◆11月6日(金)の子どもたち
2020年11月06日 金曜日
◆おいも (つぼみ)

おいもを洗おう
今日は昨日空中菜園で採れたさつまいもを焼く日です。
焼くのはみんなが寝ている間ですが、食べるのはおやつの時なのでそれを楽しみに園庭に出る前に、さつまいもを巻きます。さつまいもを見せると「あ」と指を差して興味津々の児達です。まず、さつまいもを保育士が見本で洗っているのを見てから、つぼみ組の子どもたちも洗ってみました。水をかけて、手でごしごし。時折、さつまいもを持ってみたり、ツンツンしたりしえ感触を確かめていました。さつまいもがピカピカになりました。
次は新聞紙を濡らして、巻きます。ぎゅぎゅぎゅとするのを手伝ってもらいました。次にアルミホイルでクルクル巻いていきます。クルクル巻くのは給食やおやつの時にエプロンと口拭きタオルを巻いているので大得意です。片手だけでもコロコロ転がすのが上手でした。アルミホイルがはがれないように最後にみんなでぎゅぎゅぎゅとして焼き芋の準備完了です。
美味しい焼き芋が出来上がるのが楽しみになりました。
園庭に出ると滑り台や小屋前のベンチに集まるつぼみ組の子どもたち。滑り台は下からハイハイで登ろうと試みたり、階段を登って行ったりと出来なくても何度も挑戦します。下から登ろうとする〇くんは、上からくるふじ組の児がきて、滑ろうとするのを見て階段の方へ向かい、階段を登って滑ってきました。滑る時には足の方から行ったり、頭の方(手を伸ばしてスーパーマンのように)から行ったりと滑り方のアレンジをする姿も見られるようになってきました。
築山の方にはたくさんの種類の落ち葉があります。保育士が子どもたちに見せると手を出して頂戴とアピールしてきてくれました。あげると△ちゃんは持っていた小石を保育士に渡してくれました。物々交換が成立しました。様々なやり取りの中でもらう、あげるというのを覚えてきたようです。
保育士と共に☆ちゃんと★ちゃんが葉っぱを探しに築山近辺に来るとたくさんの葉っぱが落ちていて、カエデの大きなものを拾い握りしめる☆ちゃん。お部屋に戻るまでずっと握りしめていました。★ちゃんは気に入った葉っぱがなかったのか拾わずに☆ちゃんが拾っている姿を見守っていました。
園庭では、秋ならではのものがたくさん見つかりました。これからも子どもたちが興味を持って楽しめる環境を提供していきたいと思いました。
(K.H)

はっぱみーつけた

この辺りがつぼみ組さん達のお気に入りスポット
◆昨日のつづき(ふじ)
きれいになったかな?
「おいも、焼こう。」
この一言で、昨日の芋ほりの経験が繋がっていることを感じます。
昨日は芋の収穫、そして今日は焼き芋です。
前日からの活動を引き続き膨らませることの挑戦にもなりました。
給食室から借りた大きなたらいに水を張り、ゴシゴシゴシ・・・実は昨日みんなで触りすぎて、すでに泥はほとんどついておらずツルツルのお芋です。
だからゴシゴシというよりナデナデという感じです。
お芋がきれいになったら次は新聞紙でくるみます。
新聞紙が濡れていることが大事ですが、引っ張りすぎると破けてしまいます。
力加減が難しいところですが、いつも食後のエプロンをクルクル巻きにしている経験が生かされました。
なかなか上手です。
仕上げにアルミホイルが必要ですが、あとはお任せすることにしました。
お芋はどうやって焼こうか・・・?
葉っぱや枝を集めて燃やすよ、次の活動は園庭で落ち葉や枝を集めることです。
ジップロックのバックを下げて園庭にでていきました。
すっかり忘れてしまう子もいましたが、しっかり目的意識を持って集め出す子もいます。
ジップロックの袋はどんどん膨らんできました。
例年だと朝から火を起こし、煙の中にお芋を投入、そんな様子を側で見ながら楽しい焼いも大会になるのですが、今年は午睡時間に一気に焼いておやつでいただきます。
見れないのはちょっと残念と思いますが、子ども達の期待は残念がっている訳ではありません。
昨日の収穫、今日の作業、葉っぱを集める・・・園庭には落ち葉で満杯になったなった袋がならんでいます。
簡易的ですが、かまども出来てきました。
目が覚める頃には、窓から入ってくる香ばしい匂いを感じるでしょう。
集まることは出来ないけど、楽しむ工夫がありました。
昨日のつづき、を経験しました。
この先、「この前ねー・・・」と振り返ったお話が聞けると思います。(N・S)
くるくるできました。
集めた枝をバックの中へ。
◆早く焼き芋食べたいな〜(きく・たんぽぽ)

