◆12月16日(水)の子どもたち
2020年12月16日 水曜日
◆楽しいを共有(つぼみ)
今日は、月に一度の身体測定を行いました。
慣れてきているようで、測定器の前で待つ姿も気を付けをしているかのような立ち姿。たくましく見えます。
以前は、測定器が部屋に登場するだけで泣いていた◎ちゃん。なんと今日はニコニコしながら自分から測定器に乗りました。日々の積み重ねが◎ちゃんの勇気に変わり自信となっているようです。◎ちゃんの変わりように保育者も驚きです。
測定後は園庭と室内で遊びました。
意思表示がはっきりとしてきた△くん。ゆりかごスウィングを指さし乗りたいとアピールしています。「乗る?」と聞くと、うんうんとうなずきました。
すると、ぞくぞくとつぼみ組が集まりあっという間に定員オーバー。3人乗りのため、□くんは乗れず…でも、□くんは揺らす側になってくれました。乗るのも楽しいけど揺らすのも楽しいと素直な子どもたちの姿にほっこりしました。
△くんのように意思表示が上手になってきている児たちが多く、子どもたちとのやり取りが楽しい毎日です。嬉しい楽しいをたくさん味わえるよう関わっていきたいと思います。
H.A
手洗い練習中です
◆朽ちた丸太の活用法(ふじ)
丸太の破片を上手く利用して
今日もいい天気です。風は昨日よりも冷たく感じますが子ども達は元気に遊んでいました。ミッキー体操の曲が流れてくると定番のウッドデッキに急いで走り寄って上がって体操をする子や自分の気に入った場所で楽しそうに曲に合わせて体を動かしていました。
体操が終わると固定遊具の車に乗ってハンドルを握ってドライブを楽しむ子やバス通りのバス見学を楽しんだり太鼓橋の下に入り裏からトランポリンに乗り元気にジャンプをして楽しんだり、トンネルくぐりにチャレンジしていたふわふわの〇くんは上手にひとりで通り抜けられたのを喜んで満面の笑みで通過したトンネルを覗いて出来た事を満足しているようでした。
そんな中、きらきらの☆くんは丸太から剥がれ落ちた木の破片を見つけました。丁度、☆くんが両手で持って持ち運びに便利なくらいの大きさです。両手に持って よいしょよいしょ と声が聞こえるようにどこかへ運んでいきます。行方を追っていると藤棚の下の築山の周りの丸太の横に置いてその上を歩いていました。まるで段差を上りやすいようにスロープを設置して渡り歩いているようでした。最初は大丈夫かなと確かめるようにその後は丸太の破片の上を走って築山を登ったり下りたり、ジャンプして踏切り台みたいにしたりとといろいろと工夫して楽しんで遊んでいました。
いろいろな発見のある園庭、段々と冬らしく寒い日が続いてきましたが外で遊びる時は体をよく動かして元気に遊びたいと思いました。(y.n)
ドライブを楽しんで
◆寒くても熱い。(きく・たんぽぽ)

