◆12月3日(木)の子どもたち
2020年12月03日 木曜日
◆いろいろな変化(つぼみ)
今日はお休みの児が多く、いつもの賑やかな様子からは一転、お部屋も広く感じるようでのびのびと過ごす子どもたちです。
朝の集まりではみんなが大好きなカエルのペープサートで挨拶しました。
まずは、保育士が見本です。
名前を呼び、カエルとタッチするとその後にやった子どもたちも同じように『カエルとタッチ』の挨拶をしてくれました。
保育士の姿を見て同じように行う、簡単なようでつぼみ組の子どもたちにとってはそれも難しいことです。それでも朝の集まりだけでなく日常でも同じような場面が最近は見られ、日々、感動の毎日です。
園庭に行く準備では毎日おこなっているということもあり、どうすればよいかわかっています。
そんな中、〇ちゃんは自分の支度よりもお友達のお手伝いに大忙しです。
保育士に「これは、△くんのだから渡してあげてね」と言われるとすぐさま△くんのところへ。
毎日顔を合わすお友達をしっかり認識しています。〇ちゃんのお友達を想う優しい気持ちにすごく嬉しくなりました。
◇くんはジャンパーのチャックを自分でやろうとしていました。やってもらう、から自分でやってみようとする。に少しづつ変わってきているつぼみ組。子どもたちの気持ちに寄り添いながら丁寧に関わっていきたいと思います。
準備万端、部屋からテラスに一歩出ると、思ったよりも寒かったのか、泣き出した☆くんの姿がありました。他にも、鉄製の滑り台につかまり立ちをしたら冷たくて涙したり、お友達同士いつもよりもくっついて遊ぶ姿だったり…季節の変化を子どもたちなりに感じているようでした。体調を崩しやすい時期なので子どもたちの変化に敏感に気づき、しっかり体調管理をしていきたいと思います。
H.A
◆友だちを思う気持ち (ふじ)
今日も園庭に出る前に、支度は自分で、という姿がちらほらみられています。
テラスに一番にでて、自分で靴を履いた☆ちゃん。あとから出てきた〇ちゃんに気付きました。〇ちゃんは自分の靴を持って、保育者に手伝ってもらおうと、順番を待っているところでした。座っている〇ちゃんの前に来た☆ちゃんは、自分もしゃがんで靴を履くお手伝いをはじめました。履きやすいように靴をひらいて、足をいれてあげています。上手に履けると嬉しそうに笑い合っていた2人でした。
手伝ってもらったことを嬉しく思ったり、手伝ったほうも、喜んでもらったことを嬉しく思った素敵な笑顔でした。
広場で友だちと手を繋いで歩いている二人組の姿もみられるようになっていますが、園庭でも大好きな友だちと手をつないで歩いている姿がありました。
わくわくの◇ちゃんが、ふわふわの◆ちゃんと手をつないでいます。手はそおっと握っているのですが、自分の歩く速さでかけだしてしまい、◆ちゃんはひきずられて転んでしまいました。
他児と手をつなぐ。相手もいいよ、という気持ちを確認しなくてはいけません。
▽ちゃんと手をつないでみたいと思っている△くんは、何度も手を近づけたり、ひっこめたりしながら、遠慮がちに▽ちゃんの気持ちを伺い、手をつなげた時には大喜びで弾むように歩いていました。
高月齢児と低月齢児とではまだまだ身体の大きさや、運動機能的にも差はあるのですが、一緒に遊びたいという気持ちは一緒でどんどん広がっています。力の加減や、お互いの気持ちを伝えながら介し、子どもたちの関わりたいという気持ちを大切にしていきたいと思います。
転んでしまった◆ちゃんのところには、心配して集まってきた子ども達もいました。■くんは「ピーポーピーポー」と言いながら、救急車になってとんできてくれました。ごめんねというような表情で◆ちゃんの頭を優しくなでている◇ちゃん。みんな友だちを思う気持ちが育っているのだな、と温かい気持ちにさせられました。(F.S)
手伝ってあげるね
いっしょにタワーをつみたてています
◆今日はわたしたちがお散歩だよ(きく・たんぽぽ)

