どこを見ていたか
2020年10月19日 月曜日
園にいると必ず感動があります。毎日の中で知る感動、行事を通して知る感動、一年経って知る感動があります。子どもたちの成長は毎日の中で感じる嬉しい変化です。今日も2歳児のNちゃんとSちゃんが一緒にカップに砂を入れてお店屋さんごっこをしていました。おいしそうですね!と声をかけると、ニコッとして‘はい、どうぞ!’とカップアイスを出してくれました。個の遊びから関係性を持った遊びができるようになっていました。ごっこ遊びは人と人をつなぐ楽しさを養う遊びです。日々の遊びを通して成長がみられます。順な変化は自然と心を潤してくれます。
変化も「部屋が汚れたら掃除をする」「部屋の空気が汚れたら新しい空気を入れる」「ものが壊れたら直す」「病気になったらお医者さんに診てもらう」というような、目の前に起きた変化に対しては毎日当たり前に受け入れています。「想定内」の変化です。
また、少し厄介な変化があります。よくいう「想定外」です。この想定外も毎日あります。自分一人で対処できるものから他の人の助けが必要なものまで様々です。
人と人が関係する中での変化は関わった人たちの理解と努力が必要です。組織や集団での場合はなおさらです。決めたことを変える場合はそれなりの理由が必要です。変えることによって変える前よりより多くの人にメリットがあるか、また、たとえメリットが全体に及ばない場合でもどうしても変化させることが必要な人がいる場合には変えていくこともあります。
変化させるときに大事な事は内容よりも、変えようとしている事について決めるまでに至った経緯やその事に込められた思いや願いを理解していたかではないかと思うことがありました。
先のことを見ているだけで、足元を見ていたか。振り返り反省させてもらいました。
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