◆12月11日(金)の子どもたち
2020年12月11日 金曜日
◆公園に行ってきました(つぼみ)
きれいな落ち葉、み~つけた
全員集合のつぼみぐみは、今日も元気いっぱい。
お散歩カーに乗り、本5ふれあい公園まで行き、たくさん遊んできました。
公園へ行くのは久しぶりで、道中もバスやトラックなどを見ながら公園に向かい、気持ちも最高に上がっている子どもたち。
公園に着くと、赤や黄色に色づいた葉っぱが芝生の上にたくさん敷き詰められていて、その上を元気に走り回って遊び出しました。
おうちの方と来たことがある場所だったのか、場所見知りをすることもなく遊び出し、落ち葉や小石を拾ったり、大きな木の周りでいないいないばあをしたり、いつもの園庭遊びよりも元気に遊んでいるように見えました。
中でも、大きな石の周りでは、他の保育園のお友達がよじ登ったり、石の上からジャンプしたり、石と石を渡り歩いたりしているのを見て、自分たちもやりたい思った子が保育士の手を借りてよじ登り、上まで到着すると「おー」と声をあげている姿がありました。
上着やズボンをたくさん汚し、「もっと遊びたかった」という気持ちを残しながら帰ってきた道中は、ちょっぴりウトウトしてしまう子もいました。
これから寒さが厳しくなってきますが、園とは違う刺激を味わいことができる公園に行く機会も作っていけたらと思います。(E.Y)
大きな石に頑張ってよじ登ってみました
芝生にゴロンと転がってみました
◆青空ほいくえん (ふじ)
今日はとても良い天気です。
外にでて、園庭で絵本を読んでみる事にしました。
くつをはいた子ども達は、あっという間に思い思いの場所をめざしていきます。それにまざりながら真ん中あたりの広い場所に本を持って行くと、「かえるのうた」に気付いて集まってきた子ども達がいました。ウッドデッキに座って、「おはなし」をきこうという姿勢になっている子どももいます。
今日の絵本は、みんなにお馴染みの「ぴょーん」ですが、いつもの小さなサイズではなく、大型版の大きな本です。登場する生き物たちも、みんなと同じくらいの大きさかもしれません。
表紙のかえるに近寄り、一緒にぴょんぴょんとジャンプをはじめた〇ちゃん。園庭ということで土の上で思い切りジャンプができそうです。
それでは高~くジャンプができるように、準備体操をしよう、ということになりました。
まずは、手を大きくのばして、息を吸い込みます。お腹がぷくーっとふくれたら、ぷはーっとはきだす深呼吸です。理解できるかな、できるかな、と思っていましたが、上手にできていて驚きました。
次は手をひざにおいて、屈伸です。ジャンプの気分もでてきました。さあ、ジャンプです。先ほどのミッキー体操のときより高くなってるのでは、、、という勢いです。最後は、もう一回深呼吸をして、手足をぶらぶらとクールダウンです。
音に合わせて体を動かしたり、踊ったりすることが上手になっているのですが、身体をのばしたり、まげたりを目的とする体操もできるようになっているのだな、と頼もしく感じました。どんどん動きが激しくなっている時期であり、また寒さで体が硬くなりがちな季節でもあるので、活動の前にも整備体操などで体をあたため、柔軟にしていけたら、と思います。
絵本を広げると、近くに集まってきて、大きなページにわくわくしているようすでした。登場するかえるや犬、ねこたちと一緒にジャンプをしたり、ジャンプでタッチしようとしている子どたち。
園庭の青空の下での解放感で、登場人物と一緒に、なりきって遊べた絵本の「ぴょーん」になりました。
樹木の剪定があり、枝を拾ってほうきにみたてて落ち葉を掃くまねをしたり、作業者のお手伝いをするように、葉っぱを集めて運ぶ姿もみられました。お手伝いが楽しい様子を微笑ましく感じました。
(F.S)
マイ ほうきをゲット
◆大聖堂散歩第二弾(きく・たんぽぽ)

いっぱい遊ぼうの声に一斉に目の前にあった石に登り始めました。座ったりジャンプしたり寝転んだり。
気持ちの良い天気でしたので第二弾大聖堂散歩に行ってきました。大聖堂に着き、建物を指差して「あそこに大きなみ仏様がいるんだよ。みんなが楽しく遊んでいるかな?仲良くしているかな?って見てくれているよ」と伝えると、成道会が近かったこともあってか『み仏様いるの?』『大きいの?』『見てるよねー』とみ仏様の存在が以前とは違い、身近に感じるようになっている姿が見受けられました。色々な事が子ども達の中で変化があるようです。
