待つ
2020年12月09日 水曜日
《待つ》
待ってもむだなことがある
待ってもだめなこともある
待ってもむなしきことばかり
それでもわたしはじっと待つ
相田みつをさんの詩を長男の一夫さんが解説している文献を読みました。
父が何を待っていたのか定かではありません。
ただ、親に心配ばかりかけていた身としては、私に関する何かだったような気がするのです。
親たるもの、子どもが成長する過程のどこかで「待つ」という体勢に入ることがあるのではないでしょうか。
待つという行為は、無関心に傍観することではありません。十分に関心を持って見守ってはいます。けれど、急がせたり、安易に手を差し伸べたり、あるいは自分の考えを押しつけたりはしないということですね。
言葉で言うのは簡単ですが、実際にはとても難しいことです。
解説を読ませていただいて、見守る保育に通じるものだと感じました。
待つことで子どもたちの新鮮な反応、主体的な行動が見られます。
1人で待つことは難しくても、育子園では、日々、チームで見守り、共有しています。
ありがたい環境で子どもたちと関わっていられるんだと感じました。
副園長
Posted in 三感ブログ