◆12月8日(水)の子どもたち
2020年12月09日 水曜日
◆みんなと(つぼみ)

のびのび過ごしました
今日はお部屋でのんびりと過ごすことになり、「くっついた」の絵本からスタートです。絵本の表紙を見て、保育士のそばに座る子どもたち。おなじみの手遊びから始めようとしたときに◎くんが手遊びの中の振りを少しやりはじめました。「そう、おーはなしだね」と保育士の見本も始まり、みんなで「おーはなし、おーはなし」と手を叩いたりします。ところどころ同じ動きをして、手遊びが様になってきました。
絵本が始まり、動物たちが体のところどころをくっつけています。保育士も真似をして子どもたちの手をぎゅっとしたりして絵本と同じことをすると子どもたちの嬉しそうな表情をして、☆ちゃんは保育士の膝の上に「ぎゅっ」としてきてくれました。とてもかわいらしい表現の仕方です。
タンバリンでお名前を呼び、タンバリンを叩くということを続けていましたが、お友達が叩いている姿を見て、今みでタンバリンを受け取ったり、タンバリンを見つめているだけだった★ちゃんと⚪︎くんでしたが、初めて叩くことができました。嬉しくて拍手をしたり、笑顔を見せてくれました。
バランスをとる遊具をお部屋に出すと、乗って歩いてみたり、乗ってバランスをとったりと以前やった時よりも上手になっていました。
お友達がやっていると「やりたい」という気持ちが強くなっていくのか、気がつくと一つの場所に5人ぐらい集まっていました。みんなでやることの楽しみさも味わあるようになってきたようです。
机の所ではクリスマス制作でタンポで白色の絵の具を画用紙に押していくのをしました。
以前にも使ったことがあるので、押していくのはお手の物。しかしちゃんと押していないところに押していこうとするのは以前やった時にはなかった姿でもありました。やっていく中で手に絵の具がついたことに気づき保育士に伝えて、終わった後に手を洗いに行くとすごく満足そうな表情をしていた児ももいました。
日々の中でお友達と一緒にいる楽しさや一緒に遊ぶ楽しさをこれからも大切にしていきながら子ども達の成長を見守っていきたいと思います。
(K.H)

大人気

何してるのー?
◆考えて決めるって言ったのに・・・(ふじ)
考えて決めたのに・・・
おひさま広場でミッキー体操の後、お話出てこーいと読んだ本は『きれいなはこ』
ねこちゃんとわんちゃんがきれいなはこを、ぼくのー、わたしのーって取り合いになってしまうお話です。ねこちゃんは思わず爪でガリッ。わんちゃんはガブッとしてしまう、爪が長くなって、口が大きくなって、そしておばけになってしまうのです。
こんなことよくあるよねー・・・とみんなに問いかけると神妙な顔でよく聞いています。
おばけになっちゃうね、たいへんだね、ガリってしないほうがいいね、ガブッてしないほうがいいね・・・ねこちゃんとわんちゃんを自分に置き換えて考えることが出来たようです。
その後、お外で遊ぶ人、お部屋で遊ぶ人に分かれて過ごしました。
どちらでもいいことを伝えて、自分でよく考えて決めることにしました。
結果8人がお部屋で過ごす選択をしました。
昨日から続いている植木の剪定が、門の横まで進んでいました。
思わず見上げて「がんばってー。」とエールを送ります。
赤く色づいた紅葉の枝をいただいて、どこに飾ろうかなっと思っていると同じようにどうしようかな・・・って顔で紅葉の葉っぱを拾っています。
葉っぱの色が変化していることに気付けたかな?
ゆっくりしていたせいかあっという間にお部屋に入る音楽が流れてきました。
自分からお部屋に帰る子も多くなってきたのですが、そんな中お部屋とは真逆の方に走ってい行く〇ちゃん。
思わず「かえりますよ。」と声を掛けました。
走っていた足はピタリと止まったもののもじもじしています。
あっちへ行こうと思っていたのに・・・心の声が聞こえてきます。
お部屋に帰る時間なのは分かっているけど、今日は自分でよく考えてお外に出てきたんだから・・・
難しい問題にぶつかりました。
結局、部屋に戻ったけれど時間のきまりと一緒に考えることは難しいようでした。
でもその姿に成長を感じるのです。
自分で考えて決めた責任です。立派だとおもいました。(N・S)
取り合っていると、おばけになっちゃうよー。
◆子ども達の関わり(きく・たんぽぽ)
自分達で準備しています。難しい所は手伝ってもらいます。
朝の集まりで昨日誕生日だった◎君のお祝いをしました。みんなにお祝いしてもらい自分でも拍手をしてしまうほど嬉しかったようです。何歳ですか?の質問に指で3を作りながら「3歳ですよ」と答え上手に答えられもう一度拍手をしてもらえ何倍もの喜びを感じてくれたようで満面の笑みでした。
園庭に出る準備を始めると自分でやるのがまだ難しいという所が出てきます。ジャンバーの向き、袖を通す所やチャックを閉める、帽子を被るなど一人でやるのは難しいと保育士に助けを求める姿があります。今日は保育士に帽子が出来ないとと伝えてきた〇ちゃん。保育士は「◇ちゃんが出来ているから手伝ってもらったら?」と声を掛けると◇ちゃんは〇ちゃんに「やって」と伝えに行きました。声を掛けられた◇ちゃん。少し照れながら「いいよ~」と帽子を上手にかぶせてくれました。〇ちゃんにやってもらえてうれしかった◇ちゃん。お互い照れながら微笑みあっていました。
園庭ではかくれんぼうをしている子ども達がいました。園庭に「もういいかい?」「もういよ」の声が響き渡っていました。鬼が探しに来ると「くるよくるよ」とヒヤヒヤ・ドキドキ・ソワソワしながら隠れ「みーつけた」といわれると「キャッキャッ」大喜び。集団でゲームが出来るようになった成長。一緒に同じことをして遊ぶ楽しさを感じることが出来るようになってきています。
植木屋さんが気を手入れしてくれていたのですが、遊具の上に枝が落ちていて子ども達が見つけてくれました。「先生あぶないね」と枝を下におろす手伝いをしてくれました。「これも、これも」と沢山手に持ち渡してくれる子ども達。みんなのお陰で危険を回避できました。ありがとう。
(K☆H)
「木おちてたよ」とお手伝い。
◆サンタさんに届くかな (うみグループ)