大聖堂では今回もかくれんぼが始まりました。最初は保育士が隠れたましたが『ぼくもかくれたい!』と〇くんの申し出から次々とやりたいと手を挙げ、順番に隠れ役が始まりました。隠れる際に一人で走っていく隠れ役の子の後を保育士も付いては行きますが、一生懸命隠れ場所を探しているのでこちらは見守っているのみ。大きな壺の裏・植木の影・中には柱にセミの様に捕まって隠れている子もいましたがみんなよく自分で考えていいました。隠れるのも楽しいですが何よりも『みつけたー!』と見つかった時の嬉しさが爆発し、『見つかっちゃたー!』と満面の笑みで楽しんでいる姿が印象的でした。
隠れている友だちを探している時に『☆ちゃんどこに行ったんだろ?』『あっちじゃない?』『行ってみようよ!』と子ども達で声を掛け合う様子も見られ、友だちとの関わりもしっかり楽しんでいる様子がありました。
『ねー何してるの?』
『どんぐりころころしてるの』(坂道でどんぐりを転がしていました)
『わたしもやりたい!』
『いいよー』
『どんぐりある?』
『ない』
『あっちにあるから取りに行こう』
『うん!』
保育士も介入する時もありますが、必要な事を子ども達だけで解決する力も培われてきています。子ども達のやり取りも楽しいものです。
もっともっと子ども達の言葉に耳を傾けていきたいものです。
園庭で過ごした子ども達は、体力が有り余ているのかとにかく走る走る走るの連続です。「よーい、どん!」の掛け声はもちろんですが今日は『よーい、ピー!!』と笛の音を表現する場面もありました。元気いっぱいの子ども達でした。
K・E

トラックにパワーショベルが乗っているのを見て『トラック力持ちだね~』と感心していました。
園庭チームは沢山かけっこをしたり、散策を楽しみました。陽を浴びた紅葉に触ってみたくて枝を拾ってきて触れていました。
◆やってみたら楽しかった(うみグループ)
今日は、ひまわり組だけの活動を行いました。
段ボールで作ったフレームでのクリスマス制作です。きみどり、みどりの四角い折り紙の中から好きな3枚、2色の茶色の画用紙から好きな方を選びます。
茶色を好きな大きさに切り木の幹を、きみどり・みどりの折り紙を三角折りにツリーにしていきます。最後に飾り付け。
好きな色、大きさ、そして好きな飾り。ひとつとして同じものはありません。
自分で考え自分で作る。
「ひまわり組さん、やりたいことがあるので集まって。」と声をかけたとき「やだやだ、やらな~い」と答えた◎君。
まだ、何をするのかわからい時点で。
ひまわり組しかできないこと。けれど、やらないのは自由であることを伝え、◎君に選択を委ねました。他児は席に座り始めます。
そこで、◎君に最終確認。「やることにした」という◎君の選択。
説明をし、いざ制作を始めるとやらないと言っていた◎君は「みてみて、上手でしょ」なんとも言えない笑顔で楽しそうに作っています。そして、「やってよかった」と。
自由に遊びを選択できるこの環境だからこそ「今はやりたくない」「つまらないかも」「やらなくてもいい」とすぐに口に出す児が多いように感じます。
やらなくてもいいこともたくさんあります。
けれど、やってみてほしいこと(経験してほしい)こともたくさんあります。
『やってみたい』『こんなにたのしいことがあるんだ』と子どもたちが思えるような保育の設定を考えていく大切さを改めて感じました。
今日は、13個の素敵なクリスマスツリーが出来上がりました。
みていたもも・ゆり組からもやってみたいとの声が出ました。
ぜひ、準備をして作っていけたらと思っています。(M.C)
◆何の匂いですか?(にじグループ)

「なんか臭い」「なんかいい匂いする」という声がにじグループのドアを開ける音と一緒に聞こえてきます。昨日の午後から始まった葉脈標本づくり。
「葉っぱを20枚拾ってくれる人いないかなぁ」とつぶやくとすぐに年中男児が「いいよ!探してくる!緑の葉っぱでいい?」と言って園庭へ飛び出していきました。
そして10分後…息を切らして階段を駆け上がってきた年中児がきれいに重なった葉っぱを握りしめて「持ってきたよ!37枚!○くんと●ちゃんが協力してくれたんだ!」と嬉しそうに見せてくれました。
そしてその葉っぱを鍋に入れ、ぐつぐつ煮ていきます。重曹が入った鍋の中は泡だらけ。見ていた年中児は目を輝かせていました。鍋のまわりに来ると「こたつにあたってるみたい」。鍋の中をのぞいて「葉っぱの温泉だね」。ほっこりする会話も聞こえてきます。
