◆11月27日(金)の子どもたち
2020年11月27日 金曜日
◆あれはなにかな (つぼみ)

いたよー
今日は園庭に出る前に「とどくかな」という絵本を見ました。子どもたちが好きな絵本で、保育士が絵本の表紙を見せながら「今日はこれを見ようかなと思ってるんだ」というと、保育士のそばに来て座りはじめました。「おーはなし、おーはなし…」と手遊びが始まると子どもたちも嬉しそうに手を動かし、絵本がスタートです。次々に働く車が出てきて、車に興味津々の〇くんは時折立って、指を差して「知ってる」と教えてくれているようでした。
保育士がタンバリンを持って、順番に名前を呼ぶと上手にタンバリンを叩いていることを教えてくれる子どもたち。叩くのが恥ずかしくて体を横に動かして「やらない」と表現してくれましたが、お友達がやっている姿を見ていると最後にタンバリンをパンパンパンと照れながらも叩いてくれました。お返事するのが少し楽しくなってきた今日この頃です。
園庭に出ると、「ピーポーピーポー」とサイレンが聞こえてきて、聞こえる方へ駆け出す〇くん。実は昨日もサイレンが聞こえて駆け出しフェンスのところで道路を見ましたが、救急車が行ってしまったあとで見ることができませんでした。フェンスに着くとより大きな音が近づいてきて、目の前を救急車が通り、〇くんも「あ」と指を差して「いた」と教えてくれました。
その姿を見て△ちゃん、■くん、◇くんもフェンスのところに集まってきました。4人で道路を走る車を見ていたので、「あ、タクシーきたね」「トラックもきた」と保育士が話しかけると「タクシー」「トラ」「ブッブー」と次々に単語が出てきて、お友達に指を差して教えているようでした。
コンビネーションの太鼓橋下の空間に◎ちゃんと◇くんがいて、保育士が「ばあ」と現れると微笑み、今度は◎ちゃんが「ばあ」と言って笑って出てきました。今度は木の陰に隠れた保育士を見つけて大きな声で「ばあ」と言って、いろいろな場所でいないいないばあを楽しみました。
園での日々のかかわりの中でも子供たち同士で話しをしている姿や保育士に何かを伝えようと知っている言葉を使って話しかけてくれます。その積み重ねもあり、喃語だったのが単語がでてくるようになってきました。言葉のやりとりが楽しいと思えるような関りをこれからも大切にしていきたいと思いました。
(k.H)

どこに向かっているのかな

よいしょ、よいしょ
◆なんだろう、、、(ふじ)
なんだろう?
園庭に出ると、数名の子どもたちは、今日も「ピーマン、あるかな?」と見に行きます。
最近は、きらきらとふわふわの子どもたちがよく探してように感じます。
そして、小さな実を発見し、収穫すると、嬉しそうに見せてくれたり、大事に持ち歩いています。
今日はその収穫ピーマンをぎゅ~とつぶしたり、ちぎってみようとするふわふわの△くんの姿がありました。
奮闘する事数分、、、実をちぎることに成功。ピーマンは半分になりました。
すると、指先に白い小さな粒がついていることに気が付きました。じっーと自分の指先の白い粒を見つめる△くん、しばらくすると保育士を見ました。
「なんだろうね~?白い小さな粒だね。こっちにもあるね?」ともう片方の手に持つピーマンにもあることを知らせました。
どちらもじっーと見つめる△くん。
すると隣で遊んでいた2歳児のお友だちが、「ピーマンの種だよ!」と教えてくれました。
△くんは、まだ指先を見つめています。
2歳児のお友だちは、もう一回「ピーマンの種だよ」と声を掛けてくれました。
しばらくすると、△くんの指先からは粒が無くなり、違う遊びを始めました。
仕草や表情からふわふわの△くんがこれなんだろう?という心の声が聞こえた場面でした。
一人ひとりが感じる心が動かされる瞬間、異年齢の関わりを大切に過ごしたいと思います。
(O,A)
どんぐりケーキ完成
どうしたの?大丈夫?
◆挑戦してみよう (きく・たんぽぽ)
横断歩道前で信号待ちをして、青になるのを待っている所です。
きく・たんぽぽ組合わせて18名で本五ふれあい公園へ散歩してきました。
今日はいつもと違いました。ピンク色のリボンを腕に付けた児が行きました。今日行かない児は違う日に行きますので、お楽しみにしてください。
散歩に行けるとわかった児は、点呼で名前を呼ばれるといつも以上に張りきって返事をしていました。
出発の足取りも軽やかです。道中には床屋、ラーメン屋、せんべい屋と目に見えるお店が軒を連ねています。店の前で立ち止まり店の中に目を向けて、「美味しそうだな」と見ているようでした。トラックが通ると指を指して教えてくれたり、目に見える物が嬉しくて、おおしゃべりも止まりません。
公園に着くと彩りキレイな落ち葉が落ちていて紅葉も終わりかけていました。
遊ぶ時の約束事を全員に話してから「遊びに行って良いですよ」と伝えるとそれぞれ、好きな場所を目指し向かっていきました。まずは、大きな石が沢山連なっているのですが、よじ登ってバランスを取りながら渡って歩いたり、「先生、手を繋いで一緒に渡ろう」と言ってジャンプをして飛び越えたり、よろけそうになるスリルを味わいながら何度も繰り返していました。
落ち葉を両手にいっぱいに集めて、空に舞い散らせて遊ぶのも恒例の遊び方です。
保育士と追いかけっこもして、元気いっぱいに走りました。帰る時には「疲れた」と言いながらも保育士に励まされて頑張って帰って来ることが出来ました。S・A
青になるのを待っている所です。きちんと待っていられました。

