きつつあり、演奏中の表情と合間の休憩の表情のあまりの違いに、何かに真剣に取り組む事がもたらす効果は大変という事だけではないのかもしれないと感じます。その分、その時間を大切に過ごす事とは何か改めてこども達の姿を通して関わっていきたいと思います。
鼓笛演奏は、演奏する事は楽しい事だという事だけを体験する場だけではないからこそ活動を通して「楽しい」を見つけて感じていけたらと思います。
k★y


指輪とネックレスとブレスレットを作るそうです。こんなに大きな宝石を使うとはmadamみたいです。

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