◆9月8日(火)の子どもたち
2020年09月08日 火曜日
◆小さなチャレンジャーたち(つぼみ)
毎日、いろいろなことを経験しているつぼみぐみの子どもたち。
育子園の中では一番小さな子どもたちも、周りのお兄さんお姉さんの様子を見ながら、たくさんのことを真似して、日々奮闘中です。
今日も、小さなチャレンジャーたちの頑張りが見られましたが、その中でも印象的だったチャレンジャーを紹介したいと思います。
まずは、木登りに挑戦していた〇くん。
倒れた幹なので、大きい子には楽々登れるものも、〇くんにとっては大変なこと。
少しは進みますが、角度が急になるにつれて登れず、下に降りるを繰り返していました。
すると、近くにいた2歳児が「登れるの?」と話しかけたかと思うと、急に手拍子をしながら「がんば~れ。がんば~れ。」とエールを送ってくれました。
突然のことにびっくりしていましたが、お兄さんたちに後押しされて、再チャレンジしていましたが、今日の所はお部屋に戻る時間が来てしまい、上まで上がることは出来ませんでした。
次はお昼寝前にお人形で遊んでいた◇ちゃん。
人形の洋服を手に黙々と何かをしていたのでのぞいて見ると、お人形に洋服を着せようとしていました。
袖に手を入れること、スカートに足を入れることはわかっているようですが上手く出来ず、保育士に手渡してきました。
そこで少しだけ介助をしてあげると、無事に上下の着替えが完成。
声は出ていませんが、満面の笑みで両手を振って喜んでいる姿を見て、こちらも嬉しくなりました。
他にも、園庭で水をペットボトルに入れようとしたり、電車の玩具をつなげようとしたりと、いろいろなことにチャレンジした子どもたち。
これからも小さいチャレンジャーたちの奮闘を見守っていきたいと思います。(E.Y)
◆まだまだ水あそび(ふじ)
昨日は台風の影響を受けた大雨でしたが、一夜明け、今朝は青空が広がる良い天気となりました。9月ですがまだまだ夏の空です。
外に出てたらいを出すと、水を期待して子ども達が集まってきました。牛乳パックの川を渡し、そこに勢いよく水を流しました。直接手をのばして水に触れてみたり、スコップを持って来て、それで水を受け止めようとしたり、今から何が始まるのかわかっていて、水遊びにもすっかり慣れたようでした。
カップですくった水を、早速自分の頭(帽子)に掛け流した〇くん。ザバーっと気持ち良さそうでした。あちこちで友だちに掛けている場面もみられましたが、掛けられた子どもも、嫌な様子ではなく、そのあと自分でザバーっとする子どももいました。気持ちいいよ。そうだね。と共感し合っていたのかもしれません。
牛乳パックから流れてくる水が止まると、今度は自分で、と◇くんはスコップで、たらいの水をすくい、水を流して川をつくってくれました。その先には流れてくる水を受け止めようと、ペットボトルやカップを川の出口につけ、待ち受けている子ども達がいました。
個々でじっくりと楽しむ遊び方だけではなく、友だちと一緒に関わり合って遊ぶ姿もみられるようになってきました。そのなかで、まねをしたり、共感したりして一緒に楽しみながら、遊びが展開されていくようです。
部屋にもどると、遊び疲れたのか☆ちゃんが、すみっこのコーナーでころころと横たわっていました。そこに気付いた◎ちゃんは、お人形のふとんをかけてあげ、添い寝するように、隣にぬいぐるみと、ジュースまでおいてあげていました。おかあさんみたいな優しさで、心が温かくなりました。このような関わりからも、もしかしたら、おかあさんごっこのような遊びになっていくかもしれません。子どもたちの関わりから展開される遊びに期待したいです。
(F.S)
おふとんかけてあげようね。
おしゃれごっこ。
◆まだまだ水が気持ち良い季節 (きく・たんぽぽ)
水かけちゃうよー
ようやく晴れが戻り、子ども達は足早に園庭へと向かって行きました。靴を履きながら「セミの抜け殻を探そう」や「太鼓橋に登る」など今日やりたい事を口々に話して期待を膨らませていました。園庭へ先に降りた児らがこちらへ駆け寄ってきて「せんせい、車がすごいことになってる」と言って教えてくれたので、皆と一緒に行ってみると固定車の遊具が昨日の台風の影響で車の顔の部分全体が泥で汚れていました。
「台風ってすごいね」と言いながら手で泥を払ってあげていました。
暑さが残って園庭のミストシャワーが気持ち良く感じられます。そのミストシャワーの水しぶきを角度を変えて見ると、虹色が光に反射して見える事を知って「見える」と言って保育者と楽しむ姿が見られました。
そんな中、水鉄砲を手に持った児が何人かやってきて勢いよく水を出し始めました。気持ちよく出た時は満面の笑顔で次のターゲットを見つけ、得意げに出して遊ぶ事に夢中になっていました。順番を交代して皆で仲良く使う事ができました。ゴーヤが黄色くなり、一緒に収穫したり、他にも様々な発見をしていました。S・A
保育士が指す方角にはミストシャワーの下に出来た小さな虹が見えていました。
久しぶりにゴーヤ&ピーマンを調理。ピーマンは、緑から赤に変化していました。さて、どんな味かな??
◆キックオフ(うみグループ)

