◆11月17日(火)の子どもたち
2020年11月17日 火曜日
◆たまにはのんびりと(つぼみ)
ふじ組が散歩に行っていたので、遊ぶスペースをふじ組まで広げ、線路を大きくつなげたり、普段とは違う絵本を読んだりと、少しだけお兄さん・お姉さん気分を味わいました。
男の子たちは、保育士がつなげた電車の線路に夢中。
最近、電車をつなげることに夢中になっている〇くんを中心に、電車を線路の上に並べたり、つなげて走らせたり、時々取り合いになるトラブルはあるものの、一緒に遊んでいました。
女の子たちは、絵本やお人形遊びを楽しんでいました。
食べ物の絵本では見るたびに「あっ!」と反応したり、童謡の絵本では保育士の歌に合わせて動作をするなどノリノリになり、お人形遊びに夢中の子は、ベッド代わりのカゴに人形を寝かせ、その上に布団をかけてトントンしたりおなかをなでたりして、ママになりきっているで、その様子をそっと近くで見ていると、保育士の視線に気づいたのか、笑いながら手を振って「見ないでよ」「恥ずかしい」とアピールしているように見え、微笑ましく感じました。
つかまり立ちや伝い歩きが出来るようになった子たちは、つぼみのスペースで広々と一人で立ってゆっくり歩いたり、壁につかまり立ちをして設置してある鏡に向かって話しかけたり手を振ったりと、一人遊びを十分に楽しんでいました。
後半は、廊下にコンビカーを出してみんなでドライブを楽しみ、以前よりも上手に乗りこなせるようになっていてびっくりしました。
戸外で体を動かして思いっきり遊ぶのも大事ですが、友達との関りが出てきて、遊びの幅が広がってきた今だからこそ、夢中になって遊べるものでゆっくり遊ぶ時間が持てたのではないかと感じました。(E.Y)
◆青い空とどんぐり(ふじ)
今週は穏やかなお天気に恵まれます。今日はわくわく、きらきらは散歩、ふわふわは園庭で遊ぶことにしました。
散歩カーに乗り、出発すると、高く抜けるような青空に気持ちが解放されたのか、すれ違う人に「ばいばーい!」と声をかけている子どももいました。今日は道が混雑していたので注意深く進みました。
バス車庫に到着しました。みんなの大好きなバスが並んでいます。でも今日はながめながら通り過ぎます。この先に何かがあるらしいよ、と今日の目的地に誘いながら進んで行きました。
車庫の間の道を曲がり、高校の下の道に入ったところで、何かを発見しました。丸くて小さくて、茶色のもの、、、。どんぐりでした。早速降りて、自分で探してみようとします。収集用のバッグや袋もしっかり持ちました。
ひとつ見つけると、そのとなりにも、こっちにもあっちにも、と、夢中になっていました。
一人離れて集中していた○君は、あっという間にバッグの半分もどんぐりでいっぱいにしていました。どんぐり拾いの名人のようでした。最後まで夢中になっていた☆ちゃん、道の反対側にも渡って探していた◇君、どんぐりと一緒にきれいな葉っぱも集めていた□ちゃん、とどんぐり拾いの名人がたくさんいることがわかり、頼もしかったです。
拾ってきたどんぐりは、後日ふわふわの子どもたちと一緒に、それをつかった遊びをしてみたいと思います。
現地では、一緒になった二才児のお兄さん、お姉さんと、道路の端にお行儀よく並んですわっていたので、そこでお茶を飲み、水分補給もできました。園庭から出ても、二才児の姿をよくみて、真似をしようとしているのだなと感じました。
園庭の外で秋の自然に触れながらみた青空ですが、園庭で過ごした子どもたちもまた、のびのびとした様子でながめていた青い空でした。秋の澄んだ空の下で自然に親しんでいきたいと思います。(F.S)
◆どんぐりころころ (きく・たんぽぽ)

お医者さんです!
今日は園庭と散歩に分かれました。
先日赤リボンチーム・青リボンチームはドングリ拾いに行ってきましたが、黄色リボンチームはまだ行っていなかったため行くことにしました。
目的地はバス車庫の裏の穴場スポットです。富士高校のどんぐりがたくさん落ちているスポットです。今日はふじ組さんも同じところに行くということでだったので、顔見知りのふじ組さんに混ざってどんぐりを1こ2こと次々拾っていきます。マイバッグにはいつの間にかたくさんのどんぐりが入っていて嬉しそうにしていました。
○くんは「どんぐり!入れていい?」と確認しながら集めていました。ゆっくりではありましたがしっかり歩けていて「みんな上手だね〜」と言うと「先生!◽︎ちゃん上手でしょ〜♪」とボーズ付きで言っていました。道中は気分がノリノリで自然と「あ〜るこ〜 ♪」と歌が聞こえてきていました。
園庭チームは育子園にたくさんある木から落ちたきれいな黄の葉っぱたちを集めたり「おふとんしよ〜」と葉っぱの布団にしたり自然と一緒に楽しんでいました。
先日の健康診断からお医者さんごっこやシャンプーボトルを置いたことから美容室ごっこも展開しており、子ども達の遊びが広がって楽しそうです。
(K.E)
どんぐりたくさん拾ったよ☆
「ただいま~」友だちと手をつなぎ上手に歩けました。
◆協同遊び(うみグループ)

