◆1月8日(金)の子どもたち
2021年01月08日 金曜日
◆びりびり、ぎゅっぎゅっ(つぼみ)

今日はぐんと気温が下がり、寒い日となったので、最初は室内で過ごした後、園庭に行きたい児達は園庭に行きました。
ミッキー体操が始まると「あ」と閃いた表情を浮かべ体操を始める○くん。次の振りがわかっているからか、曲よりも先取りして踊ります。まるで小さな先生のように張り切って見本を見せてくれているようでした。ミッキー体操が終わり保育士がタンバリンを持ってくると、自然と保育士の周りに集まってきて座ります。「お名前呼んでいい?」と保育士が△くんに行くと「うん」とうなづいて答えてくれました。順番に名前を呼んでいくと次は自分かなと感じるのか立って保育士の方に目線を送ってきてくれる姿もありました。お休みの児達の名前を呼んで「どこにいる?」と問いかけると部屋の中を探したり、ドアの方を指をさし伝えてくれました。
朝の集まりが終わり、室内で過ごす際に、新聞紙を持ってきてびりびりしたり、丸めたりする見本を見せるとキラキラした表情で新聞紙をもらおうと保育士の前に立ち、「やってみる?」という問いかけに頷き、新聞紙をもらうと嬉しそうに破き始める○くん。その姿を見て他児たちも新聞紙をもらって破いたり、丸めはじめました。新聞紙に穴をあけてお面を作り、「いないいないばあ」とするとにっこり笑うつぼみ組の児達。お面を渡すといい笑顔で「ばあ」と真似をしていました。他には破いた新聞紙の上に寝転んだり、カラーポリ袋の中に「いれてー」と伝えると破いたものを一つずつ入れたり、□くんはおままごとコーナーで使っているお皿やカップに新聞紙を集めてからポリ袋の中に入れていました。自分で考えての行動に「□くんすごいね」とほめられると嬉しそうな顔をしていました。その姿を見て入れられそうなものを見つけて入れ始める他児たちの姿もありました。
子どもたちのおかげでいっぱいになったカラーポリ袋の口を結ぶと大きなトマトとにんじんができあがりました。手に持って持ち運んだり、上に寝転んだり、叩いたりとトマトとにんじんが大人気でした。
いつもと違う素材のものに触れることによって子どもたちの様々な表情や成長を感じることが出来ました。これからも子どもたちにあった環境を提供していきたいと思います。
(K.H)