シュート!
今日は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
室内では、各ゾーン遊びの他、提灯作り。園庭では、鬼ごっこや泥遊び、ボール遊びが主体的に行われていました。
「ボールいったよー」「キックしてー」
園庭で、元気よくボールを追いかける子どもたちの姿がありました。
サッカーを楽しんでいたのは、年長の〇〇ちゃんと△△くん、そして年中児数人です。
遊具倉庫の網をゴールにし、ひたいに汗をかきながら目を輝かせ行っていました。
しばらくすると他グループの◇◇くんが、年中※※くんが使っていたボールを知らずに持っていってしまいました。※※くんは、◇◇くんを追いかけボールを使っていたことを説明します。
そんな二人のやりとりを見ていた○○ちゃん。
ボールを使いたいという◇◇くんの気持ちに寄り添うように、近くに落ちていたボールを◇◇くんに届けてあげていました。
そしてサッカー再開です。
〇〇ちゃんの優しさ、心の成長を感じさせられる一場面でした。
今日も様々な場面で子どもたちの成長に触れることができましたが、子どもたちの姿から改めて子ども同士の関わりを保障することの大切さを教えていただきました。
(T.N)

提灯作り 〜マーブリング〜
◆さかなつり (にじグループ)

今日は魚釣りを作りました。
今年の夏は川遊びをした児が多いようで、その中で釣りをした思い出を聞かせてくれた児もいました。例年とは違う夏の過ごし方でも子どもたちにとっては特別な思い出になっているように思えます。
魚釣りづくりでは、好きな魚を選び、クレパス、色鉛筆、絵の具、それぞれ自分の好きなもので塗っていきました。年少児はクレパス中心に。年中児・年長児は色鉛筆、絵の具を使いこなします。絵の具では綿棒を使い、配色を考えながら優しく丁寧に塗る姿が見られ、色鉛筆では適度な力加減で、隙間がなくなるように丁寧に塗る姿が印象的でした。
色を塗る前に画用紙を魚の形に切る手伝いをしてくれた女児たちが「虹色の海の中で魚が泳いでいるみたいだよね」と保育室を見渡しながら話していました。海の色は水色や青だけでなく様々な色がありますが、子どもたちの頭の中では大人が思っている以上に素敵なイメージが膨らんでいそうです。そんな女児たちが作った魚にはスイカやアイス、お花など夏らしいものがたくさん描かれていました。
子どもたちの発想やイメージを大切にしながら、一緒に考え、実現できるような保育をしていきたいと思います。K.Y


◆なんにでも夢中です(そらグループ)
かくれんぼ探し中です。どこに隠れた。
朝の会で『おはよう』の手話も子どもから出て来て、みんなで一緒に挨拶が出来ました。手話もいくつか覚えたので、今日は点字の絵本を持ってきました。点字は、目が見えない人の文字である事を話しました。点で書いてある文字や触って分かる絵をみんなで触ってみました。
もも組の子ども達は、凸凹している絵の方に関心がいき、触りまくって楽しんでいました。ゆり・ひまわり組子ども達の何人かは、点字の方を触ってみていました。「これが字なんだって」と言うと、さらに触っては見て不思議そうにしていました。凸凹の字や絵は触って気持ち良かったのか、良く触って見ていました。その後も関心があった子は、「この絵本貸して」と持って行ってじっくり触って見ていました。
また関心があるようなら一緒に点字に触れていけたらと思います。
エプロンシアター「7匹のこやぎ」を見ました。話に入り込みやすい子どもたちは、オオカミが来るたびに大騒ぎ「ダメ、オオカミだから開けちゃダメ」と言い出す子がいっぱい。オオカミのガラガラ声や手が黒い所を見せると、興奮してきて「オオカミだからダメ」と子ヤギを止めようと必死な姿にやっている保育士の方が、引きました。これだけ入り込んでもらえるとやりがいがあります。
最後にオオカミのお腹に石を詰めて針と糸で縫っていくと真剣に見始め、オオカミが水を飲もうと池に落ちると「わ~」っと歓声が上がりました。こういうお話が好きなんだなあと改めて思いました。
色々なお話にこれからも触れていきたいと思いました。
かくれんぼもしました。久しぶりのかくれんぼで大喜びしましたが、なんと隠れる所が前回と一緒でした。もも組の子ども達は、全員ロフトの上に隠れ、全員一斉に見つかりました。ゆり組の子ども達も殆どの子がロフトの上で見つかり机の下に居て見つかり、すぐに全員見つかってしまいました。
ひまわり組の子ども達は、隠れるのにも時間がかかり見つけるのにも時間がかかりました。もうみんな見つかったと思って集まったら「あ、○○ちゃんがいない」と言う声で再び探しに行きました。さすが年長児、2人ロフトの下の方から出てきました。思わず「どこに隠れていたの」と聞いてしまうほど、隠れるのが上手でした。
またかくれんぼも楽しんでいきたいと思います。
園庭では、カブトムシやクワガタが死んでしまって、お墓を作りに行きました。子どもたちが穴を掘って埋めてから手を合せていました。大事にしていたのに残念ですが、また「虫飼おうね」と声をかけているとすぐに後ろから「セミ捕った」とバタバタしているセミを見せてくれました。ちょうど空いたカゴの中に入れて子どもたちは、大喜びになりました。
最後には逃がしてきましたが、夏の虫に触れられる時にたくさん触れていきたいと思います。 M.K
絵本棚の下、隠れています。
あれ、だれか足りないよ。まだ隠れている人がいるよ。誰だろう・・・探そう

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