◆10月6日(火)の子どもたち
2020年10月06日 火曜日
◆小さい秋探し (つぼみ)
今日も園庭は落ち葉がいっぱいですっかり秋らしくなりました。
〇くんと「小さい秋を見つけにいこう!」
と意気揚々と出ましたが、落ち葉ばかりでなかなか見つからず…すると、花壇の手入れをしていた保育者が「これはどう?」
とシソの実を指さしました。
9月を過ぎると、シソは穂先に花をつけ始めるそうです。お刺身によく添えられている、あれです。
立派な小さな秋の発見でした。
穂から実をズルーっと取り、手のひらに乗せてにおいを嗅ぐとシソのいい匂いがします。
〇くんにも手のひらに乗っているシソの実を嗅がせてあげると、顔をしかめ、背けてしまいました。大人からしたらシソのいい匂いですが、子どもからしたら少しにおいがきつかったのかもしれません。〇くんにとって秋を少しでも感じられたら幸いです。
△ちゃんとも秋を探しに奥の築山の方へいきました。
ここはドングリの木があって、秋になるとどんぐりがたくさん落ちてきます。
「どんぐりあるかなー?」と落ち葉をかきわけましたが、さすがにまだ早くまったく落ちていませんでした。残念、と思いましたが、△ちゃんの目的は違うものへと変わっていました。
それは、築山です。
普段は砂場で遊ぶことが多い△ちゃんですが今日の、築山へのやる気は見て感じとれるほどでした。
以前も何度か築山に誘い手をつないで上まで登ったことがありましたが、今日はひとりで登ったのです。上から名前を呼び、おいでーと声をかけるとニコニコしながら上まで登り切りました。降りるときはおしりでズリズリしながら降りていきます。
その後もバランスを取りながら登っては滑って…を何度も繰り返す△ちゃんの自信へとつながったようです。
秋探しから子どもたちの新たな発見ができた園庭遊びになりました。
たくさんの秋が詰まった園庭でこれからも子どもたちと一緒に探していこうと思います。
H.A
楽しそうに男子会をしていました。
◆一緒に(ふじ)
一緒にさる像のまねをしてポーズ。
今日は少し風がありますが、過ごしやすい良い天気。支度を急いで外に出たがる子どもたちです。
最近仲良し二人組になった◎ちゃんと☆ちゃん。支度ができてテラスに出た☆ちゃんを見た◎ちゃんは、『自分も』と急いで支度をして☆ちゃんに追いかけます。目標が決まると真剣です。☆ちゃんを目でおいながらも集中して支度を済ませ、テラスにでると、二人で並んで座り、一緒に靴を履くことができたようでした。
仲良しの友達が自分で履いている姿をみて、自分も挑戦しようとしている姿もみられ、お互い良い刺激になっているのだと感じました。
園庭にでた二人は、ボールを二つみつけましたが、一つだけを拾い、一緒にあそぼう、と誘い合っていました。いつもは友だちと同じものを使っての平行遊びでしたが、一つのものを共有して楽しむという気持ちも芽生えているようです。仲良しの友だちの存在は、様々なこの成長を促しているのだな、と思いました。
意識して園庭を歩いてみると、友だちと一緒に何かをしている、という姿があちこちでみられました。ロッククライミングをよじ登ろうとしている子どものおしりをささえてあげている子ども。
収穫をしながら「ここにあるよ。」と教えてあげている子ども。バスごっこをしていて、「いいよ。」と乗せてあげている子ども、、、友だちとの関わりを楽しんでいるようにみえました。
子どもたちの、『一緒に』という思いを大切にしながら、『一緒に』の難しさにも関わっていかないと、と思いました。『一緒に』の広がりが楽しみです。
(F.S)
自分の靴は自分で。
お料理男子。
◆偶然にも… (きく・たんぽぽ)
帰ろうとした時の電車だったので、喜びもひとしおでした。
園庭チームと散歩チームに分かれて過ごしました。散歩チームは散歩出来るとわかると、「ヤッターお散歩行けるんだ」と言って全身で喜びを表現していました。散歩で見る久しぶりの光景に、「パトカーだ」や「川が見えるね」等と一つ一つ感動して喜んでいる姿は、新鮮そのものでした。橋の上から川を見下ろして止まって鳥を見たりと道中を楽しむのも散歩の醍醐味です。
地下鉄が入ってくる車庫に到着して電車が入ってくるのを、子ども達はいつもの場所で「電車くるかなあ」と心待ちに座って入ってくる方向を見ていました。
近隣の花を見たりして待ち5分、10分…と待ってはみるものの入ってくる様子がみられなく、水分補給でお茶を飲んで今回は諦めて仕方なく「バスを見に行こう」と言っている所に
「ガタンコトン…」と遠くの方から電車の音が聞こえて「もしや…」と言うと子ども達の表情がパッと明るくなり一点の方向を見つめていると、勢いよく電車が入ってきました。
拍手で電車の登場を大喜びしていました。電車が去って出発しようとしていると、再び同じ光景が重なり、拍手で迎えることになりました。「今度はさすがに来ないよね」と言って出発すると…再び電車が入ってきて結果、3本見ることができ、大興奮で終える事ができました。また違う日に天気のころ合いをみて散歩に行けたらと思います。S・A
電車をまっている間の束の間です。まだかな~。

