◆9月10日(木)の子どもたち
2020年09月10日 木曜日
◆毎日が成長 (つぼみ)

気付いたらつぼみ組ばかりです
今日は園庭に出る前に身体測定を行いました。月に一回やっている身体測定ですが、慣れ始め泣かずに測定できる児、どういう風に測定されるかがきちんとわかって泣く児、いつもと違う様子を感じて泣く児と様々ですが、子どもたちの成長を感じるうちの一つとなっています。
朝の集まりの際に紙芝居を持つと「それみるの?」という表情で保育士の前に集まるつぼみ組の子どもたち。その姿も習慣化してきました。最後にお名前をよんで、園庭に行きます。
園庭に出るとすぐにタライの方へ向かう〇くん、□くん、☆くん。慣れた手つきでシャベルやペッドボトルを持って遊び始めました。その様子を見て保育室から出てきた◆ちゃん、◇ちゃんも同じように遊びだし、タライの回りはつぼみ組の児達ばかりになりました。水だけでなく、地面の泥をすくって、カップに詰めては出しを繰り返し、泥遊びにも夢中になっていました。
ペッドボトルのキャップをタライの中から見つけ、ペッドボトルを持ってキャップをくるくるとつけようとする◻︎くん。何度もはめようとしますが、うまくはまりません。そんな様子を見ていた●くんもキャップを持ってペッドボトルを持ち出し、キャップをはめようとし始めました。ですが、キャップがはまらないと違うキャップを探してはめようとしていました。どちらもはまらないと分かると保育士に「ん」とペッドボトルとキャップを渡して「はめて」とアピールしてきてくれました。残念ながらキャップの大きさが違ったのではめることはできませんでしたが、キャップ一つで子ども達の成長を感じる時間となりました。
子ども達のやりたい気持ちを大切にしながらこれからも見守っていきたいと思いました。
(K.H)

キャップをしめたい

すくって入れよう
◆泥穴あそび(ふじ)
今日も園庭で遊びました。今日も、タライに水を入れ、カップやペットボトルなどで水遊びができるように置いておき、自由に遊べるようにしました。そして、今日は砂場にも穴を掘って水を入れ、泥遊びもできるようにしました。
準備で砂場に穴を掘っていると、早速気になって近づいてくる子ども達。掘っていく穴の中の前に座り、穴の中をのぞいたり、持っていたシャベルで穴に砂を入れたり。こちらも急いて穴を掘って水を入れて。いくつか穴が出来ると、それぞれ、穴の中のお水を触ったり、シャベルで水をすくったり、砂を入れたりして遊んでいました。
そこへ、大胆な◎くんがやってきて。◎くんは、掘られていく穴の中へぴょーんと両足入り、次々と近くの穴へ入り移動していました。夢中になると水面に顔を近づけ、濁った水の様子を見ているのか、じっと固まっていたり、泥水観察をしていました。
話の上手な〇くんもやって来ました。穴を見て、ワーと声をあげて喜び、シャベルで砂を入れたり、水をすくったり。すると、持っていたシャベルで、穴のそばに跡をいくつか付けていました。「階段です」と言って、そのシャベルでつけた跡を、ちょんちょんと足踏みするかのように階段のようにして踏んで行き、「入ります」と言って穴の中へ入って行きました。側には、足湯のように足を穴に入れてちょこんと座っている△ちゃんもいたり、それぞれに泥穴を楽しんでいました。(T.Y)
ゴーヤ収穫車
◆帽子のお洗濯(きく・たんぽぽ)
ゴシゴシ~きれいになったかな?
今日は看護実習生がきく組に入りました。登園してくるとすぐ看護生をみつけハグをする□くん。一緒に遊べることがとても嬉しかったのでしょう。
他の子も一緒にパズルやごっこ遊びを楽しんでいました。普段いないお客さんがいることが嬉しかったようです。
そして水遊びをしました。もう慣れたもので水が顔にかかっても手で拭い遊び続けられるようになってきています。
今年初めての試み、石鹸を泡立て自分たちの帽子を洗濯しました。タライに泡の付いた帽子をいれ両手でゴシゴシ。水遊びに夢中で何が始まったのかはじめわかっていなかった子も周りの友だちの様子を見て「何だか面白そう」と被っていた帽子をゴシゴシ。「気持ちいね。」「きれいになったかな?」とおしゃべりも楽しそうです。
タライの中で手や帽子同士がぶつかり、顔や髪の毛に石鹸が付いたりすることで楽しさが倍増された様子でピカピカに洗い上げてくれました。きれいな水の中でゴシゴシして石鹸を洗い流し、洗濯ばさみに干す所までして大満足でシャワーを浴びました。
水あそび、色水あそびとはひと味違う遊び方を覚えた子ども達です。
シャワーで顔に水がかかるのが苦手な▽くん。たまたま他の子のシャワーがかかってしまったのですが、以前は「やめて~」と泣いていた▽くんでしたが今日は「大丈夫だったね」と自分でも泣いてないことに驚いている様子でニコニコしていました。
この夏の子どもの成長はとても大きいです。
(K☆H)
上手に干しています。
◆はらぺこあおむし(うみグループ)

