新作童話
2021年01月29日 金曜日
2歳児の女児たちがおままごとソーンで遊んでいました。私は招待され「お誕生日だからここに座って」と促されテーブル着くとケーキが置かれました。ハッピーバースディーの歌を歌い、そこまでは誕生会でした。しかしその後面白い展開になっていきました。
◎ちゃんは、「お母さんはパーティーだから、お掃除してて」と、シンデレラのような台詞が・・・。その後◆ちゃんは「小人さんは待っててね」と今度はしらゆき姫。次に☆ちゃんが「狼が来るからドアを開けてはだめよ」。そして△ちゃんは「ありの~ままの~♪」とそれぞれが物語をつくって演じ物語の登場人物になりきっていました。
それぞれが心を動かされた体験や想像したものを自分なりに表現し、感性を深めています。同じ空間にいながらも、イメージすることは一人一人違っていますが、女児たちは安心して、自分の世界を楽しんでいました。
おままごとゾーンには、イメージを引き出す道具や素材がたくさん置かれています。環境を工夫することも、表現する楽しさに大切な役割があることを実感しました。
この創作劇は、今はそれぞれですが、体験を積みながら、徐々にイメージを共有し、幼児グループで展開されているように友達と一緒になって、役割を決めて楽しむようになっていくのだと想像すると、とても楽しみです。
保育主任
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