◆9月7日(月)の子どもたち
2020年09月07日 月曜日
◆ポンポンポン (つぼみ)
今日はつぼみ組が出る時間帯はどしゃぶりだった為、室内で遊びました。
朝の集まりはその日の子どもの様子で行いますが、その習慣も徐々についてきており、お話を持ってくると定位置に座る子どもたちです。名前を呼ぶと自分のことだ、という認識が出てきており手を挙げたり、笑顔を見せてくれたり、その子たちなりに返事をしてくれました。
活動のひとつとして、今日はタンポを使って制作をしました。手形などはやったことがありましたが、初めての試みです。
画用紙に絵の具のついたタンポをポンポンとのせていきます。
初めて見るものに、まずは観察です。
☆くんは、口に入れて確かめようとしていました。保育者が見本でポンポンとして見せると、目の前にある画用紙にポンっとしました。「色がついたよー」と言うと紙を覗き込み、そしてタンポも確認。一つ一ついろいろなものを確認しながら、要領がわかったのか、今度はすごい勢いで手を動かし、画用紙には綺麗に色がつきました。
それぞれのペースで、様々な素敵な作品が出来上がりました。これが、どのようになるか楽しみにしていてください。
制作活動を終えて、廊下で遊びました。いつもは、ふじ組も一緒ですが、今日はつぼみ組だけです。コンビカーを出し、思い思いに遊んでいると、以前はコンビカーにまたぐのができなかった〇くん。いつの間にか、自分で乗れるようになっていました。保育者間で驚き、すごいねと喜びを共感していると、〇くんも嬉しそうな笑顔です。
成長著しいつぼみ組。小さな成長にも見逃さず、喜びを一緒に共感できる関係を子どもたちとも作っていけたらと思います。
H.A
※制作の様子をPDFにも載せましたのでどうぞご覧ください。
今日から離乳食始まりました
◆じぶんで考える(ふじ)
いただきまーす
朝の自由時間。
せっせと忙しそうにおままごと遊びをしている◎くん。
お皿やお椀にお手玉やチェーンを入れて料理を作っています。
ここまでは普段通りの遊び方です。
お部屋には、今おままごとで使っていたスプーンを置いていません。
コロナ対策で口にくわえやすいものは玩具から外しています。
いつもなら手づかみをして食べていましたが、今日の◎くん考えました。
スプーンの代わりになるものはないのか。
レゴブロックの柵を発見。
柵をスプーンに見立てて遊びはじめました。
◎くんの遊びの広がりを感じた瞬間でした。「ものを見立てる」発想力も豊かになったからこそこのような行動が見られたのかなとも思い、◎くんの成長を感じました。
今日は、ベランダで絵の具で手形押しをやってみました。
ズボンを脱いでベランダに出ます。去年からやっている進級児は慣れた様子で手形を押していきます。
新入児の△くん。
進級児を真似て、紙に手形を押しましたが、「あれ、なんで。」とでも言うような表情で自分の手を見つめ、紙を見つめます。なぜか、手形がつかないのです。
△くん考えました。今度は、さっきより強くやってみようと。さっきより勢いをつけて手形を押します。でもやっぱり付きません。
何回も何回もやりますが、何度やっても△くんの手形はつきません。
なんでなのだろうと不思議が止まらない△くん。
手形がつかない理由はひとつ。
手に絵の具をつけてないから。きれいな手で何度押しても付くはずはないのです。
理由は分かっていましたが、すぐには△くんに伝えずに、
どうやったらみんなみたいにできるのか。△くんなりに考えて頑張る姿を見守っていきました。
△くんが、保育者に手を見せ「ああ。」と一言。「できない。やって」と言っているようです。その姿があって初めて、絵の具を目の前に持って来て、やり方を伝えました。
そしてやっと、手形を押すことが出来ました。自分の手型が付いた瞬間の嬉しそうな笑顔。すごくいい表情でした。
