◆8月21日(金)の子どもたち
2020年08月21日 金曜日
◆きれいな水たまり (つぼみ)

金曜日ということもあり週末の疲れからか、朝おやつの時間にはすでに眠そうで保育者に抱っこを求める子が多く見られたので、無理なく室内と園庭に分かれて過ごしました。
今日は5人が園庭に出て、ふじ組と一緒に泡遊びをしました。
前回泡遊びをしたときは水色だったのですが、今日はピンク色です。透明のカップに入れるととても綺麗で、じっくりじっくり見つめていました。
すくった泡や水をタライに入れたり、地面に流してみたりを繰り返していると、ピンク色のちいさな水たまりができていました。
「みてみて!きれいなみずたまりになってるね。ピンク色でかわいいね。」と伝えてみると、保育士の指先を追って水たまりに視線を落とす〇ちゃん。
「ん?ん!あー!」と何度も指差しで答えてくれます。
保育士が言ったことに対して共感してくれているかのようで、子どもたちと同じものを見て、共有できるのはとても幸せな瞬間です。
水が少しとろんとしているので、自分の腕や足についているところを触ってみたり、手をぎゅっとにぎりしめたりと感触を楽しんでいました。
楽しくてずっとその場にいる子、何度もいったりきたりを繰り返す子、カップを持ち歩く子、最初は不安そうにしていた子も気づけばカップをぎゅーっと握りしめていたり、いろんな姿があり、みんな満足気な表情で、ゆったりな園庭遊びでした。
夏の疲れもでてくるので休息をしっかりとりながら、まだまだ暑い夏を楽しみたいと思います。
I.S

給食を食べてひとあそび。楽しい時間です。
◆泡遊び (ふじ)
今日は、園庭で泡遊びをしました。園庭にあるサルの置物の横に、たくさんのタライを置き、その中に泡水を入れてみました。準備をしている時から、何かなと興味を持って寄ってくる子ども達。水をタライに入れていると、早速、タライの中に手を入れ、素のお水をピチャピチャと触って顔にかかったりして遊んでいました。そして、いよいよ泡の元の粉をタライに入れてみました。かき混ぜると、たちまち水が泡水に。先ほどの勢いで水をビチャビチャ触る子ども達。泡もどんどん増えてきました。先ほどまでのお水とは違うと感じたようで、手につく泡をじっと見つめていました。シャベルやカップを持って来て、泡をすくって楽しんだり、◎くんは、タライのそばに寄ってくると、まず、かぶっていた帽子をタライの中にポイと入れ。次にカップを取ってその中に水を入れると、すくっと立ち上がり、ワーと言って頭から泡水をかぶっていました。隣にいた△くんもつられて、同じようにワーと言って、立ったり座ったり、持っていたシャベルを上にかかげたり、しゃがんで水につけたりと繰り返し、しばらく盛り上がって楽しんでいました。汚れるのを気にしてか、近寄らなかった子達にも誘ってみると、はじめはタライに近寄るもの後ずさりしていましたが、泡を手につけると、そのうち、自分からカップに入れたり出したり、バシャバシャ水面を叩いたりして楽しむことが出来ました。8月後半も、水遊びを楽しみたいと思います。(T.Y)
◆水遊びをしました。(きく・たんぽぽ)
バシャバシャ気持ちいい~
きく組は今日は朝のおやつ後すぐテラスで水遊びを始めました。夏のはじめ初めての水遊びでは水がかかると泣いていた◎ちゃんも今でも水がかかるのは嫌そうですが、泣かずに自ら玩具を使いカップからカップに水を移し替えたりして遊ぶ姿が見られだいぶ水に慣れてきたようです。
十分遊び片付けの時に保育士が片付けたカップがかごから転げ落ちてしまい〇ちゃんが拾って片付けてくれました。「ごめんね、落としちゃって」と保育士が〇ちゃんに声を掛けると「うん、いいよ」と言いその場を去る〇ちゃん。〇ちゃんの優しさ、カッコよさに触れ心がほっこりしました。
水遊びを満喫しシャワーを浴びてさっぱり。
室内遊びではキャーっと逃げ回る声が響き渡りました。
□くんがオオカミの帽子を被りオオカミ役に。ほかの子どもたちは子ぶた役。お買いものに出かけた時にオオカミと遭遇してしまったようで子ぶた役の子はみんな手にかばんやかご、お鍋を持っていました。子ぶたたちが逃げ込むのは決まってブロックゾーンの場所。そこがお家のようです。「ガオー」「キャー」「みんな逃げて~」とそれぞれ設定を楽しんでいます。子ぶた役の▽ちゃんが「1,2,3…」と10まで数え始めました。その声にみんなも引き寄せられ一緒に10まで数えはじめ、10になるとキャーっとお家から出るというようなルールが自然と出来ていました。ブロックゾーンがオオカミの住処になると子ぶた達はロッカーの間に逃げ込みはじめました。一人の子がそこに行くとみんな一緒になって同じ場所に行き、オオカミの様子をみては「オオカミこないね」と次いつ逃げられるのかとウキウキしている表情をみせていました。
このオオカミと子ぶたの遊びは保育士発信ではなく子ども達が自然と始め子ども達発信の遊びでした。遊んでいく中で輪が広がり、子ども達なりのルールができ、友だちの真似をしたり、笑いあったり、逃げたり、同じ感情を共有し一緒に遊ぶ事で絆が生まれているようでした。大人が中に入ってしまっていたらきっと生まれなかったルールや遊び方。大人が入らなかったからこそ子ども達ならではのものが出来上がっていったと思います。
毎日子ども達は切磋琢磨しながら成長しています。
(K☆H)
オオカミ「ガオー」 子ぶた「キャー」
ちょうちょにはまり中の〇ちゃん。自分だけのちょうちょを作成中。。
◆レンガのおうち?(うみグループ)