大聖堂へ向かう足取りはしっかりしています。
今朝は昨日よりも厳しい寒さを感じる中でしたが、まぶしい日差しが外へと誘いだしてくれて、散歩班と園庭あそび班にわかれ戸外あそびをしました。
散歩班は大聖堂へ向かいました。道中、皆の足取りがしっかりしてきているのを感じ、また信号では緑色は渡るとの認識がされていて、列全体の間隔調整の為、信号手前で止まっていると「青だよ。わたろう。」と声をかけてくれる児もいました。
聖堂に着くと波羅蜜橋をかけっこよーいドン。一人ひとりの走る姿も力強くゴールで待っている大人が子ども達の勢いにおされてしまう程でした。そのまま走り続け行ったり来たり息もきれ、そのうち疲れてきた子ども達の目にとまったのは柊の赤い実。小さな指でつまんで「これ、お土産。」と嬉しそうに拾っていました。中には、夢中になりすぎて匍匐前進で枝々の中へ頭までもぐりこんで拾い集めていた児がいました。
拾っていると、ガラス越しに見えたのが一階から高く伸びた銀杏木、2階の高さを超えて伸びているのを発見した□くん、保育者に知らせに来ます。「こんな高いところまで伸びてすごいね。」と、共感すると、□くん、今度は△くんにも見せてあげたくて△くんの手を必死に引いて「葉っぱ、こっちこっち。」と連れてきます。
ところが、銀杏木の眺めが良いところまで連れてきましたが、瞬間に注意事項が思い出されたのか、「ここらかは行けない。危ない。」と注意を促していました。話をきちんと聞いて覚えてくれていたとの安心を感じた反面、注意事項を少ししつこく確認しすぎたかもしれないと反省した場面でもありました。
大聖堂の中には入れませんでしたが、正面の外から園庭班の皆の分も一緒に、一年間のお礼のお参りをしました。
園庭班も園庭内を走りまわり暑くなってジャンパーを自ら脱ぐほどで、また、落ち葉拾いをしたり寒さを忘れ青空の下、元気に遊びました。
S・K

赤い実を見つけたよ。と、嬉しそうに見せてくれます。

地面には沢山の○が描かれています。○の中をぴょんぴょんと友だちと連なって飛んでいます。
◆次のブームは何かな (うみグループ)

部屋の中が、だんだんとクリスマスらしくなってきました。
会話も「ぼくね、サンタさんに○○おねがいしたの」「☆は、○○たのんだんだぁ」
とサンタさんへの大きな期待を感じさせる内容が増えてきました。
部屋のクリスマスツリーの制作を見て、「やりたい」ともも組の児。
折り紙の三角折りも上手です。見本が手元になくても、壁に飾ってある見本とよく見比べながら、真似をしながら飾り付けまで行う姿が見られました。
どんなふうにしたらできるのか、聞きながら自分で目で見て確かめながらできるようになったのだと成長を感じました。
そして、新たに『あやとり』が秘かなブームになり始めました。
ほうき・東京タワー・カメ。保育士に手取り足取り教えてもらい覚える児、本の手順を見て覚える児様々です。けれど、完成した時の顔はみんな同じ。
なかなか完成できない児もいましたが、完成した時の達成感を沢山味わえるよう丁寧に関わっていけたらと思っています。
園庭では、縄跳びに挑戦するもも組男児。友だちと、一人で・・・様々な楽しみ方をしています。たくさん跳んで、からだが暖まったのか顔がホカホカ。
寒い冬、たくさんからだを動かしていきたいと思います。(M.C)


◆葉脈標本完成(にじグループ)

先週から作っている葉脈標本。
最初に拾ってきた37枚の葉っぱは硬くて丈夫な葉っぱだったため、何時間煮ても柔らかくならず、土曜日に薄くて柔らかい葉っぱを年長児と探しにいきました。何種類かの葉っぱを煮てみて、1番綺麗に葉肉が取れる葉っぱで葉脈標本を作ることにしました。
葉っぱをお湯と重曹で煮始めて5分後、葉肉をブラシでこすってみると優しくこすっただけでどんどん葉肉がとれていきます。葉肉をとるときには、葉脈を切らないように適度な力加減でおこなうのですが、葉肉が取りづらい部分もあり、最初は苦戦する姿も見られました。何枚かやっていくうちにコツをつかんだ年長女児の●ちゃんは葉肉を少しも残すことなく完璧に取り除けるようになっていました。それを見ていた年中児の〇くんは「トンボの羽みたいだね。すごくきれい。」と。たしかにトンボの羽にそっくりでした。
葉脈だけになった葉っぱを漂白し、色を水性絵の具でつけていくと、色付きが薄く、なんだか仕上がりも微妙でした。しかし、子どもたちは「○ちゃんカラーにする」(アニメのキャラクターです)と盛り上がり、薄い色でも楽しんでおこなってくれました。色付きがよくなるものを考え、次は食紅を使ってみました。「食紅?紅って、ままのリップだね!」と年長女児。それだけで女児たちはウキウキでした。食紅は発色も良く、きれいに葉っぱに色が入りました。最近出番の多い粉類。Tシャツ染めで使う染料から始まり、明礬、重曹、そして食紅。活動をするたびに子どもたちの頭の中に新しい名称が加わります。
最後は染まった葉っぱをラミネートしました。
横1列に並べていると「葉っぱが花びらの形だからお花みたいにしたらどう?」と□ちゃん。5つの葉っぱを並べて花を作りました。
「お花」という単語からハワイの言葉で「オハナ」は「家族」という話をしてみると、「花びらが人で、みんなが集まると家族(オハナ)になるってことかなあ?」と年長女児。素敵な発想に感心します。
子どもたちの発想から展開されていく遊びや制作。予想外のことが起こったり、予想以上のものができあがったり…子どもたちの発想と発言とほんの少しの大人の知識で日々の活動が作り上げられています。たくさんのことにチャレンジし、失敗と成功を通して多くのことを学んでいけたらいいなと思います。K.Y