お菓子屋さんの開店準備は整いました。
子どもたちが小さいころから大好きな「はらぺこあおむし」
朝の集まりで大型絵本を読んでみました。
「なんだ、赤ちゃんの本じゃん」と年長の◎君と△君。
と言いながらも、「げ~つようび。げ~つようび」
歌い始める周りの児に混ざり、楽しそうに歌い始める◎君と△君。
いくつになってもやっぱり楽しくて、面白い絵本。
最後、カラフルなちょうちょの絵が出てくると「わぁ~っ」と笑顔でいっぱいになる子どもたち。大事にしていきたい時間です。
カプラや積み木、ブロック等で『家作り』をする児が多くいます。
2階建て、3階建て、階段付き、ベランダ付き、煙突がある、駐車場付き・・・
オリジナルの理想のおうちがたくさん出来上がっています。
今日はカプラで大きなおうち作りをしていた◎君。☆ちゃんがぶつかって大きなおうちが壊れてしまいました。
ここでトラブル発生。
「わざとこわしたの?」
「ちがう、ぶつかっちゃっただけ」
疑われ、泣き始める☆ちゃん。
心配して駆けつける年長の※ちゃん。
理由を聞きながら、お互い気持ちを伝えながら話し合い。
手こそ出ないものの、泣くばかりの☆ちゃん。
なかなか解決しませんでしたが、結局「もういいよ。また、つくるからさ」と◎君の一言でその場は終わりました。「ごめんね」◎君の言葉を聞いてポロっと出てきた☆ちゃんの言葉でした。いろいろありながら、保育士が入らなくても子どもたちだけでなんとか解決できました。
いよいよ明後日に迫った年長児のお楽しみ会。
『おかしやさん』の看板つくりに取り掛かりました。
定規を使って長さを測り、線を引き、はさみで切り、ボンドで貼り付ける。
字を書く。飾りをつける。
「お楽しみ会楽しみ」
その気持ちに応えられるよう、準備をしていきたいと思います。(M.C)

園庭ではアイス屋さんの開店です。

真剣にオリジナルの家づくり。その後ろで・・・自分たちで話し合い中です。
◆新しい仲間がやってきました (にじグループ)
新しい仲間についてお勉強中です
にじグループに新しい友達が仲間入りしました。青虫です。今朝〇ちゃんがお家から青虫を二匹持ってきてくれたのです。虫かごに入った青虫が登場すると、うわっと人だかりができました。みんな生き物に対する興味が高まっていたので、そこからしばらくは鑑賞会です。朝の会で仲間を紹介しようと準備していると、△君が「これを読んで」と図鑑を用意してくれました。図鑑を見ながら青虫の成長過程を話し、みんなもよく聞いて学んでいます。
〇ちゃんのママの話によると、今青虫ならば越冬するかもしれない事、二匹は違う種類なので調べてみようという話を子どもたちと行いました。
朝の会を終えて、すぐ図鑑を見ながら調べてくれています。
命の大切さを感じながら、みんなで新しい仲間を大切に育てていきたいと思います。
朝の会ではもう一つ大事な話をしました。年長のお楽しみ会についてです。
当日のお楽しみにしているので詳細は子どもたちには内緒。でも育子園が素敵な世界に変わることだけ話しました。当日への期待も高まっています。お楽しみ会、子どもたちも楽しみにしているようです。
にじグループにいて感じるのは子供たちの優しさです。
今日もいくつも優しさを見つけました。
身体測定で「こっちにいくんだよ」と優しく誘導してくれたり、スタンプラリーごっこをしている中で、見つけられない年少児に対して「こっちにあるよ」とそっと教えて手を引いてくれる年長児の姿など。
今日もほっこりと心温まるシーンがみられました。優しさに包まれたにじグループでした。
I・Y
「こっちだよ」と優しく教えてくれました
蝶々が幼虫を見つけました
◆ちょうちょ(そらグループ)

「ちょうちょを描いて」
図鑑を片手に〇ちゃんが、声をかけてくれました。自分で描きたかったのだけれども納得のいくように描けなかったみたいです。
保育者が描いたものに図鑑をよく見て色を塗り、触覚まではさみで器用に切りました。周りで見ていた子どもたちも○ちゃんの作品が素敵にできたことを感じ取り、「ぼくも」「わたしも」と蝶に色を塗り、はさみで切りました。
朝の集まりでその作品を紹介すると、一番興味を示してくれた▽くん。
集まりが終わるとすぐに「ちょうちょやりたい」と紙を持ってきました。ちょうちょを仕上げると、園庭では、「ちょうちょを探す!」と張り切っていました。
そらグループの子どもたちが次々に▽くんに、「あそこにいたよ」と教えてくれます。
でも、▽くんが行くころには飛んで行ってしまい中々出会えませんでした。
今日は会えないかな…と思っていたら、2匹の蝶が飛んできました。▽くんは大興奮。▽くんだけではなく、▽くんが一生懸命探すあいだに増えていた仲間の子どもたちも大歓声です。
年長児の蝉捕り名人が、「とってあげる」「さがっててて」と皆に声をかけます。うしろで控える子どもたちも息をひそめます。気持ちはひとつです。
蝶は捕りませんでしたが。○ちゃんから始まった蝶を描きたい気持ちが、大きく広がったこと嬉しく思います。
E.Y

蝶捕まえるから、さがってて

さなぎから出てきたカブトムシ

Posted in 園のこだわり