◆11月18日(水)の子どもたち
2020年11月18日 水曜日
◆どんぐり、たくさん拾ったよ (つぼみ)
今日はお散歩に出かけました。
お散歩カーを準備すると、お散歩に行くんだ、ということがわかったようで窓にピッタリな子どもたちです。
ワクワクな気持ちを抑え、まずは外に出る準備です。
靴下やジャンパーは自分の物というのがわかり、「ジャンパー持っておいでー」の声掛けにニコニコしながら持ってきました。ささいなことでも成長を感じ嬉しく思います。
準備万端、お散歩カーに乗り込みます。
いつもは座るタイプのカートですが、今日は景色がよく見える立つタイプのものです。
カートに乗ると、ほとんどの児が中で座ってしまいました。
「これは、手すりをつかんで立つんだよ」
と伝えると、周りがよく見え、思わず「おー」という声が聞こえました。
景色がよく見え、カートのなかでも移動ができるので、いつにも増して興奮気味な〇くん。
道路に出ると、一番前を陣取り、バスが通ると、「バシュー、バシュー!!」
と指をさしてアピールしていました。
今日の目的地は、どんぐりがたくさん落ちているところです。
昨日、ふじ組やきくたんぽぽ組が同じ場所にお散歩に行ったため、「どんぐりまだ残ってるかなー」と話しながら行くと、そんな心配はなんのその。まだまだたくさんのどんぐりが落ちていました。
ハロウィンの時に使用した、肩から下げられる袋を掛け、散歩カーから降りると、まずは目の前に見えるバスに夢中ですが、足元に目線を落とすよう促すと、「あっ」とどんぐりに気が付きました。拾って袋に入れる、という行為はまだ難しく、保育者が手伝いながら入れていると、自分でも頑張っていれようとする姿がありました。
見よう見まねからできることはたくさんあります。そんな場面を多く取り入れ成長へとつなげていく手助けが必要であると改めて感じました。
手のひらにたくさんのどんぐりを握りしめている△ちゃんに、袋の存在を教えてあげましたが、頑固としていれようとしませんでした。△ちゃんのこだわりでしょうか。園に帰るまでずっと握りしめたままでした。それでも、部屋の前で肩から袋を外し、もう一度、袋に入れることを提案すると、すんなり全部入れてくれました。△ちゃんの考えが何かあったのでしょう。自分の意思をしっかり持つ△ちゃんに感心しました。
子どもたちが拾ってくれたたくさんのどんぐりを使って、楽しめる遊びを提供していこうと考えています。
H.A
鏡の中の同じ顔のお友達。キャハハハーと笑いあっています。
◆今日は何しようかな~(ふじ)
おおきくするぞ~
良く晴れた気持ちの良い日です。
今日もふじ組の子どもたちは、元気いっぱいに園庭にとび出して行きました。
園庭に出ると目の前の砂場には、前日の山が残っていました。すると、きらきらの□ちゃんがあっという間に登り切り、降りたり、登ったりを始めました。
そのなだらかな山に保育士が砂をかけていると、きらきら、わくわくのおともだちも同じように砂をすくい運びはじめました。
何となく真似をしてみたり、おもしろそう!と思ったみんなでの大きい山づくりの始まりです。
みんなの力を借りて、もうすぐ大きな山が完成しそうだな~の頃に慎重派のふわふわの△ちゃんが、きらきらの□ちゃんのように山をゆっくり、ゆっくり登り始めました。
そして、なんとか登りきるととても嬉しそうな表情です。
同じことがしたい、同じものを持ってみたいなどの気持ちがすくすく育っています。
そんな気持ちがこの先の成長でやがて一緒にあそぶことに繋がっていくのかなと思います。
園庭奥では、落ち葉あそび。
今日もほうきで落ち葉を集めて楽しむ準備!
沢山集まった落ち葉が気持ちよさそう~と吸い込まれるように横になるふわふわの◎くん。
わくわくのお友だちは、腕一杯に持てるだけ落ち葉を抱え込み「それ~」と空にむかい放り、ぱらぱら落ちてくる葉っぱの雨をあびていました。
そのあそぶ姿に興味をもち同じことをやってみたらおもしろいと感じたり、黄色の葉っぱを沢山集めて「ドレスみたい」と見せてくれた子どもたち。
落ち葉であそぶ経験を重ねて、思い思いに感触を楽しみ、自然を満喫している姿がありました。(o,A)
集めて!集めて!
きもちいいな~
◆かくれんぼ遊び (きく・たんぽぽ)
隠れるはずが、思わず可愛い顔を出していました。
今日も気持ちの良い秋晴れでした。今日も落ち葉を布団にして皆で寝転んだり、どんぐりを探して遊ぶなど秋を感じられる遊びに夢中の子ども達です。そんな中、昨日、園庭で「かごめかごめ」の歌あそびを何人かで遊んでいたので、今日は何かルールのある遊びをと思い「かくれんぼ」をしてみました。最初は2人から始め〇ちゃんと保育者と隠れ、〇君が鬼になり、かくれんぼスタートです。広い園庭なので見つけるのも大変なので「〇くーん」と名前を呼ぶと、周りをキョロキョロ見渡して探して、それでも気づかない時は手や顔を出してみて、ようやくこちらの存在にきづくと、満面の笑顔でこちらに駆け寄ってくるのです。集合すると、顔を見合わせて喜び合い、次の鬼をもう一人の〇ちゃんに交代をして、何度か続けて遊ぶ事ができした。順番を待ったり交代したり、楽しくすることが出来ていました。
保育室へ戻ってから、おままごとコーナーでは〇ちゃんがワンピースを着てお腹に人形を入れて大きく膨らんだお腹を、医者役の友だちに診察してもらっている姿がありました。
「お薬をもらってくださいね」と「熱測りますね」など日常を上手に再現することが出来ていました。S・A
お腹が大きいお母さんの真似をしています。もうすぐで生まれるんだと教えてくれました。
お誕生日です♪ 名前を呼ぶと、うれしくてすぐ前に出てきてくれました。
◆どんぐりぼうや (うみグループ/もも・ひまわり)

