◆10月12日(月)の子どもたち
2020年10月12日 月曜日
◆ふわふわ・・ねこじゃらし・・? (つぼみ)

「いないいないばぁ!」をすると、偶然にも同じポーズに!小さく丸まって隠れています♪
今日は台風一過の青空とはなりませんでしたが、久しぶりに園庭に出ることが出来ました。
〇ちゃんと一緒に築山の方へ行ってみました。しかし山の方に行こうとすると足が止まります。今日は登るよりも近くを歩きたかったようです。「今日はのぼるのいやだった?あっちに行ってみる?」という言葉と共にUターン、これには足取りもスムーズです。自分の思いをいろんな方法でしっかり伝えてくれると返事をするように微笑みかけてくれることはなんとも嬉しい瞬間です。
歩いていると、ねこじゃらしとイヌタデのピンクの花を見つけたので、△ちゃんにも渡してみました。
嬉しそうに目を輝かせ、まずは触ってみる△ちゃん。
イヌタデの粒々している感触、ねこじゃらしのふわふわした感触が面白かったようで、優しく撫でてみたり、つんつん突っついてみたり。
すると、顔をゆっくり近付け、鼻にちょん。草の匂いを嗅いでみたかったのか、鼻でも触わってみたかったのか、くすぐったそうにしつつも、鼻を小さく動かし、好奇心いっぱいの△ちゃんの反応がなんとも新鮮でした。
もっと探しに行ってみる?という問いかけに大きくうなずいたので、一緒に行ってみましたが、到着した時には探しに来たお花よりも目の前の固定車に釘付けで、すぐに乗り込む△ちゃん。それでも渡した1本のねこじゃらしは車に乗っている間も離さずギュッと握っており、大事にしてくれている思いを感じました。落としてしまうとしゃがんでまで拾っています。
「△ちゃん、ねこじゃらし気に入ったんだね、これ好きだった?」と聞くと、うんうんと頷いてお返事してくれました。
代弁しながら子どもたちと思いを通わせて、楽しいを共有していけたらなと思います。
I.S

◆仲間(ふじ)
変身したよ。2人でパズル。
「おはよー。」 挨拶そこそこに玩具まっしぐらで登園した☆ちゃん。
☆ちゃんも♡ちゃんも、今ブームがきているものがあります。
それは、おしゃれコーナーのスカート。
スカートだけではありません。
上着も着ます、ハンカチはスカーフにして頭にかぶります。
髪はゴムで結わえてばっちりです。
スカートはあるだけ全部重ね履き、見事な変身です。
それを二人は同じぐらいの時期にブームがきました。
さかのぼってみると、少し前に同じような姿だった子達がいました。
遊びの伝承です。
入園して間もない頃に周りでやっていた遊びをよく見ていたようです。
午後になるとプラスお人形のお世話で忙しいです。
二人は背中にお人形をおんぶし始めます。
そんな様子がとっても微笑ましく感じます。
今日は大好きな〇ちゃんがお休みでした、でも大丈夫・・・とパンダ相手にパズルが始まりました。
パンダを座らせて、パズルのピースをひとつずつ見せてあげる仕草がとってもかわいいです。
園庭でも、お友だちに持っていたししとうを一つ分けてあげる優しい場面がありました。
ほっこりしました。
今日は園の前の道路に、かっこいい車がよく通ります。
黄色いランプがぴかぴか光っています。
わーっと駆けよる男の子たち。
フェンスぎりぎりのところで仲良く並んで観察しました。
通り過ぎると揃って背伸びをして見えなくなるまでお見送りです。
遊びの様子が変わりました。
仲間です。
同じ遊びを一緒に共有し、一緒に楽しむ姿に「仲間」を感じました。
年長児がリレーをしています。
同じグループの仲間と競争です。
互いに応援し合う姿を見ました。
仲間意識の芽生えが嬉しいです。(N・S)
パンダちゃん、パズルしようねー。
◆悲しいね(きく・たんぽぽ)

