◆2月5日(金)の子どもたち
2021年02月05日 金曜日
◆一緒って楽しい (つぼみ)

見つかって恥ずかしそうに笑っていました。
今日は熱が少し高めの子も何人かいたので、室内と園庭で分かれて遊びました。
園庭に出てすぐ、しゃがみこんで枝を拾う○くん。長さが同じようなものを探して集めていました。6本ほど揃うと嬉しそうに見せに来てくれました。
同時に△ちゃんも、大事に持っていたものを見せにきてくれます。二人とも、「○☆*□〜・・ねぇ〜」一生懸命言葉で思いを伝えようとしてくれて、こちらがかける言葉にたくさん反応を返してくれてやりとりが楽しい毎日です。
○くんと△ちゃんでも見せ合いっこをして、満足した二人は同じ方向に歩いていきました。
コンビネーション遊具の太鼓橋の下の空間に入った△ちゃんを追いかける○くん。
あー!見つけた〜!と目が合うと二人ともいい表情です。
△ちゃんがトンネルをスイスイ通っていくと、○くんもついていきました。
一歩ずつ慎重にゆっくり進む○くんと、スタスタ進む△ちゃん。
○くんがようやく3分の1ほど進んだころには△ちゃんはあっという間に一周してきて、○くんの後ろに。後ろを見て目を丸くして無言で驚く○くんの表情、最高でした。
3.4周した頃にはもう○くんも端っこに寄っていて、△ちゃんが横を通るのを楽しんでいました。
その様子を楽しそう〜とトンネルの出口からのぞく☆くんがいたり、ひとりひとりの好きな遊びから、自然と友だちを交えて一緒に遊ぶ姿が本当に増えてきました。
好きなこと、好きな場所、好きなお友だち・先生、園の中でたくさんの大好きが増えていってくれたらいいなと思います。
I.S


