◆9月11日(金)の子どもたち
2020年09月11日 金曜日
◆楽しみ方は人それぞれ (つぼみ)
朝や夜は少しずつ秋らしくなってきましたが、日中はまだまだ暑く、今日も水遊びを楽しみました。
園庭のミストは気持ちのいいスポットです。
今日も何人かが声を上げミストの下を通り水を浴びていました。
そんな中、つぼみ組の〇くんと■ちゃんは静かにミストと向き合って時折、手を出し腕に滴る水の感触を味わっていました。ふたりの近くでは、同じつぼみ組の▲くんの姿が。▲くんは、ミストでできた水たまりに手でバシャバシャと豪快にしぶきをあげて大爆笑です。
対照的な姿ですが、水を楽しんでいることは確かです。
楽しみ方は人それぞれ…3人の姿をみて改めて感じました。
そして今日は、◇くんのお誕生日です。
1歳のお誕生日おめでとうございます。
朝の集まりの時、紹介しておめでとう!とみんなから言われると自分のことだと感じたのか、ニンマリ顔の◇くんです。誕生バッチを見せるとまたもやニンマリ顔。素敵な贈り物だと感じてくれたら幸いです。
続々と1歳のお誕生日を迎えるつぼみ組。できなかったことができるようになったり、歩けるようになったり、日々、感動することばかりです。たくさんの刺激を受け、大きく成長しますことを保育者一同、願っています。
H.A
◆色水あそび (ふじ)
混ぜたら何色
「お外に行こう」と声を掛けると子どもたちは、園庭へ出る準備開始。
最近は、自分でやりたい気持ちも芽生えてきて、帽子を被ろうとする子も出てきました。
奮闘する事しばし…「出来たー」の姿は、帽子の前後が逆になり、日よけが前にくることもありますが、「出来たー」になるまでの奮闘を見ているととても微笑ましいです。
今日は、赤と青の食紅を使って、タライ、ペットボトルそれぞれに色水を作りました。
タライの色水では、手でぐるぐるかき混ぜたり、カップですくいジャーと流したり、手で触れる感触を楽しんでいました。
ペットボトルでの色水づくりは、食紅を入れて、水を注ぐときれいな色水が出来上がりとても嬉しい表情をしていました。何度か作り遊んでいるうちに、(今度は)赤がいい、青がいいと色を選択したり、もっといっぱいの水にしたいの~などが子どもたちから出てきました。
その後、色水を使ったごっこあそびも始まりました。これはアイス、これはツルツル(麺)などふるまってくれます。最近は少しずつ作った物へのイメージがあり教えてくれます。
今日も△ちゃんが「ごはんどーぞ」と平らなお皿にたっぷり盛り、運んできてくれました。すると、「あっ!スプーン」と言ってスコップを添えてくれたり、進級児の子が、新入園児の子に「あーん」と食べさせてあげる真似をしていたりと関わりがひろがっています。
遊びを通して、それぞれの子どもが経験することは違いますが、それぞれの思いが芽生えてきているこの時期だからこそ、心の育ちに繋がる関わりを大切にしたいです。(A.O)
ジュースいかがですか
どーぞ。めしあがれ
◆水あそび (きく・たんぽぽ)
「やりたい」と言って集まった児たちでゴシゴシと言って夢中になっていました。
気持ちの良い秋晴れでした。今日も暑いので水遊びをしました。行く前から楽しみで帽子を被り「行くよ」の声を心待ちにして窓の外を見ている姿がありました。
テラスに着くと思い思いに好きな玩具を手にして、たらいの周りに集まってスタートです。
皆の目はどの玩具にしようかと生き生きしていました。そこで昨日の帽子を洗濯した事に続き、今日はいつも保育室で使っている、着替えコーナーのスカートや、ハンカチ、手提げかばんをたらいの中で実際に洗濯をする、洗濯ごっこをしました。
保育者が行うのを見てから、子ども達にも両手を使ってやってもらうと「ゴシゴシ、ゴシゴシ」と楽しそうに手を前後に動かして洗っていました。しばらくしてから別のたらいで、すすぎ洗いをするのも楽しそうにやっていました。洗濯ばさみに挟んで干す所も。気持ちは、いつも見ているお母さんになっていました。
洗濯ごっこの次は、絵の具を入れて色水あそびです。絵の具をたらいに入れると、早速手をぐるぐるさせて、かき混ぜて色づくりのお手伝いも張り切ってやってくれました。
色をかき混ぜて出来た緑色、紫色に大喜びで早速、透明の容器に入れて色を見て「きれーい」「すごいね」等と感想が聞こえてきました。まだまだ、これからも子ども達と楽しい発見をしていきたいと思います。S・A
青色を足していくと、どんどん色が変わって緑色になっていきました。

