◆11月30日(月)の子どもたち
2020年11月30日 月曜日
◆心の成長(つぼみ)
週明け月曜日、つぼみ組の子どもたちは鼻水が多少出てるものの元気に登園してきてくれています。
園庭に出る前のお部屋での出来事です。
朝おやつを終え、それぞれ好きな玩具で遊び始めます。
〇くんがひとつの玩具のそばで遊んでいて時折、その玩具に手を掛け、遊んでいると、△くんも近くにやってきました。そして同じ玩具に手をかけると、〇くんは取られると思ったのか、自分の方へと引き寄せました。
ここから、玩具の取り合いが始まります。
最近このような場面をよく見かけます。
自分の物という認識が生まれ、執着心も出てきました。少し前にはあまり見られない光景でしたが、子どもたちの心の成長が目に見えた瞬間でした。
自分の物と他人の物の区別がまだつかないため、取り合いはいたるところで起きますが、これも大事な成長、という気持ちで大事に関わり、見守らせていただこうと改めて感じました。
園庭では、まだまだ落ち葉遊びが続いています。
ふじ組の児と山になった落ち葉の上で遊んでいる◇くん。ふじ組の児が落ち葉を上にパーっと楽しそうに投げる姿を見て、「ぼくも」と思ったのか勢いよく投げ始めました。何度も何度もやっていて二人で落ち葉投げの競い合いをしているようでした。とても楽しそうな姿が印象的でした。
自然との触れ合い、季節が変わっても引き続き大切にしていきたいと思います。
H.A
◆ドングリを見つけて(ふじ)
ミッキー体操を踊る為にウッドデッキの上に集まってきます。
今日は天気が良かったので園庭に出て遊びました。午前中から園庭には日が当たり、今週は冷え込むような天気予報でしたがぽかぽかと暖かい中を元気に遊んでいました。
園庭に出ると早速ミッキー体操の曲が流れてきました。いつも通り段々とウッドデッキの上に子ども達が集まり、ミッキー体操を楽しんでいました。曲が終わらないうちにと急いでウッドデッキの上によじ登っている子もいました。体操を終えると自然に自分たちの好きな遊びへと移動していきました。
先日、拾ってきたドングリが園庭のあっちこっちにと落ちているようで拾うと嬉しそうに見せに来てくれました。
ふわふわの〇くんは両手に一つずつ持って近づいてくると笑顔で両手を挙げて見せてくれました。
わくわくの☆ちゃんは2歳児が夢中になってお友だちの足の間をくぐって遊んでいるのを見ている時に「入れてもらえば」と声をかけると大事そうにポッケットから「見て」とドングリを一粒出して嬉しそうに見せてくれました。(☆ちゃんはこの時は恥ずかしかったのか足くぐりの仲間に入りませんでしたがお部屋に戻った時にお友だちがしているのを見て仲間に入れてもらって足くぐりを楽しんでいました。)
きらきらの◇くんは後ろから肩をトントンと合図をくれて振り返ってみると自分の見つけたドングリを嬉しそうに見せてくれて大事そうに自分の上着のポッケットに仕舞うとまた違う遊びにと走って行きました。
いろいろな場面で子ども達の発見したドングリの見せ方も違いますが発見した喜びを伝えたいという気持ちは一緒でした。とても誇らしげな嬉しそうな笑顔が印象的でした。(y.n)
枯葉が集められていたのでカサカサと楽しい音が鳴る枯葉のふとんにダイブしたり寝転んだり座ったり気持ち良さそうでした。
お部屋の中でもたくさん遊びました。2歳児の真似をして楽しんで遊んでいる姿もありました。
◆色探し名人たち(きく・たんぽぽ)