野菜大好き

沢山入れよう
◆今日の絵本は! (ふじ)
みんなに読んであげたい気持ちの芽生え
今日は少しお部屋でのんびりしてから園庭遊びに行くことにしました。
お部屋で元気にミッキー体操をして、絵本を読もうかな~と「おはなし♪おはなし♪」と歌っている保育士の隣りに絵本をを持つ△くんの姿がちらりと目に入りました。
今までも、ふじ組の子どもたちは好きな本を持って保育士の読む絵本を一緒に見る姿はありました。
けれども今日は、△くんの姿が何だか気になったので、少し読み始めを待ってみました。
すると、小さい声で「おはなし♪おはなし♪」と歌っています。
そのまま見守っていると手に持っていた絵本のページをめくろうとしています。
△くんに「もしかして、絵本読んでくれるの?」と聞くとうんと頷いて答えてくれました。
そうなんだ!みんなに読んでくれようとしているんだ。
△くんのその気持ちがとても嬉しくてそのまま持っていた絵本を見ることにしました。
おはなしは保育士が読み進めていく中、△くんも本を持ち、時々ページをめくります。
お話を聞く子どもたちのなかには「にんじん好きななのは~」のあとに「○○!」と答えてくれています。
読み終えた時に△くんに絵本読んでくれてありがとうと伝えると、はにかんだ笑顔でした。
△くんと読んだ絵本。その時間をふじ組の子どもたちも聞いてくれる姿をみてなんだか心があたたかくなり、とても素敵な時間だったと思いました。(O.A)
もうすっかり!自分でやりたい!自分で出来る姿
水分補給も自分でカップにお水を入れたい!
◆凧揚げがブームです(きく・たんぽぽ)
凧揚げ全速力です
友だちとの関わりが多くなってきているこの頃。室内遊びではカードゲームに夢中になっています。保育士が中に入らないで傍で見ている形でも出来るようになってきました。ちょっとしたところでルールがアレンジされてしまう事があるのですが声を掛けると基本形に戻ることが出来ています。
園庭遊びでは作った凧を持って走る子ども達の姿が沢山見られました。木の間を通り抜けながらグルグル回りスクリューが起きそうなくらいの勢いがありました。ちゃんと上がっているか後ろを振り返りながら上がるようにと必死に走る姿、微笑ましい場面です。
かけっこする時の定番の道、玄関から門までの道を何往復も走り「よーいどん」の掛け声も待てるようになり友だちがフライングしてしまうと「まだだよー」と教え合う程です。保育士と一緒に走っていたのですが途中保育士がいたずら心で子ども達が走り出したあと傍にある木の陰や滑り台の裏水道の後ろなど色々な所に身を潜めてみました。走り終わって振り返ると後ろにいるはずの保育士の姿が見えず、「どこにいった?」と探し始めます。「あっちだよ」「こっちだよ」とかけっこしていた子ども達みんな一緒になって行動する様子が見られ協力して探し出そうと団結していました。何度か繰り返すと走りながら保育士が隠れず一緒に走っているか後ろを振り返りながら走る子、保育士がどこに隠れるかを目で追い確認する子、一緒に隠れたくて保育士と手を繋ぐ子、隠れ場所を見つけるのが早くなる子等、経験を積んでそれぞれの個性を発揮しひと味違うかけっこを楽しみました。
これからどんどん寒くなりますが沢山走って「あつい」という子ども達。この不安な世の中でも子ども達の元気いっぱいの姿、笑顔に日々癒されます。
(K☆H)
かけっこやろうよーと誘ってくれます
鬼ごっこする人この指とまれ~から、逃げる前に「がんばるぞ~!」と円陣組んでます。この後6人くらいの子ども達は逃げ、保育士1人で追いかけ、大人気もなく本気で捕まえに行きました。
◆ビックなかるた(うみグループ)

みんなで手を伸ばします。こんなに手がいっぱいでも、誰が一番か?自分達で考えて自分から手を引く児もいました。もちろん、譲れない児もいましたが。
凧あげ、福笑い、けん玉、コマ回し・・・今日のお正月遊びは、かるたです。
うみグループにあるかるたより、大きいサイズのビッグかるた。
「なんか、おもしろそう」「やってみたい」と10人以上の子どもたちが参加しました。
まず、かるたの遊び方について説明。トラブルが起きやすい事例を挙げながらの説明だったので、笑いも起こりつつよく聞いています。
ひらがなを読める児も、まだ読めない児は絵を見ながら一緒になってスタートしました。
普通のかるたよりビッグです。
広いスペースで、取るために走ります。
それでも、周りを気にしながら取りに行く子どもたち。手と手が一緒に札を触ったら「◎君の方が早かったよ」と伝えあい、トラブルも起こらず楽しんでいました。
最後の5枚は全員壁側に立ち、行いました。
まるで。かけっこ。顔は真剣。もも組の児には少しだけ、ハンデをつけなるべく平等に。
最後の1枚まで、真剣に楽しむ子どもたちでした。
もう一度、という児で通常サイズのかるたを楽しみました。
園庭では、まだまだ凧あげも楽しんでいます。リレー形式で走り飛ばしてみたり、どうやったら高く上がるのか?考えながら走ってみたり。
自分たちで考えた遊び方で自分たちで楽しむ。そんな姿でした。
まだ年が明けたばかり、お正月ならではの遊びを提供し一緒に楽しむ中で日本の伝統や風習についても伝えていけたらと思っています。(M.C)

