◆12月17日(木)の子どもたち
2020年12月17日 木曜日
◆園庭探検へ (つぼみ)

外は寒いので、しっかり身支度をして今日も園庭で遊びました。○ちゃんと手をつないで園庭内を探検しに行きました。
歩行が安定してきたので、歩くことが楽しくて仕方がないようで、以前より歩ける距離もぐーっと伸びました。
お兄さんお姉さんたちが目の前を駆けていくと、その勢いに驚きながらも、足取りは前へ前へと進めていきます。
コンビネーション遊具の近くに行くと、○ちゃんが自分から手を離し、遊具の方に歩いて行きました。
中が気になったのか前かがみになりながらのぞいてます。ですが中には誰もいません。
あれ?と思ったのか「うーうー」言いながら保育者の手を再び握りました。
するとその近くのトンネルから、ふじ組のお友だちとお姉さんたちが急に出てきて、驚きの表情。
どこから出てきたの?と不思議に思ったのか、また手を離しトンネルに近付き興味津々で中をのぞきこんでいました。
ふじ組の△くんが楽しそうに中に入っていく様子を最後まで見ることができて楽しそうな○ちゃん。
○ちゃんも入ってみる?の言葉には不安そうな表情を浮かべていましたが、見れたことに満足すると、保育者のそばにきて、抱っこしてのアピール。ぎゅーと抱きしめると、また手を握り歩き出しました。
保育者のそばで安心感を感じながら興味を持ったものに自ら向かっていく、そんな姿に○ちゃんの成長をとても感じました。
気持ちの安定のバランスもみんなそれぞれ違っていて、自分の中で上手にバランスをとりながら楽しんでいる子どもたち。その時その時のいろんな気持ちに寄り添っていきたいなと思います。
I.S

木の穴が気になる。しばらくの間じっくり研究していました。

◆寒いけど・・・(ふじ)
ジャンバー着て、行くよー。
他県では大雪だそうで、東京も連日寒いです。
外遊びの準備、すっかりジャンバーを着ることが定着しました。徐々にファスナーに興味も出てきて、自分でとめようとする姿も見られるようになってきました。
靴下も靴も自分で・・・うっかり手を貸してしまいたくなる瞬間がありますが、その子に合わせた援助を心がけているところです。
遊びのなかでも自信をつけていることを感じます。
ウッドデッキもトランポリンも、ゆりかごスイングも自分でよじ登れるようになって、自分のタイミングで好きな遊びを楽しんでいます。
トランポリンの縁から「せーの。」って自分で掛け声をかけてジャンプで弾む〇ちゃん。
何度も挑戦しているうちにトランポリンは満員です。
その瞬間を撮ろうとカメラを構えてチャンスを狙っていると、何度も何度もカメラの前を右から左、左から右へ・・・と行ったり来たり横断する△ちゃん。
よく見ると両足を揃えてジャンプが出来るようになったのです。
周りの様子をよく見ている事も感じます。
2歳クラスの保育士が、「だるまさんがころんだ。」を説明しながら始めました。
初めてにしては上手に楽しんでいます。
だるまさんがころんだ! ◇ちゃん、♧ちゃん、動いたから先生につかまってー。
そのやり取りをじっと見ていました。 たのしそう・・・
少しずつ近づいて、説明を聞いています。
そして自分もやってみる。 木につかまって「だるまさんが・・・もにょもにょ・・・」
ころんだ、までは聞き取れなかったようです。
今日もいっぱい遊んで、お部屋に入る音楽が聞こえてきました。
つぼみ組も2歳クラスもどんどんお部屋に戻っていき、園庭はもうほとんど誰もいません。
すると、さっきまで築山で遊んでいた2人が自分たちの意志で帰ってきました。
(あー・・・どうやって連れ戻そうかな・・・)と心で思っていたものだから、ただただ「偉い、偉い。」と褒めました。
最後はゆりかごスイングです。あと3人。
乗っていた2人はささっと帰ってきたのですが、揺らしていた♡ちゃんは、「やだ。」とはっきり拒否します。
そこで園庭をぐるっと一緒に見渡して、もう誰もいない事を知らせるとあっさりと帰ってきました。
周りの様子を感じたようです。
ジャンバーを脱いで部屋に入った途端、「いきかえるー。」と思わず口ずさんだ子は誰でしょう?
毎日寒いけど、今日も沢山遊びました。(N・S)
だるまさんが・・・もにょもにょ
葉っぱのお布団、あったかーい。
◆昔ながらの遊び(きく・たんぽぽ)
だるまさんがころんだ!
園庭に降りてすぐ目に入ったものは落ち葉。「わーい」と落ち葉のシャワーを浴びていました。
『だるまさんがころんだ』を数人でしてみました。初めての事なのでルールがわからず何度か繰り返し遊ぶ中で少しずつルールを理解し始める子ども達。〇ちゃんはお母さんとやったことあると、止まるところでしっかり止まり、だるまさんがころんだの『だ』の所でジャンプして一歩ずつ進んでいました。その姿を見て真似をしてみようとする▽君。一歩ずつ進もうとするのですが隣にいた◇君につられてしまい、とっとこ前に歩き出してしまっていました。
そして横で始まったのは『かごめかごめ』。子ども達は「後の正面だあれ」では緊張してしまうのか急に小さい声で「だ~れだ?」と問いかけていました。一人が「だ~れだ?」と言うとみんなも言いたくなるようで後ろの子だけではなく前からも左右からも「だれだ」と声が出てしまいます。おちゃめなきく・たんぽぽ組です。「次は私が後ろになる」「真ん中にはいる」とそれぞれの役割や遊び方を楽しんでいました。ルールは理解していなくても友だちと手を繋ぐことの方が楽しいと感じている子もいます。手を繋いで笑い合い歌いながら、人のぬくもりを感じ、同じ遊びを楽しむことができ良い経験になっているのではないでしょうか。
これからも集団でしか経験できない事を楽しんでいけたらと思っています。
(K☆H)
か~ごめかごめ~
クリスマスのとんがり帽子を作ります♪ まずはレンコンでスタンピング。雪のようです。
◆遊びもクリスマス (うみグループ)

