◆8月27日(木)の子どもたち
2020年08月27日 木曜日
◆お友だち(つぼみ)
週末が近づき、少し疲れが出始めているように感じたので、今日は室内で過ごすことにしました。
ミッキー体操、朝の集まりの紙芝居が終わって、ふじ組を開放。
以前は自分から一歩を踏み出すことが出来なかったのですが、今日は数人がパーテーションが開くと同時にふじ組のフロアーに一目散。
おままごと、絵本、ブロックと思い思いの場所でじっくりと遊ぶことが出来ました。
遊ぶ様子で少し変わってきたことがあります。
それは、お友だちの存在を気にし始めたことです。
もちろん、毎日一緒に過ごしているので、知った顔ではあると思うのですが、まだまだひとり遊びが中心でした。
最近では、ひとり遊びの中に、お友だちがやっていることが気になってじっと見ていたりすることも増え、おままごとでは一緒にテーブルについてお皿の中の具材を渡したり、絵本コーナーでは食べ物を見つけて食べさせようとしたりする子も見られるようになりました。
中には、気になりすぎて、相手の子の玩具を取ってしまうこともありますが、それも成長の一つ。
いろいろな経験や関わりを通して、お友だちと遊ぶ楽しさを実感していくのだと思います。
つぼみ組の子どもたちも、それぞれのペースでいろいろな方法を試してみて、楽しんでもらえたらと思います。(E.Y)
ミッキー体操も少しずつ覚えてきました!
◆友だちの遊びからいいこと考えた (ふじ)
雨だ!
今日も朝からもくもくと入道雲が登ります。園庭はふじ組の子どもしか出ておらず、しかも今日は出席人数も少な目だったので、何となく静かでいつもより広く感じられます。
ミストの下には☆ちゃんが、雨にうたれるかのように、上を見上げて立っていました。セミの声を背景に、涼しくて気持ち良さそうです。手にはバケツを二つ持ち、水を溜めようとしていたようです。一つよりも二つあったほうがたくさん溜められると思いついたところがさすがです。
プールの回りのウッドデッキがお気に入りの場所になっている◇くんは、今日も探索をしていました。すると晴れているはずの空から水がジャーっと降ってきました。何だろう、というように見上げると、2階のテラスから2歳児組の先生がホースシャワーで雨を降らせてくれたようです。見ていた子ども達も集まってきました。高い位置から降ってくる水は、いつものホースの水とはまた違った感触で、降ってくるタイミングにもドキドキ、わくわくしている様子でした。
砂場で、せっせとバケツに砂を入れている〇くん。一杯になるとあけて、また砂をいれることを楽しんでいるようですが、そこに、水を入れたバケツを置いて展開をうかがってみました。〇くんが水のバケツに砂をいれると、泥水ができました。それ、からジュースを連想したのか、カップに移していました。それを見ていた△ちゃんは、自分も水を入れたバケツを用意し、泥水を作り、今度はそれをログハウスに運んでいきました。カウンターに置き、「いらっしゃいませー。」とジュース屋さんの開店です。
友だちの遊びをみて思いつき、そこから展開させて自分の好きな遊びをつくっていく。ちょっと前では、友だちの持っている物を欲しがるという姿ばかりだった△ちゃんの成長と、
創造する力を感じました。
子どもの気付きや、ちいさなきっかけから始まり、展開されていく遊びを楽しみに注目していきたいです。
(F.S)
ジュースどうぞ。
いらっしゃいませ~。
◆水あそび・氷も登場。(きく・たんぽぽ)
牛乳パックから氷を取り出しツルツル滑りそうでもしっかり抱きかかえタライへ投げ込みます。
今日は変わりやすい天候でしたが、午前中は御日様が子ども達の水あそびを援護するようにまぶしい日差しが保たれました。まず、たんぽぽ組からおやつ後、テラスへ出て水あそびを始めました。
水あそびも慣れたもので各々お気に入りの容器を取り出し水を汲んだり、それを近くの友だちにかけてみたりして楽しんでいます。後から牛乳パックやバケツで作った大きな氷を投入すると持ってみたくて皆が集まります。
これまでの水あそびに度々、氷は登場していますが、持ってみるとやっぱり重たくてそして冷たくて、「冷たい。」「ツルツル滑るね。」「重いね。」と口々に持ってみた感想を言葉にしていました。この暑さの中、冷たい氷を独り占めしたくて取られないように抱え込んでいると手がジンジンしてきて手を離さざるを得なくて交代となった場面もありました。
後半のきく組が水あそびを終えたとたん、風が吹き、雨が降り始めるのでした。子どもは太陽と水が似合います。
S.K
カップに凍らせた氷を手にして「冷たい。」と気持ちよさそうです。
「つめたいね~」
◆たこ焼き出来上がりました (うみグループ)

