◆9月14日(月)の子どもたち
2020年09月14日 月曜日
◆ゆったりとした時間(つぼみ)
病欠や都合などのお休みが重なり、7人と少ない人数で迎えた月曜日。
そのため、寂しいのですが、ゆったりとした時間が流れていました。
園庭では、最近、水遊びが続いていたので、あえてタライなどは用意せず、砂場などで遊ぶことにしました。
保育室の前が砂場と言うこともあり、テラスから一歩園庭に出ると、ほとんどの子が砂場に向かいます。
保育士が作った山を手で触ってみたり、シャベルを手にして穴を掘ろうとしたり、子どもたちは水のないことは気にする様子はありません。
いつも水遊びを率先してやっている子も、砂遊びは苦手のようで、隣のすべり台に行き、伝い歩きをしたり、上から友だちや保育士に「お~!」と声を掛けたりして楽しんでいました。
保育室でも園庭でも、つぼみ組の子どもたちなりに玩具の取り合いなどのちょっとしたトラブルや『抱っこして!』『遊んで!!』などの自己アピールが毎日たくさんあります。
すぐに解決してあげられるように努力しながら関わってはいますが、どうしても思いに寄り添えないことも多くあります。
しかし、今日は少人数と言うこともあってか、玩具のトラブルも少なく、子どもたち自身もゆったりしているように感じました。
こういう時間も子どもたちにとっては必要なのかもしれません。
12人揃った日でも、日々成長する子どもたち一人一人に合ったリズムで、心がゆったりと過ごせる空間を作っていけるように工夫していきたいと思います。(E.Y)
◆ただいま進化中 (ふじ)
あおむしがさなぎになりました。
ヘイ、ミッキー レッツゴー! 園庭に鳴り響くミッキー体操の曲に合わせて少しずつ体操が出来るようになってきました。
ちょっと物足りない子たちは、「たいそうのせんせい」とばかりにお立ち台(ウッドデッキ)の上にいます。
自然と体が動く様子に、春からの成長を感じます。
園庭遊びが始まって思ったこと。
行動範囲が広がっている・・・砂場から滑り台、ゆりかごスイングと進み鉄棒、ゴーヤの確認、そのぐらいがいつものルートでしたが、どこにいるかな?と探さなくてはいけないようになっています。
藤棚の下の築山には、以前幼児たちが盛り上がった温泉づくりの跡があり、そのくぼみに入りこんだかと思ったら、思わずバンザーイ、そして即興の歌「アンパンマーン・・・あーあーアン。・・・」
夏の初め頃、怖くて泣いてしまったセミの抜けがらも、「ミーンミーン、いた。」と自分で見つけて手のひらにのせて観察。
小さな石を築山の上で落としちゃった、でも転がり落ちる様子を見てもう一度・・・と転がった先から拾って上から、今度は自分で転がしてみる遊び。
どんぐりの木の下では、落ちたはっぱをかき集めて、それー!と落ち葉のシャワーが始まりました。
行動範囲だけではなく、遊びもどんどん深まって進化しています。
築山のトンネル、マッハのスピードで出てくる〇くん。
コンビネーションのトンネルで、迷ったのか困っている△くん。
みんな本当によく遊んでいます。
もう最後、と思っているのに、鋭い観察眼ではっぱの隙間から見えるゴーヤを収穫する◇ちゃんのご要望に応えて、今日もゴーヤを頂きました。
「ゴーヤさーん。」と花壇に向かって呼びかける姿は、とってもかわいいです。
コンビネーションの上でも面白い遊びが発展していました。
サーカス団のような、2人のシンクロは息がピッタリです。
先週末、年長児のお楽しみ会があったのですが、汗をかきながら楽しそうに迷路や宝探し、Tシャツづくりをする姿に思わず目がうるんでしまいました。
ついこの前まで、オムツをしていたあの子達・・・
例年だと「お泊り保育」ですが、いつもこの年長だけの行事をきっかけにグッと成長していく姿があります。
きっとふじ組達も、ついこの前まで・・・と振り返る日がきます。
その日がきたら、今日のことも明日のことも、いっぱい話してあげたいと思います。
お部屋のあおむしも、4匹きれいにさなぎになりました。(N・S)
二人は息がピッタリです。
ミッキー体操、レッツゴー!
◆夏を超えても尚、虫好きは健在(きく・たんぽぽ)

