◆12月24日(木)の子どもたち
2020年12月24日 木曜日
◆初めての大聖堂(つぼみ)

大聖堂にきたよ
今日は大聖堂へお散歩に行ってきました。
いつも育子園の御仏様にご挨拶をしてからお散歩がスタートしますが、今日は保育士が手を合わせてご挨拶をしている姿を見て、初めて◎くんが手を合わせていました。今までは何しているのかな?という顔で見ていたので、また一つの成長を見ることができました。
園を出て大聖堂へ向かうと、はじめての大聖堂へのお散歩だったこともあり、いつものバスの車庫や本五ふれあい公園へのルートとは正反対なので、最初は「あれ?」という表情をしていたつぼみ組の子ども達。ですが、道路を車が通るたびに「バチ(バス)」「ブッブー」「しゅうしゅう(ゴミ収集車)」とおしゃべりしながら楽しい時間を過ごしました。
大聖堂につき、御仏様に向かってご挨拶。保育士達が手を合わせて「南無妙法蓮華経」と唱え始めると「またご挨拶してる」という表情で見ていました。表情で語るつぼみ組の子ども達です。
波羅蜜橋に移動し、お散歩カーから降りて走ります。長ーく続く橋を保育士と一緒に走ったり、素敵な笑顔を見せてくれました。走るのが終わると、橋の途中に階段があることに気づき、階段の方へ向かうと、鉄板が敷いてあるのを発見し、保育士がジャンプして音を鳴らすと、子どもたちも一緒にジャンプしたり、どんどんと踏みつけて音を鳴らします。橋の方でもジャンプし、音が鳴らないとまた鉄板の方へ。音が鳴るか鳴らないかの違いや自分で音を鳴らす楽しさに目覚めた子どもたちでした。
★くんが座ったまま動こうとしないことに気付いた●くん。手を伸ばして一緒に行こうと誘っていました。★くんは一人でもまだうまく歩けないので二人で手をつないで歩くことは実現できませんでしたが、お友達と一緒にという気持ちが育ってきていることに微笑ましくなりました。
帰り道では、パトカーや消防車、タクシーといろいろな働く車に出会いましたが、出てくる言葉は「ばち(バス)」でした。様々な刺激を受け、疲れたようでお散歩カーの中で寝てしまう児がいましたが給食を前にすると起きてもぐもぐ。またお布団に行くと眠気を思い出していつもよりも早く寝てしまう児が多かったです。
楽しいお散歩の時間は子どもたちにとって良い刺激になっているようで、たくさんおしゃべりしたり、子どもたち同士の関わりも見られます。大人や子どもたちの関わりを大切にしていきながらこれからも見守っていきたいと思いました。
(K.H)

よーい、どん

あっちに行こうよ
◆自我の「我」 (ふじ)
もっとあそぶー
やだー・・・やだー。 あーん(涙)
音楽が鳴った後も少しずつゆっくり部屋に戻り、沢山遊んだはずなのです。
でも、もっと遊びたかったと泣いて訴えが続きました。
しまってもしまっても靴箱から靴を出してもう一度履こうとします。
やだー。 最近、お話が上手になったので一生懸命気持ちを言葉にして訴えています。
もっと遊びたかったの?と聞くと、泣きながらもこちらの声は届いている様子。
うん、と深く頷きます。
そうか、そうだよね・・・気持ちを受けとめながらなんとか入室。
着替えや水分補給の後、涙はとまったものの窓越しに園庭をじっと見つめています。
あそびたかった。
その頃ままごとコーナーからも泣き声が・・・
〇くんと◎ちゃんが言い合っています。◎ちゃんは涙の訴えを起こしていました。
その話は長く続きました。
でも、間に入った保育者はちょっと微笑んでいます。
落ち着いた頃ケンカの内容を教えてくれたのですが、
〇くんの訴え・・・サンタさんは〇くんの家だけに来る。
◎ちゃんの訴え・・・◎ちゃんの家にもサンタさんは来る。
来る、来ないの言い争いだったそうです。
給食が始まりました。
早めに食べ始めた子がごちそうさまを始め出した頃、△ちゃんが立ち上がっての涙の訴えを始めました。
おつゆもっとちょうだいよー(涙)
おかわりの前にもうちょっと他のものも食べてからにしようね・・・保育者はまたちょっと微笑んでいます。
自我の芽生え、というより「我」の主張です。
その気持ちはよく分かる・・・でもね。その繰り返しのなかに気持ちに切り替えだったり我慢だったりを経験している、その真っ只中の様子に保育者たちは喜びを感じています。
◎ちゃんにサンタさんに何をお願いしたのか聞いてみました。
「やきいも」と返事がきました。(N・S)
お友だちの分もスコップ持って来て、一緒に遊んでいます。
◆もう待ちきれない。イブ・パーティー(きく・たんぽぽ)

