12月
2020年11月30日 月曜日
明日から12月、一年の最後の月となります。この最後の月が仏教徒にとっては始まりの月になります。
お釈迦様がお悟りとなった日と言われているのが12月8日です。お釈迦様がお生まれになり、悟りを開いたことによって仏教が始まったからです。
子どもたちから見ても、いつも見ているご宝前のお釈迦様のお姿は不思議なようです。子どもたちから「仏さまの頭には何故、赤いのがついているの?」と質問がありました。普通の人とは違う相をしているのが不思議なようでした。「仏さまはすべての人を見守っている人なんです。すべての人、周りの人を大切にしている人なんです。周りのお友達をやさしくみている人なんです。」と話させていただきました。白毫により東方八千の世界を照らし出しています。そして八千世界どこを見ても多くの人と仏さまが見えています。仏さまのはたらきが見えています。
私にとって都合の悪い中には、私を生かそうとしている仏さまは見えにくいものです。都合の悪い中に自分を生かそうというはたらきがあると見えることがはじめの一歩です。仏さまの世界になるとすべてが仏さまのはたらきということでしょう。私の周り360度の1度に仏さまを見ていきたいと思います。
子どもたちの持っているすなおな心を私の心にうつして、一年の締めくくりの12月をあたたかく迎えたいと思います。
園長
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