◆11月16日(月)の子どもたち
2020年11月16日 月曜日
◆今日は何しよう (つぼみ)

今日は園庭へ行く準備をし、テラスに出て、靴を履き、ドアが開くと足早にでていく子どもたち。行きたい気持ちが足の速さにでていました。
園庭に出ると、真っ先に滑り台に向かう◎くん、◇ちゃん、◆ちゃん。
階段を上って嬉しそうに滑り台を滑ろうとします。足からすべったり、頭を出してすべったりとお友達がやっていた姿を真似して3人で何度も階段を上ってきては滑るを楽しみます。
先週、大門近くの芝生のところで、コンクリートのところに座って、芝生のほうに転がるという遊びを発見した★くん。今日も思い出したように、大門近くへ向かい、座って芝生のほうに転がります、転がっても全然痛くないので「あはは」と大きな声を出し、笑いながら繰り返します。反対側は地面もコンクリートなので危ないのですが、先週から保育士が「こっちは危ないからね」と伝え続けていたからか、今日は反対側へ転がろうとする姿はなく、★くんの成長を感じました。
砂場では〇ちゃんと●ちゃんがシャベルを持って砂をすくったり、落としたり、型に入れようとしていました。最初は砂を手で握って離すのが精一杯だったのが、シャベルを使い、型に入れようとするところまでができるようになり、子どもたちの一日一日がとても貴重な時間だということがわかる姿でした。
遊びを真似していくことで、遊びが広がり、どうやって遊ぶかということもわかるようになってきたつぼみ組の子どもたち。オリジナルの遊びも見つけて、より一人遊びやお友達とかかわることが楽しくなってきました。一人一人の成長を見守りつつ、楽しんで過ごせるような環境を整えていきたいと思いました。
(K.H)


◆視線の先(ふじ)
物まね上手な黒いもの、なーに?
落ち葉がいっぱい、竹ぼうきで集めると早速やって来ました。
落ち葉シャワーをしたり、落ち葉お風呂になったり、落ち葉ベットになったり、ふかふかの感触を体全部で楽しめます。
竹ぼうきをさりげなく置いて置くと、足を踏ん張りながら同じように掃き集めてくれて、またダイナミックに落ち葉を楽しむことが出来ました。
カサカサという音も心地よくて、顔より大きな葉っぱも上手に見つることができました。
色の変化に気付くことはまだ難しいのかもしれませんが、日ごと深まる秋を楽しんでいます。
いつも園庭に出ると決まってフェンス越しに道路を行き交う車の往来を観察する2人。
今日も始まりました。
バスは勿論、大型トラック、重機、緊急車両も通る道、目が離せない様子です。
背の高さまで身をかがめて同じように覗いて見ると、なかなかの迫力です。
これはいい! きりなく眺めてしまう気持ちが分かります。
凄く天気が良くて、園庭はどこもかしこも日当たり良好です。
トランポリンのヘリをおっとっとっと・・・とバランスを取りながら歩く♢くん。
ふと地面に写る影に気付きます。
あれこれ手足を動かしているうちに、影の正体がわかりました。
自分の影、物まね上手の黒い影。
そのうち影をコントロールし始めました。
ぴよぴよ、と鳥の物まねで影の動きを確認します。
ちゃんと同じ、ぴよぴよしてる。 大発見です。
木をゆさゆさ揺らして見上げる葉っぱの様子、ゆりかごスイングからの眺め、脱げてしまった靴を見つめる・・・子どもの視線の先に見える景色を共有すると、そこには一つ一つに成長の世界を感じます。
やってみたいなー、ツリーハウスにつながる難関に挑戦が始まりそうです。
見よう見まねで取り掛かるものの、「今日は堅かったー。」と謎の感想を残す☆ちゃん。
その先に見える景色は、きっと達成感と自信と優越感と今考えることが出来るすべての最高なのだと思います。
その最高に向かって行く姿が、頼もしいです。(N・S)
ゆさゆさすると、葉っぱはどんな?
挑戦の始まり。
◆ガラガラうがい、始めました(きく・たんぽぽ)

ガラガラ・・・ペッ!友だちと一緒も楽しい。ばい菌やっつけるぞ!
日差しがまぶしくいいお天気です。
手作りした採集バックの出番も多く、園庭に広がっている落ち葉の絨毯の中から『あ、これきれい』『大きいのないかな~』と自分好みの落ち葉を探しては採集バックに集めている子ども達が沢山見られました。葉を集めなくてもバックを掛けていることが嬉しい様子も見られたりと季節を感じた遊びがまだまだ繰り広げられています。
落ち葉をバァーっと宙に投げるのも楽しいですが今日は落ち葉の布団を掛けて寝てみました。『やるやるー』と意気込んでみたものの少し緊張気味の子ども達は笑顔・ポーズを決める・固まるといったそれぞれの姿を見せてくれました。あれ?あまり楽しくなかったかな?と心配になりましたが立ち上がった後に周りにいた友だちに『次やる?』と進める場面も。初めての事だったのでドキドキしたようでした。
元気に遊んだ園庭遊びは終わり、部屋に戻って来ました。園庭に行く前に寒くなってきて、ばい菌が強くなっていることをみんなに話しました。喉にいるばい菌をやっつけるにはどうしたらいいかと質問したところ何と『ガラガラうがい?』と〇ちゃんが答えてくれ「すごーい」とみんなで大盛り上がり。コップも水もないけれど、その場でガラガラうがいの練習をしてみました。「ガラガラガラガラ・・・ペッ!」練習はバッチリです。
そして、園庭から戻り着替えていざ本番。
初めてなので戸惑う様子も見られましたがなんだか楽しそうです。水が口の中に入ったまま上を向く事に苦戦している△くんはひょうたんの様な口元になっています。☆ちゃんはガラ・・・っとやった瞬間に噴水のように水が溢れ出たり、上を向いたら水が首をつたってきたりと色々なハプニングがありましたが子ども達はそれすらも楽しんで笑顔を見せてくれていました。
ガラガラうがいという仕事がまた一つ増えました。お兄さん・お姉さんになるに向けて取り組むことが増えたと同時にそれらを出来る力が培われてきているという事を感じ、逞しくなっている事がとても嬉しく思います。
ガラガラうがいの今後の上達ぶりも楽しみにしていきたいと思います。
K・E

