◆2月8日(月)の子どもたち
2021年02月08日 月曜日
◆気持ちの共有(つぼみ)

ゆらしてあげるね
今日は園庭に出る前にまかせとけという絵本を読むと「まかせとけ」の言葉に合わせて腕を上にあげる動作をみんなでやると子ども達の気合いも徐々に入ってきました。腕を上げるだけでなく、「(まかせと)けー」と言葉を真似してみたりする姿も多くなってきました。
園庭に出るとすぐに駆け出す子ども達。滑り台の階段を登ってはドーンという効果音が聞こえてきそうな感じで滑り続ける子ども達でした。
この頃よりお友達同士の関係性が深まり、自然と集まっては小さな集団ができています。今日もゆりかごスイングに○くんが乗っていると「んっ」と言って自分も乗せてとアピールする△くんと□くん自分達で手や足を使い登ろうとしますが中々乗ることができないので、保育士がサポートして乗ることが出来ると嬉しそうにしていました。保育士が揺らしていると側に来た⭐︎くんがそっとゆりかごスイングをつかみ、揺らし始めました。保育士が離れて様子を見ていると☆くんは優しく揺らしていて、乗っている子ども達も嬉しそうにしていました。☆くんが小さいな保育士に見えてきました。お友達から喜んでいると分かると、☆くんは少ししてから満足気に他の場所へ向かっていました。
築山では□くんが頂上目指して登って行くと、☆も後を追いかけ頂上で嬉しそうに笑い合い、話していました。うまく言葉はまだ出てきませんが「楽しいね」とお互いに伝え合っているように見えました。
子ども達一人一人の表情やジェスチャーがより伝わりやすくなってきたこともあり、一緒に過ごすことで絆がより深まってきたつぼみ組の子ども達。その絆を大切にこれからも見守っていきたいと思いました。
(K.H)

揺れるの楽しい

みーつけた
◆オオカミがきた~!(ふじ)
うわっ!オオカミだ~。
昨日の春のような気温とはうって変わり、今日はまた冬に戻ったような寒い朝です。
それでも、駐輪場の脇の梅の木の紅いつぼみは少しづつ花をひらかせ、春の足音を感じさせます。
寒くても、早く園庭に出ようとがんばって靴を履こうとしている子どもたち。走りだしたくてたまらない様子です。「せんせい、オオカミやってね!」と予約をしてきた〇ちゃんは、園庭にでたら、まずやりたいいつもの遊びがあるようで、それもやりたいけどオオカミの追いかけっこもやりたい、とやりたいことがたくさんあるようでした。
オオカミの追いかけっこ遊びは、オオカミと子ヤギという絵本から始まった遊びです。絵本は子どもたちに人気のある話で、4月からずっと読み聞かせをしていましたが、少し長い話のため最後まで聞くことができずに終わることがほとんどでした。それでも、子どもたちがなんども持って来て、読みきかせを繰り返しているうちに、絵本の中の繰り返される言葉をおぼえていったようで、「とん、とん、とん。」と言いながらノックをしたり、「おかあさんだよ、あけておくれ。」というやり取りを楽しむようになってきました。
園庭では二歳児が「オオカミさん今何時?」という鬼ごっこ遊びをしている影響もあるようで、ふじ組も園庭にでると、「まてまて~(って)やって。」から「せんせい、オオカミやって。」とリクエストされるようになってきました。
今日も☆ちゃんに「オオカミになって。」と提案されたので、「じゃあオオカミさんを呼んでくるね。」と言い、木にかくれて出てくると、、、「ガオー!」オオカミが現れました。変装も何もしていません。保育者だということがわかっているのですが、子どもたちの表情はサッとかわり、「きゃー!!」っと逃げていってしまうのです。
太鼓橋の下の小屋に逃げ込むと、今度は「とん、とん、とん。」「あけておくれ。」のやり取りが始まります。わかっていても「いいよ。」と答えてしまう子どももいて、オオカミが中に突入すると、子どもたちは大慌てで小屋からでていきます。
遠くまで逃げてもぴったりとつきまとわれたり、うまく逃げたつもりがオオカミに先回りされたり、意地の悪いオオカミに振り回されている子どもたちです。
鬼ごっこ遊びのルールはまだ理解することは難しいですが、今は絵本の登場人物になりきって遊ぶことが楽しい様子です。このなりきり遊びをじゅうぶん楽しむことから、役割のあるごっこ遊びや、簡単なルールのある遊びにつなげていけたら、と思います。
おめんをつけたり、耳やしっぽをつけたり、など、登場人物になりきっての展開も楽しみです。(F.S)
みんなにごはんだよ~。 どれどれ。
これはきいろ。 これはしろだね。
◆楽しいこといっぱいだ (きく・たんぽぽ)

