◆12月2日(水)の子どもたち
2020年12月02日 水曜日
◆やりたい気持ちとやりたくない気持ち (つぼみ)

今日は気温も低く、鼻水が出てる子も多かったのでお部屋でのんびり過ごすことにしました。
お絵描きする?と朝の集まりの時にみんなに聞いてみると、うんうんと大きく頷く○くん。机を準備しているのを見てドアにすぐにスタンバイする△くん。お絵描きはイヤイヤと手で教えてくれる☆ちゃん。
保育者の言葉をしっかり聞いて返事をしてくれることも増え、やりとりが益々楽しくなってきています。
大きく頷いていた○くんを早速誘ってみると、大喜びで行きたーいと両手を広げてアピールしてくれました。
クレパスでとんとん叩いてみたり、線を引いてみたり、自分の描いた絵をまじまじと見るたびに、「わ!わ!あー!!」と指を指して驚きと感動の連続でした。
集まりで聞いた時はイヤイヤしていた☆ちゃんに声をかけてみて、保育者と一緒にやってみることにしました。
保育者が隣でぐるぐるぐる〜と描いてみると、にんまり笑っています。
おっ嫌がっていない・・とそのまま隣で楽しく描きながら様子を見ていると、膝に置いていた手がゆっくりゆっくり動き出し、少しずつクレパスの方に伸びてきていたので、クレパスを近くに置いてみると、自分でぎゅっと握り、保育者の真似をしてぐるぐる描きだしました。
「どんな色がすき?♪」の歌をうたっていると、歌に合わせて自然と身体が揺れる○くんや、ノリノリでお絵描きをしていた□くん、そんな楽しい空間に、最初はイヤイヤしていた☆ちゃんも一緒に楽しくでき嬉しく思います。
◎ちゃんもイヤイヤしていたので、保育者の膝の上で。時間をかけてクレパスは握ってみたものの描きたがらず、でも表情は時折微笑んでいて、保育者が楽しそうに描いているのを見ることが楽しいようで、その雰囲気を味わえただけでも良かったなと思います。
これやりたい、これはやりたくない、いろんな気持ちの芽生えが出てきている中で、無理なくひとりひとりのペースで楽しいを感じられるよう、私たちも一緒に楽しみながら提供していけたらと思います。
I.S

コンビカーは大人気!廊下でもたくさん遊びました!