メダカのお墓を作ってあげました。「ここにいるよ」と忘れないように一生懸命色も塗りました。
園庭へ行く準備をしている際に数人の子ども達が『せんせい来て!』と慌ててやってきました。その声についていくと『ほら見て!なんかヘン!』と水槽の中のメダカを一生懸命指さしていたので一緒になって覗いてみるとメダカが一匹浮かんでいる姿がありました。『どうしたのかなー?』『なんかヘンだよねー』と心配する子ども達にメダカが死んでしまったことを伝えると『しんじゃった???』と死がどういうことかはっきり理解が出来てはいないようでしたが保育士の表情と声のトーンで嬉しくないことだということを感じ、『そっかーしんじゃったのか・・・』と自然と子ども達の表情も一変して暗い空気が醸し出されていました。
保育士の提案でメダカを埋めてあげる事になり、みんなでどこに埋めたらいいか考えました。子ども達なりに考え付いたのが葉っぱの近く。理由は何もない場所だと寂しくなってしまうからだそうです。優しさを感じます。小さな木の下を選んで小さな穴を掘り、みんなで『今までありがとう。元気でね!バイバーイ!』と別れをしました。
子ども達にメダカの死は嬉しい事か悲しいことか聞いてみると『んー・・・悲しい』と一生懸命考えて自分なりに答えを出してくれる様子がみられました。
「そうだね。みんなはさ、遊んだりご飯食べたりするのは好き?」
『すきー!』
「じゃあ、遊んだりご飯食べられなくなったら嬉しい?」
『えーやだー』
「そうだよね、やだよね。じゃあ、大好きなママやパパに会えるのは嬉しい?」
『嬉しい!』
「嬉しいよね!でもね、死んじゃったら大好きなママやパパにも会えなくなっちゃうし遊ぶ事もご飯食べることもできなくなっちゃうんだ。もう何も出来なくなっちゃうの」
等と話していくと『やだよねー』『なんか悲しいなぁ』等、様々な気持ちが聞け、それぞれ自分なりに考えてくれている様子が伺え嬉しくなりました。メダカが死んでしまって悲しいという気持ちはあるものの「お墓を作ろう」という誘いには『イエーイ!』と大喜びする子ども達は、死は悲しいけどお墓づくりという行動はなんだか楽しそうという何とも言えないこの心の動きは子どもらしさを感じて可愛いなとクスっとしてしまう場面でしたが結果、メダカとのお別れはしっかりできた子ども達でした。
また、みんなでメダカを埋めてあげた後に砂場で遊んでいた〇ちゃんと△くんが砂の冷たさを感じ、土の中に埋めたメダカが寒くないかと心配し始めました。ではどうするか・・・考えた結果、『葉っぱを集めて掛ければいいんじゃない?』とまとまり、沢山の葉を集め始めました。その姿に数人の子ども達も一緒になって集めてくれ、メダカのいる場所に優しく葉っぱの布団を掛けてあげていました。
寂しくないように葉っぱの近くに埋めてあげ、寒くないように落ち葉の布団を掛けてあげる・・・沢山の優しさが溢れた日となりました。
こんなに想ってもらえたメダカさん、喜んでくれていると嬉しいです。
K・E

葉っぱのお布団。これで寒くないね!
給食では今日から各自のお盆におかず、ご飯、デザートを乗せてもらい自分で運びます。おかわりもお盆で取りに行きます。皆、細心の注意を払いそおっと歩きます。
◆思いやり (うみグループ)

「やんちゃ怪獣」の音楽が聞こえるといつも踊り始める年中男児。
週明け月曜日。登園するとLaQや恐竜遊び、バッグづくりでキラキラをつけて遊んだりと好きな遊びを見つけて思い思いに遊んでいました。
ランチルームを広げてダンスもしました。
「やんちゃ怪獣」「まじめ忍者」「キッズ・ソーラン」「パプリカ」「エビカニクスス」「ようかい体操」など沢山踊りました。3曲目くらいから汗もかき始め「あつーい」と言いながらも楽しそうに踊っていました。
ダンスで汗を流した後は、椅子取りゲーム。
机上遊びをしていた子も「椅子取りゲームやりたーい」と何人か遊びに参加しました。
座る椅子がお友だちと一緒になったときは、ジャンケン。負けてしまったら、座って応援。この約束も随分と子どもたちに浸透してきて、トラブルも殆どなくなってきました。
「□ちゃんの分まで※ちゃんが頑張るから!」と負けてしまったお友だちの分まで頑張ろうとする女児。「△君頑張れよ!」とハイタッチをする男児。集団あそびを通して、仲間を思いやり自然と声を掛け合う姿に心温まる姿も見られました。1回戦は年長●君。2回戦目は年中★君が勝ち。ランチルームの片付けも子どもたちの協力であっという間にテーブルをセット出来ました。
園庭では、先に出ていたにじ、そらグループの年長児がリレーの練習をしていました。
うみグループの年長児も何人かリレーの練習へ。ほかの遊びがしたい年長女児・・・。
その子の気持ちに寄り添いながら仲間を思いやり一団となってやり遂げる意味など少しずつリレーへの気持ちも高めていけたらと思います。(O.Y)