お部屋でもぎゅーっとくっついて遊ぶ子どもたちです。
◆楽しい気持ちが風にのって・・・(ふじ)
あいこってうれしいね。
「あっ!いいことかんがえたー。」
◆ちゃんのひらめきで大門の横まで行きました。
大門の開閉レールを囲った縁石を渡ろうというお誘いです。
細い縁石は難しい、すぐ落ちてしまいます。
そこで両手を広げてバランスをとることを伝えてみました。
やっぱり落ちちゃう・・・ゆっくり進もうと仕切り直してやっと前進です。
ところが前から◎ちゃんが近づいてきます。 「よけてー。」
でも◎ちゃんにも言い分はあります。 「あっちからやってた。」
譲り合う気配はありません。
そこでじゃんけんを提案してみました。おおむねじゃんけんのルールはわかっているようです。
じゃんけんぽん、じゃんけんぽん、あいこでしょ・・・・ばらばらとなかなか息が合いません。何回目かでふたりのグーで揃いました。
あいこなんだけど、二人は思わず顔を見合わせてケラケラケラ。
結局一緒に渡って楽しくしていたら、楽しい気持ちが伝わってあっという間に渋滞する人数になっていました。
築山の駐輪場側の斜面がキラキラしている。 キラキラ綺麗ね、と近づいて見ると地面が凍っているのです。早速キラキラを枝でつつきました。
楽しい気持ちはどんどん伝わっていきます。
フープで電車ごっこをしている様子が伝わって二人の電車はいつの間にか三人の電車になっています。
三人電車は難しい、それぞれに進もうとすると進みません。
よこよこ歩きの子が上手く進む方向を誘導しています。
じわじわと進んでいつの間にか築山の上まで行きついていました。
トランポリンはふじ組が占領です。
みんなでゴロンと横になり、青空を見上げて解放感!
楽しくて楽しくてお部屋に帰るのやだー・・・。
最後まで粘る☆くんに今日は奥の手を使いました。
立派に大きくなった年長さんにこっそり「あの子にお兄さん達の時間だよって言って。」
とお願いしたところ快諾です。
一声で効き目がありました。 年長さんてかっこいい・・・っと思ったようです。
梅の花が咲き始めました。
大きな木の固まりは大好きなお肉に見立てました。
あったかーい・・・うっとりする声でおままごとも楽しかったです。(N・S)
でんしゃでーす。がたごとがたごと・・・
◆子ども同士で刺激を受け合って・・・ (きくたんぽぽ)
なんだか楽しそう・・・・。 「こうやってやるんだよ。」 うっかり壊してしまっても、「大丈夫。直せるよ。」とすぐに直してくれたり、「片づけもやっておくよ。」と、本当に優しいお兄さんたちです。
朝保育の時間は、幼児グループのお兄さんお姉さんも一緒です。最近、折り紙にはまっているお兄さんたちの姿を見ていた〇ちゃん。「お家を作る。」と言い出し、保育士がベッドを作ると、そこにのりでペタペタとちぎった折り紙を貼っていきます。「階段も。」と言い、保育士と一緒に作ると、「ここがいいかな?」と考えながら、ベッドに階段をつけます。折った紙を人に見立てて遊び始めました。その後、2時間ほどの時間をじっくり製作に費やした〇ちゃん。年上の友だちから刺激を受け、さらに自分の遊びを発展させていく姿に、これからが本当に楽しみになりました。
園庭では、重い丸太をごろごろ押したり、太鼓橋やクライミングを登ったりと、体をたっぷり動かす子が多くいました。太鼓橋の登り方を忘れてしまった◇くんは、お友達が登る姿を見て、コツを思い出したのか、また一人で登ることができ、ここでも子ども同士の関係の中で刺激を受け、自然と成長していこうとする子どもの力を感じました。
後半は、昨日に引き続き、きくたんぽぽからそれぞれ5人ずつのメンバーが、そらグループとにじグループに遊びに行きました。「今日は・・・黄緑のテーブルの子たちが行きます。」と発表すると、「ヤッター!」と喜びます。他の子たちは、ちょっと残念そうですが、「青と黄色のテーブルの子たちは、明日行こうね。」と話すと、「うん!」と納得して、次への期待に変えられたようです。
5人がにじグループに行くと、お兄さんお姉さんたちが次から次へ側へやってきて、いないいないばあをしてくれたり(一つしか年が違わないのに、赤ちゃんだと思っているようです)、切った色画用紙にカラーテープを貼り付けた「お手紙」をくれたりと、なかなかの歓迎ぶりです。
お兄さんたちが遊んでいたビー玉転がしの積み木に目をつけた数人が、「やりたい!」と入っていくと、何も言わず譲ってくれ、やり方も教えてくれます。ビー玉は、うっかり口に入れてしまうこともあり、すぐになくなってしまうため、園では管理を徹底しています。使うときには、お約束がいくつかあり、守れなければ使えないということを、周りにいるお兄さんたちが、これまた次から次へと教えてくれます。片づけの場所がわからず困っていると、「ここだよ。」と手伝ってくれます。
自分たちがしてもらったことを今度は自分が年下の子にしてあげようという連鎖が、幼児グループの中で育っていることを感じ、また、その中で、自分のやりたいことを探して見つけ、積極的に遊ぶきくたんぽぽの子たちを見て、きっとこれからも楽しく過ごせるだろうなと安心しました。来週以降も、うみグループを含めた3グループにどんどん遊びに行き、こどもたちの姿を見守ったり、必要な援助をしていきたいと思います。
(T.M)
園庭では、力を使った遊び。こんなに重いのも動かせるよ!と得意げ。
そらグループのお部屋に遊びに行ってきました。普段見られない新しい、玩具に興味津々。一番最初に始めたのが、おままごと遊びでした。
◆発表に向けて少しずつ (うみグループ)

