◆10月21日(水)の子どもたち
2020年10月21日 水曜日
◆なにじまんにする??(つぼみ)
月曜日から始まったわくわくうぃーく。
お家の方といろいろチャレンジしているかもしれませんが、今日は園庭に出る前の時間を利用して、ホールやロビーに設置してあるものを体験してきました。
お部屋を出て、廊下に設置せてある太鼓をドンドンと鳴らし、ロビーへ移動。
まだ、白い線上を歩くのは難しかったのですが、保育士が線上を歩いて見せると、「この線はなんだろう」と手で触ったりしている子がいました。
ロビーには『ちからじまん』が設置してあり、カラフルな水の入ったペットボトルとカゴがあり、カゴにペットボトルを入れて、どのくらいの重さまで背負えるかを試すのですが、つぼみ組の子どもたちは、ペットボトルを振ったり、カゴに入れたり出したりが楽しいようですが、中には、2ℓのペットボトルを持ち上げようとする子もいて、つぼみ組にも力自慢がいるようです。
試しに1番軽いペットボトルを入れて背負ってもらおうとしましたが、『背負う』という経験が少なく嫌がる子がほとんどでした。
そのままホールへ移動し、ペットボトルのフタで作った足つぼや、足型が貼ってあるケンパーにも挑戦。
初めに保育士が足つぼをやって見せたのですが、なかなかの痛さを感じたので、子どもたちは大丈夫かなと心配しましたが、子どもたちは全く痛さを感じることなくスイスイと歩き、中にはその上でリズムを取る子もいて驚きました。
足型は黒くてインパクトがあるのか、その上を通るというよりは「タッチ」と触っている子が多いように感じました。
入園して半年以上が経ち、泣いて抱っこを求めていた子どもたちが、こうして自分の足で立ち、歩いたり、重いものを持ち上げたりする姿を見て、成長の早さを感じます。
今度は何自慢に挑戦して、成長を見せてくれるのか、とても楽しみです。(E.Y)
まだ入るかな??
なんだか後ろに倒れそう・・・
◆色のなぞ(ふじ)
近くでみると大きいね
園庭には、万国旗が吊るされ、わくわくうぃーくを更に盛り上げてくれています。
昨日の午後に設置された万国旗を部屋の中から見ていた子ども達。
園庭に出ると、中から見るよりも大きく、色鮮やかに見えます。
子ども達からも、「おぉ~」 「すごいよ!」と歓声が聞こえます。
ジャンプして旗に触れようとする子やお友だちに「ほらみて!」と誘う子、様々な子ども達の姿がありました。
そんな中、「なんだこれ~!!」と地面を指差す〇くん。
指差す地面は、赤や緑、黄色に染まっています。〇くんの声に反応し周りにいた子たちが集まってきます。万国旗が反射し地面に写っているのです。
そんな難しい事は分からない子ども達は不思議そうに見つめます。
まずは、みんなで踏みつけてみました。変化はなし・・・。
次に、手を伸ばし触ってみました。そして手のひらを確認、色はつきません・・・。
あれ?という表情。絵の具だと思ったのでしょうか。
そして、みんなが集まると、その陰で色は消えてしまいます。あれ?と辺りをキョロキョロ、一生懸命探します。
そんな不思議いっぱいの地面に、どんどんテンションが上がっていく様子が表情から見てとれます。
そんな不思議な時間を堪能するとそれぞれの遊びへと移っていきました。
まだ、”影”の存在を認識できていない子ども達の反応ひとつひとつが面白く新鮮に感じます。今の子ども達の発達ならではの発見や気付きに共感することを大切にし、その場を盛り上げて一緒に楽しんでいきたいです。(I・K)
あかいろ発見!!触ってみよう
こっちはみどりだ
◆どんぐりを求めて (きく・たんぽぽ)