今日は、朝の集まりで年少○○くんの誕生日をお祝いしました。
普段から、皆で何かを行うという空間、集まりの時間が大好きな○○くん。名前を呼ばれると元気よく前に出てきてくれました。
バッジや色紙のプレゼント、誕生ケーキの登場、友だちからのお祝いの言葉など、その都度しっかりとお礼の言葉を返す○○くん。
○○くんの姿をきっかけに、誕生日をお祝いするということだけではなく、感謝の気持ちを伝えることの大切さを皆で考えることのできる素敵な時間となりました。
○○くん、お誕生日おめでとうございます。
朝の集まり後は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
ロビーにサンタクロースへの質問ポストが設置されることを子どもたちに伝えると、早速、数人の子が嬉しそうに机に向かっていました。
「サンタさんに何聞こうかな」「なんで空飛べるんですか?にしようかな」などと、期待を膨らませながら手紙を書き始める○○ちゃんと△△ちゃん。
わからない字があっても「(へ)ってどうやって書くんだっけ」「こうだよ」「あっありがとう!」と互いに助け合いながら行っていました。
二人の何気ない自然な関わり合いでしたが、このような経験を通し相手を思いやる気持ち、社会性が育まれていくのだなと心温まる気持ちにさせられました。
今後、クリスマスに向け子どもたちがどのような姿を見せてくれるか楽しみです。
(T.N)


◆つながる(にじグループ)

先週から少しずつ完成しつつある自分だけのツリー作り。
今日も絵の具を使って行っていきました。
保育室にある大きなダンボールツリーを塗っていったようにダイナミックに手やローラーを使ってダンボールを塗っていきます。
始めはローラーを提供せず手で行います。
そのため子どもたちは袖を上げます。
周りの子どもたちにも子どもたちから声をかけ合います。
「腕まくるんだよ」
夢中で塗っていたため、洋服に絵の具が付いしまう子どもたちもおりました。
中には顔にも付いている子どもたちもおりました。
そんな姿を笑い合う姿の子どもたち。
手が汚れることが嫌で絵の具遊びを選ばなかった⚪︎くん。
今日は来てくれました。
しかし手で塗ると知ると困った表情でしたが、周りの楽しむ姿をしばらく眺めて絵の具に手のひらをつけます。
それを何度も行い、ダンボールに手のひらで塗っていきました。
「楽しい」と教えてくれました。
しばらくしてからローラーを提供するとひまわり組が使ったのをみてもも組も「あれ使いたい」と真似ます。
友達同士手が絵の具だらけでアルプス一万尺をするゆり組の姿や友達が保育者に完成したのを見せに来たから一緒に見せに来たもも組の姿。
周りが楽しむ姿に自分もチャレンジしてみたり、真似てみたり、同じ気持ちであったり、年齢の枠を超えて共有する子どもたちの姿がたくさん見受けられました。
最後、乾燥棚に持っていくときも協力しながら運ぶ子どもたちでしたが、もも組の△ちゃんは自分で運びたいと訴えておりました。
そんな姿に「ここに置くんだよ」と優しく関わっておりました。
子どもたちは今日も一段と逞しい姿でありました。
(a.y)


◆クリスマスツリー (そらグループ)

一段と寒さが厳しくなってきました。今年は例年に比べ換気に気を付けている為、室内も暖房はつけていますが、ときどき子どもたちも寒く感じることもあるようです。温度管理、心がけたいと思います。
手を洗う時も「水が冷たい」と言い、丁寧に洗うことを避ける児が出てきました。そんな児がペーパータオルで手を拭くと、紙は真っ茶色になります。手洗いもその時々に改めて声をかけていきたいです。
今日の朝の集まりは、クリスマス一色。サンタの手遊びに、クリスマスの紙芝居、ツリーの製作もしてみました。製作は今日は年少児、年中児で行いました。(年長児はそのあいだ、部屋の玩具や道具、材料等を自由に使って遊びました。)
ダンボールに貼られたツリーを、キラキラのスパンコールで飾っていきました。もうお馴染みになった綿棒でボンドをちょんと付け、その上にスパンコールを一つずつ置いていきます。いや、ダイナミックに広くボンドを付け、3,4個のスパンコールをいっぺんにつけている児もいました。最初にツリーのてっぺんに黄色い星のスパンコールをつける児もいました。等間隔に並べる児、一か所に固めてある児、スパンコールのハートだけを使う児、ツリーをふちどるように貼る児… 本当に十人十色です。でも、出来上がってみると、「○くんらしいよね」と納得のいくものばかりでした。
完成した作品を見た年長の◇くんが「すてきだね」と声をかけてくれました。作った▽ちゃんもとても嬉しそうで、◇くんがさりげなく相手の気持ちに寄り添えることに嬉しくなりました。
園庭では、泥団子づくりが盛り上がっています。大事に大事に固めて丸くした団子を、葉で磨いてみると、□ちゃんの団子がピカピカに光ました。「みてみて」と見せてくれた□ちゃんの表情がピカイチでした。
e.y


Posted in 園のこだわり