◆10月24日(土)の子どもたち
2020年10月24日 土曜日
◆土曜保育 (低年齢)

今日は7名出席と、馴染みの顔ぶれがそろいました。
朝おやつの後、園庭に出る前お部屋で遊んでいると、★くんと●ちゃんが磁石のおもちゃで家を作っていました。「何つくってるの」と保育士が聞くと「家だよ」「変なの」「変な家」と教えてくれました。少しして園庭に行く時間になり二人を誘ってみると「園庭いかない(=これがやりたい)」とやりたい事を言葉で教えてくれました。
またしばらくして保育士が声をかけに行くと「完成してから」と目標を決め、少し時間が経つととうとう完成しました。気が付くと沢山あったパーツをすべて使い、箱は空っぽです。
★くんが完成した変な家を見ながら「この気持ちはどんな気持ち?」と自分の胸に手を当てながら問いかけていました。「完成して嬉しい気持ちじゃないの」と保育士が聞いてみると、二人で笑い合っていました。
園庭では◎ちゃんと△ちゃん、□ちゃんが3人揃って遊んでいました。枝を持って地面に絵を描いたり、砂場の道具を使ってアイスを作ったり、追いかけっこをしたりと何をするにも3人一緒です。そんな時、コンビネーションを裏を通って、メダカのお墓を見つけました。
◎ちゃんがその時の事を保育士や他児に話しはじめました。「あのね、コレ〇ちゃんと◆ちゃんと…書いたんだよ。めだかさんの絵は☆先生が書いたんだ」「めだかさんが死んじゃったの」「☆先生がメダカさんをここにいれたの」と沢山の言葉を使って、細かく説明してくれたので、その場にいなかった保育士も情景が浮かんでくるほどです。語彙が増え、伝えようとする気持ちがとても強くなっていて、成長を感じる場面でした。
■くんと▽ちゃんは保育士と一緒に落ち葉集めに精を出して、落ち葉を拾って投げたり、自分の体に付けたりしながら楽しんでいました。草が沢山生えている所へ■くんが向かい、虫を発見しました。芋虫と鉢です。鉢の方は小さくすぐに飛んで行ってしまいましたが、いもむしの方はとまったり、うごいたりしてました。土があまりない場所だったのでた沢山ある場所へ保育士を共に移動させてあげる■くん。移動した場所にはオシロイバナが咲いていて、「種あるかなー」と急に種を探しはじめました。黒い種を見つけては握りしめてまた種を探し、園庭の色々な場所にオシロイバナがあるので種探しの旅へと向かいました。▽くんも保育士と一緒に種を見つけて嬉しそうです。
小さな発見が他の遊びへと変化していくので、子ども達は大人以上に遊びを見つける天才です。子ども達のやりたい、しりたいと大切にしていきながらこれからも見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆土曜保育(幼児)

朝、保育室に入ると、部屋の隅でラインストーンを見つけた児がいました。「これを宝物にして宝探しがしたい」と伝えてくれました。
指の先ほどの小さなラインストーンをそのまま探すのは難しいので、ペットボトルのキャプにボンドでつけてみることにしました。様々な色や大きさのラインストーンも用意し、付ける位置や色の組み合わせ等で自分だけの宝物ができあがりました。
「宝物には宝箱もほしい」との声から、プラスチックの入れ物を提供してみました。それにも油性ペンで思い思いに絵を描き、個性溢れる宝箱となりました。
宝物ができたら宝探しです。曲が鳴り終わる前に“自分の”宝箱をみつけるルールです。
「あ!あった」と見つけて喜んだのも束の間、それは自分のものではなかったりします。そんなときは持ち主に教えてあげます。最後の一つまで互いに協力することが出来て、無事に曲の間に見つけ出すことが出来ました。
園庭では、落ち葉を投げて葉の雨を降らせてみたり、だるまさんがころんだ、こおり鬼等をして楽しみました。
E.Y


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