どんぐりぼうやでかくれんぼやごっこ遊びにまで発展していました
今日はゆり組が遠足へ行った為、午前中はもも組ひまわり組で過ごしました。
ロフトでのおままごとや画用紙とマジックペンで造形あそびを楽しむ年少児。
友だちと協力してピタゴラスイッチを作りビー玉を転がせて遊ぶ年長男児。
絵本ゾーンでお菓子屋さんのレジを使ってごっこ遊びを楽しむ年長女児。
年少、年長児で分かれて遊んでいるようにも見られましたが、思い思いに好きな遊びで遊び込む姿が印象的でした。
どんぐりを使った制作もしました。
保育士がどんぐりに顔を描くと「あー、笑ってる。これ☆ちゃん?」と年少児。
顔を描いたどんぐりを段ボールの台紙にボンドでとめていきます。
「どんぐりにお顔ができてる~」「どんぐりぼうやだね」「どんぐりころころどんぐりこ(どんぶりこ)~おいけにはまってさぁたいへん」と『どんぐりころころ』の歌も聞こえてきました。「かくれんぼしよう!いーち、にーい、さーん」どんぐりを使ってかくれんぼをする姿が微笑ましく感じられました。どんぐりや落ち葉など季節の制作も楽しんでいけたらと思います。午後は年中児の遠足の帰りを楽しみに待ちたいと思います(O.Y)

園庭に行く前のお片付け。ロフトの片付けを年長児も手伝ってくれました

「葉っぱがダンスしてるみたい」と落ち葉と一緒にトランポリンを楽しんでいました
◆ペアで虹(にじグループ/もも・ひまわり)

ゆり組が指折り数え待ちに待った遠足の日。
戻ってきたらたくさん話を聞きかせてもらいたいと思います。
※ゆり組のブログをご覧ください。
保育室に残ったもも・ひまわり組の子どもたちは『猛獣狩りに行こうよ』のゲームを行いました。
ルールを把握しているひまわり組を中心に声をかけあって助け合っておりました。
普段から困っているもも組に寄り添っているひまわり組。
今日はそんなもも組とひまわり組でペアになり、絵の具で虹を描いてもらいました。
ひまわり組は頭の中で色の順番であったり、出来上がりをイメージしている様子ですが、思い通りなったり、ならなかったり。
ペアで話し合い、次はこの色塗ろう、右側からと左側から半分ずつ描いていこう、二つ描こう、と提案し描いていく姿もありました。
もも組の子どもたちにも頭の中でイメージがあり、それを描くと「ちょっと違うな」と迷うひまわり組の姿もありました。
子どもたち同士の工夫の仕方がそれぞれ。
完成した作品はみんなの前で発表。
相手のやり方にあった対応で素敵な虹ができあがり、「楽しかった」と感想を述べてくれたり、ひまわり組のお姉さんが「かっこよかった」という感想もしてくれました。
異なった年齢であるため進め方が難しいかとも想像しておりましたが、普段からの思いやりある関わりがあり楽しめていたと感じます。
(A,Y)