子ども達が何かに苦戦している時、すぐに手を貸したり言葉掛けをするのではなく、その姿を見守り子どもが助けを求めたら、少し手伝ったり助言をしたりしていくことを大切にしていきたいと思います。また、それが出来た時、喜びや達成感を一緒に共有しそこまでの過程も頑張ったねと伝える事も大切にしていきたいです。
(I・K)
つかないぞ。。
絵の具で手形押し。
◆水あそび(きく・たんぽぽ)
色水混ぜよう~とタライを持ち上げる力持ち。
朝の大雨も落ち着き蒸し暑く日差しも差してきたのできく、たんぽぽそれぞれで水遊びをしました。
先にたんぽぽ組が水遊びをしていると急に大雨が降り始め、水遊び終わってしまうかと残念に思っていたら、子ども達は雨までも水遊びにしてしまい「きゃー」っとわざわざあたりに行く位興奮していました。その声はきく組にも届き「なになに?」と覗きにいきたのしそうだねと羨ましそうでした。
きく組は朝の集まりで今朝、雨が沢山降っていたという話をしました。「お家からみてたよ」「カッパをきてきたよ」「傘持ってきた」とそれぞれが経験した事を話してくれました。保育士も「カッパを着てきたけどびしょびしょにいなっちゃった」と伝えると「じゃ、お家で着替えてくればいい」と提案してくれる〇ちゃん。「今からお家に帰って着替えてくるね」と冗談を言うと□くんが「帰るんか~い」と突っ込みを入れてくれました。
私にとってはまさかの言葉。「かえっちゃうの?」「えーなんで?」と反応がありそのまま話が続くかと思っていたら、□くんの切れのあるきれいな突っ込みがくるとは。こんな会話もできるようになったのだな、と成長を感じる一幕でした。
たんぽぽ組と交代で水あそびへ。
水鉄砲で保育士と子ども達のバトルが繰り広げられました。水鉄砲を持った子供たちは遠慮なく保育士目掛け水を放ちます。「きゃっ」と濡れるのを嫌がる保育士たちの様子が面白く何度も何度も狙ってきます。「対決だ」と保育士も負けずに反撃。決着はつかずでしたが子ども達は「やめて~」と逃げながらも楽しかったようでキラキラ笑顔が輝いていました。
きくたんぽぽ組は、絶賛夏を満喫中です。
(K☆H)
「負けるか」と水鉄砲で反撃中
突然の大雨にびっくり!きゃあきゃあとシェードの下に避難しましたが、その後、勇敢にも雨の中に飛び出していった二人です。
◆美味しそうにできた喜び(うみグループ)

チョコレートアイスがいいよね」「ぶどうアイスも欲しいかな」お客さんのことを考えながら、楽しそうに作っています
週末から、突然雨が降ったりやんだりの不安定な天気が続いています。
そんな中でも、子どもたちが元気に笑顔で登園してきてくれるのは嬉しいものです。
体調を崩し始めている児もちらほら見られますが、お休みは
「キャンプに行った」
「おさかな釣りに行ったんだ」
「こうえんいったよ」
と家族で楽しい時間を過ごした様子が感じられる報告をたくさんしてくれました。
今週の土曜日に予定している年長児のお楽しみ会に向けて、うみグループの子どもたちが準備しているお菓子屋さん、美味しそうなお菓子が次々と作られています。
今日は◎君中心に作っていた大きなアイスクリームの数が少ないねということで、早速数名の子どもたちが制作に取り掛かりました。
新聞紙をギュッと丸めます。
好きな味(色)の折り紙に糊をつけ、丸めた新聞紙をくるみます。
茶色の画用紙をコーンに見たてて三角に丸めてアイスを乗せます。
アイスが落ちないように両面テープでアイスをコーンを固定します。
そして完成。
単純な作業ですが、丁寧にやらないと美味しそうに見えません。
もも組の児数名が、「つくりたい」とやってきました。
途中で困ると「手伝ってあげるね」「次はこうするといいよ」とすかさず年長児が手伝ってくれます。足りない所は保育士が手伝います。
自分で作った嬉しさよりも、今回は美味しそうにできた喜びを味わったようでした。
40分ほどで20個近くの美味しそうなアイスが出来上がりました。
突然の豪雨がやんだので園庭でも遊びました。
「水たまりで遊びたい」「どろんこしたい」という児は最初から裸足。そしてシャワーの準備(タオルと新しいパンツを持って)をしてから園庭へ。