綺麗になりました!
子ども達は「昨日何をしたか覚えてる?」「今日は何をするんだったっけ?」等の質問に素早く『おいもー!』『さつまいも掘った!』『お芋食べるんだよー』と教えてくれました。一生懸命思い出そうとしている子も昨日掘ったさつまいもを目にすると『あっ!』と一瞬で思い出して嬉しそうな表情を浮かべたりと、それ程に昨日のさつまいも掘りの経験はしっかり子ども達の中に記憶されていました。
そして、今日のこれからの活動にも期待を持っている様子で早くさつまいもが食べたいと口々に呟いています。
そんな子ども達にどうやってさつまいもお美味しく食べようかと聞いてみると『切ったらいいよね!包丁持ってくる?』とままごとコーナーから素早く包丁を持ってきてくれたり、『お鍋でおいしくすればいいんじゃない?』と遊びや普段の生活の中で得た知識を沢山出してくれました。「そうだね!それでも美味しく食べられそうだね!」と話しながらも、今日は園庭で窯を作って焼くのだと伝え、焼くための準備として①さつまいもを洗う②濡れた新聞紙で包む③アルミ保ホイルで巻くという作業(焼く前に保育士がやりました)があると伝えてみました。『へーそうなんだー』と冷静な子もいれば『えー!?』とやる事の多さになのか驚いて見せる子もいたりと様々な反応が見られつつも保育士の話に耳を傾ける子ども達の目はとても真剣且つわくわくが止まらない様子でし。
「おいも、いっぱいあるからみんなも一緒にやってくれるかな?おいしいお芋を食べる為にみんなで力を合わせてくれる?」の声に『いいよー!』と気合充分。今日はみんなの気持ちが一つになっているのが強く感じられ、色々な場面での子ども達の行動の速さに驚かされてばかりでした。
園庭に出ると早速芋洗いが始まりました。
掘ったさつまいもが沢山入っている段ボールを覗いて『あ、あったね』と自分たちが掘ったという喜びに浸ったり『これがいいな~』『わたしはこれ~』とどのさつまいもを洗うか吟味。そんな時間も楽しい時間です。今日は気温も低く水も冷たかったのにも関わらず、わくわくの気持ちが大きくて丁寧に丁寧に冷たさなんて忘れてしまう程に時間をかけて洗っていました。保育士の見本をよく見て手でさすって上手に土を落とし、時折やってくる水しぶきに声を上げながら『つめたいねー』と笑い合い、友だちとのやり取りも微笑ましいものがありました。
洗ったあとは新聞紙で包みます。大事に洗ったからこそ包むのも丁寧かつ慎重な子ども達はそっとそっと包んでいました。『見て~〇(自分の名前)がやったんだよ!』と誇らしげに報告してきたりと行う全ての作業が楽しい子ども達でした。準備が完了したさつまいもを運んでみたりと最後までしっかり取り組み、子ども達のおかげでおいしい焼き芋が食べられそうです。
「みんなが寝ている時間にじっくり焼いて、おはようって起きたらおやつと一緒に届くからね」の一言に『やったー!楽しみだね!』と期待がどんどん大きく膨らんでいました。
今はじわりじわりと焼いている最中・・・
今年は例年とは違った焼き芋会になりましたが今年ならではの楽しみ方を味わえたようにも感じます。
出来上がった焼き芋を目にした子ども達はどんな表情を見せてくれるのか楽しみです。
K・E

洗い方の説明を聞いています。真剣!

新聞で包みましょう〜
◆秋ならではの体験 (うみグループ)

「きれいになってきたー」
今日は、秋の健康診断がありました。
朝の集まりで健康診断の流れ、受診の仕方を子どもたちに伝えると「お手本やってあげる」と数人の子が手をあげてくれました。
そのなかには、1回目の健康診断の時に涙を見せた年少○○ちゃんの姿も。
手をあげてくれた子に、皆の前でお手本をやってもらいましたが、○○ちゃんも「ももぐみの○○です。よろしくお願いします。」と少し恥ずかしそうにしながらも立派にお手本を見せてくれました。
もも、ゆり、ひまわりぐみの順にホールへ行き、受診を終えた子から順次保育室に戻ります。
「こーわくーなーかった」とリズムよく戻っていく〇〇ちゃん。
「ちょっとドキドキした」と笑顔の△△くん。
「全然こわくないよ」と得意気な□□くんなど、様々な姿が見られましたが、子どもたち一人ひとりにとって様々な感情を抱ける貴重な時間となりました。
〇〇ちゃんをはじめ、子どもたちの心の成長に触れることができ嬉しく思います。
健康診断後、「園庭行ってくる!」と元気よく園庭に向かったのは年長の○○くん。
昨日、空中菜園で収穫したサツマイモを「洗う!」と大張りきりでした。
そして収穫したサツマイモが本日のおやつに登場。(焼きいも)
「えーこれがさっきのお芋なのー?」「これ僕が抜いたやつかも」などと目を輝かせる子どもたち。
「美味しい!」「あまーい」
自分たちで収穫したサツマイモは格別のようです。
今後も、食育につながる経験を大切にしていきたいと思います。
(T.N)