札を取るために必死で走ります

凧揚げリレー。自分達でルールを考えて遊んでいました。
◆新年のあいさつへ (にじグループ)

今日は新年の挨拶をしに大聖堂にいきました。
どんな年にしたいか、なにを頑張りたいか、子どもたちに尋ねると、
「絵を上手に描けるようになりたい」
「竜になりたい」
「漢字を頑張りたい」
「ひまわり組になったら優しくなりたい」
「サッカーが上手になりたい」
「笑顔がたくさんの年にしたい」
などとたくさん挙がりました。
準備をして早速出発。
今年度は散歩の回数が極端に少なくなりましたが、壁側・建物側を歩くこと、間隔を開けずに歩くこと、手を挙げて渡ること上手に出来ておりました。
目的地に到着するとお決まりの坂道ダッシュ。
息を切らせながらもひまわり組に負けじと必死に走るゆり・もも組です。
年末にも訪れた大聖堂。
皆で目を瞑り心の中で新年の挨拶・今年の抱負をそれぞれで行いました。
またそのためにどんなことをすればいいのか、何を頑張っていくか帰りの集まりで子どもたちと考えていきたいと思います。
その後はたくさん走りました。
走ると身体が熱くなりほとんどの子どもたちは上着を脱いでおりました。
休憩を取り、保育者も加わり男女対抗の氷鬼。
一回戦目、女児が鬼。あっけなく男児敗北。
二回戦目、男児が鬼。氷になった仲間を上手に助け合い制限時間まで逃げ切り男児敗北。
悔しい結果となりましたが、「もう一回」「次はドロケイやろうと」意気込んでおりました。
(A.Y)


◆駒作りとおみくじ(そらグループ)
駒作り、色を塗って回してみています。
1月に入ってからお正月遊びで盛り上がっています。今日も駒を作りしました。簡単な製作で、丸い紙にクレパスで色をつけていきます。真ん中に小さな穴を空けてマッチ棒を指していくだけのものだったのですぐに作って遊ぼうと思っていました。こども達は、見本の駒を回して見せていくと、回すと色が変わって見える事を知っていました。年長児は、そこも考えて色を塗り出しました。もも組の子ども達もゆり組の子ども達も塗り始めたら色々な色を付けって綺麗な駒を作っていました。
棒を付けてもらうと自分たちの机の方に戻って回してみていました。上手に回す子がいて、綺麗な色で回っていました。軽いのと安定が悪いので、ちょっと回すのが難しいのですが、お友だちと一緒に回しっこをしていました。
1回、駒を回したら安心して終わりにする子もいましたが、「もっとやりたい」と言って来て、何個も作る子もいました。今流行りの『鬼滅の刃』の色合いにしたくて何枚も塗る子が出て来て、駒を回すと言うよりも何枚も塗る事を楽しむ子が出てきました。山盛り作って満足したようです。
『おみくじ』を形どって今年のやりたいこと目標のようなものを書いていくことをしています。全員おみくじは、『大吉』になっていて、全員進級・進学できるでしょうと言う言葉を添えました。1人1人に『やりたいこと』を聞いていくと、ひまわり組の子ども達は、小学校に行く事を考えて『宿題する』『100点取る』などという目標が聞かれ、びっくりでした。宿題、勉強することへの憧れもあるようです。その気持ちいつまでも持っていてほしいものです。
もも・ゆり組の子ども達は、『○○で△△を作って遊びたい』と今遊んでいる玩具で年長児が作るようなすごいものを作ってみたいと言うような憧れのようなものがあるようです。1人1人やりたいことを持っている事に感心しました。自分たちの思いをきちんと言葉に表してくれています。
子ども達と会話をしながら少しずつ形にしていきたいと思います。 M・K
こんなに駒作ったよ。
駒回ったよ。

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