◆選ぶ・やってみる・やってあげる(ふじ)
自分でやってみる
どんより曇った空、いつもよりちょっとのんびり支度を始め、行きたくない子は部屋で、行きたい子は園庭で遊ぶことにしました。
今日は自分で「選ぶ」活動です。
はりきって支度を進め、飛び出すようにかけ出して行く〇くん、靴履をはいていません。
振り向くと◇くんも、靴履いてません。
そんな中、自分で支度に挑戦する姿をキャッチしました。
靴下です。
何とか自分の力で履こうと頑張っているものの、なかなかうまく引き上げることが出来ません。
「もうちょっと・・・引っ張って・・グッて」と声をかけても、グっと同じように気合を入れるだけで上手く履けない様子です。
じっくり粘る根気はあるので、しばらく向き合って気合のお手伝いをしました。
少し手を貸して仕上げましたが、自分でやろうという気持ちは立派です。
しばらくお部屋で遊んだあと、やっぱり行くと後から合流した子もいて、結局5人がお部屋を選択しました。
ひとりひとりに満足がありました。
最近、お人形のお世話に変化がでてきました。
だいだい洋服は全部脱がせてしまって裸ん坊になってしまいがちですが、スカートをはかせたり、帽子を被せたり、おてて、おてて・・・と言いながら服を着せる姿が増えてきました。嬉しいです。
そして、お世話の後は お布団借りるよー って感じで、お人形の布団を敷いて、掛け布団もしっかり借りて グーグー・・・おとなりの子と顔を見合わせて思わずケラケラケラと笑ってしまいます。
お父さん役の男の子はなかなか起きて来ません。しっかりなりきっているのかもしれません。
小さいなりに自分で考えて決める、自分でやってみる、お世話してあげる・・・頼もしい様子が嬉しい日です。(N・S)
靴、はいてないよー。
さあ、寝よう。 お父さんはこの後全然起きてこない・・・
◆早くわたしを食べて。(きくたんぽぽ)
オオカミと子ヤギのやりとり。「ダメだよ。入れないよ。」と言っている子ヤギの隣で、「いいよー。」と言っちゃう子ヤギもいます。
追いかけっこ、しっぽ取り・・・、子どもたちの成長とともに、最近は色んな遊びができるようになってきました。子どもたちから広がっている遊びに、物語の役になりきって遊ぶごっっこ遊びがあります。〇ちゃんは、家でもお母さんとやっているとのことで、園でも「せんせい、オオカミとブタやろう。」「オオカミとヤギやろう。」と誘ってくれ、遊び始めると他の子たちもやってきて、数人で楽しんでいます。
今日も朝から、「せんせい、オオカミとヤギやろう!」と何度も。「せんせいはオオカミで、〇ちゃんがヤギね。」と始めると、さっそく他の子も集まってきました。ストーリーがしっかり頭に入っている〇ちゃんと保育士がセリフをリードし、お話が進んでいきます。まだ、お話を覚えていない子たちは、オオカミが「ドアを開けて。」と言うと、「いいよー。」と開けてしまったり、オオカミが襲い掛かると、自ら「早く食べて。」と抱きついてきたりと突っ込みどころが満載の物語ですが、役になりきったり、オオカミに食べられるというちょっとしたスリルを楽しんでいます。お話の最後、オオカミ役の保育士が「あー、のどが渇いた。」と、池に水を飲みに行くところでは、△ちゃんがコップを持ってきて、「お水、どうぞ。」と勧めてくれるという結末に。。今日もたくさん笑わせてもらいました。
最近は朝の集まりも行なっています。ピッと立って、手を合わせ、ごあいさつから始めます。とっても、上手にできました。一人ずつ名前を聞いていくと、フルネームでこたえられるようになった子が増えていて、驚きました。さらに、「お母さんのお名前わかる人はいるかな?」と聞いてみると、3人ほどこたえられた子がいて、これまた驚きました。「ママとパパにも素敵なお名前あるんだよ。聞いてみてね。」と話したので、ぜひ教えてあげてください。
その後、「オオカミと7匹の子ヤギ」の大きい絵本を読みました。子ども達はお話に引き込まれ、しーんとなって、集中して見ていました。
様々な遊びを取り入れ、子どもたちと一緒に楽しみ、さらに感性が豊かになっていくといいなと思います。
(T.M)
お腹がいっぱいになったオオカミたち、ぐうぐうお昼寝中。。。

ロンドン橋落ちた〜と歌いながら自分の番で橋が落ちてくるのを今か今かと待っています。歌の終盤には歩く速度を緩める子もいたりととにかく橋(腕)の中に入りたい子どもたちです。
◆安心できる場所であること(うみグループ)

自分たちの好きな遊びを見つけ遊び込む姿が見られたため、朝の集まりは行わず自由に遊びを楽しむ時間を大事にしていきました。
そんな中でなかなか遊びを見つけられない◎ちゃん。保育士に張り付いてきます。
「これ、やってみる?」「やらない」
「じゃあ、これは?」いくつかの遊びに誘ってみますが「やらない」と◎ちゃん。
そして、ボソッと「だっこして・・・」
少しの間、ギュッと抱っこ。しばらくすると自分からすっと降りていきます。
登園してすぐに遊びに入れる児もいれば、入れない児もいます。
子どもたちが毎日過ごす場所を、まずは安心できる場所にしていくことの大事さを改めて感じた朝でした。
そんな◎ちゃん、△君や☆ちゃんと一緒に毛糸でミノムシ作り。
好きな色の毛糸をぐるぐると巻き付けていき、シールで目を付けたら完成。
個性豊かなミノムシが出来上がりました。
園庭では※ちゃんが泣きそうな顔で助けを求めてきました。
「ズボンに何かがくっついたから、早く取って」
※ちゃんが足を動かすたび、そのなにかも動きます。虫かと思っている※ちゃんは「はやく~」と叫びます。それを見た△君。「「これ、くっつき虫じゃん。取ってあげるよ」と余裕の顔。『虫」というフレーズを聞いて※ちゃんの顔はこわばったままでしたが、すべて取ってもらうとやっと笑顔が出てきました。
※ちゃんのドキリとした初めての体験。大人から見るとちょっとしたことでも、子どもたちにとっては大事件。この小さな大事件、たくさん共有していきたいと思います。(M.C)