オオカミさん今何時?!
◆誰と遊ぶか。何をして遊ぶか。(うみグループ)

園庭に出るなり鬼決め。おにごっこをやりたい児が自然に集まってきます
登園すると「△ちゃん来てる?」「〇君ってまだ来てない?」と友だちを確認する姿がよく見られます。今日は何をして遊ぼうか。そして、誰と一緒に遊ぼうか。
一人ひとりの期待、楽しみな気持ちが感じられます。
気の合う友だちとやりたい、やりたいことがたまたま一緒だった。
その時々、一緒にいる友だちが違うこともあります。
自分の気持ちをうまく伝えられるときもあれば、うまく伝えられず涙が出てしまうときもあります。
給食前、椅子の取り合いで起こったトラブル。
「☆ちゃんが持ってきた椅子だよ」
「でも、ここにいなかったじゃん。座ってなかったよね?」と◎ちゃん。
「でも、☆ちゃんが持ってきたんだよ」
「だって、いなかったじゃん」 繰り返す事3回。
☆ちゃんの目に涙が溢れます。
どちらも正しいのですが、一方的に言われ何も言えなくなってしまう☆ちゃん。
自分の考えを通そうとする◎ちゃん。
今回は間に入り、『☆ちゃんが椅子を持ってきた。その間に絵本を取りに行っていた』という保育士が見ていた事実だけを伝えます。
それを聞いた◎ちゃん、何も言わずに新しい椅子を取りに行きました。
相手がいるからこそ起こるトラブル。
自分の想いだけではうまく進まないこと。自分の気持ちをきちんと伝えなければうまくいかないこと。
日々、友だちと関わる中で様々なことを学んでいます。
(M.C)

パーティー始まるよ。一緒に遊ぼうと約束したお友だちとパーティーが始まりました。

お店やさん。園庭で見つけたきれいな葉っぱ。きちんと色分けされていました
◆ドリームキャッチャー (にじグループ)
今日も肌寒く感じる朝を迎えました。もう11月も終わろうとしています。
今日は毛糸や刺繍糸を使った制作「ドリームキャッチャー」を作ってみました。
ドリームキャッチャーとは、悪い夢から子どもを守ってくれるお守りのようなものです。昨日クリスマスの絵本を読んでいた子供達、クリスマスの日まで素敵な夢が見られますように…、気持ちも高まっています。
まずは色とりどりの毛糸の中から好きな色を選び、針金に巻き付けていきました。長い毛糸が絡まったり間があいてスカスカになってしまったり難しい部分もありましたが、一人づつ丁寧に関わりポイントを伝えていくと、要領を理解し最後まで自分で作り上げることが出来ました。
年長児を中心に集まり、「これがいいかなぁ」「こっちもやってみたい」「これ、可愛いね」など他愛もないおしゃべりをしながら作る時間は、とても素敵な時間になりました。にじグループの仲の良さを感じる時間、和気あいあいと進んでいきました。
本を見ながら友達同士相談しあったり、「それ、いいね」と誉めあったり、助け合いながら作ったドリームキャッチャー。
「持って帰りたい」という声が聞かれるほど愛着のわく作品に出来上がりました。
クリスマスまで保育室に飾り、子供達の素敵な夢を守ってもらえるといいなと思います。
その後は園庭で元気よく身体を動かしました。
元気なからだ作りに今日も励んでいます。寒さに負けず、これからも丈夫なからだ作りを目指していきたいと思います。
I.Y
◆需要と供給 (そらグループ)

今日はお店屋さんごっこの店員さんとお客さんに分かれて活動を展開しました。
店員さんはお客さんにどんなお菓子があるかを説明し、また他にどんなお菓子が必要か聞いてみることにしました。
クッキーや大きな飴が欲しいと要望が出ると「あぁあぁ…そうね」と頷きを見せる姿が印象的でした。
そして、無料チケットとお金(チケット不足)
を配布し持ち場につきます。
お菓子を並べたりお会計の整理をしたり大忙しです。
その間、お客さんは折り紙で財布を作りました。シールで閉じたり、シールで飾り付けをしてお菓子を買いに行きます。
買いに行くと、店員さんがここでお会計をしてください、前に進んでくださいと促します。
そしてイートインスペースを紹介し座って食べる様声をかけていくのです。
園庭では砂場遊びや鬼ごっこ、ボール遊びなどを行っていました。
蹴ったり投げたりを楽しむキャッチボールを行なっているので少しずつ簡単なゲーム形式の遊びを展開できたらと思います。
k★y


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