クリスマスツリーが完成したり、子どもたちの作品が増えたり。保育室内がクリスマスムードに包まれていくにつれ、子どもたちの遊びの内容にも変化が見られます。
朝の集まりが終わると、真っ先にロフトのお菓子屋さんに向かう年長の〇〇ちゃんと年中の△△ちゃん。ロフト内のお菓子屋さんを「クリスマスのお菓子屋さんに変えてるんだ」と笑顔で教えてくれました。
お店に並べてある商品(飴玉やお菓子)を赤や白のクリスマスを連想させる色に変えたり「クリスマス」というワードを入れた新たなメニュー表を作ったり…。
「たくさんのお客さんに来てもらいたい」と園庭遊びまでの時間、黙々と取り組んでいました。
LaQが大好きな◎◎くんと□□くんも「大きなクリスマスのリース作ろう」とクリスマスに因んだ作品を想像し目を輝かせていました。
「やりたい」「やってみよう」と意欲的に遊びに向かう子どもたちの姿から改めて、子ども自ら主体的に働きかけていける環境を大切にしていきたいと感じさせられました。
園庭でも、鬼ごっこやおままごとなど思う存分遊びを楽しんだ子どもたち。今日もたくさんの笑顔が広がっていました。
(T.N)


◆私たちサンタです。(にじグループ)

光るもの。
今日の朝も冬を感じる寒さでした。
子どもたちも「布団の中すごく寒かった」と教えてくれました。
集まりではサンタさんにお願いしたプレゼントを発表してもらいました。
「らきゅう」「ちびブロック」「ユニコーン」「自転車」「未定」etc.
自然と笑顔になる子どもたちです。
本日ゆり組とクリスマスゲームを行いました。
ゆり組の子どもたちは全員サンタ役、保育者は助手のトナカイ役。
にじグループはサンタの家。
サンタ宛に手紙が6通届き、トナカイが読みます。
内容はサンタへの質問と欲しいものが書いてあります。
質問内容は
Q1どうして赤いお洋服をきているのですか?
Q2どうやって空を飛べるのですか?
Q3えんとつがない場合は?
Q4プレゼントはどうやって手に入れているのか?
Q5サンタさんの欲しいものは?
Q6大人はなぜプレゼントをもらえないのです?
子どもたちはサンタなので答えたものは全部正解。
自信を持って答えてくれました。
Q1
A.赤が好きだから。中がもこもこで温かいから。似合うから。赤を着る役目だから。
Q2
A.ソリが飛ぶの。風で飛ぶ。星が押してくれている。トナカイが飛ばしてくれる。
Q3
A.工事して。ドアでもベランダでも魔法で入るよ。小さくなって入るよ。
Q4
A.魔法で出す。魔法でお金だして買ってる。作ってますよ。
Q5
A.みんなが笑顔になるものがほしい。困らないようにするものがほしい。プレゼント用の箱が欲しい。パソコン。携帯。地図。車。
Q6
A.でかいから。オモチャで遊ばなくなるから。パソコンで疲れてるから。ワイン呑んでるから。
答えがそれぞれで終始笑いがありました。
欲しいものは丸い物、四角い物、三角の物、とがっているもの、揺れるもの、光る物。
サンタの家の中(保育室内)から探して持ってきてそれらをプレゼント。
わからないときや困っているときは助け合う素敵なサンタさんたちでした。
園庭では氷鬼・しっぽとりゲーム・綱引きなど楽しみました。
もも組の子どもたち同士で氷鬼も大変盛り上がっておりました。
(a.y)

