◆2月3日(水)の子どもたち
2021年02月03日 水曜日
◆いつも一緒がいい(つぼみ)

滑り台はつぼみ組だらけ
今日は園庭に出る準備の前に、みんなが大好きなトマリーの絵本を見ました。保育士のそばに来てトマリーが出てくると指を差して「ばす」と言って大盛り上がりでした。トマリーの後はみんなでミッキー体操をしてから園庭への準備に入り、一人ずつ名前を呼びながら靴下を渡していると〇くんが「んっ」と▽ちゃんの靴下を受け取ろうとし、受け取ったものを▽ちゃんに渡しにいってくれました。▽ちゃんも受け取り、〇くんも嬉しそうでした。
子どもたち同士のやり取りもより上手になってきました。
園庭へのドアが開くと走りだすつぼみ組の子どもたち。
大好きなすべり台やトランポリンに向かう子どもたちの姿が印象的で、誰かがいると自然とつぼみ組の子ども達が集まってきます。まず初めにトランポリンに保育士とともに来た☆ちゃんと★ちゃん。保育士が少し揺らすとお尻を浮かせたり、手を上下に動かしてジャンプを真似ます。その姿を見て◆くんもやってきて☆ちゃんたちのそばにきて、顔を近づけ笑いかけます。そして、一緒にジャンプ。揺れ始めると☆ちゃんと★ちゃんの体もジャンプのリズムに合わせて動きます。また少しすると◎ちゃんが「ばあ」とやってきて一緒にジャンプします。気づくとトランポリンはつぼみ組だらけになり、みんな楽しそうに揺られていました。
お友だちのことが気になり、いつも間にか同じところに集まっているつぼみ組の子ども達の絆をこれからも大切に見守っていきたいと思います。
(K.H)

保育士の真似をして足をドンドンします

いらっしゃいませーって言っているのかな?
◆ひこうき見えた(ふじ)
ウッドデッキの上をジャンプ
昨日の豆まき、想像もしていなかった鬼の登場に、みんな本当に心動かされた日だったと思います。それぞれのご家庭でも、お家の方が鬼役になったり、園でも着ていたコスチュームを着てくれたり、連絡帳でお家の豆まきの様子を楽しく拝見させていただきました。鬼を怖がって登園拒否せず、今日はみんないつものように登園してきてくれ何よりです。
園庭遊び、いつもと変わらずそれぞれの遊びを選び、元気に遊んでいました。隙間が少し空いているウッドデッキの上を、ピョンと飛び越え、「できた」と教えてくれたり、揺らした縄跳びの上をジャンプしたり、飛ぶのもとても上手になってきて、園庭を元気に走り回り動きが本当に活発になってきました。
長い枝が大好きな◎くん。今日も「ちがう」と言いながら、気に入った枝が見つかるまで園庭を探索していました。すると、飛行機の音が聴こえてきて上を見上げ。しばらくするとスタスタと走って木の下へ行き、仰向けに寝転がっているではありませんか。「何見てるの?」と聞くと、「ひこうき」と教えてくれました。他の子も寄ってきて◎くんの隣に並んで寝転がり真似をしていました。ひこうき、よく見えたことでしょう。満足して、また枝探しに歩き出しました。◎くんのひこうきを見たい発想に、驚きと面白さを感じました。(T.Y)
縄の上をジャンプ
ひこうき見えた
◆立春(きく・たんぽぽ)

1歩1歩踏みしめるように大聖堂の階段をあがります。
昨日の節分で心の鬼を退治し、すっきり?とした気持ちで立春を迎えた今日、大聖堂へ行き今年1年の無事をお願いしてきました。
大聖堂に着くと大人も子どもも波羅蜜橋を全力坂のように走りきりました。坂の上では走り切った脱力感と暖かい日差しの誘惑で誰からともなくゴールした児から次々と地面にゴロゴロと転がりとても気持ちよさそうでついつい大人も誘われそうになりました。
今日は大聖堂の正面階段を上り、御本佛さまと対面してご挨拶をしました。静かで荘厳な雰囲気を感じ階段下での約束、静かにすることをきちんと守りお参りができました。
橋の長い道を行ったり来たり全力疾走しては俵のようにゴロゴロしたり、【オオカミさん今何時】ごっこでも全力で遊び、「○ちゃん、走るの大好き、あったかくなるから。お日様気持ちいい。」と素敵な言葉を口にしながら元気に遊んでいました。全力で遊んだ子どもたちが口々に「喉が渇いた。」とのことで水分補給と休息をとり大聖堂を後にしました。
帰り道、たっぷり遊んだ子ども達の足はだいぶ疲れたようで「足が痛い。」という声が数人の児から聞こえ、先に足が痛いと言っていた児は隣の友だちの痛いとの声を聞いて「大丈夫?あと少しだよ。」と、励ましていました。自分が痛みを知り友だちとその痛みを共感し相手を励ましてあげられて、優しさと心の大きな成長に感動いたしました。
S・K

波羅蜜橋の上で俵のようにゴロゴロ。

園庭チームは休憩中〜
◆春探し(うみグループ)