赤チームでーす!
いい天気になったので赤リボンチームで散歩に行くことにしました。
今日の目的地は和田児童館公園でどんぐり拾いを目的に行きました。ミッキー体操後に「ホールの前に集まってね」と該当の子たちに声をかけると、しっかり集まり手を繋いで準備万端です。2人ずつ手を繋いで出発し、嬉しさのあまり道中は会話が止まりません。隣の製薬会社のマークをみて、「ハートあったよ!赤と青!」とあまり見ないようなところも子どもたちはよく見ていて感心します。通ったことのない道を通りました。すると「先生みて、すべり台みたい!」と○ちゃんが言いました。よく見ると坂道で、すべり台のようになっている斜面をみてすべり台と連想する子どもたちの純粋さに再び感心しました。
目的地に着くとどんぐりがすぐに落ちているのがわかるくらい大きなどんぐりがあちこちに落ちていました。子どもたちは大興奮で拾いはじめると、「先生こっちにもあったよ!」「大きいのあったよ!」とあっという間に袋がいっぱいになりました。ひとつだけ松ぼっくりも見つけて嬉しそうな▲くん。帰り道も会話は止まることがなく、楽しい思い出とたくさんのどんぐりをもって帰ってきました。
少し前まで散歩カーに乗っていた子どもたちも、友達と手を繋いでいろんなものに気づきながら散歩を楽しむ姿を見て身体も心も成長を感じました。
こらからも少しずつ距離をのばしたりしながなら、季節を感じたり風景を楽しみたいと思います。
園庭チームもそれぞれ体を動かしたり、じっくり遊んだりして楽しみました。
(K.E)

ドングリいっぱいだあ!
「これなんだろう?」とシャベルで消そうとしています。
◆もう赤ちゃんじゃない (もも)

見本無しで踊っています。結果〜見本はあった方が良いです。
今日はそらグループでの活動でした。
3日目となると友達との再会よりも今日は何が始まるのかな?という興味や関心の矛先が変わってきたように感じます。
室内ではピヨピヨさんや忍法ごっこ、どっちの手にはいってるか?など様々な導入にも笑顔で参加してくれました。
展開している保育者の方が嬉しくなりました。
導入後は真面目忍者を踊り、「今日のゲーム活動」へ。
本日の内容(おしながきメニュー)は対象児(お客様)に合わせて簡単(甘口)とさせていただいております。
おしながきメニュー
「栗拾い」
内容
・四角い箱を雑巾掛けのように滑らせ、ゴール地点に置いてある段ボールの中から好きな色のボールを取り出し、滑らせてきた箱の中に入れスタート地点に戻りバトンタッチ。
〜
応援するこどもや競い合うこどもがいます。
次第に前に詰めてきてフライングもご愛嬌です。
好きな色を選ぶ時間がかかる女の子や慎重に箱を運ぶこども、ゴール地点に向かって球を取らずに戻ってきてしまうこども…。
勝ち負けの判定に非常に悩まされる結果となりましたが、勝ちでも負けでも喜んでいるこども達が天使のように見えました。
おしながきメニュー
「白玉入れ」
・吊り下げられた3つの傘にひたすらカラーボール(全然白玉じゃない)を投げ入れる。
〜
勝ち負けにこだわるこどももいました。
「私たちはどっちの傘に入れるの?」と聞いてくるこどもも…。
好きなところに入れていいよ?と伝えると二つ返事でひたすら球を投げています。
両手いっぱいに玉を集めるこどもや投げた球を探して迷ってしまうこども玉を拾いすぎで投げられないと気づいたこども…。
こうしてみようと考え、実践して失敗する。
そして
また再考察。
新しいやり方をチョイスするのか、さっきまでのやり方でできる方法を考えるのか…。
こども達の取り組む姿には十人十色あり同じように見えてちがいました。
年齢別で内容は同じであってもこどもの興味関心や試行錯誤が全くちがいます。
今回のわくわくウィークの活動が今後こども達にどう活かされるのかとても楽しみです。
園庭では鬼ごっこをしました。
急に始まるのである意味おいつけません。
そして、「鬼みぃつけた」と言われるのです。
これはかくれんぼなの?
え?
鬼ごっこ?
え?
鬼は誰?
先生だよ〜。
もうこの遊びが楽しくて仕方がない様子なので私は今は合わせています。
鬼なのに捕まえると怒るので…。(何故でしょうか)
昨年やっていたオオカミさん今何時?などを思い出してもらいながら、集団遊びを楽しいと感じてもらえたらと思います。
k★y

