真似て学ぶ
2020年09月25日 金曜日
先日園庭で、幼児グループの子供たちが『氷鬼』をしていました。鬼に捕まると氷のように固まってしまう鬼ごっこです。固まるときは、両手を頭に乗せてじっとしているのが定番のポーズです。仲間がタッチすると氷が溶け、再び逃げることができます。
1歳児の○ちゃんは、砂場で遊んだりあちらこちらを歩き回ったり自発的に探索活動をしていました。そんな様子をしばらく目で追っていると、○ちゃんは氷鬼で固まっているふたりのお兄さんを発見。しばらくお兄さんたちを交互に眺めていたのですが、そばに行くと一緒になってお兄さんと同じポーズをとていました。
子ども同士が互いに関わり合いながら生活している環境で、人への関心が高まり、行動の真似をします。○ちゃんは、お兄さんたちが何をやっているのか全く理解できていないと思いますが、おもしろそう思う気持ちやあこがれの気持ちから遊びの真似をし学んでいました。
○ちゃんの姿を通し、友だちの存在を感じながら、互いに関わりを楽しめるような環境をこれからも大切にしていきたいと思いました。
保育主任
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