楽しそうな会話が響いてきます。みんな笑顔で楽しそう。
先週から少人数で幼児組の保育室へ遊びに行っています。「今日はね…」と今日幼児組に遊びに行くチームを伝えると『やったー!』と喜びの雄叫びが聞こえて来ます。今日行かないチームのメンバーは『この前行ったからいいんだ。順番こだもんね』とみんなが順番に行く事を理解してくれていて、行きたかったという子の気持ちを上手にまとめてくれていました。幼児組の保育室へ遊びに行く事がとても楽しく、また、楽しみのようで『今日は誰が行くのー?』と誰かしらが呟いています。楽しんでくれていて何よりです。
園庭に出ると手を繋ぐ4人の女児から楽しそうな会話が聞こえてきました。「どこに行くの?」と尋ねると『お買い物でーす!ちょっと急いでるから行くね」と大人びた返事をして先を急いで目的地へ向かっていきました。そこに○くんが『何してるの?』『何買うの?』と聞くと『あのね…』と話が弾み、○くんも一緒にお買い物に参加です。『どこまでいくー?』『あっちがいいかなー?』『こっちいこ!』etc…
友だちとの関わりが多くなり、今まで以上に楽しさを感じているようで○くんの参加で更に楽しさが増し、会話も一段階上がって盛り上がっているようでした。
それぞれが日常生活に経験した事を遊びの中に取り入れ、また経験した言葉を使って会話を楽しんでいた子ども達です。幼児組に行ったメンバーの中からも、おままごとで『いってきまーす!』『ただいまー』『おかえり!』と頻繁に聞こえ、更に『お母さんが作ってくれたお魚作るね!』とおもてなし。様々な経験が子ども達をまた一つ大きくしてくれていると感じました。
K・E

何食べますかー?美味しいの作りますよ〜とパーティが始まりました。
手厚い歓迎を頂いてお姉さんに案内してもらったところは大好きなおままごとコーナーでした。
◆春夏秋冬(うみグループ)

大根抜きゲーム。おじいさんになるね。と張り切って大根を抜いてくれました。
「今日の天気は?」
「ふゆです」と元気に答えてくれたもも組の△君。
そこで、みんなに季節はどんなものがあるか質問。
「春・夏・秋・冬」すべて出てきました。
続いて、「春ってどんな季節?」「夏は?」「秋は?」「冬は?」
「春は、桜が散る時」
「夏は、蚊とか虫がたくさん出てくる」
「秋は、葉っぱが黄色とか赤とかいろんな色に変わる」
「冬は、寒い今日みたいな日」
日本ならではの四季をよく理解している子どもたち。
その季節ならではの遊び等、その都度提供していけたらと思っています。
そして、朝の集まり後すぐにホールへ行きました。換気の為、窓が開いているホールは寒いです。
「早くあったかくなりた~い」と子どもたちからのリクエストで『大根抜きゲーム』でからだを温めることにしました。大根を抜くおじいさんになると買って出た◎君。
友だちが嫌がるように無理やり引っ張ったりすることもなく、楽しくゲームが進んでいきました。
もう一度とのリクエストで、第2回は『人参抜きゲーム』
抜かれないように必死に手をつなぎ合い、白熱した戦いになりました。
からだが温まったところで、3びきの子ブタの劇遊び、てぶくろのオペレッタを行いました。
お父さんやお母さんが見に来ること、それを聞いてドキドキしたり、恥ずかしさが出てきたり。いろいろな気持ちの中で演じています。
もも組は大きな声で堂々と、そして可愛らしく。
ゆり組は、立つ姿勢や見る方向を意識しかっこよく。
当日、どんな姿になるかはわかりませんが「素敵な姿を見せたい」気持ちには変わりありません。日々の子どもたちの姿大事にしていきたいと思います。(M.C)