園庭チームは、蝶々になってお花の周りに集まっていました。
◆心一つに (うみグループ)
「○○くんおめでとう」
今日は、年少○○くんの誕生日をお祝いしました。
「○○4歳になるんだよー」と嬉しそうに友だちや保育士にお話しする○○くん。皆の前に立っても、その喜びに満ち溢れた笑顔は変わりません。
「好きな色はなんですか?」「うーんとね、青!」
「好きなケーキはなんですか?」「チョコレートケーキ!」
友だちからの質問コーナー。
少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに答える○○くんでした。
うみグループでは、8名の児が10月に誕生日を迎えます。
「たくさん誕生会できるね」と子どもたちも楽しみにしています。
一年に一度の特別な日が子どもたちにとって本当に素敵な日となるよう関わらせていただきたいと思います。
○○くんの誕生会、朝の集まり後は、室内、園庭遊びを行いました。
園庭遊びでは、今日も主体的にリレーを行う年長児の姿がありました。
「はやくはやくー」「もっと手振ってー」「あきらめない気持ちが大事なんだよ!」
わくわくうぃーくに向けてと、目的を持ち取り組む姿には感心させられます。
また、真剣に走る年長児を近くで応援する年少児がいたり「△△もやるー」とリレーに参加する年中児がいたり。気づくとたくさんの子が様々な形で参加。
あきらめない気持ちや他を思いやる気持ち、協力することの大切さなどを子ども同士育み合うことはもちろん、皆の心が一つになる…。そんな素敵な活動に発展していました。
子どもたちの世界を大切にしていきたいと心温まる瞬間でした。
(T.N)

「練習しよう!」とやる気に満ち溢れています。
◆発見(にじグループ)

今日は少人数で散歩に行ってきました。
年中児・年長児は「散歩に行く」「にじグループで遊ぶ」のどちらかを自分で選択しました。育子園を出ると、小さな蜘蛛や蜘蛛の卵、花や木の実が見つかりました。葉っぱの色が少しずつ赤く染まっていくのを発見したり、まだ緑色のドングリを発見したり、秋のはじまりを感じます。
今年度はじめての散歩でしたが「年長さんが外側だよ!」と年長児同士で声を掛け合いながら年中児をリードする姿が見られ、頼もしさを感じました。
「ここの道は○○に行くときに通る道だよ」
「お姉ちゃんの小学校だよ」
「新しいお家が出来たんだよね」と、散歩中は様々なことを保育士に報告してくれたり、子どもたち同士で話したりしていました。通りかかった小学校では休み時間の様子や、チャイムが鳴ったとき、授業を受けているときの様子を見ることができ、小学校に行ってからの姿を想像しているような年長児の姿も見られました。チャイムが鳴るとすぐに教室に戻り、誰一人校庭に残っていない小学生の姿を見て、驚く表情の子どもたちでした。
散歩でしか得られないことも経験することができ、充実した時間となりました。K.Y


◆手話点字と忍者(そらグループ)
点字の絵本、ざらざらしてるよ。
朝の会で手話で挨拶する事にも慣れてきました。1つずつ新しい手話をやっています。今日は、『朝』という手話をやってみました。地平線から日が昇っていく様子を手で表していきます。ちょっと難しいですが、動きがあるので真剣にやろうとする姿がありました。
点字の絵本も読みました。内容は簡単なので、見た目では点字も絵も浮き上がっているのが分からないのですが、読み終わってからみんなで点字を触ってみました。前回の絵本よりも点字が多いので指で触る部分が多く、こども達も何往復も点字を触っていました。「これも字なんだよ。指で触って読むんだって、すごいね」と点字の部分を触りながら話しました。目が見えなくても字が読める事を知っていってもらえればと思います。
パネルシアターでたこ焼きを作りました。ネギとタコを切って粉を溶いてたこ焼き器に入れてたこ焼きが焼けてくるのに大喜び。「タコ切ってタコ切って」「ネギ切ってネギ切って」と歌うのを覚えて口ずさみながらたこ焼き食べて大満足でした。
遊戯も踊りました。『まじめ忍者』を踊る前に今日も忍者に変身。もも組のこども達は、忍者になって昨日やった『壁の術』壁に貼りついて壁になりきります。ゆり組のこども達は、『床の術』床になりきって床に貼りつきます。ひまわり組のこども達は『分身の術』その前に壁に沿ってそっと忍び込み分身の術で激しい動きで分身していくと、そこに曲がかかり、忍者たちは一斉に踊り出しました。その後は怪獣になって『やんちゃ怪獣』を踊りました。
なかなかのやんちゃぶりの踊りでした。
楽しみながら踊っています。動きが多いのでチョコチョコ動く仕草が可愛く思います。M.K
忍者、『壁の術』私たち壁です。
遊戯の写真撮るの大変です。動きが速くて飛んだり跳ねたりでボケてしまいがちです。それは、子ども達が激しく踊っている証拠です。

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