おじいちゃんの誕生日パーティー
今日は、室内、園庭遊びを行いました。
子どもたちは、机上遊びやブロック遊び、造形、季節の制作など思い思いの遊びを選択し楽しみます。
ロフトの2階では、もも、ゆりぐみの児数人がおままごとを楽しんでいました。
「○○ちゃんお母さん役やる」「△△もお母さんがいい」「じゃあお母さん二人ね」
「□□は、お姉さんやるー」「◎◎は、ニャンニャンだよ」
自分の気持ちを主張するだけではなく、相手の考えや気持ちに寄り添おうとする子どもたちなので、役割が決まるのも早く、遊びもどんどん広がっていきます。
「ご飯作っておくから早く帰ってきてね!」「いってきまーす」
「あっ先生おじいちゃんやって!まだおうち帰ってきちゃダメだよ!」
ストーリーも奥が深く、見ているこちらまで今後どのように遊びが発展していくのかワクワクした気持ちにさせられます。
少し前までは、友だちと一緒に同じように遊ぶ「連合遊び」が主となっていましたが、徐々に遊びの中に協同性が見られるようになってきました。
子どもは、日々子ども集団の中で様々なことを学び成長しています。
これからも温かく見守っていきたいと思います。
(T.N)

季節の制作

山づくり
◆特別感(にじグループ)

絵の具の準備をしていると「今日も絵の具やる?」「今日はどんな絵の具?」「手形も足形も指絵の具もやったから今日は肘でやる!?」と、やることを予想しながら待ちきれない様子の子どもたち。椅子に座って姿勢をよくして待っている児もいれば手伝いをするために保育士の動きを見ている児もいます。
今日はにじグループにある物を絵の具につけてスタンピングをおこないました。造形セットの蓋や瓶、はさみ、LaQ、洗濯ばさみ、上履きの後ろ、恐竜のフィギアの足跡まで…面白いものがたくさんです。特大の蓋を持ってきたり、保育士のペンを持ってきたり、普段は絵の具につけることのない物を手に持つ子どもたちの表情からワクワクが伝わってきました。
模造紙はだんだんと虹色になり、新聞紙はいつもとは違う姿の絵の具まみれの物でいっぱいになっていきます。変化していく紙を見て「すごいことになってる」「どんどん出来てきてる」と驚きながらすすめている様子でした。
今まで絵の具遊びに積極的ではなかった児も、面白い形を見つける楽しさや、普段絵の具をつけることのない物に色を塗る特別感から意欲的に活動に参加する姿が見られました。これからも子どもたちが積極的に取り組みたいと思えるような活動が提供できるよう、日々の子どもたちの遊びや会話にも目を向けていきたいと思います。K.Y


◆明日も (そらグループ)

今日は朝の集まりの時間に誕生日の男の子を皆でお祝いしました。
質問が5つあります。
1.好きなケーキは何ですか?→アイスケーキ
2.好きな花は何色ですか?→ひまわり
3.好きな車は何ですか?→レースカー
4.好きな生き物は何ですか?→ライオン
5.好きな色は何ですか?→金色
今日一緒にご飯を食べたい友達の名前も教えてくれました。
楽しい一日を過ごしてもらえたらと思います。
また、数字の活動もしてみました。
数字を書いて何かを当てたり、順番に読んでみたり、逆から読んでみたり、ランダム読み(指が差した数字を読んでみたり)をしたり、数字の順序通り点と点を結んでみたりする活動を行うとこども達はイキイキしながら取り組んでいました。
三つの点を書きその横に1.2.3を記し「これを順番に繋げるとどんな形になると思う?と問うと「?」ともも組のこども達。
ゆり、ひまわり組はすぐに「三角」と答えてくれました。
もも組はそういう事か…と閃いた様で四つの点と数字では「四角」と答えてくれました。
次に五つの点と数字を書いたものは何だ?と問うともも組のこども達は「丸」と答えていました。
しかし、実際には五角形かつ星形になる様に数字をバラつかせたのですが「点と点をとりあえず結ぶ」という理解だけの様です。
ゆり、ひまわり組は「星だよね」と言っています。
今日は点と点を結ぶと絵になる塗り絵を提供しました。
実際に取り組んでみると導入で行った数字の順序や点と点を結ぶイメージを持ちながら描いているこどもがいました。
是非ご家庭でもやってみてください。
こどもならではの結び方や数字への興味、インスピレーションなどを引き出せるかもしれません。出来る出来ないではなくいかに楽しめるかを念頭に行っているので無理強いはせずそれぞれのやり方を尊重しています。
年長児や年中児はこんなの簡単と20までの点を繋いでいました。
また次の朝の集まりの時間が少しでも有意義な時間となる様、考察していきたいと思います。
園庭ではしっぽとりゲームをしています。
年中児の参加が増えてきました。
年少児は保育者がこども達のしっぽを取る姿をじっとみて「悪者いたわ、やっつけるよ」と違う設定で保育者と関わろうとします。
しばらくするとしっぽとりゲームに参加して楽しむ事が出来るのだろうと感じながら悪者になっています。
以前よりも沢山のこども達が園庭に出る様になりました。それに合わせて沢山身体を動かします。転んでしまったりぶつかったりぶつけたり…物や場所だけではなく人ともあります。
怪我よりも痛いのは心だったりもします。
悪気は無かったのに…。
ごめんねって思ってるのに…。
と思うこども。
そんなの分かってるよ…。
でも、痛いんだもん…。
許せないよ…。
と思うこども。
こういう気持ちもあるんだよと伝えなければならないこども達もいます。
様々なこども達の姿を見て、目に見える怪我と心のケアも同時に見守り丁寧に関わっていきたいと思います。
k★y


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