「はさみ虫みつけたよー」
本日、2月3日は立春です。朝の集まりで子どもたちに「立春について」のお話をしました。
寒い冬が終わって暖かい春が訪れること。
節分の時同様、少し難しい内容だったかもしれませんが「暖かくなったらお散歩楽しくなる」
「春になったら新しいお花が咲く」「虫も出てくる」「小学生になるんだった」などと。それぞれの春を共有するなかで互いに遊びへの意欲や期待を高め合うことのできる素敵な時間となりました。
今日は、室内、園庭遊びを行いましたが園庭では、早速季節の移り変わりを楽しむ子どもたちの姿がありました。
地面を一生懸命掘る年中の〇〇ちゃん。
「みてみて!虫出てきたよ!暖かくなったからかなーと嬉しそうに教えてくれました。
年少の△△くんも朝の集まりがきっかけとなり、虫探しやお花探し。
「みて小っちゃいお花が咲いてるよー」と花を見つけるたびに笑顔で報告してくれました。
〇〇ちゃん、△△くんをはじめ「今」を全力で楽しむ子どもたち。
春のように温かい気持ちにさせられるとともに、これからも子どもたちの成長を温かく見守っていきたいと感じさせられました。
引き続き季節の移り変わりを子どもたちと楽しんでいけたらと思います。
(T.N)

「ちっちゃいお花咲いてる」
◆森を作りました(にじグループ)

年中児の衣装づくりをしていると「お手伝いしたい!」「一緒に作りたい!」と女児たちが集まってきます。劇遊びのセリフと振りを覚えた子どもたちが次に気にするのは衣装や小道具。今日は制作意欲が増してきた年中児と森の絵を描いてみました。
「森には何があると思う?」と質問すると「木」「葉っぱ」「雪」「岩」…etc
みんな大正解でした。
一人一本、自分の好きなように木を描きました。
用意した絵の具は、白・黒・茶・黄色・緑・青・水色です。冬の森なので色は寒色です。
今年度は「にじいろ」を意識してプロジェクトのようにおこなってきたため、子どもたちが作る作品も色鮮やかになります。木を描くことと筆遣いのみ指定し、あとは子どもたちに任せると、出来上がる作品は寒色でも色鮮やかで虹色のようになっていました。
年中児のみでの絵の具遊びは久しぶりでしたが、一気に成長したように思えました。
絵の具の片付け後に園庭に行くことを伝えると、水道の前で事件が発生したようで、水浸しになっていました。「先生、水がすごいこぼれてる」と教えてくれた年中男児の手にはすでに雑巾が。男児がこぼした水ではなかったのですが、見て見ぬ振りはできなかったようで、帽子をかぶったまま「はやく園庭行こう!」とみんなに声をかけながらすばやく手を動かしてくれました。男児の姿を見て、ほとんどの年中児が雑巾で床を拭いていました。年中児のそのような場面に遭遇したのがはじめてだったため、年長児の素敵な姿をしっかり受け継いでくれていることを嬉しく感じました。
あと2か月で年長児。
年長児から年中児へしっかりバトンがつながれそうです。K。Y


◆大豆ってきな粉からできてるんだね? (そらグループ)

きなこってスベスベ。
節分明けの今日はこども達数名が笑いながら「パパがお面かぶって豆まきしたよ」と教えてくれました。
「○ちゃん(妹)は泣きながら投げていた」と教えてくれた○君(兄)がいます。
実は昨日、豆まきをした豆(綺麗なものだけ)を集めていました。
良い匂いがすると言いながら集めていたこども達もいたので食べてしまわないか心配でしたがそこは自制心が働いていました。
朝の集まりでは、皆の前にテーブルを並べ、その上に味噌、醤油、きなこ、コーヒーを置きました。(納豆や枝豆は用意できず…)
匂いを嗅いでもらったあとクイズをします。
「この中で豆を使ったものはどれでしょう?」
と問うときな粉以外のテーブルに1〜2名ずつ集まりました。
全て豆から出来るという事(コーヒーはまた別物)を伝えると驚くこどもと「そうだよ」と何度も頷くこどもがいます。
「ママが教えてくれたよ。豆は年の数と後一つ食べる事、恵方巻もね。南南東だよ、豆ってお味噌とか醤油とか大豆なんだよ」と嬉しそうに自信満々に言います。
そんなこどもはその瞬間すぐにヒーローになれます。
一瞬にして皆からの尊敬の眼差しを得られるのです。
「もう今日から春だよ。パパが言ってたよ」と教えてくれたこどもがいます。
理由までは少し難しかった様ですが、大事な事はしっかりと伝わっています。
知識を得て披露してヒーローになる事が必ずしも大事ではありませんが、こども達との会話の大切さや伝承していく事の大切さを子育てを通して感じ保育に通ずる事とは何かを感じた瞬間でした。
今日は節分の豆(大豆、炒り豆)の不思議を知った後に園庭で実際にきな粉を作ってみました。(食用ではなく実験的に)
スコップや金槌を使って潰していきます。
金槌が数に限りがあるため、使用できないこどもは待つしかありません。
金槌の代わりになるものでやれば良いので機転を利かせたこども達はスコップを洗って潰す道具に使用していきます。
濡れていては粉にならなかったので太陽にかざして乾かすこどもがいました。
金槌を手に入れたこども達は悠々自適を手に入れたと思っていた様ですが実際にはとてもやりづらい道具でした。
叩くたびに豆が飛び出していくので拾う事に専念しなければなりません。
そして、周りには沢山の豆が…。
そして本来の使い方ではなく違う使い方を編み出し、金槌できな粉を作っていきました。
炒り豆と生豆の違い。
毒の有無。
芽が出る出ない。
納豆の匂いがするのか?
菌とは?
こども達に疑問を投げかけてみたいと思います。
k★y

かわかしてるの。

なんか匂いと硬さが違うんだよね。

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