私どの色にしよう?と勝負の最中に選べる感性の豊かさたるや。

フラフープの師範代。
◆踊るのは、ソーラン節じゃない(ゆりぐみ)

可愛らしいやんちゃ怪獣がたくさん
わくわくうぃーくも3日目を迎えました。3日目ともなると、慣れたものです。
朝から、「今日は○○グループに行って楽しいことするんだよね」との声がたくさん聞こえてきます。
今日のゆり組は、うみグループに集合です。
グループごとに並ぶ姿、前に立つ保育士の話を聞こうとする姿、立派すぎて年長児かと間違えるほど。
あまりにも立派な姿に思わず「ソーラン節踊ろうか?」と声をかけてしまいました。
けれど、「やだぁ、やんちゃ怪獣がいいよ」と声が多く、「ゆり組はやんちゃ怪獣」との意識の高さも感じました。
やはり、踊る姿は立派なもの。とにかくみんなが楽しそうに怪獣になりきって踊っていました。これからまだまだ踊ります。怪獣のお面も作る予定です。楽しみにしていてください。
そして、今日のゲーム
「△□〇のおにぎり掴み」~10秒以内に何個のおにぎりにタッチが出来るか。個人戦です。
「白ごま黒ごまの戦い」~自分たちの色にカードをひっくり返していきます。グループ戦です。
どちらも応援に熱が入ります。「がんばれ~」の声がうみグループの部屋に響き渡りました。
明日からも、まだまだ楽しいわくわくうぃーくが続きます。
新たなゲーム遊びを、友達や保育士と、ルールを理解しながら楽しんでいけたらと思います。(M.C)

ひっくり返してもまたひっくり返されて…それでもまた、ひっくり返して。
◆一体感(ひまわりぐみ)

今日の年長児の活動場所はにじグループです。
年長児で集まるのも3日目となり、活動がはじまる前の集まり方、待ち方も年長児らしく申し分ない様子でした。
今日はグループごとにソーラン節を見せ合いました。見る側はお客さん役(パパとママ役)になり、お客さんがどんな風に見ていてくれたら嬉しいか、パパママの気持ちになって見学しました。アルプス一万尺をしていた女児たちも自分のママになりきると背筋が伸び、見る姿勢も変わります。
昨年、一昨年と、幼児グループになってから何度も見て、踊ってきたソーラン節。子どもたちの自信も日に日に大きくなっているように思えます。「先生、踊らなくてもいいかな?」と子どもたちに聞いてみると「いいよ!できる!」と即答の男児たち。「え?」と女児たちは顔を見合わせていましたが、踊ってみると自信たっぷりでキレッキレのソーラン節を踊っていたのは女児たちでした。ソーラン節でもリレーと同じようにみんなで心を一つに踊りきれるといいなと思います。
本日の年長児のおしながきは「おたま一杯分の幸せ運び」「アメンボの油で」
小さなお玉に小さなスーパーボールを入れて運ぶ「おたま一杯分の幸せ運び」
慎重にゆっくり運び、正確に次の人へつなぐ児、少しでも早く次の人につなぐために急ぐあまり、途中で落としてしまう児、2パターンの姿が見られましたが、結果に大差はつかず、どちらがいいとも言えません。答えがない。それが面白いところだなと思います。
コップのついた段ボールの靴に足を入れて歩く「アメンボの油で」
年長児のコップは水入りです。すり足にして慎重に運ばない限り確実に水がこぼれます。水をこぼさなかったのは10人ほど。すばらしい落ち着きでした。じゃばじゃばとこぼしていく児もいましたが、最後の最後にほんの少しこぼしてしまった女児に「気にしなくて大丈夫だよ!」と同じグループの男児。女児をフォローする言葉に気持ちが一つになっていることが伝わってきました。
わくわくうぃーくでは、様々な運動遊びに一人でチャレンジするだけでなく、同じクラスやグループで協力して活動することが多く、みんなで同じ気持ちで取り組むことも大切になってきます。「リレーの練習しよう!」「みんなでソーランやろう!」「みんなで鬼ごっこしよう!」etc… 子どもたちの言葉から日々一体感を感じます。K.Y


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