「あまーい」

「ビー玉アート」 秋をイメージしました。
◆健康診断と午後のお楽しみ (にじグループ)
さつまいもを洗いました。
今日は健康診断を受けました。朝の集まりでは「風邪をひいたカバのかばたん」という紙芝居から、元気な身体を作るためにはどうしたらいいか話し合いました。よく遊んで、よく寝て、そして好き嫌いなくよく食べて。野菜が苦手な◯君も、「おうちで小さいの食べたんだよ」と教えてくれました。少しずつでも挑戦する気持ちがあることが嬉しく思います。
今日は健康診断があります。「僕がお手本をしてあげる」と年長の△君が進んで前に来てくれました。医師の前では挨拶・名前を言って、身体や喉を診ていただき、終わったらお礼を言う。年長児のお手本に皆「うふふ」と微笑みながらもしっかりと見て学んでいました。
おかげで今日の健康診断、皆しっかりと受けることが出来ました。
そして今日はお楽しみがあります。園の空中菜園で育てたさつまいもで、焼き芋にします。子供達もワクワクしています。
昨日掘ったさつまいもをキレイに水で洗い、新聞紙でくるみ、水で濡らしてからアルミホイルでくるみ準備をしました。
水が冷たく感じますが、子供達は「大丈夫だよ」とはりきってゴシゴシ洗ってくれました。泥だらけの芋を洗うときれいな紫色になります。「みてー」「ここまだかな?」「これ、ちっちゃくてかわいい」というおしゃべりもなんだか楽しそうです。
くるむ作業は年長の□ちゃんがテキパキと指示を出してくれていました。頼りがいのある姿です。
午後のおやつにはお楽しみの焼き芋が食べられる予定です。子供達のいい笑顔が見られそうで楽しみです。
I.Y
◆おやつが楽しみ (そらグループ)

今日は焼き芋が食べられます。
空中菜園で育てていたさつまいもを2日に分けて収穫しました。
今年はこども達との世話よりも保育者管理となりましたが少しでも秋の味覚や季節を感じられるイベントが出来る事に改めて感謝し丁寧に大切な時間となる様過ごしていきたいと感じます。
朝の集まりの前に室内を整理整頓しました。
飾りゾーンに飾ってある作品の大きさが以前よりも大きくかつ細かくハイクオリティなものになってきています。
そして、ばらつきのあった作品達が統一性を持ち出しているのはこども同士の関わりの中であれを作りたい、コレを作りたいとこどもの輪(和)が広がっている証拠であると感じます。その作品達も色のばらつきはありつつもアシンメトリーからシンメトリーになり、シンメトリーかつ構成された配色の作品など確実に進化(変化)している事に整理整頓という日々のルーティンを通して改めて実感したりもします。
集まりでは秋の味覚について話をしました。
昨日掘ったさつまいもや、制作活動でテーマにしたきのこなどの話を図鑑や作品を用いて展開しました。
その上で行った今回の簡単なクラフト活動は、シールとシマシマがテーマでした。
キノコの形に切られた画用紙に「シマシマを描く」「好きなシールを貼る」の二つです。
しましまの描き方が面白く、短いものや斜めや並々など個性が溢れていました。
辿々しいシマシマの線がテーマに基づいて意識的に活動に参加している証拠でもあると三歳児の作品を見てかんじました。
シール貼りは少ないもので2個、多いものは何個もと好きなこどもはひたすら貼り付けています。
完成した後は自分でキノコに名前をつけて周りのこども達とじこしょうかいごっこをしました。
以下、名前〜
・きのこちゃん(双子)
・どくどくさん
・ぶっつー
・シマシマ
・さつきのこ
・毒キノコ
・あお
・まるまる
etc…。
(是非、お子様にお聞きください。決められなかったこどももいました)
園庭では「秋探し」と「焼き芋準備」が開催されていました。
夏場あれだけ気持ちよかったタライの水がこんなに冷たくて不快感を感じる季節の変化を肌で感じたこども達もいます。
「全然落ちない…泥が」と洗いに徹するこども、新聞紙を丁寧に巻くこども、アルミホイルにシワをつけたくないこども…。
様々なこどもがいました。
「秋探し」では赤、茶、黄の葉っぱを集めました。
裏は赤だけど表は茶色、ハーフアンドハーフ、どっち寄りの色?などこどもは真剣に考え決めた答えに真っ当な理由を付け加え分けていました。
たった一枚の葉っぱに疑問を抱き答えを導き出すこのシーンの美しさ、この瞬間こそがこども達に大切な時間なのではないかと感じます。
おいも…無事に焼ける事を祈っています。
そして、おやつで美味しい焼き芋が提供出来る事を祈っています。
※我々は焼き芋のプロではありません。
万が一…があります。万が一の場合はありのままの万が一をこども達に伝えます。
k★y


Posted in 園のこだわり