2回戦目の椅子取りゲーム準決勝。見ている子どもたちの応援も一生懸命でした

リレーの練習。「応援が一番素敵だったチーム」「待ち方が素敵だったチーム」と順位以外の発表もあり嬉しそうな子どもたちでした
◆三冠王(にじグループ)

今日はバトンを繋いでいくゲームと巨大オセロゲームを行いました。
バトンを繋ぐゲームは年少VS年中VS年長児。
バトンを急いで落とさないように繋げていく、という想いを意識して回していく子どもたち。
前を向いてない児や手の出し方など敵味方関係なく声を掛け合っていたのが印象的でした。
結果は年長児の勝利。
巨大オセロゲームは男女に分かれ、男児が黒、女児が白にめくり色の数で勝敗を争うゲームです。
年少児の中にルールが難しい子どもたちもおりました。
仲間同士言葉だけではなく丁寧に教え合う子どもたちです。
男児2勝、女児2勝といい展開を見せた5戦目。
51対50で女児の勝利となりました。
悔しさのあまり涙を流す年長男児。
女児たちは喜びをおもいっきり表現しておりました。
勝利した女児たちに投げかける言葉として「おめでとう」と伝えました。
女児たちからは「ありがとう」とお礼をもらい、「次もまたがんばろうね」と言葉をもらいました。
負けた悔しさは負けないとわかりません。
次またゲームを行い、勝つ喜びも体験していければと思います。
園庭ではかけっこ・リレーを行いました。
今まで走り方やバトンの渡し方を覚えていくためにエンドレスで走り込む子どもたちでしたが、今日は人数を揃え勝敗をみていきました。
子どもたちのやる気もあがります。
リレーの勝敗は順位部門・応援部門・待ち方部門と3つ。
子どもたちは自分だけでなく仲間の走りにも注目し、しっかりと応援してくれました。
結果、3部門ともにじグループが獲得しました。
勝ち負けへのこだわりが強くなってきた年長児。
今後も心ひとつに楽しんで勝敗のこだわりをしていきたいと思います。
(a,y)


◆オジギソウ(そらグループ)

家、建築中です
年長の〇くんが家から持ってきてくれたオジギソウの種を以前埋めました。ぐんぐん伸びて大きく成長したことを、朝の集まりで皆であらためて観察しました。
葉をちょんと触ると、おじぎをするように葉や茎が下に下がります。なんともおもしろいです。
透明なカップで育てているのですが、根を見て▽くんが「狭くて、きつそう」と気づいてくれました。そこで、カップより大きい植木鉢を見せてみました。オジギソウの家を大きなものに引っ越しすることにしました。
園庭の土を借りて植え替えをします。◇くんは土を入れるのが楽しくてどんどん入れてくれます。溢れるとそこで入れ過ぎのことに気付きます。植木鉢から、溢れた土を戻していました。「土を少し押すんだよ」と◎くん。アドバイスを受けて、土を手で上から押しました。
住み替えたオジギソウ改めて、皆で大切に育てていければと思います。
園庭のウッドデッキでは、なにやら砂と水でクッキングが始まっていました。
なにを作っているのか尋ねると、
「カレー」
「□ちゃんのごはん」
「ケーキ」
と、同じものを一緒に料理しているのにそれぞれ別の物をイメージしていました。年少児らしく、可愛さを感じました。
砂場では、年中児が大きな穴を掘っていました。
「みんなでお家をつくっているんだ」
「ぼくは階段つくるね」
「ぼくは台所」
大工さん達の役割分担、ばっちりでした。
年長児は園庭に出てからずっとリレーを頑張っていました。だんだんと気持ちも高まり、応援にも熱が入ってきました。
E.Y

ハロウィンのかぼちゃも作り始めました
Posted in 園のこだわり