レンガのおうちみたい。そうだね。確かに、見えるかも。
着々と縁日に向けての取り組みが進んでいるうみグループ。
先日作り途中だった輪投げコーナーの準備も進んでいきました。大きなダンボールに穴を空け土台を作り始める保育士に興味を持つ児はちらほら・・・
「レンガのおうちみたい」
見たままの思いをストレートに表現する子供たちの姿。
段ボールカッターにも興味を持ち「やりたい」と◎くん。
実際使ってみると「難しいなぁ」
見るのとやるのでは全く違うこと。
様々な経験をしています。
先日新聞紙で作った輪にはビニールテープを巻きました。
ピンク・青・むらさき・黄色。自分の好きな色のテープで巻いていきます。新聞紙が見えないように慎重にまくと時間が掛かります。根気もいります。
段ボールカッターに挑戦していた◎くん、ここでも頑張ります。
しかし、4分の1ほどで「疲れたからおわりにする」とギブアップ。
もも組の△くんと☆ちゃんも、「やりたい」と頑張ります。
こちらは途中テープが絡まって困ったりしながらも、最後まで青色・ピンク色のテープを巻き上げることが出来ました。
「やってみていい?」と早速、輪投げを楽しむ姿は本当にうれしそうでした。
「これ、おうちにもってかえっていい?」と思わず聞いてくるほど、自分で作り上げたことが嬉しかったようでした。
自分たちで作り上げていく嬉しさ・楽しさを一緒に味わっていけたらと思います。(M.C)

こうやってやるんだよね。新聞紙が見えないくらい、グルグル巻いていきます

今日も裸足で園庭へ。たくさん遊んだ後は、そのまま2階のベランダで水遊び。今日もびしょ濡れで楽しみました。
◆僕も忘れないで(にじグループ)

にじグループの飼育ゾーンは保護者の方々からカブトムシやクワガタムシをいただき賑やかになってきました。
今日はコクワガタが仲間入り。
小さくて可愛いと女児からも人気を集めております。
そんな中目立たなくなった生き物もおります。
カエルです。
今週一度も餌やり、水交換がなされずカエルの気持ちを考えると拗ねているようにも感じます。
そんなカエルの様子を見ると「今日ミミズいれてあげなきゃ」「水交換してあげたよ」と。
飼育、生き物を育てるということは一時的ではいけません。
命を守る、育てる、命を繋げるなど難しいところではありますが毎日の観察、餌の補充、水交換と新たなコクワガタも含め子どもたちと共に育てていきたいと思います。
今日も絵の具をしました。
スポンジと綿棒を使った絵の具遊びです。
やりたいという子どもたちは何枚も使ってくれました。
見てるだけの子どもたちもおりました。
友達に色のアドバイスをしたり、絵の具の補充、水の補充をしたりまるで保育者の動きを真似ておりました。
それぞれの役割をして楽しめているのならいいという考えもありますが、次回また違った形で参加してもらえるよう環境を考えていきたいとも思います。
絵の中の物語はいつも面白さがあります。
「できた!」と持ってきてくれた作品には子どもたちの想いがあります。
「スイカだよ」「手形にしてみた、面白いでしょ」「綺麗なにじでしょ」「ハートにしてみたよ」「これはロボットのハートなの」「黒が黄色に負けたよ」「塗りすぎて紙に穴が空いちゃった」「かお描いてみたよ」「紙の上で色混ぜてみたよ」「風船描いてみたよ」「金魚が泳いでるの」「なんかピラミッドみたいなのできた」「お花畑だよ」
絵の具をよく経験する子どもたちは黒色はどの色よりも強いと考えています。
どの色も一瞬にして真っ黒にしてしまう経験があったからか。
しかし、今回は黄色の量が多かったからか黒が負けた経験をしておりました。
子どもたちの発言一つ一つに面白みがあり、また次回の絵の具遊びが楽しみに感じました。
(a.y)


◆生き物の命(そらグループ)

花火 ドーン‼︎
家でクワガタムシやカブトムシといった昆虫を飼っている子どもも多いようです。「お家で飼っているよ」と教えてくれます。
ゆり組の男児が家で飼っているクワガタムシと鈴虫をそらグループに、とくれました。
子ども達は興味津々で、虫かごを覗きこんだり、手に乗せてみたりします。そんな中今朝、鈴虫が一匹死んでいたので、朝の集まりで植物や生物の命について話をしました。
昨日はオジギソウの種を植えました。カップではメロンやぶどうの種を育てています。
昆虫だけではなく、種も命の赤ちゃんなことも話をしました。
オジギソウが育つとどんな植物になるのか、種を持ってきてくれた子がみんなに説明してくれます。「おじぎをするところを見たい!」子ども達の期待が膨らむと共に、生き物を大切にする心も育ってほしいと思います。
園庭では鈴虫を土に埋めてあげました。手を合せ、「なむみょうほうれんげきょう」と子どもが自然と拝んでいました。
室内では絵の具とトイレットペーパーの芯を使い、花火を描いてみました。
色を重ねると鮮やかな花火に見えてきて、描きながら「ひゅ~ドーン!! ひゅ~ドーン!!」と口ずさみ、まるで本物の花火が上がっているようで、子ども達も気分は花火大会のようでした。
絵の具の筆やパレットは、活動には参加しなかった年長男児の2人が「ぼくがやってあげるよ!」と率先して片付けてくれました。優しさに感謝です。
今年は花火大会が各地で中止されている中、子どもたちとそらグループの花火が描けたこと嬉しく思います。
E.Y

鈴虫のお墓

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