◆その時の楽しみ方(そら/もも・ひまわり)
もも組、ギザギザの線。なぞるのも上手になりました。
今日は、ゆり組の子ども達は遠足で聖堂の屋上に行っています。朝の会の前にもも組・ひまわり組の子ども達は、ゆり組の子どもたちを手を振って見送りました。ゆり組の子ども達は張り切って出かけていきました。
ちょっと人数が少ない朝の会でしたが、エプロンシアター『お弁当バス』をみんなでやりました。この間はひまわり組子どもたちに出てくるお弁当の具材を1人1個ずつエプロンに貼ってもらったのを見ていたもも組の子どもたちに今日は貼ってもらいました。お話が始まってしまうとその世界に入り込んでしまうもも組の子ども達。いくら呼んでもジーッと見ているだけで貼りに来てくれません。その度にひまわり組の子どもたちが行って、貼るように声をかけてくれました。
ひまわり組の子どもたちには、『金のガチョウ』を女の子にはみんなでお姫様役をやってもらいました。男の子達は、1人1役をやっておらいました。金のガチョウにくっ付く時はみんな「ピタ」と言ってくっ付けてくれました。最後は女の子が笑ってみんなの手が離れて『めでたしまでたし』でしたが、もう女の子たちは最初から楽しくて笑っていたので、「まだ笑っちゃダメ」と言われて笑いをこらえながらやっていました。
エプロンシアターもその時その時で色々なやり方で楽しんでいます。
もも組の子どもたちに今日もクレパスで線を書いて貰いました。今日は、雷がピカピカと落ちてくる線で上から下に向かってギザギザとなぞっていきました。どの子もなぞる事に慣れて丁寧に書いていました。自分で書いてみましたが、ちょっと難しかったようでした。グシャグシャになってしまったところから楽しいお絵描きに発展して、好きな絵を描いていました。
ひまわり組の子どもたちには、自分の名前を書いて貰いました。名前の字をなぞってから見ながら自分で書いてみました。なぞる事は丁寧に上手に出来ていたのですが、見ながら覚えた字は個性的で癖のある字が多かったので、ワンポイントずつ見方を知らせました。『す』が斜めになっている子には「もう少し『す』は、真っ直ぐに立っているんだよ」と言っただけで上手に書けるようになりました。「こことここの長さが同じなんだよ」と線を引いて知らせると形が整ってきました。字によって大きくなりやすかったり、小さくなりやすかったりするために名前が上手くバランスが取れなかった子には、四角を書いてそこに大きく書くように言うとバランスが取れるようになりました。
子どもたちってすごいなあともいます。ちょっとした声かけですぐに上手になっていきました。丁寧に見ていってあげる事も大事だなあと思います。
今日も園庭では、しっぽ取りゲームが盛んに行われていました。2人で両方から攻めたりと作戦も練られています。迫力も出てきました。当分、ブームになりそうです。どう攻めていくのかこれからも楽しみです。 M.K
ひまわり組、自分の名前を書くのに真剣です。
しっぽ取りゲーム、相手の陣地に攻め込み、にらみ合い中です。
◆遠足 (ゆり)

今日は、待ちにまった遠足の日。
「今日のお弁当○○だよ」「お弁当どこで食べるんだろうね」
「早くいきたいね!」
などと、出発前からグループの枠をこえ喜びや期待を共有し合う子どもたちです。
出発前には、交通ルールの確認をしました。
楽しみと期待が昂ぶる子どもたちでしたが、いざ交通ルールの確認となると、スッと落ち着き真剣に保育士の話を聞いていました。日々の生活の中で主体性が育まれているのだなと、嬉しく成長を感じさせられた瞬間でもあります。
楽しく、安全に遠足が行えるよう、御仏様にご挨拶をし元気よく出発です。
大聖堂までの道中も「遠足」という言葉がよく出てきました。
「今日遠足だから昨日早く寝たんだ」「○○遠足楽しみにしてたの」
なかには、嬉しさのあまり道ゆく自動車に「遠足行ってきまーす」と手を振る子もいました。
そして、やはり多かったのはお弁当の話題です。
「○○のお弁当箱大きいんだよ」「△△は、唐揚げ入っているんだ!」
「もうお腹すいてきたね」などと、心温まるような会話で盛り上がっていました。
「目的地まで」という遠足ならではの楽しさも感じることができたのではないでしょうか。
大聖堂の屋上に到着後は、集合写真を撮り、おやつを食べお楽しみの時間です。(ゲーム遊び)ゲームは、カラーボールを探す宝探しを行いました。
見つけた数を競うグループ対抗で行いましたが、隠れている宝物の数が少なくなるとグループ関係なく協力して探す姿がとても印象的でした。
その後は、自由遊びです。
追いかけっこをしたり、かくれんぼをしたり、デッキの上でダンスをしたり。大聖堂の広々とした屋上、そして気持ちの良い秋空の下、たくさんの友だちとたくさん身体を動かした子どもたちです。
そして、子どもたちが楽しみにしていたお弁当の時間です。
「わーすごい!」とお弁当箱を開けた瞬間の子どもたちの笑顔は、今日一番の笑顔でした。
「おいし〜い」「あっ!〇〇ちゃんと同じの入ってる!」
友だちと食べるお弁当はまた格別です。互いにお弁当を見せ合いながら、本当に美味しそうに食べていました。
楽しい時間もあっという間に過ぎ帰る時間に。
「楽しかった!」「またお弁当持ってお散歩したーい」
と子どもたちの喜びの声はつきません。
是非、ご家庭でも今日のできごとを共有していただけたらと思います。
今回、急な予定変更等ありましたが保護者の皆様のご協力のおかげさまで、子どもたちの素敵な思い出の1ページを作ることができました。
ありがとうございました。
(幼児グループ職員一同)
Posted in 園のこだわり