今日も大根を抜かせていただきました。
◆クリスマスソングで手話と楽器遊び(そらグループ)
ゆり組さんの手話です。『ピカピカ』を表現している所です。
『あわてんぼうのサンタクロース』の歌を覚えて来たので、『赤鼻のトナカイさん』の歌を知っているかをひまわり組の子どもたちに聞いたところ、みんなで歌い始めました。ひまわり組の子どもたちが引っ張ってくれるならと、手話付で唄う事にしました。
『赤』『トナカイ』『サンタクロース』など良く出てくる手話を1つ1つ知らせた、後は唄いながらやってみました。覚えが速いのには驚きました。綺麗な手つきで手話が出来ていました。
もも組は、『サンタ』の手話になると髭やお爺さんの手話が入る度に大笑いしていました。表現が楽しいのでしょうか。『トナカイ』の手話は、両手で3を表し顔の前から頭の上にあげながら自分の方に手のひらを見せてから甲の方が見えるようにひっくり返すします。そこを強調してやっていくと、子ども達は力が入って思いっきり上にあげていましたが、手が返せなくて顔だけは真剣になっていました。トナカイの角を表しているのですが4本の指になる子、3が出来なくてやりやすい指でやっている子とそれぞれでした。
ゆり組は、『トナカイ』の手話は出来ていましたが、思いっきり角を突き上げて目を見開いてやっていました。『ピカピカの』と言う時も目を輝かせてピカピカらしい顔つきでやっていました。
ひまわり組の手話は、初めてなのに安心して見ていられる安定感がありました。『トナカイ』『サンタ』は勿論、『暗い夜道』『役に立つ』のところは、手話が2つ3つとつなっがるので難しいのですが、見ながらやっている姿に拍手したい気分でした。
真剣にやっている子どもたちの姿が可愛くて、また一緒にやってみたいと思います。
楽器遊びをしました。今年は、合唱ができないこともあり楽器に触れる機会がなかったので、楽器をいっぱい保育室に持っていきました。タンバリン・カスタネット・鈴・小太鼓・中太鼓・トライアングル・メロディーベル・カーベル・ウッドブロックなどを紹介してからやりたいものを選んでやってみました。
『あわてんぼうのサンタクロース』『赤鼻のトナカイさん』を唄いながら自由に打ち鳴らしました。楽器を交代しながらいくつかの楽器を楽しみました。保育士もギターを持ってきて、ギターに合わせてみんなで思いっきり打ち鳴らすと、うるさいぐらいの音量でしたが、やり終わった時の子ども達はすっきりしたような顔つきでいした。
好きなものを好きなように音を出せるのは気持ち良かったようです。まだ触っていない楽器もありますので、また楽しんで見たいと思います。 M・K
楽器遊びで好きな楽器をやっています。
ひまわり組の子どもたちの手話『トナカイ』を表現している所です。

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