「靴のままいつも通りに走り回りたい」という児はそのまま園庭へ。
自分はどちらを選択し、どんな準備が必要か?一生懸命考えながら聞きながら、教えてもらいながら園庭遊びを楽しみました。(M.C)

「ここはどうやるの?」保育士に聞いてきた△君。「そこ、難しいからやってあげようか?」自分が作る手を止め、お姉さんが教えてくれました。

大きい水たまり発見。裸足で行くと選んだ児は、真っ先に水たまりへ。気持ちいい・・・との感想でした。
◆忍者ごっこ第二弾(にじグループ)
前回よりも難しい蜘蛛の巣
換気の為に空けている窓から見える雨に、「あー、雨降ってきた」「すごい雨」「台風だね」と子ども達も思わずつぶやいてしまう程の大雨で今週もはじまりました。
子ども達は・・・変わらず元気いっぱいです。
年中の〇くんが誕生日を迎えたので、朝の集まりでは誕生日会を行いました。
以前から楽しみにしてた誕生日です。「〇くーん」と紹介しみんなの前に出てくると、一気に真顔になってしまった〇くん、緊張してしまったようです。でもみんなからのインタビューコーナーになると段々いつもの調子が出て来たようです。質問の「車」の話から、どんどん興味のあることを話してくれました。今日一日、〇くんにとっていい日になりますように・・・。
先日行った忍者ごっこ、「またやりたい」というリクエストも多かったので、第二弾を行ないました。前回よりも蜘蛛の巣ゾーンは複雑に、違うコースも作り、より身体を動かして遊べるようにしました。
先週行った体育遊びでルールをしっかりマスターした子ども達、蜘蛛の巣ゾーンでは子ども達同士チェックし合い、大人が関与せずとも子ども達だけでゲームを進めています。
手裏剣ゾーンでは、以前より工夫が見られます。
ジャンプしながら投げる、二刀流(二つ同時に)で投げる、いくつ当たるか何度も挑戦する、少し距離をあけて投げるなどなど・・・。
より忍者のイメージを膨らませながら楽しむ姿が印象的でした。
手裏剣が当たった時の笑顔がみんな光っていました。
終わった後も、「忍者って壁に隠れるんだよ」「忍者の格好してみたい」など子供達のイメージはもっともっと膨らんでいるようでした。
これからもいろんな遊びを子供達と作っていきたいと思います。
I.Y
手裏剣当たるかな
ダンスダンス
◆風船あそび(そらグループ)

先日、2歳児がホールで風船遊びをしていました。その様子を園庭からうらやましそうな眼差しで見つめていたそらグループの子どもたち。
早速、今日風船を提供してみました。
風船を皆の前で膨らませると大歓声が起こりました。“もっとおおきくふくらまして”子どもたちの声が飛び交います。膨らました風船は3つ。その3つで、もも、ゆり、ひまわりで風船渡しのチーム戦をしてみました。
お手本を示すのはひまわり組。縦に一列に並び、前の子から後ろの子へと頭の上から風船を渡していきます。風船が最後の子まで到着したら、皆が座ります。
ゆり組、もも組も真似てやってみます。
今度は競争です。一斉に“よーいどん”の掛け声で風船を渡していきます。ぼーっとしていると、前からきた風船に気が付きません。風船をよく見て、前の子の動きもよく見なければ、です。渡す子は後ろの子が受け取りやすいようにわたさなければいけません。
なかなか、難しいです。
そのあとは、新聞を丸めボールにし、風船を的当てのようにして遊びました。
誰かが当てると風船が揺れるので、それがまた難易度を高めていたように思います。
雨の合間をみて、園庭遊びもしました。大きな水たまりが沢山でした。
○くんは、泥温泉の跡地に溜まった水たまりを、持っていた枝でかきまぜてみました。
すると、沈んでいた泥がマーブリングのように水面に映り、とても綺麗でした。
「なにこれ」「ふしぎだね」と〇くん。
雨上がりならではの不思議にもふれることができました。
E.Y
Posted in 園のこだわり