きいろ、あったよー!きいろ発見にみんなで大喜びです。
園庭に出ると『あぁ、寒いな~』と子ども達の呟きが聞こえてきました。気づけば11月も今日でおしまいです。季節の移り変わりを感じると共に時の流れの速さも感じながら子ども達の呟きのその大人びた口調にクスっと笑ってしまいました。
帽子にカラーリボンが付いていたり食事等に使用する机にも色画用紙が貼られていたりと生活の様々な場面で色に触れ合う機会がとても多い子ども達は沢山の色を覚えてきています。〇ちゃんと保育士が上下同じ色の組み合わせの洋服を着ていると『あ、〇ちゃんと先生のお洋服一緒だね。くろとみどりだ!』とちょっとした事も見逃さず発見して楽しむ場面があったりと夏の色遊びや絵の具等の経験も経て、色はとても身近なものになっているようです。
園庭に出て『何する~?』と△ちゃん。『何しようかな~』と☆ちゃん。何か楽しいことはないかと考えている時に『ぼくのジャンパー見て!かっこいいでしょー黒なんだ』のその一声に『わたしはむらさき!』『ぼくはあおだよ』と様々な色が飛び交いました。その様子から今日は色探しをしてみる事になりました。
「いろいろいろどんないろ?」とリズムに乗ってみんなで掛け声を言い、保育士が口にした色を園庭の中から探します。最初は「きいろ」。一斉に走って向かった先には沢山のいちょうの葉が落ちており、それらを拾って『あったよーきいろ!』とすぐ見つけていました。その後もオレンジ・あか・ピンク・茶色など様々な色を発見していきますがピンク→保育士のジャンパー、オレンジ→ポール、茶色→木と色の発見場所も多種多様で面白いものがありました。
そんな中、「しろ」を探す際に保育士の靴や洋服等で発見する姿の他に□くんは「ほら、先生みて。雲も白だよ」と空を見上げて雲を指さしていました。「本当だ!雲も白だね。」と空を見上げて、まさか園庭を飛び越えて上空の中から見つけるとは思わずその発見にみんなで驚き合いました。そして次の色は「みずいろ」。先ほどの会話を覚えていた◎ちゃんが辺りを見回した後に『あ、あそこそうだ!くものおともだち!』と空を指さして教えてくれました。空は水色・雲は白、その気づきにも驚きですが空と雲の関係性まで表現するその発想に脱帽です。
様々な色の発見と共に子ども達の新たな姿も発見し、得した気分になりました。
次はもっとたくさんの色を探してみたいと思います。
また、他にもどんな発見があるかとても楽しみです。
K・E

トンネルくぐり。ぶつからないように低い体勢で頑張っていました~
◆明日から12月 (うみグループ)

ママ先生と一緒にリースづくり。可愛らしいミニリースが出来上がりました
「先生~明日から12月だよ」
「サンタさんにお願いするプレゼント決めたんだ」と12月になるのが楽しみな子どもたち。『あわてんぼうのサンタクロース』の歌詞を貼ってみると思い思いに口ずさむ姿がありました。12月は成道会、クリスマス会がありますが、何よりもクリスマスが楽しみな子どもたちの姿が微笑ましく感じられます。
早速クリスマス制作を始めてみました。今日は折り紙でのリースづくりです。
折り紙を4等分にした小さな正方形の折り紙で形を作り、組み合わせていきます。組み合わせがうまくいかないとリースの形になりません。「先生、ここどうやるの?」「これで合ってる?」と真剣な子どもたち。今日はひまわり組の☆ちゃんのお母様がママ先生に来てくだり、ママ先生と一緒にリースづくりをしました。「赤と緑とピンクも使いたい」「キラキラつけたら可愛くできるかな」と自分なりのリースづくりを楽しんでいました。可愛らしいミニリースが出来上がりました。
早いもので今日で11月もおしまいです。
今月は、今年度初めての散歩に行ったり、ゆり、ひまわり組は遠足と園庭とは違った環境を味わい園外活動を楽しむことが出来ました。だんだん寒さを感じる日が増え、秋から冬へと季節が変わりつつありますが、「寒くないよ」と半袖で過ごす子もいます。体調管理にも留意しながら衣服の調整も子どもたちと一緒に意識しながら今週も元気に過ごしていきたいと感じます。(O.Y)

「先生~ボーリング作っていい?」とひまわり組の〇君。LaQで作ったボールを使いボーリング遊びをしていました

園庭でもママ先生は大人気。沢山子どもたちと遊んでいただきありがとうございました
◆草木染め(にじグループ)

今日は草木染めをしました。
前々から子どもたちには予告していたのですが、ようやく準備が整い、今日は玉ねぎの皮とビワの葉を使っておこなってみました。
鍋にお湯を沸かすと鍋の底から気泡が上がってくるのを見て「喧嘩してるみたいだね」と〇くん。「あ、100℃になったってこと?」と□ちゃん。沸騰の話をよく聞いていました。
玉ねぎの皮を沸騰したお湯の中に入れるとすぐにきれいなオレンジ色になり、そこからどんどん色が濃くなります。匂いも変化し「どこかで嗅いだことのあるような…」と考えながら観察していました。ビワの葉っぱを沸騰したお湯に入れるとじわじわと薄ピンク色に。ビワの葉は紅茶のような?優しい香りでした。
玉ねぎの皮とビワの葉を鍋から取り出し、絞った布を入れていきます。むらなくきれいに染まるようにくるくるとかき混ぜながら染まるのを待ちました。「お料理のお手伝いしてるみたいだね」「揚げ物してるみたい」と、家での手伝いや、お母さんの料理する姿をよく見ていることが伝わってくるような会話をしていました。
玉ねぎの皮で染めた布は、薄いオレンジ。ビワの葉で染めた布は、淡いピンクに。
そこから色が抜けないように媒染すると、薄いオレンジは鮮やかな黄色に変わり、淡いピンクはうすーいピンクのような?白に近い色に変わりました。
私も子どもたちもはじめてのことだったので、色の変化に終始驚いていました。
園庭のビワの葉を取りに行ったり、給食室に玉ねぎの皮をもらうところから布を干すところまで子どもたちとじっくり学びながら楽しむことができました。次回も楽しみです。K.Y