今日は天気が良くても肌寒い日でした。そんな中でも、上着を着ることなく遊ぶ子ども達。走ったら暑くなるから!とにかく元気です。

ロボットです。ウィーン、ガシャン。ぎこちない歩きの3人でした。
◆むずかしいパズル(にじグループ)

今日は学年ごとの活動をおこないました。
年少児・年中児は劇の衣装づくり、年長児は絵の具遊びです。
年少児は布をじゃばらに折り、蝶ネクタイを作りました。集まりでの全体への説明もだいぶ理解できるようになり、しっかり者の女児中心にスムーズに活動に入れるようになりました。年少児全員で集まり、座っている姿を見ると、身も心も成長していることがよくわかります。
年中児は衣装のデコレーションです。タックシールを思う存分貼りました。好きな色、好きな大きさ。中心に集まっていたり、均等に並んでいたり、シールを貼ることだけでも個性が見られます。今日は作った衣装を身に着けて劇をおこない、いつもより数倍高いモチベーションで練習する年中児でした。
年長児は画用紙を提供しました。一人ひとり違う線と色が書いてある画用紙です。準備段階から見ていた女児たちは「あれ?画用紙が小さくなってる」と。準備では画用紙をつなぎ合わせ、大きな虹を描きました。そして子どもたちにはつなぎ合わせた画用紙を1枚ずつに切り離して渡しました。
絵の具で塗る作業はが終わるとパズルの時間です。縦3枚、横4枚、計12枚の画用紙を並べていきますが、同じようなパーツがあり、試行錯誤する子どもたち。「こっちだよ」「それはここ!」と何度も試しますが、なかなか上手くはいきません。「まずは向きをそろえよう」と声をかけると、「あっちにある虹を見ながらやったらいいんじゃない?」と女児から素敵な提案がありました。窓ガラスに貼ってある年長児で作った虹を見ながら組み合わせていくとすぐに完成し、「できた!!!」と大満足の様子でした。
年長児で1つの作品を作るのは久しぶりだったため、みんなで作り上げる楽しさを感じられたようで、こちらも嬉しくなりました。K.Y

◆やる気(そらグループ)

昨日はもも組の○ちゃんの誕生日でした。「家でショートケーキ食べたんだ」「4歳だよ」と登園してから誕生日の話を沢山してくれました。朝の集まりでは誕生会をしました。恒例の歳の数だけの質問、○ちゃんは4つです。誕生児になると、質問してくれる友達を決められる。嬉しいスペシャルです。
集まりでは、大型絵本を2つ用意してみました。“3匹のこぶた”と“おおかみと7匹のこやぎ”です。もも組の劇は3匹のこぶたなのですが、こぶたのあとにこやぎをやるのが子ども達の恒例のリクエストなのです。
金曜日に演奏・演技をお互いに見せ合ってみました。今日の集まりではその時の感想を聞いてみました。
上の学年の演奏や演技には“かっこいい”“ぼくもやりたい”と憧れを持つ児が多く、感想を聞いたひまわり・ゆりの児は照れくさそうに、でもどこか誇らしげでした。
ももの児も“すてき”“かわいい”と言われ嬉しそうにしていました。△ちゃんは、顔を真っ赤にして照れていました。
またさらにやる気につながれば、と思います。
先週から、きく・たんぽぽ組の子が数名ずつ遊びにきてくれています。今日はたんぽぽ組が長い針が○のときにくることを伝えました。同時にそらグループの子たちはどうしたらいいかを話しました。「やさしくしてあげる」その言葉が一番に出てきました。
部屋にたんぽぽ組の子が来ると、嬉しくて寄っていく子ども達。一人に二人のお姉さんがついたり、一緒に絵本を選んだり、パズルを一緒にしたり、おままごとの説明をしたりと大きな優しさを見せてくれました。たんぽぽ組が通る道を誘導してくれる児もいました。
それぞれの優しさで関わっていけたらいいな、と感じました。
e.y


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