★君誕生会。なんだかソワソワしてましたが嬉しそうでした
朝の集まりで、もも組★君の誕生会をしました。
みんなの前に出ると、恥ずかしいのか睨みをきかせながら出てきてくれた★君。
歌のお祝い、誕生日の質問になると「好きな恐竜は何ですか?」「好きなケーキは何ですか?」と嬉しそうに応えていました。恐竜が大好きな★君。絵本でも「恐竜のお話がいい」とお話を選んでいました。一つ大きくなった★君、おめでとうございます。
朝の集まりの後は、おままごとや曼荼羅塗り絵、造形あそびと遊びを見つけて遊んでいました。
先日年長の▼君の家から持ってきた卵の入れ物。「たこ焼きがいいかな」と言っていた▼君。
今日はそのたこ焼き製作に取り掛かりました。新聞紙と折り紙と絵の具を使ってたこ焼きづくり。新聞紙を丸くして卵のケースに入れていると、「何作ってるの?僕もやりたい」ともも組★君もお手伝い。「★君、もうちょっと小さく丸めて!ギュッギュって!」と優しくアドバイスしてくれる▼君。黄色の折り紙を巻いてソースの代わりに茶色の絵の具を塗ると「わーたこ焼きになってきた」とますます▼君のエンジンがかかったように感じました。
次第に、「何作ってるの?たこ焼き?私もやりたい」と年長児の〇ちゃん、◎ちゃん、※ちゃんがお手伝い。「◎ちゃん青のりつけて」「私ソースつける」「交代しよう」女の子たちの手際もよくあっという間に卵のケースがたこ焼きでいっぱいになりました。
気が付くと▼君は「僕もう疲れた」と製作をおしまいにしていましたが、後片付けは○ちゃん、◎ちゃん、※ちゃんがやってくれました。また一つ食べ物が仲間入りしました。
今日は少しだけ3階のベランダへ遊びに行きました
三輪車などは数に限りがあり「貸してくれな~い」「使えな~い」という声が聞こえていましたが、子どもたち同士で貸し借りをして楽しんでいました。久しぶりの3階ベランダ遊び。雨が降ってきて少しの時間しか遊べませんでしたが子どもたちの姿に寄り添いながら新たな遊びを見つけていきたいと思いました。(O.Y)

たこ焼きづくり

雨が降ってきたので急いでお部屋へ戻りました
◆マーブリング続き (にじグループ)

ふーっとみんなも一緒に真似ております。
本日実習生の責任実習で1日子どもたちと制作や園庭遊びを行いました。
実習生の集まりをするとの声かけに子どもたちは今日はなにかいつもと違うことを察し始めます。
集まりでの手遊びは3匹のこぶたの話でもあり子どもたちは笑顔で真似ておりました。
室内では一昨日マーブリングをした年長児と続きを行いました。
のりでくっつけて、クラゲ作り。
ヒラヒラの部分は紐を提供。
自分の好きな色、友達と一緒の色を選び自分だけの素敵なクラゲが完成しました。
途中年中・年少児も見にきておりました。
年長児が終わると、年中・年少児もやりたい子どもたちも加わり絵の具を手のひらにつけ紙にポン。
イカ作りを行います。
イカの頭部分はキラキラの紙で子どもたちが好きな色を選び、周りにクレパスでお絵かき。
仲間のクラゲを描いてみたり、魚を描いてみたり、頭にリボンをつけて女の子にしてみたりと海の中というイメージでそれぞれの絵を描き、自分たちのイカの絵を描き上げました。
園庭ではリレーのバトンを作ってくれたため、子どもたちもやりたい、やってみたいと意欲的に参加。
年少児の子どもたちも初めて参加しておりました。
バトンを持ち、次の友達へ繋げることは少し難しい様子でしたが、楽しむ姿がみられました。
(a.y)


◆泥だらけですみません、その分笑顔も散乱しています (そらグループ)