ミミズの行方を追っています。
とても涼しくなりました。夏の暑さが嘘のような天気で、『今日暑くないね~』なんて会話も繰り広げられる子ども達です。
園庭に行こうとすると『あ!ダンゴムシ探さなくちゃ!』と慌てて虫かごを取りに戻る〇ちゃんは夏前から虫かごを持って園庭に行くのがお決まりで、ダンゴムシやセミの抜け殻等を探すのが大好きでした。水遊びに夢中になった夏を経ても、以前から楽しんでいた虫探しの続きをしっかりを忘れてはいなかったようです。
園庭に出ると『うわーなんだこれ!』と大騒ぎしている子ども達の輪の中心を見ると大きめな虫がジタバタ・・・その虫を囲んで枝やシャベルで戦いを挑んでいます。何の虫だろうとのぞき込むとゴキ〇リではありませんか。大人は絶叫。子ども達は歓声。すぐに捕まえてさようならをしましたが、どんな虫でも子ども達にとっては大好きな虫には変わりないようでした。
〇ちゃんを筆頭にダンゴムシ探しは続いています。しかし、今日はダンゴムシは姿を現すことなく見つけることはできませんでしたが、代わりにカタツムリの親子を見つけました。『いっぱいいるね~』と大喜びでそらグループまでかたつむりのお家(虫かご)をもらいに行きました。三匹のカタツムリをお家に入れてあげると『カタツムリさんよかったね』と安心した様子で笑顔を浮かべていました。
保育室で金魚やメダカ、様々な虫を飼っていることもあってか生き物の気持ちに寄り添ってあげる姿がよく見受けられるようになっています。
優しい子ども達の眼差しに、私たちも日々ほっこりしています。
K・E

テーブル満員御礼〜
ニョロニョロ蛇に食べられないよう縄を飛び越えます。最初に跳んだ友だちを真似て勇気をもらい上手に跳びます。。
◆お楽しみ会の次はリレー (うみグループ)

お楽しみ会の印象画を描きました
「お楽しみ会楽しかった!」と笑顔で登園してくる年長児。
『キャンプだホイ!』『マイムマイム』の音楽を流すと「お楽しみ会でやったやつ!」と前にでて踊りを見せてくれる年長児。お楽しみ会の余韻が残っている年長児の姿が微笑ましく感じられました。朝の集まりでも年長児にお楽し会でどんなことをやったか発表してもらいました。「イクザニアでお菓子屋さんとか宝探しとか迷路とかスライムとか」と教えてくれる年長児に「あ、◎ちゃんキッザニア知ってるよ」とイクザニアと聞いてキッザニアと応える年少の◎ちゃん。年少、年中児の憧れの存在となった年長児です。
イクザニアを体験した年長児。
「縁日でもイクザニアのお金使えるよね?」「お菓子屋さんで使いたい」と縁日遊びにつなげている姿がありました。朝から「焼きそば」作りに取り掛かる年長☆君。子どもたちの主体的な姿を大事に受け止めながら、うみグループでの縁日あそびの開催に向けても準備を進めていきたいと感じました。
園庭では、年長児を中心にリレーを楽しむ姿が見られました。
お楽しみ会で、リレーの神様からバトンと襷を受け取った年長児。
勝ち負けにこだわらず、バトンを繋いで走ることを楽しみ、年少、年中児も一緒になって取り組んでいる姿が印象的でした。来月は、『わくわくうぃーく』が待っています。
身体を動かすことを楽しみながら運動遊びへの環境も整えていきたいと思います。(O.Y)
『キャンプだホイ』『マイムマイム』の音楽を聴いて、踊る年少児

バトンの神様から頂いたバトンと襷でリレーの練習始まりました
◆神々降臨(にじグループ)

