恒例ではなくなった食事会
2021年01月15日 金曜日
主人の母、兄家族、我が家と一緒に新年を祝う食事会。私が嫁いでから三十数年、毎年欠かさず行ってきました。主人の父がなくなった年も「お父さんが皆が揃うと喜ぶよ」と皆で集まり父の思い出話をしました。毎年賑やかな食事会ですが、子供たちが大きくなるにつれ、それぞれの都合もあり全員集まることが難しい年もありました。それでも、恒例行事として続けてきました。
そして今年、その日までいつものように恒例行事が行われるとみんなが思っていました。しかし、お昼過ぎ姉から「母が食事会を中止したいと言っている」という連絡がありました。毎日ニュースで流れる『会食』に対する注意勧告に、「自分のためにみんなが集まってくれるのはとても嬉しいけれど、それで感染してしまったら迷惑をかけてしまう」と感じたようです。
今年98歳になり、いつ食事会ができなくなるかを考えると、皆で集まって母に喜んでもらいという気持ちもありますが、恒例にこだわらずいつまでも家族を心配してくれる心遣いに素直に応じることにしました。
来年は再び恒例の食事会が出来ることを念じながら今年の年始は、ご挨拶だけになりましたがきっと母は喜んでくれたと思います。
保育主任
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