ガタンゴ~トン 連結でーす。
前回の散歩から散歩に行くメンバーは腕にピンク色のリボンを付けて行くようになりました。朝の集まりで「ジャジャーン!これなんだか覚えてる?」と聞いてみると『お散歩の時の!』と〇ちゃんや△ちゃんからいち早く返事が返って来ました。それを聞いた他の子も思い出し『あ、そうだったそうだった』と納得した様子でした。『□ちゃんは前に行ったでしょ?今日はわたしがいくの~!』と会話に花が咲き始め、前回散歩に行かなかったメンバーは自分たちが散歩に行くのが楽しみだったようです。前回散歩に行ったメンバーは楽しかった記憶が残っているので快く『いってらっしゃーい』と送り出してあげ、気持ちが満たされていた子ども達の心には大きな余裕が生まれている場面が見られました。
ピンクリボンを腕に装着し、いざ出発です。散歩の道中も可愛らしい花を見つけたり消防車と救急車の訓練に出会い楽しい時間を過ごしていましたが、目的地の大聖堂1階広場に着くと子ども達の気持ちは最高潮になりました。行きの道中、◎ちゃんとかくれんぼをしようと話していたこともあり到着後、みんなにかくれんぼをしようと提案をしてみました。ほとんどの子が賛同してくれたのでかくれんぼ大会が始まりました。『いーち、にーい、さーん・・・じゅう!もういいかーい?』数を数えるのも呼びかけるのも上手になりました。隠れている保育士を探しに一斉に走り出します。『どこだー?』『いないよー』楽しそうな声が飛び交い、そこから更に盛り上がった瞬間が見つけた時。『みーつけたー!!』とお喜びです。◇くんの『もう一回やりたい』の声を聞いて『えーもうやらなーい』と言っていた子も数を数え始めた声を聞くと一緒に目を隠して参加していました。かくれんぼ、楽しかったようです。
その後も地面の排水溝のふたを電車のレールに見立て、電車になってみんなで連なって走りました。個人個人で走っていた電車も次第に連結が始まり、男の子電車・女の子電車になって発車。電車が崩れないように友だちの歩幅に合わせて歩いてみたりと思いやりのある行動も見られました。沢山走って沢山笑って楽しい時間が過ごせました。
沢山動いたので『あー喉乾いたー』というセリフを沢山聞いた散歩チームでした。
次はどんなメンバーでどこに散歩に行くのかご期待。
K・E

うさぎに変身してジャンプ。この後、カエル・カンガルーにも変身しました。

「ごめんね。」園庭チームは元気にかけっこ。夢中で走っていると、ふじ組の児にぶつかり転んでしまいました。転んだふじ組さんの所へ戻りみんなで謝りました。お詫びの気持ちを言葉と頭をナデナデして伝えました。
◆共有の時間 (うみグループ)

今日は、朝の集まりで「今日、どんな遊びをしたいか」「今、意欲的に取り組んでいるものは何か」等の遊びの共有を行いました。
「はいっ!」と元気に前に出てきたのは年長の○○くん。
現在の取り組みとして、LaQの作品を紹介してくれました。完成度の高さに見ている子どもたちも驚き、感動の表情です。
○○くんの発表後に手をあげたのは年少の△△くん。
「LaQやりたいと!」と嬉しそうに今の気持ちを教えてくれました。そして、集まり後、目を輝かせLaQを行っていました。
「こんな遊びがあるんだ」「僕も、私もやってみようかな」
友だちの発表がヒントとなり遊びへの意欲を高めます。そして、皆の前で自分の気持ちを伝えることができた、皆が聞いてくれたという喜びが自信、安心感となり主体性へとつながっていきます。
子どもたちの姿から改めて、一つひとつの学びの時間を大切にしていきたいと感じさせられました。
室内遊びでは、ゾーンごとの遊びの他、子どもたちのリクエストにより迷路遊びも行いました。
自ら考え遊びを選択し満足のいくまで楽しむ子どもたち。
今日も一人ひとりが輝いていました。
(T.N)


