◆1月20日(水)の子どもたち
2021年01月20日 水曜日
◆小さな画伯たち (つぼみ)

今日もいいお天気ですが、気温が低いので今日はお部屋で遊ぶことにしました。
お絵描きに誘ってみると、すぐに立ち上がり続々と机の方にやってきました。
今回は白ではなく赤・青・黄、三色の画用紙を用意し、子どもたちに好きな色を選んでもらいました。
みんなの前で見せたときからすでに指をさして色を決めていた〇ちゃんはやる気満々でクレパスを抱えていました。
ひとりずつ目の前に出してみると自分の近くにある色を手に取る子もいれば、三色じっくり眺めてから決める子もいました。
お絵描きをするときはトントンと叩いて描くことが中心だった☆くんは、今日はギュッと握って線を何本も細かく書いてみたりなぐり書きをしてみたりとダイナミックに楽しむ姿があったりと変化も見られました。
保育者と同じ手の動きをしようとする□くん。自分の手元は見ずに保育者の手元に釘付けになりながら同じ動きをしてみる・・こうかな・・こうやるんだな・・と無心で描く手つきはまるで小さな画家のようでした。
描いて満足した子は自分から立ち上がりますが、どこかへふらふらと遊びに行くわけではなく、向かう先は水道のある場所。
終わったら⇒手を洗う という流れもしっかり身についてきています。
みんなが描いたお絵描きは節分に向けて変身させたいと思っています。
お部屋の中ではボールテントも出してみました。みんなで勢いよく入るので傾いたり倒れたりもしますが、子どもたちの笑い声で溢れていました。
外からお友だちの顔を覗いて笑い合う姿はとても微笑ましいものでした。
節分制作を始めたので、ボールを投げながらせつぶんの歌もうたってみました。
「おにはそと~ふくはうち~パラパラパラパラ豆の音~おにはこっそり逃げてゆく・・♪」
みんなキョトンとしていましたが、ボール投げは楽しいようです。当日はどんな反応になるのか・・今から楽しみになりました。
I.S