なんかくっついてる。大騒ぎです。
◆クリスマスに向けて・・・ (にじグループ)
12月に入り、今日は一段と寒い朝を迎えました。
12月には子供達が楽しみにしていることがあります。それはクリスマスです。
「クリスマスのプレゼント、◯◯が欲しいんだ」「もうおうちにクリスマスツリー飾ったよ」とクリスマスの話題も聞かれるようになってきました。
今日はクリスマスツリー作りのグループとオーナメント作りのグループに分かれてそれぞれ制作を進めていきました。
ツリー作りは四角い大きな段ボールに緑色の絵の具を塗りました。
ローラーを使用したり、手でスタンピングをしたりと、思い思いの方法で行いました。
大きな段ボールが何枚もありましたが、手や足が緑色になりながらも子どもたちの表情は生き生きしていました。久しぶりのダイナミックな絵の具での表現。子どもたちも楽しい時間になりました。
オーナメントは、先日のドリームキャッチャーに引き続き、毛糸を使ったものを用意してみました。綿棒や竹ひごを十字にし、それに毛糸を巻き付けたものです。方法を伝えていき、初めは一緒に、次第に自分で・・・と段階を踏みながら丁寧に行っていきました。何色か色を変えたり、棒の位置で形が変わったりと個性的なオーナメントが出来上がりました。
友だち同士、出来たものを見せ合って、「かわいいね」「あ、色変えたんだね」などおしゃべりしながらの時間は毛糸のようにほんわか温かい時間になりました。
これからクリスマスまで、夢を膨らませながら楽しくオーナメント作りをしていきたいと思います。
そのあとは園庭で遊びました。年齢、グループ関係なく盛り上がったのは氷鬼。
今日も寒さに負けず、元気いっぱい走った子どもたち。部屋へ帰るころにはほっぺが赤くなるほどでした。
I・Y
◆色々なコミュニケーション(そら)

朝の会で絵本「は~い タッチ」を読みました。色々なタッチを色々な人と出来る楽しいお話です。始めはお相撲さんと『どすこいタッチ』子ども達と絵本の大きな手の絵とタッチ、まじめ忍者も出て来て『ニンニンタッチ』、蟹は『ハセミタッチ』、おばけは『冷たいタッチ』、宇宙人は『ちょっとネットリしているかもしれないタッチ』。子ども達は、「わ~わ~」言いながら色々なタッチを楽しみました。コロナで触れ合う事に気が引けるこの頃ですが、子どもたちとは色々なタッチを絵本で覚えて楽しいコミュニケーション。お友だちとも色々な触れ合い方をしていってほしいと思います。
みんなに質問する面白い本がありました。ちょっとその本を開きながらみんなにも質問してみました。もも組の子ども達への質問は『お店を開くとしたら、どんなお店がいいですか?』と聞かれ、子ども達は嬉しそうに『おもちゃ屋さん』『おだんご屋さん』『お餅屋さん』『忍者屋さん』「忍者屋さんには何が売っているの」聞くと「手裏剣」「おー。それは、行ってみたいね」と言うと周りの子もうなずいていました。
ゆり組には、『あなたの怖いものは、何ですか?』と聞くと、『ゾンビ』『おばけ』『鬼』『目がいっぱいあるイシドロ』『鬼の大将』と言う答え、中には「怖くない」と怖いものが無いと言うすごい子まで表れました。
ひまわり組には、「ポコポコヒューベチョリ、なんに音?」と言う面白い質問に悩みだす子もいましたが、『UFO』『タヌキ』『鳥が鳴いて、うんちした』『タヌキがうんちした』とユニークな答えが返ってきました。
子ども達の発想の面白さを感じました。
プラスチックの花の形したおはじきと白いチェーンリングをおままごとに出しました。どうやって遊ぶかなと思い、「何に出来るかな」と聞くと『ごはん』『麺』『スペゲティー』と色々出て来ました。これなら色々な遊びが広がるだろうとおままごとの所に置くと、早速お料理が始まりました。フライパンに入れてかき回してガシャガシャとやりだしました。瓶に入れて『牛乳』リングを繋げて『イヤリング』を作ったり、色を分けて並べて『クリスマスツリー』を作っていたりとアイディが色々出てきました。
おはじきやリングの使い道は、まだまだありそうですが、子どもたちがどう遊びに使っていくのかも楽しみです。
ひまわり組には、新しい鉛筆を貰って来ました。その新しい鉛筆で自分の名前を書いてみました。姿勢を良くして鉛筆の持ち方も気をつけながら書くとちょっと字も綺麗になりました。大きく書くことにも慣れて来たようです。折角新しい鉛筆を貰ったので、また書いてみたいと思います。 M・K


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