生き物からの学び
2020年08月07日 金曜日
今園庭では、たくさんの蝉がその存在を競うように羽音を響かせています。外遊びに出た子どもたちは上を見ながら耳を澄ませ蝉の居所を探ります。
ある保育士が蝉を捕まえ、子どもたちに見せたり羽音を聞かせたりしていました。子どもは、保育士と一緒に見たり、触ったりしながら親しんでいます。中には怖がって逃げる子がいたり、勇気を出して触れようとする子がいたり、また全く平気な子がいたり……様々な姿を見せてくれます。
生き物に触れ合うことで愛着を感じ、命について考えていく機会にもなります。時には扱いかたがわからず、ヒヤリとする場面もありますが、子どもたちはそんな経験を通しながらその生き物の性質や特徴を知り、また学びを深めています。
玄関を一歩出るとたくさんの自然に囲まれている環境で、子どもたちは今日も多くのことを吸収しています。虫を追いかけながら太陽の光に照らされキラキラ輝いている子どもたちの姿がとても尊く、この環境に改めて感謝の気持ちが湧いてきます。
保育主任
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