ステージに立って素敵に演奏会。
何日も前からクリスマスが待ちきれずサンタやプレゼントの話しに胸を躍らせている子ども達です。子ども達と話していると大人の私たちもウキウキ浮かれてしまいそうです。
今朝、園庭あそび後はイブ・パーティーをしようとの約束を楽しみに園庭に出ました。
庭に降りると子ども達が皆、デッキから頭を下げている光景が目にとまりました。そのとたん、中の一人の□くんが「釣れたよ。」と、かけてきます。
掲げた手の先を見ると、長い枝に枯葉が刺さっていました。デッキから手を伸ばし魚を釣るように落ち葉を枝にさし、魚釣りごっこをしていました。釣れた!との声に釣られた子ども達もデッキへ登り頭を下げ魚(枯葉)釣り大会が開催されました。
園庭から戻ると、皆ウキウキでパーティーの支度にとりかかります。着替え、手洗いうがいをいつもより速やかに終えた子ども達は赤い帽子をかぶってサンタに変身です。今日はなんと、△ちゃんの服の絵にトナカイがいたので、△ちゃんを先頭にそのトナカイにサンタ達を連れて行ってもらいホールへと向かいました。
ホールでは各々、タンバリン、すず、カスタネットなど好きな楽器を手に取りクリスマスの曲に体を乗せ自由に奏でていました。途中、トライアングルや大きな鈴など数少ない楽器も楽しい雰囲気に助けられ上手に交代して使いました。
静かな曲では子ども達をステージへ案内すると、披露するようにじっくり演奏する児や恥ずかしくてステージに登らず下で自由に楽しむ児がいたり、長椅子に座り観客になってステージの友だちの演奏を鑑賞したり、様々にパーティーを楽しんでいました。
いよいよ明日はクリスマス。
みんなのところにサンタがきますように。
S・K

各々好きな楽器を手に取りクリスマスソングに乗せて楽しく奏でていました。
ドライブだ~
◆今日は何の日?(うみグループ)

ロッカーの物を全部出して、念入りに拭いていました。
「今日は、12月24日木曜日です。」ゆり組の△君が大きな声で答えてくれました。
「今日寝ている間のサンタさんが来て、プレゼント置いていくんだよ」という声も聞こえてきました。「今日はチキンを食べるんだぁ」「うちは、タコス食べるの」
クリスマスイブ、子どもたちにとってワクワクの一日のようです。
そして、2020年の登園日も残りわずかとなりました。そこで、みんなで大掃除をすることにしました。今日は、自分のロッカー・お道具箱・飾り棚を責任もってきれいにすること。
一人1枚雑巾を持って、水で濡らして絞って拭いていきました。
水がポタポタ垂れないようによく絞ること。難しい場合は、お兄さんお姉さんに協力してもらうといいよと伝えたせいか、「せんせいやって」という児はほとんどなく、「できる?」と声をかけてあげたりさりげなく手伝ってあげるひまわり組の児が多く見られました。
困っている児を助けてあげられるやさしさが育っている事、嬉しく思います。
掃除ひとつでも性格が出ます。自分の場所をさっと掃除し終えるとすぐに遊び始める児、「ほかにどこ掃除したらいい?」と共有の場所まできれいにしてくれる児、「雑巾が真っ黒になるまでお掃除してください」との保育士の話を守るためひたすら拭き続ける児。
最終日は、1年間使ったお部屋の中をみんなできれいにし、すっきりと新年を迎えることができるようにしたいと思っています。(M.C)

からだまで捻って、力いっぱい絞っていました

久しぶりに海賊ごっこ。
◆「これ、なーんだ?」(にじグループ)
今日はちょっと変わったゲームを行ってみました。
形は様々、色も様々な紙をたくさん用意し、それを見て連想したものを描きます。
発想力が試されるこのゲーム。初めて行う遊びなので、まずはいろんな形を紹介してみました。
三角と半円の形を見て、「あ、アイスクリーム」逆さにすると「こびと!」
と一つの形を向きを変えることで違う姿を連想していく子どもたち。
みんなで輪になって形を選び、描き始めました。
手がクレパスだらけになるほど熱心に描き、みんなで発表し合いました。
ギザギザを黒く塗った〇君は「ウィルス」
矢印の形に顏を描いた△君は「顔の長い変な顔の人間」
円形にギザギザが付いたものは「マンボウ」や「くらげ」
三角と半円で「赤い帽子をかぶったサンタクロース」などなど・・・。
面白い発想を続々発表してくれました。
印象的だったのが、自信をもって発表してくれる児が多かったことです。
自分の作品に自信が持てることはとても素敵なことだと思います。
年中・年長児はもちろん、もも組の子もみんなの前で発表できたことも嬉しい事です。
今回の絵には不正解はありません。子どもたちが考えた絵が正解です。
今日は絵を持ち帰っておりますので、お家で是非話を聞いてもらえればと思います。
にじグループみんなで輪になって、遊べるのも今年はあとわずか。
明日はいよいよクリスマスです。
子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしていきたいと思います。
I・Y
◆クリスマスで楽しみにしていること(そらグループ)
「プレゼントで〇〇お願いしました」
今日はクリスマスイブです。待ちに待ったサンタさんからのプレゼントが届く夜。子ども達の気持ちも高まっています。
そこで子ども達に質問してみました。
「クリスマスで楽しみにしていることは何ですか?」
子ども達の答えはもちろんサンタさんからのプレゼントです。お人形のお家、電車のトンネル、プリンセスの衣装…皆それぞれ期待に胸を弾ませています。
今日はお部屋で風船遊びをしてみました。椅子や机を寄せてスペースを広く取りました。
前にも風船遊びをしましたが、子ども達の中でトラブルになりやすいのが風船の数が限られている事。
自分の風船がなくロッカーの隅で落ち込んでいる年中児の◎くん。床にしゃがみこんでいました。そこへ年長児の◇ちゃんが自分が持っている風船を貸してくれました。◎くんの顔も笑顔に変わっていました。
年少児の数人の中では、誰が風船を持つかで話し合いになりました。結局、風船を大事に抱えすぎて風船が割れてしまいました。割れてしまったのは残念なことでしたが、割れたことで話し合っていた皆が“しょうがない”と思い、他の遊びに気持ちを切り替えることが出来ていました。
困っているとき助けてくれるのは、人だったり、タイミングだったり、それぞれあるのだなと再確認しました。
e.y


富士山作ってます

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