ふわふわで気持ちいい。緊張気味ですが「うわぁ~」と歓声が上がっていました。
「大きい葉っぱ」と、拾った葉を見せてくれます。顔にあてて「ばけちゃま~」
◆どんぐりのぼうし(うみグループ)

小さいどんぐり、丸いどんぐり、自分で好きなものを選んでいきます
先日模写したりんごやみかん。今回は、型抜きした後の画用紙、小さく残ったままの画用紙、使い道のなくなった画用紙を細かくちぎってちぎり絵を行ってみました。
見本のりんごやみかんを目の前に置き、色を見ながら色を選んで貼っていきます。
1つ1つの画用紙に糊をつけていき、貼っていく。なかなか根気のいる作業です。
それでも、隙間がないように埋めていく児。
「疲れるからこのくらいでいい」と早々に切り上げる児。
「カラフルなほうが美味しそうだから」と本物の色は気にせず貼っていく児。
様々でしたが、子どもたちの発想で楽しんで取り組めることが1番。
素敵な作品になりました。
他にも、葉っぱやどんぐり、ちぎった画用紙を使った制作も行いました。
ボンドを使って、自分たちの思うままに貼っていきます。
「おにばばをつくった」と△君。赤い葉っぱがそんな印象を与えたのかもしれません。
◎君は「これがビー玉でこの葉っぱの上を転がっていくの」とビー玉ころがしのイメージ?
空のどんぐりの帽子の中に自分でどんぐりを入れていました。それがビー玉のようです。
自分でイメージしたものを伝えることができるというところも大きな成長です。
園庭に出るなり葉っぱを拾い集める児もいました。
天気の良い中、たくさんの葉っぱを集めては投げて。
秋の自然を思い切り感じている子どもたちです。(M.C)

いろんな色使っていい?

シュート対決。半袖なのに、汗びっしょりでした
◆それぞれの虹 (にじグループ)

今日はもも組だけで秘密の集まりを行いました。
元気な声に周りの子どもたちも集まりが始まったと気づき顔を覗かせますがもも組だけの集まりと気づき終始覗くゆり組。
もも組で絵を描きました。
お題は『にじ』。
先週はゆり・ひまわりが対象であったことやもも組ならではの虹が見れるかと思い提供してみました。
先週からにじグループには虹がもう一つ増えて2つの虹が保育室内に飾られております。
それらをイメージしてクレパスで自分の虹を描いてもらいました。
色の順番を意識する子どもたちもいれば手に取った色から描いていったり、大きさもそれぞれ、個性あふれる虹が出来あがりました。
それを朝の集まりで早速発表。
ゆり・ひまわり組の子どもたちは「綺麗」「うわぁー」「順番合ってるよ」とナイスなリアクションをしておりました。
もも組の子どもたちも嬉しくて笑顔が溢れておりました。
(a.y)


◆銀杏の葉(そらグループ)

新しい玩具“しりとり絵カード”が机に置いてあるのに気付いた児がいました。「やりたい!」と声をかけてくれたので早速始めてみることにしました。絵カードには一枚に一種類の生き物の絵とひらがなで名前が書いてあります。その名前をしりとりの順番で並べていきます。名前を口ずさみながら友達と協力して繋げていきます。いくつか並べていくと、最初の絵カードとつながることに気付いた子どもたち。絵カードがぐるっと一周して一つの円で繋がりました。カードあそびからも、文字に触れていきたいと思います。
今日は染め紙もしました。
銀杏が色づいているのを、園庭や先週の散歩で感じた子どもたち。コーヒーフィルターを銀杏の葉に見立てて、黄色や黄緑色のグラデーションの絵の具で染めてみました。
保育者が、緑の色から少しずつ黄色を足していくと色の変化を見た子どもたちから驚きの歓声があがります。「先生って絵の具屋さんみたいだね」こんな声も出てきました。
フィルターの先に黄色をつけて、少しずつ緑の濃い絵の具に染めていって… うまい具合にグラデーションはなかなか難しかったですが、微妙な色の違い感じられたと思います。
朝の集まりでは、改めて手洗いとうがいの大切さを子どもたちと確認しました。
園庭では、氷鬼や落ち葉拾い、長縄、砂場と遊んでいました。
その中でも、なにかできることを見て欲しいと、保育者を呼ぶ姿がよく見られました。鉄棒で前回りができる、高い所からジャンプできる、上り棒から降りられる…どの子も見てもらうと満足気に、次の遊びを始めます。子どもの“できる”を沢山、共有したいと思います。
e.y


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