氷鬼中。温かいねーと休憩?

◆君ならどうする? (そらグループ)

助けてあげる優しさ。
今日はベランダと園庭に出ました。
朝の集まりでは哲学の時間を設けました。
ある所に1人の女の子が遊んでいました。
女の子は寂しくなったので友達の所に行きました。そして「友達だから一緒に遊ぼう?」と言いました。すると相手の子が「やだ。遊ばない」と言ったので泣いてしまいました。
Q.この2人は友達ですか?友達じゃないのでしょうか?
Q.どうして泣いたのでしょうか?
Q.なんて言えば泣かなかったのでしょうか?
…etc。
テーマは友達関係でしたので、もも組のこども達にとって内容はピッタリでしたが理解はサッパリでした。
様々な考察や予測をした後にこども達に問いかけました。
保育者 友達と喧嘩したらどうする?
年少児 ごめんねするぅ〜。
年長児 えー?笑 なんでもごめんねじゃな
いよね?笑
年中児 あはは。(←笑っているけど…?笑)
年少児はその後ウキウキで身体測定に行き誰もいないお部屋でたっぷり遊びました。
年中児、年長児は哲学の話を聞いて感じた今の気持ちを何でも良いから描いて良い事を伝え紙を配りました。
年長児数名が手を挙げて「先生、何描いていいか分からない」と言います。
それもしっかり話を聞いてくれていたという事、今の話を絵になんて抽象的過ぎるよ…と意思表示をしっかりしてくれている証拠です。
「描いた」と言ってレーシングカーや恐竜を描いた年中児もいます。
先生の話を聞いたら恐竜を描こうって思ったのと嬉しそうに話すので私も嬉しくなります。疑いを明るさでカバーするかの様なその姿はまるで太陽の様に堂々とこちらの疑いの気持ちを晴らしてくれます。
保育者が、先生の話を聞いて○○描こうと思ったの?と聞くと「あ…そういえばそうだったかも…」と濁すこどももいました。
この歳で話を合わせるスキルを身につけています。
保育者が代弁する事に全て頷き、どっちなの?と聞かれると笑顔で誤魔化すこどももいました。
世渡り上手で切り抜け上手です。
友達の描いた絵を真似して描いていたこどももいます。
友達の絵が素敵だなと思いチョイスしたのかもしれませんし、この絵なら自分でも描けると見定めていたのかもしれません。
表現する事、表出する事。
どのような形でもどの様に時間がかかっても丁寧に大切にしたいと思います。
ベランダでは三輪車やキックボードで遊びました。
年少児は三輪車をよく漕げる様になり、嬉しそうです。
漕がずにキックボードの様に乗るこどももいます。三輪車に跨るだけでは出ない疾走感を求めている様です。
貸してくれない貸してくれないと言って困るのは年少児が殆どです。
年中児は違う遊びを楽しむ術を身につけています。
年長児も同じくそうですが、巧妙なやり口で交渉し巧妙なやり口で交わしていくのです。
上手いのは運転だけではありません。
三輪車も人も乗りこなしている様に見えます。
年長男児が鬼ごっこをしたいと言い集まっては見たものの中々始められません。
理由を聞くと
「僕も鬼になりたい」
「僕と○君だけだから終わり」
と揉めていました。
結局遊ぶ時間全てをその会議に当てて最終的に出た答えが園庭でしっぽとりゲームとなります。(誰も鬼にならないし誰もが鬼の様なものであるからでしょうか)
園庭では念願のしっぽとりゲームを行うことが出来満足している様子が伺えます。
こども達の話し合いを見ていると割って入って指示して開始するまでに3分あれば出来るのに…と感じる事もあります。
例え3分が30分になってもこども達同士での答えの導きを阻害しない様にしたいと思います。
k★y

始まらない事で始まる試行錯誤。

先生の話を聞いたらバナナを描きたくなった。

Posted in 園のこだわり