氷鬼中「氷ってさ、普通にあたたかいところでとけるよね」
◆明日から(そらグループ)

今日は保育士体験のお母様が来てくださいました。
こども達と一緒に構成遊び(積み木、LEGOなど)をしたり園庭で沢山体を動かしたりしっぽとり鬼ごっこをしたりと寒さを吹き飛ばすような笑顔と俊敏な動きでこども達だけではなく私自身もヒートアップさせてもらい元気付けられました。こども達も終始キャッキャキャッキャと笑顔が溢れていました。
本日は誠にありがとうございます。ゆっくり、体を休めてください。
※本日から再び保育士体験の受け入れが始まりました。受け入れ不可の期間御協力頂いた保護者の皆様、誠にありがとうございました。
朝の会では先週行った活動の振り返りや共有をしました。
お店屋さんごっこの場所が変わったり、レイアウトが変化しています。
様々な活動やこどもの遊びの姿に合わせてその都度、変更していきます。
先週は折り紙を折ってみると何かの形になった、もしくは○○を折ってみるという基本的な体験を通して作品を工夫していく事など構成していく事をベースに行っていました。
その活動を基に今回は作って遊ぶを目的とした折り紙遊びを提供してみました。
材料は、折り紙、クリップ、セロテープ、鉛筆(ペン)、紙で作れます。
何をしたのか、何を作ったのか、どの様に作ったのかをこの材料だけを用意しお子様に教えて?と一緒にやってみると面白いかもしれません。
※簡単な物で行えるので是非ご家庭でも行ってみてください。きっと盛り上がると思います。(大人の方が)
室内では「お部屋が新しくなった」と言い様々な場所で遊んでいます。
あの子があの場所で遊んでいる…
あの子があの玩具で遊んでいる…
あの子とあの子が一緒に遊んでいる…
など様々な変化が見られています。
時折、ごめんね?良いよって言ったよなどの声も伺えます。何度もごめんねって言わないでという声も聞こえます。
きっとモヤモヤしながらもイライラを抑えてるからこその姿なのだと感じます。
どうしてももっと優しく応えてあげれば良いのに…と思う大人都合な気持ちが出てきますが、実際自分の立場に置き換えると良いよなんて言えない自分がいたりもします。
その時に2人になんて声をかけていくのが保育者として必要かを一瞬一瞬悩みます。
向こうでは「○君が仲間入れてくれない」と 言っているかと思えば「だってルール守らないじゃん」と正当な理由を叩きつけています。
年長児になると「そんなルール自分だけずるいルールだよ、守るわけないよ」などのさらに正当な理由を述べていたりもします。
この様に一見どっちが被害者か分からない場面、決め付けてしまっていた場面があります。
だからこそ、しばらくこども達の声を聞いてみないと分からない事ばかりの日常です。
こども社会の中では鬼滅の刃だけではなく決め付けの刃が蔓延する事もあります。
騒がしい日々に、笑えないこども達に、思いつく限り楽しい明日を保証していきたいと思います。
園庭ではジャンパーを着て外に出る子が増えました。
未だにTシャツのこどももいます。
着ていくよう促すと着ていき、すぐに脱いでTシャツになりました。来ていたのは三階から降りる時だけの園内だけだった…という事もあります。
ジャンパーを取りに行くこどももいます。
思いの外寒かったのでしょう。
こども達に必要なのは予測する力やその場面にどう順応していくかなど見えない力が必要であると1シーン1シーンにあります。
土埃が出やすくなった為、水を撒きました。
まだまだ夏が抜けきれないこども達はわざと水にかかりに来ます。キャーと言いながらまた来ます。キャーと言いながら喜んでいます。それでも本当に水がかかるのが嫌なこどももいる為気をつけて行いました。
十一月も今日で終わりです。
明日からは十二月。
今年も残り後一ヶ月です。
明日からきっとクリスマス一色になると思います。(12月8日〜成道会もあります。年長児代表は奉献の儀の練習もあります)
残り少ない今年を思う存分楽しめる様見守っていきたいと思います。
k★y

Posted in 園のこだわり