先週の土曜日はお楽しみ会を行いました。
年長児のお泊まり保育の代わりです。
集まりではどんなことがあったかみんなにも伝えました。
結団式で話を聞く姿がカッコ良かったこと、イクザニアで3グループ行き来して制作やTシャツづくり、迷路や宝探しをしたこと、おやつのかきごおり食べたこと、キャンプファイヤーで神々が降臨し、みんなで踊ったこと。
年中・年少児は羨ましいといった表情、ズルいといった表情。
年長児はそれらを笑顔で答えたり、「かき氷、冷たくて口の中が大変だった」と教えてくれたり、「一緒にダンスしてくれてありがとう」とお礼を言ったりと様々な表情。
今の年長児も年少児から楽しみにしていた行事でもあり、やっと経験できました。
みんなも年長児になったら楽しいこと待ってるよ、と伝えましたが「まだまだだよ」と年長児から言われてしまいました。
先週から大切に飼育している青虫。
今日虫かごを覗くと茶色のサナギになっておりました。
なぜ茶色なのか、子どもたちと話し合いの場を設けました。
「成虫になるから」「ちょうちょになる準備だから」「寒くなってきたから」「大きくなるから」と教えてくれました。
青虫のときもなぜ緑か考えます。
葉っぱと同じ色であると青虫の敵となる鳥たちから身を守れる、サナギになったら木や枝に糸でつながり、木と同じ茶色に変わる。
そうすることで身を隠していることを保護者の方から教えてもらいました。
にじグループの図鑑にちょうちょのことが描いてある本は4冊。
ちょうの羽は雨を弾くと書いてあったり新しい発見がありました。
園庭ではお楽しみ会でバトンの神から赤いバトン、そしてアンカータスキを頂きました。
それでリレーに火がついた子どもたちはもう特訓。
年中児の子どもたちも参加しておりました。
氷鬼がやりたい、という年長児もおります。
心が一つになることが必要となるリレー。
今後も子どもたちのリレーへの興味を高めてみんなで勝ちたい、負ける悔しさなど経験できたらと思います。
(a.y)


◆涼しい日 (そらグループ)

青い靴、履いてた〜男の子。「パパが靴買ってくれた」
今日は室内と園庭遊びを行いました。
何とか持ち堪えた天気に感謝です。
朝の受け入れ時、年長児の保護者の皆様から「とても楽しかったみたいです。
ありがとうございました」という声を頂きました。
誠にありがとうございます。
少しでも思い出になっていれば…という思いでいたので我々の心は雲ひとつない晴れです。
こども達も「全部楽しかった」と言っていました。
一番は?と聞いても、だから全部、と答えるこどもの姿に何度も聞いてみたい気持ちになります。
年中児は「僕たちもやりたい」「年長さんになったらやりたい」と言っていました。
お泊まり保育ではなくお楽しみ会をやりたいという声が上がってきそうで来年も楽しみです。
室内では迷路遊びを行いました。
室内に置かれてある段ボール。
触って良いの?
入って良いの?
何でここにあるの?
どうするの?
素直になれないこども達がいます。
「遊んで良いの?」
まだ素直になれてない様です。
「遊びたくないの?」と聞くと「遊びたいよ」とやっと素直になってくれました。
遊びたいこども達は迷路遊びを行い、それ以外のこども達は「ぶどう作り」や造形、ロフトでごっこなどを行いました。
保育者がギターを持ってくると嬉しそうに近寄ってきて触ってみたり歌を歌ってみたり自然と音楽に触れて楽しんでいました。
園庭では泥遊びやリレー、ボール遊びを行いました。
過ごしやすい天気だからか全員が園庭に行った事に驚きました。
行った理由も面白いです。
○君が行ったから。
新しい靴だから。
涼しいから。
リレーしたいから。
先生行くでしょ?
外でゆっくりするから。
部屋でもゆっくり出来ますが、外でゆっくりする心地よさも少し分かります。
どんな理由であれ、前向きな気持ちになれる様な目的で良かったと思います。
後ろ向きな気持ちであっても、いつの間にか前向きな気持ちで部屋に戻ってくるこども達の姿を通して園庭の偉大さを感じています。
k★y

リレーの隣でごっこ。見えない壁は分厚いです。

トランポリン、皆んなで跳べば怖くない。

Posted in 園のこだわり