◆草木染め2(にじグループ)

今日は2回目の草木染めをおこないました。アボカド・コーヒー・紅茶の3種類です。月曜日から予告していたため、「草木染めやろう!」と保育士が声をかけると、年長児はすぐに準備をはじめていました。
染め方の手順の書いてある紙を真剣に読む〇くん。みんなに聞こえる声でしっかり音読してくれました。
月曜日におこなった玉ねぎの皮の染め物は驚くほど鮮やかなオレンジから黄色に変わったのですが、今回のアボカドの皮は思ったより色が出ませんでした。子どもたちの反応ももちろん微妙…。「白のままだね」「あんまり変わらないね」と。しかし気を遣ってくれた女児が「少しピンクっぽくなってるよね。可愛い色だよ。」と。それを聞いた男児は「赤に見えるかも!」と。(実際はほんのりピンクがかった白です)残念そうな様子を見たからか、全力で励ましてくれました。子どもたちのあたたかい気持ちが本当にうれしいです。
コーヒーと紅茶は淡いブラウンに変化しました。他の物に比べて漬け置きする時間が長いのですが、「2時間後に見てみようね」と伝えると「長い針が2回回ったら」「大人の見る映画と同じくらいの長さだね」「給食ぐらいかな」と、それぞれ考えて発言していました。
日常の中でだんだんと時間を意識できるようになってきていることを感じます。午睡の時間も「1時だよ」と1人が知らせてくれると「ほんとだ。12になったね。」とみんなで時計を見る姿もあり、時間を意識した声掛けや関わりも増やしていきたいなと感じました。K.Y

◆保育園でしか出来ない事 (そらグループ)

今日は誕生児がおりました。
朝の集まりで皆に祝ってもらうと嬉しそうでした。
好きなケーキ〜チョコケーキ
好きな色〜茶色
好きな車〜青
好きな年長児〜○君と皆
好きな虫〜カブトムシ
かっこいい年長さんになりたいと言っていました。残り四ヶ月、楽しく過ごして欲しい感じます。
室内遊びではクリスマスの歌や紙芝居を導入に使用しいくつかの質問をしました。
サンタさんに手紙を書いたこどもや、ツリーがあるこども、欲しいプレゼント、様々な答えが返ってきます。
おにぎりが欲しい、マニュキュア、LEGO、ポンプ車、忍者、本物のヘリコプターなどもも組のこども達の欲しいプレゼント発表が可愛さ溢れており年長児達はクスクス笑っていました。
プレイルームでは造形活動、塗り絵、お絵かきなどクリスマスをテーマに取り組むこども達がいました。
クリスマスのイメージがツリーという作品を多く見かけました。
どのような対象でもそうですが、様々な在り方をこども達に見てもらいたい、知ってもらいたいと感じています。
こども達の知っている世界を広げる事でイメージが広がっていくのではないかと感じます。
おままごとゾーンやお菓子ゾーンでは日々作品が増えていき、置ききれなくなってきた机が増えました。
おままごとには新しく細かな玩具が増えました。誤飲や誤嚥の注意喚起をしつつ使用しています。
こぼさない様にそっと…丁寧に優しく、溢したら集める事、数えたり色別にしたりなど細かな部品で遊べる楽しさが幼児グループの醍醐味だと感じます。
今週はエレキギターの解体もしています。
(工具の使い方が様になってきた為、使用出来なくなった物を提供しました)
一度解体し、今再度合体させています。
もう少しで何となくではありますが元通りに再生されつつあります。
こども達の無限の力や可能性を日々感じる事が出来る環境に感謝しながら、こどもの学びに合わせた環境設定を行っていきたいと思います。(k★y)


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