3歳児のお兄さん
2021年01月22日 金曜日
0歳児の〇ちゃんが、園庭で遊んでいるときに靴が片方だけ脱げてしまいました。〇ちゃんは脱げてしまった靴を手に、履かせてくれる人を探し始めました。とことこ歩いては、そばを通るお兄さんお姉さんに靴を差し出します。しかし、遊びに夢中の子どもたちは、〇ちゃんの訴えに気づかず通り過ぎていきます。
そんな中、年少児の◆君も靴を差し出されました。◆君は〇ちゃんの訴えが分かったようですが、手を横に振り『履かせられない』と断っているようでした。なかなか履かせてもらうことが出来ない〇ちゃん・・・。『そろそろ私の出番かな』と思っていると、◆君は、私のところに来て「大変なんだよ。靴が脱げっちゃったの」と〇ちゃんの方を指さし教えてくれました。
「本当だ。教えてくれてありがとう」とお礼を言い、〇ちゃんのそばに行くと〇ちゃんは私に靴を差し出しました。「あれ、脱げちゃったの?教えてくれてありがとう。一緒に履いてみようか」と無事脱げた靴を履くことが出来ました。
続きがあります。◆君は〇ちゃんのことが気になっていたようで、しばらくたった後、〇ちゃんに「大丈夫?」と声をかけている姿を見ました。3歳児とはいえ0歳児にとっては大きなお兄さん・・・。頼りになります。
保育主任
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