今日になれば葉っぱが柔らかくなると思っていたのですが、残念ながら2時間煮詰めても柔らかくはならず…未だに鍋の中でぐつぐつしています。
鍋で葉っぱを煮ている間、子どもたちと沸騰するときの温度やお風呂の温度、人間の体温を比べたり、鍋のお湯が無くなっていく不思議、色々な白い粉(明礬、重曹、漂白剤)の役割についてなど、理科の授業のような話をしました。少し難しい話でしたが「すごい」と言いながら集中して話を聞いてくれました。
*にじグループの謎の匂いの正体は葉っぱです。
今日は明日が誕生日の□くんのお祝いを朝の集まりでおこないました。
どんなケーキを食べたい?なんのプレゼントをもらいたい?好きなものは?好きな車は?その車の色は?好きな食べ物は?etc… たくさんの質問によく考えながら的確に答えてくれました。そしてお祝いの後は年長児・年中児中心にゲーム遊び。王冠を被ったままいい気分でゲームに参加する□くんでした。HappyBirthday! K.Y


◆クリスマスツリーと木の葉っぱ(そらグループ)
ゆり・もも組、クルスマスツリーの枠に木のみを付けました。
昨日からお誕生日会を楽しみにしていたUくんのお祝いをしました。みんなに拍手で迎えられ、お祝い用の椅子に立つとニコニコでした。お祝いの歌を唄ってみんなの質問に答えていました。質問も「プレゼントはどんなものがほしい」「ひまわり組にお友だちで好きな子は誰」等、具体的に聞くようなものからいつも出てくる質問でも花の名前や好きなケーキなどにも答え楽しい質問の時間になってきました。
そんな質問を交わす中でみんなの気持ちが深まっていくのを感じます。祝う方も祝われる方もお誕生会の日は、楽しみです。今年は、幼児組全員でのお誕生会はありませんが、その分クラスの人数分のお誕生日会が出来るので、楽しみが増えています。
クリスマスツリーの制作で前回、ゆり・もも組の子どもたちは、ツリーにスパンコールを付けたダンボールの土台の枠に木の実を付けて飾りました。色々な実を集めて来たので付ける前に皆で観察しました。チクチクしているものや同じような形なのに大きかったり小さかったりして触って「これ痛いよ」「お花みたいな形だね」など興味を持った所で自分の作ったツリーの土台の枠に気に入った木のみをボンドを付けていきました。
色々な木の実があるのにドングリだけを貼りつける子、大きなものをポイントに付けてから周りを飾っている子、綺麗に並べて貼る子、気に入った実を集めてから丁寧に貼っている子とそれぞれでしたが、個性的な味のある枠が出来ました。
ひまわり組の子ども達は、昨日タンポとローラーで作ったツリーに毛糸でビーズを通しながらモールをツリーに付けました。周りに木の実も付け、更に綿棒に絵の具を付けて飾りました。さすが年長児、鮮やかなクリスマスツリーが出来ました。
1つの制作の中に色々な技法を散りばめ、木の実にも触れ、そしてクリスマスにも関心が深まってきました。1つの行事が色々な経験をもたらせてくれます。
園庭に出ると、昨日園庭の木の枝を伐採した枝をトラックに積み込んでいる所でした。走って出て行った子どもたちが、なんとみんなで枝運び。トラックに向かって投げ入れていました。そらグループの子ども達、殆どの子が大きな枝を持ってきてはトラックに投げ入れ始め、手伝っているのか邪魔しているのか分からない状態の中、ニコニコでお枝をかついでくる子どもたちに、「危ないし、邪魔になるからもうういいよ」と言うと「邪魔にならないようにしているから大丈夫」と自信たっぷりに答える子どもたちに止めるに止められず、ちょっと見ていました。さすがに大きな枝を何人もが行きかうのを見て、危なくなってきたので「ありがとう。助かったからもういいかな」と止めましたが、「まだ大丈夫」と言う自信に満ち溢れていました。
いい気分の子ども達でしたが、本当にお邪魔になってきたので、子どもたちに心からのお礼をして終わりにしてもらいました。すごいお手伝いをして気分爽快の子どもたちでした。
もみじの木の下で、綺麗なもみじを1枚1枚拾って集めている子どもたちがいました。「きれいだな」と言うと、「うん、赤い葉っぱを集めているの。綺麗でしょう」「いっぱい集めたよ」と紅葉した木の葉っぱの色の綺麗さを一緒に味わいました。そんな葉っぱの色が変化していく事を見て楽しめるようになっている事にも驚きました。 M・K
ひまわり組のクリスマスツリー、モールを付けました。
木の枝をトラックに入れ込んでいます。
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