◆いつもの場所で(ふじ)
「のぼれたよ」と嬉しそうに伝えてきてくれます
今日も天気が良かったので園庭に出て遊びました。早速ロッククライミングに登るわくわくの〇ちゃんと◇ちゃん、まだ見守る必要もありますが一人でスイスイと登れるようになってきました。途中手が止まりここからどう登ろうかと考えるような動きもありますが保育者の手助けもなく登って行きます。まだまだ登れた時の嬉しさは格別なようで「のぼれたよ」とツリーハウスの上からこっちを見て嬉しそうに伝えてきてくれます。
そのうち、ミッキー体操の曲が流れてきていつものウッドデッキに子ども達が集まってきて元気に体操をしていました。今まではウッドデッキが体操の先生のような感じでしたが保育者が下で体操をしていることに気付いたのか◎ちゃんはウッドデッキには登らず保育者の横で体操の先生のように堂々と体操していました。日々、少しずつ感じることや違いなどが出てきて子ども達の成長する姿が間近に見れる喜びを感じました。
いつもの場所では子ども達だけでなく日々変化が起こります。
子ども達がいつも興味津々に見ている蓮鉢。水の中にシャベルを入れてみたり葉っぱを浮かべてみたりと蓮鉢の様子を見て楽しんでいますが今日は連日の寒さからか氷が張っていました。保育者が見つけ子ども達に声をかけました。蓮鉢が大好きなふわふわの☆くんが見に行っていました。最初は恐々と見ていましたが大きな氷を目の前にし掴むと持って歩いていました。冷たかったのかすぐに手を離すとレンガのたたきの上に落ち大きかった氷も粉々に割れてしまいいましたがここからの方が興味を持ったようで周りで見ていた子ども達も集まって粉々になった氷を不思議そうに見たり触ったり持ったみたりと氷の変化した姿や冷たさを感じて楽しく遊んでいました。(y.n)
今日も大きなお山作りをしました。作業に慣れたようでとても上手にスコップを使って砂を運んでいました。
割れた氷に興味津々でした。
◆こうやって持つの?(きくたんぽぽ)
せんせー、こうやって持つの??
最近の子どもたちへのとっておきの言葉は「おにいさんおねえさんになったから」です。「おにいさんおねえさんになったから色鉛筆が使えるよ。」「おにいさんおねえさんになったから玄関から園庭に行くよ。」「おにいさんおねえさんになったからエプロンしないでも大丈夫。」など、進級を意識した声掛けや行動が増えてきました。
スプーンの持ち方についても、声をかけています。いただきますをする前に「おにいさんおねえさんの持ち方、どうやって持つんだっけ?」と声かけると、やる気まんまんで、自分たちで持ち方を試行錯誤しながら、「どうやって?」「こうやって?」と保育士に確認してきます。でも、まだ身についていないので、一度スプーンを置くと、すぐにわからなくなってしまい、また試行錯誤。そして、「せんせー、こうやって持つの?」。・・・違います。何度も何度も繰り返して、少しずつ覚えていきます。
家庭で、お箸も使いたがり一生懸命食べてますという〇ちゃんは、よりしっかりと意識を持っています。わからなくなると、保育士の所までスプーンを持ってやってきて、確認。ちょっと難しいことにもチャレンジしよう、やってみようという気持ちが、子どもたちの中に育っています。
今は、コロナ対策で、保育士は子どもと一緒のテーブルで食事をすることができないため、すぐにその場でこたえてあげることが難しいときもあります。ぜひ、ご家庭でもお子様と、「スプーン、どうやって持つんだっけ?」と確認してみてください。
数日前から、たらいに水をはっておくと、鳥が水を飲みに来るようになりました。その為、いつも水を入れておくようにしているのですが、今朝の冷え込みで、その水が凍っていることを発見。(やってきた鳥が飲めなくて、困っているのを見て気づきました。)朝の集まりで子どもたちに伝えました。
たらいを部屋に持ってきて、「水が固まっちゃったの。」とコンコンと叩いてみせると、さっそく寄ってきます。数人ずつ、たらいを囲んで触ってみました。「つめたい!」はもちろん、「固かった。」「寒いけど、きれいだった。」と素敵な感想がでました。
始めは「見るだけ。」と言っていた△ちゃんも指でつんつん。その感触や見た目に、すっかり虜になってしまいました。園庭にたらいごと持って行くと、氷のかけらを何度も手に乗せてみたり、シャベルですくってみたり。「ぴかぴかしてるよ。」と見せてくれました。あまりの冷たさに「つめたい~。」と何度もタオルで手を拭きながらも、ずっと氷で遊んでいました。今日は「大寒」。大寒らしい体験ができました。
(T.M)
指でつんつん。 「冷たい!」「固い!」
園庭でも氷を見つけたよ!メダカのおうちに氷が張っていました。
◆こうやって持つの?(きくたんぽぽ)
せんせー、こうやって持つの??
最近の子どもたちへのとっておきの言葉は「おにいさんおねえさんになったから」です。「おにいさんおねえさんになったから色鉛筆が使えるよ。」「おにいさんおねえさんになったから玄関から園庭に行くよ。」「おにいさんおねえさんになったからエプロンしないでも大丈夫。」など、進級を意識した声掛けや行動が増えてきました。
スプーンの持ち方についても、声をかけています。いただきますをする前に「おにいさんおねえさんの持ち方、どうやって持つんだっけ?」と声かけると、やる気まんまんで、自分たちで持ち方を試行錯誤しながら、「どうやって?」「こうやって?」と保育士に確認してきます。でも、まだ身についていないので、一度スプーンを置くと、すぐにわからなくなってしまい、また試行錯誤。そして、「せんせー、こうやって持つの?」。・・・違います。何度も何度も繰り返して、少しずつ覚えていきます。
家庭で、お箸も使いたがり一生懸命食べてますという〇ちゃんは、よりしっかりと意識を持っています。わからなくなると、保育士の所までスプーンを持ってやってきて、確認。ちょっと難しいことにもチャレンジしよう、やってみようという気持ちが、子どもたちの中に育っています。
今は、コロナ対策で、保育士は子どもと一緒のテーブルで食事をすることができないため、すぐにその場でこたえてあげることが難しいときもあります。ぜひ、ご家庭でもお子様と、「スプーン、どうやって持つんだっけ?」と確認してみてください。
数日前から、たらいに水をはっておくと、鳥が水を飲みに来るようになりました。その為、いつも水を入れておくようにしているのですが、今朝の冷え込みで、その水が凍っていることを発見。(やってきた鳥が飲めなくて、困っているのを見て気づきました。)朝の集まりで子どもたちに伝えました。
たらいを部屋に持ってきて、「水が固まっちゃったの。」とコンコンと叩いてみせると、さっそく寄ってきます。数人ずつ、たらいを囲んで触ってみました。「つめたい!」はもちろん、「固かった。」「寒いけど、きれいだった。」と素敵な感想がでました。
始めは「見るだけ。」と言っていた△ちゃんも指でつんつん。その感触や見た目に、すっかり虜になってしまいました。園庭にたらいごと持って行くと、氷のかけらを何度も手に乗せてみたり、シャベルですくってみたり。「ぴかぴかしてるよ。」と見せてくれました。あまりの冷たさに「つめたい~。」と何度もタオルで手を拭きながらも、ずっと氷で遊んでいました。今日は「大寒」。大寒らしい体験ができました。
(T.M)
指でつんつん。 「冷たい!」「固い!」
園庭でも氷を見つけたよ!メダカのおうちに氷が張っていました。
◆みんなでやると楽しい (うみグループ)