逃してしまう五秒前
午後は天気が怪しいと天気予報を見て知っていたのでこども達に朝の集まりを早めに始めてその後沢山遊ぶ時間を設けようと伝えました。
すると、今日雨なんだよね?とこども達数人が言いました。
「パパに教えてもらったよ」
「僕のパパも天気知ってたよ一緒だ」
「俺のパパも雷来るかもって言ってたよ」
「俺はママが洗濯出来るかな?って言ってた」と教えてくれました。
そんな会話を通して自分のパパやママの存在感、偉大感をこども達が言葉や姿を通して表現してくれます。
何気ない天気についての会話ではありましたがこども達は自分のパパやママって物知りでかっこいいんだよと保育者に訴えてきている様で、自分もそんなパパやママになりたいと天気予報を知っているというたったそれだけでこんなに尊敬されるのかと改めてこども達から気づかされました。(明日の天気をこどもに伝えてみたいと思います)
集まりでは手遊びを数個行い、ゲーム遊びをしました。
定期的に行われるゲーム遊びはそらグループのルーティンになりつつあります。
以下、内容
・〇〇探し〜「みんなが喜ぶ物一つ」、「〇〇先生が好きなもの一つ」2名 各一回ずつ
・猛獣狩り
・ジャンケン列車
〇〇探しでは、ひまわり組が皆が喜ぶ物を持ってきてくれました。
持ってきてくれたのは光遊びの道具(セロハン)とマグフォーマー(磁石の玩具)です。
理由〜
光遊びの道具~綺麗だから、可愛いから
マグフォーマー〜〇〇君、〇〇ちゃんが好きだから
もも組は〇〇先生(私)の好きなものを持ってきてもらいました。
・ハサミ〜確かによく使っています
・虫かご〜カブトムシ大好きです
・昆虫図鑑〜勿論好きです
・絵の具〜よく見てます
・ハシゴ〜君が好きなもの
・トラック〜君が好きなもの
・マグフォーマー〜年長さんの後だからね
・光遊びの道具〜先生が作ったもんね
ゆり組は△先生の好きなものです。
持ってきたものどれも好きと言ってくれたのでこども達は喜んでいました。
そんな先生が私も好きです。
猛獣狩りでは、譲り合いと助け合いが見られました。
足りないから呼び込む〜強引さやぶりっこさを駆使
多すぎるから押し出す〜強引さと冷徹さを見せる子も…
かわいそうだからいれてあげる〜優しいんだけどそれじゃ人数合わないね
ジャンケン列車では、曲のリズムに合わせて足踏みをしました。おじいさんおばあさんの様な歩き方が可愛くてつい長めに流してしまいました。
曲が止まると肩を持ってくれたこどもとジャンケンをし出すもも組のこども達(ほとんど全員)
中盤であの子達いつまでペアでいるの?と年長児が探りを入れます。
2回行った結果~もも組男児、ゆり組男児1名ずつ優勝。
どんな気持ちですか?
「良い…気持ちです」の2文字は良い以外無いのでしょう。
園庭では、先日に引き続き泥遊びを行いました。
「先生、大変なことが起きたよ。泥の温泉が誰かに土いっぱい入れられた。もうダメだよあれじゃ」と朝一に悲しい報告をしてきた年長児がいました。
心が痛くなりました。
実は、昨日の昼に私が土を埋めたのです。
(安全を考慮し)
それでも前向きに「よし、今日も掘ろう」と温泉を掘っていくこども達の姿に救われた思いです。
しかし、やはり遊びは途切れてしまいます。
「もうやめる」
「もう今日は虫探しするから」
とどこか遊びの糸が切れたようなこども達もいました。
安全で楽しいという保障は簡単な様で難しいと痛感します。その難しさが何なのか、また違った安全の保障の仕方は無いのか見出していきたいと感じます。
園庭での水遊びを通して様々な「水」に触れる中で「水の在り方」を知り特徴や変化を様々な体験を通して知る事で色水遊びが自然と「色」から「水」へベクトルが向いていきました。
色水で遊んでいるのにベクトルは「水」です。
それが泥遊びとなるとまた話は別でした。
汚い、汚れる、気持ち悪い。
少し離れて見ていたのは他グループのこどもだけではありません。聞き慣れないビチャ、ボタっ、ズプッという音に顔を歪め、見慣れない色と粘着性のある液体がまとわりついた衣服や体は思わず目を背けたくなる様なものでした。(大体の大人はこの後の処理という凄惨な「未来」からすでに目を背けています)
そんな曇りに曇った雲の隙間から見えた太陽の様なこども達の表情と一瞬にしてその心の雲を吹き飛ばしてくれる風の様な歓喜にこどもの生命力を感じました。
日を重ねるごとに参加者(挑戦者)も増え、気持ち悪いから気持ちいいに変わり、ただ入って楽しいから〇〇をしたいという気持ちに変わり、感覚から性質への不思議に変わっていきました。
夏の終わりまでに園庭が泥だらけになっていくと思います。
夏の終わりにはこども達とその泥の掃除をゴールとしまた来年へと思い出のバトンを繋げていきたいと思います。
k★y


虹に感動
Posted in 園のこだわり