今日も懇談会に向けての活動を中心に行いました。
『てぶくろ』では、動物が登場してきます。
今日はその動物のお面づくりをしました。
「ハワイの海の色みたい」
「ハワイ行ったことあるよ」と保育士が準備している中で色の混ざりを楽しみました。
今回は筆を使わず、スポンジで色付けをしました。
「わぁ~ネズミっぽくなってきた」「カエルの色いいね」「☆君もうちょっとここ塗った方がいいんじゃない」と傍で見ていた児も手助けしてくれていました。
年中の〇君。表現遊びの時は恥ずかしくてなかなか前に出る姿は少ないですが、「青と赤でてぶくろ塗ってみる」と黙々と取り組んでいました。〇君なりの参加の仕方、〇君の気持ちが少しでも表現あそびに向くように丁寧に関わっていくことの大切さを感じる瞬間でした。
園庭の時間からホールに移動し劇の見せ合いを行いました。
年少児、オオカミ役の※君と□君は準備万端。昨日よりも大きな声を出したり、怖い声にしてみたいと演じることを楽しんでいる姿が感じられました。
年中児は、舞台の上に上がると一人ひとりが自信を持って演じているのが印象的です。
年長児は、今日は『虹』の手話のみ行いました。
「もう先生の見本なくてもいいよ」「いや、先生の見本あった方がいい・・・」回数を重ねるごとに手話の上達が感じられます。
「懇談会まであと何回練習できる?」子どもたちも少しずつ意識が向いてきているように感じます。衣装づくりなども子どもたちの姿に合わせながら無理なく取り組んでいけたらと思います。(O.Y)


◆みんなの気持ち (にじグループ)

今日はまず、目を閉じてみました。にじグループになってどんなことがあったか、振り返ってみます。
お泊り保育、わくわくうぃーく、遠足、懇談会の練習などの行事がありました。
にじグループで過ごした中でも、染め物、ベイブレード大会、虫探し、ゲーム遊びなどなどいろんな活動をしました。
そんな様々な活動をしてきた一年間、楽しいと感じたこと、頑張ったと感じたこと、嬉しいと感じたことなどを思い出してみました。
振り返った後、色とりどりのハート型の紙をみせました。
「これはみんなの心(気持ち)です。みんなが、感じたことをこの紙に書いてみてね」と話しました。
「あ、思いついた」
「ぼく、これにしよう」
と、即座に描き始める児や、
「うーん、わからない」
「どうしよう・・・」
と困り顔の子もいます。
保育士から見たら「あの子はこんなことやあんなことを頑張っているのに・・・」と思いますが、そんな子には側に寄り添って、自分で思いつくように一緒に考えてみました。考えがまとまると、スラスラと筆が進みます。覚えたてのひらがなを自分で頑張って書いている児もいて感心します。
ひらがな表を見て書く・・という児もいました。
もも組は一人ひとり聞きながら、保育士が書いていきました。
いろんな思いがありました。
一緒に遊んでくれてありがとう。
絵や字が上手に書けるようになった。
ダンスが上手に踊れるようになった。
○○先生がいてくれて嬉しかった。
などなど・・・
こどもたちの思いが詰まったハートは大切に預かりました。
これはにじグループの大きな木に飾って、「ありがとう。うれしい。頑張った」の木として飾りつけをしたいと思います。
お家で「どんな事、書いたの?」と是非聞いてみてください。
I・Y
◆それぞれに(そらグループ)

懇談会に向けて、日々練習を重ねています。そんな中、今日はホールで全員で見せ合いをしてみました。お互いに他の組の発表をホールで見るのは初めてのことです。と同時にそれぞれが大勢の観客の前で、演奏・演技をするのは初めてです。嬉しさ、わくわくな気持ちもありますが、緊張もしていました。
年長児は楽器演奏をしている中、いつもとは違う真剣な顔つきでした。どれだけ、一生懸命に取り組んでいるのかが伝わってきました。
年中児のオペレッタは、音楽に合わせて踊る姿に、以前よりも自信がついてきたようでした。タイミングや踊りも堂々としてきました。
年少児の劇は、始めこそ緊張の様子を見せましたが中盤になると、声も大きくなり、最後には笑顔も出てきました。
それぞれ取り組んでいるものは違いますが、頑張る姿は変わりありません。観ている児はそれぞれの頑張る姿に大きな拍手を送りました。
園庭では、縄跳びとフラフープを繋げて引っ張り合う子ども達の姿がありました。取り合っているのではなく、笑い声まで聞こえて楽しそうな雰囲気です。
そこで、長い綱を提供し、綱引きをしてみました。
何度か数を重ねると、「がんばるぞ、オー!!」と意気込み、「オーエスオーエス」と掛け声も大きくなっていきました。演奏や演技にと取り組む中でみんなで協力することが育まれ、園庭遊びの中でもみられるようになってきたんだと思いました。
e.y


オー!

Posted in 園のこだわり