色水したーい!とリクエストがあったので手に塗ると、のばして楽しんでいました!
◆好きな遊びを選択し(うみグループ)
今日は、朝の集まりで年中の○○くんの誕生日会を行いました。
「今日、お祝い?やったー!」と朝から大喜びの○○くん。
「この本みたーい」と朝の集まりにも期待を寄せていましたが、いざ友だちの前に立つと固まり緊張した表情を浮かべていました。しかし、子どもたちからの質問がはじまると徐々に緊張もほぐれ、○○くんの得意分野「好きな電車は何ですか?」という質問をきっかけに笑顔も増えていきました。
みんなにお祝いしてもらえる喜びや一つ大きくなることへの喜びを感じることはもちろん、様々な心境の変化など、○○くんにとって素敵な経験になったことと思います。
朝の集まり後は、室内、園庭遊びを行いました。
恐竜のフィギュアを使いごっこ遊びを楽しむ年少児。おままごとやブロック、塗り絵を楽しむ年中児。お楽しみ会を明日に控えている年長児は「お菓子の数大丈夫かな」「射的屋さんのゴム足りなかったから見つけておいたー」などと主体的に最終確認を行っていました。
年長児にとって素敵な思い出の1ページとなるよう関わらせていただきたいと思います。
今日も「やりたい」「やってみよう」という遊びを満足のいくまで楽しんだ子どもたちです。
(T.N)


◆素敵な姿(にじグループ)

今日はダンス・集団遊びをおこないました。
ダンスでは7曲連続踊り続け、子どもたちは汗だくです。踊り続ける保育士に負けじと「まだまだいける」「まだ汗が出てこないから頑張れる」と意気込み、最後まで全力で踊る子供たちの姿が印象的でした。自分のタイミングで水分補給をし、休みながら参加してくれる児もいました。
ダンスが得意な年長女児は年少児・年中児のあこがれの存在となっています。年長女児がアイドルになりきって踊る姿をじっと観察したり、目の前で真似して踊ってみたり、年長女児からは見えないところで音楽に合わせてこっそり踊る姿もあります。みんなに注目されながら踊る年長児に恥ずかしそうな様子はなく、自信たっぷりの様子が表情とキレッキレのダンスから伝わってきます。
集団遊びでは、ルールを確認すると年長児がすぐに理解し、年少児にわかりやすく伝える姿がありました。そして、たとえできない児がいても仲間外れにするのではなく、もう一度やり方を教えてあげたり、励ましたり、一体感の中で集団遊びを楽しむことが出来ました。
たくさん身体を動かした後は水遊びをおこないました。
毎日シャワーはおこなっていますが、水遊びは特別で子どもたちも毎回大盛り上がりです。シャワー後は子どもたち自身で身体を拭き、着替えていますが、全身自分で拭けるようになったり、パンツを立ったまま履けるようになったり、様々な面で成長が見られます。また、子どもたち同士で「背中が少し濡れているよ」「パンツ忘れているよ」と声をかけ、シャワー後の忘れ物0というのも素晴らしいことだなと思います。
子どもたちの小さな成長や素敵な場面を見逃さないよう、丁寧に関わっていきたいと思います。K.Y

◆持ちつ持たれつ (そらグループ)

見えないものを見ようとしてトンネルの中覗き込んだ。
今日は先日に引き続き、迷路遊びを行いました。(段ボール迷路と机の迷路)
8時に登園してから何度も、いつやれるのか?と問いかけ待ち侘びているこども達がいました。
朝の集まりでは輪になり簡単なゲーム遊びやダンスを行いました。
年長児は明日のお泊まり保育について話をすると楽しみで仕方がない様子です。
年中児、年少児は年長さんだけ良いなぁと言っており進級後の楽しみが出来たのではないかと感じます。
室内では他にも虫を描くこども達がいます。
セミや蝶にカブトムシ…。
園庭でも「蝶の羽が一瞬見えた」と言ったこどもがいました。
セミ取りに励んだ3歳児が手に持っていたのはセミの塗り絵です。
カブトムシの塗り絵では、頭と体をパターンで分けたりと工夫が凝らされる活動となっています。
蜘蛛の巣のようなものを描いているこどもがいました。細かい作業で気の遠くなる活動に見えます。それでも直向きに紙に向き合う姿勢に好きこそものの上手なれということわざが当てはまります。一頻り蜘蛛の巣だけを描いた後、ハサミで余白を切り始めました。終わりかな?と見ていると、蜘蛛だけを別の紙に描いてそれを切り取り、この蜘蛛の巣に載せる予定なのです。「その方が本物っぽく見えるかな?」と閃いたようです。
本物っぽくという本物に近づけたい「強い思い」が生まれた事、それに試行錯誤して閃き、やってみようと挑戦する事、このすべての過程がアクティブラーニングである様に保育者は隣でこどもに寄り添いこどもの学びや興味の高さとその着地点をいくつか想定しながら見守り(提案やアプローチをしたり離れてみたり)を繰り返します。
今後の活動や展開や発見が非常に楽しみです。
園庭では水遊び…かと思いきや砂場や鬼ごっこやかくれんぼを行うこども達がいました。
比較的過ごしやすくなった気温のせいか活発に動きたい意志を感じました。
それでも夏の気温ですのでマスクをしながらのかくれんぼと鬼ごっこは大人にとって夏を乗り越える為の、冬を迎える特訓のようでした。
こども達のやりたい遊びを尊重しつつ保育者の提供も行いつつ持ちつ持たれつで過ごしていけたらと思います。
k★y

虫の、塗り絵&本棚の虫の図鑑が好きだよ。

上を向いて、座ろう。涙か汗か分からないコレ。

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