今日は、ゆり組☆ちゃんのお誕生会をしました。
「明日お誕生日だから早く来なくちゃ」と言っていた☆ちゃん。
朝の集まりで誕生会が始まると少し緊張した面持ちでしたが、みんなに「おめでとう」とお祝いしてもらうと段々とにこにこ笑顔を見せてくれました。5歳のお誕生日おめでとうございます。
今日も『3匹の子豚』『てぶくろ』の劇遊び、『虹』の手話をしました。
子「今日何やるの?」
保「3匹の子豚とてぶくろやろうと思うんだけどどうかな?」
子「やったー!」「〇君子豚やる」」「わたし雪の妖精やりたい」と意欲満々な子どもたちです。
『3匹の子豚』は、やりたい子を中心に行ってみました。
セリフは、ゆり、ひまわり組のお兄さんお姉さんたちが率先して表現していました。
恥ずかしいけど、みんなでやると楽しいという雰囲気がとても伝わってきます。
『てぶくろ』のオペレッタはゆり組のみでやってみました。
『てぶくろ』の音楽も子どもたちの耳に馴染んできたようで、おじいさん役、動物役、妖精役と子どもたち同士で役決め。その中で、役が決まらないと「ぼくやるよ」と協力する姿がとてもある年中児。最後まで楽しそうに演じていました。
最後は、年長児による『虹』の手話を披露してもらいました。
もう見本が無くても上手に手話ができるまでになっています。
年長児だけ前で披露してもらいましたが、年少児の〇ちゃんと◇ちゃんも一緒に参加。
劇遊びは恥ずかしくて出なかった二人でしたが、手話は堂々と披露していたのが印象的でした。
「みんなの前で発表したい」「やってみたい」「挑戦してみたい」さまざまな感情を味わいながら、自分で選択する力を学んでいるように感じます。
一人ひとりの気持ちに寄り添いながら「やってみると楽しい」と感じたり、自信に繋がるよう丁寧に関わっていきたいと思います。(O.Y)


◆劇遊び (にじグループ)
「てぶくろ」の曲をかけると、自然に集まって踊り出している子供達。踊りをどんどん覚えていく吸収の早さに驚かされます。
朝、ゆり組だけで集まり、「何の役をやってみたいか」を話し合ってみました。
子供達も前から考えていたようで、はっきりと「◯◯がしたい」と意思表示する姿が頼もしく思えます。
今回はもも、ひまわり組がお客さん役になり、みんなの前で発表してみました。
曲に合わせて踊ったり、動きをつけたりとゆり組の子供達のしっかりとした表現にお客さん役の子供達も見入っていました。
初めての発表とは思えないほど、みんな頑張っていました。
そんなゆり組に感化され、「三匹のこぶた、やりたい」という声もあがり、引き続きもも組の劇遊びも行いました。やはり人気はオオカミと小さいブタ役です。
保育士と一緒に台詞のやり取りを楽しみました。
みんなの前でちょっぴり緊張しながらの劇遊び、それでも「オオカミだぞー」「(ドアを)開けないよー」「それならこんな家、ふきとばしてやるー。フー!」というやり取りはもも組らしく可愛く楽しげでした。
でもさすがに緊張していたようで、終わると保育士の周りに甘えに来るもも組の子供達。よく頑張りました。
最後まで見ていた年長児からも「面白かった」「よかったよ」という優しく見守る言葉が聞かれ、にじグループの優しさを感じました。
劇遊びを終えた後は、暦では大寒ですが、園庭で元気よく身体を動かして遊びました。
氷鬼、凧上げ、お山作りなどなど。初めは寒さを感じたものの、身体を動かすとポカポカになります。上着を脱いであそびはじめる子も続々でした。
今日も寒さに負けず、元気に過ごせた子供達でした。
I.Y
◆失敗は成功のもと (そらグループ)

今日は室内で表現遊びを楽しみました。
もも組は三匹の子豚、ゆり組は手ぶくろ、ひまわり組は楽器に触れました。
ひまわり組はゆり組の手ぶくろの劇遊びに共に参加し、アドバイスや観客、時には一緒に演じてくれます。
そらグループのこども達を見ていると恥じらいはあるものの皆の前に立って踊ってみたり、動いてみたりする積極的な姿が見られます。ゆり組は振り付けを完全に覚えたこどももいたり、何役でも出来るこども達が「明日は○○やろうかなぁ」と言っています。
もも組はちょっとした場面の切り替わりや、やり取りに大盛り上がりです。
「ドアを開けるもんか」
「助けてくれーオオカミが来たんだよー」
と大声で好き好きに言い合うのでせっかくの素敵なセリフが聞き取れない事も多々あり、保育者が「せーの…」と発声のタイミングをとってなんとか繋ぎ合わせています。
ひまわり組はまた別の取り組みを始めており、本番に向けての取り組みが1日の中に少しずつ組み込まれていきます。
「また?」「今日も?」そんな後ろ向きな声が前向きに変わる様丁寧に楽しく関わっていけたらと思います。
園庭では砂嵐の中を彷徨う旅人の様に肩を窄めてゆっくり園庭を歩くこどもがおりました。
その光景に何か違和感を感じたのは、ジャンパーを着ていないからでした。
流石に身をもって知ったのかすぐさま部屋に戻りジャンパーを来てきました。
「寒くない」
「寒いよ」
「寒くない」
「寒いよ」
そんなやりとりよりも身をもって知ったこどもはきっと自然の力の偉大さを知れたのではないかと思います。
相手を傷つけたり自分を深く傷つけるような失敗でない限り、こども達の意見を尊重していきたいと冬のジャンパーが教えてくれました。
k★y

Posted in 園のこだわり