◆8月20日(木)の子どもたち
2020年08月20日 木曜日
◆色水あそび (つぼみ)
今日も園庭に出る前に、絵本を読みました。
普通の絵本ではなく、大型絵本です。
今日は『たまごのあかちゃん』という絵本でいろいろな大きさのたまごからあかちゃんが出てくるお話です。
まず、久しぶりの大きな絵本に興味津々の子どもたち。ふじ組の方で遊んでいた〇くんも絵本に気付くとニコニコと向かってきてくれました。みんなやや近めの距離でお話の始まりです。〇くんは絵本と保育者の顔を交互に見て、お話を楽しんでいました。
絵本も中盤の頃、外の様子に気付いた△くん。もう絵本はそっちのけで外が気になってしょうがありません。
なぜかというと、今日はテラスで色水あそびの準備中だったのです。
準備も終わり、さっそくテラスに出ました。
いつもの水の色と違うことに気付くと手を出すことを躊躇する子どもたち。保育者がまず、手を入れて、バシャバシャとすると、「あっ、水なんだ」と気づき、いつもの水遊びが始まりました。
透明なカップに色水を入れるととても綺麗に見えます。□ちゃんは、思わず飲みそうになってしまうほど。飲みそうなところを保育者が止めると、飲んではいけないと思ったのか、飲むマネをして口の前でお水をジャーと流していました。
体験・経験から考え、違う行動を起こす。つぼみ組でもそのような学びが出来ることに感動し、子どもたちのさらなる成長が楽しみな瞬間となりました。
また、☆くんは保育者の動きをよく見ており、カップをふたつ持ちカップからカップへと水を移動させていました。見よう見まねから楽しい遊びの発見です。
たくさんのはじめてを経験し、たくさんの楽しいを発見し、ぐんぐん成長するつぼみ組。
その素晴らしい瞬間に立ち会える喜びに感謝し、これからも保護者の方々と共感・共有していきたいと思います。
(H.A)
※水遊びの様子をPDFにも載せましたのでどうぞご覧ください。
色水あそび前の絵本時間。みんな近めです。
帽子をかぶせてくれています
◆こおりは冷たい。けど楽しい (ふじ)
クルマ鑑賞
日々、園庭では水遊びやミストシャワーで涼を感じていますが、今日は氷遊びを用意してみました。赤・黄色の色絵の具を混ぜ牛乳パックで凍らせました。
「こおりやろ~」と近くにいた子を誘うと興味を示す子と示さない子に分かれます。
反応してくれた子と一緒に氷遊びスタート。タライにゴトッと音を立てて氷を落とすとちょっとした歓声があがります。すぐに手を伸ばして氷の冷たさを確かめる子、少し離れた所で様子を伺う子、シャベルなどの道具を使って氷に触れる子、ここでも様々な反応がありました。
興味を持っては離れて、また興味を持った子がやってきて触れて、と入れ替わりながら遊んでいます。興味を持つタイミングとは一人ひとり違う事を改めて感じます。
水遊び大好きな〇くんは、最初から最後までずっとタライのそばから離れませんでした。
最初、あまりの冷たさに驚いたようで「ん~」と声を漏らしていましたが、慣れてくると冷たさを気持ちよく感じて、両手でつかみながらニコニコ笑顔を向けてくれます。氷の魅力を知れたようで、今日氷遊びを用意してよかったなと感じました。
一方、△くんと☆ちゃん。やっている子の後ろから覗き込んで興味があるようだったので「冷たくてきもちいよ」と誘うと首を振って「やらない」のアピールをしています。氷というものを知っていてやらないのか、どんなものか分からないからやらないのかは分かりませんが、何度か誘っても「やらない」という意志を貫いていました。
築山に行ってみると、数人の子が座り外を走る車を「ばいばーい」と手を振り、眺めていました。そんな楽しそうな雰囲気を感じ取って近くにいた子もお友だちのそばに座って仲間入り。「とらっく」「しゅしゅう車」「ばす」と言葉が飛び交っています。
一通り車を楽しんだ後に、「ねえ、トンネルしようよ」の◇ちゃんの言葉を筆頭に今度はみんなでトンネルくぐりが始まりました。(築山の真中にトンネルが通っています)
進級児の数人がトンネルをくぐる姿を見て、◎くんが初挑戦。反対側から◎君の名前を呼ぶとダダダダダダ…とすごい勢いのハイハイで出てきました。少し長くて暗いトンネルに足が進まない子もいる中、初挑戦で成功した◎くんの度胸にビックリです。先にやっていた子の姿もあってこその◎君の姿だったのかなと思います。
氷遊びの様子はPDFにまとめました。(I・K)
あれ、、、どろだらけ、、、
◆想像力(きく・たんぽぽ)
今日はテラスで水遊びをすることにしました。
晴天の中、今日は心地の良い涼しい風も吹いていて、子ども達もいつもより気持ち良く遊べていました。
水遊びが大好きな子ども達はあっという間にずぶぬれでうらやましいほど気持ちがよさそうです。いつの間にか足、そしておしりまで入っていて「プール遊びができたらな~」と思う瞬間もありましたが、そんなことも忘れさせてくれるくらい、思いっきり水を全身に浴び楽しんでいる子どもたちの姿が見られました。
今日は気分を変えて石鹸を用意し、泡を作ってみました。気づいた子は「入れて入れて」と透明のカップに入れて「ジュースできた!」と喜んでいました。一方では水を入れた上に泡を乗せ「ビール!」と言っている子もいてよく知っているなと感心しました。
水と泡が一緒になったことで「しゅわしゅわになった~」と目を丸くして反応していたり、水と混ぜて「なくなったね~」と気づく瞬間もありました。
鼻やほっぺに着けてみたり、体を洗うようにしてみたり、カップを洗ってみたり、子ども達が日常をよく知っているんだなと思う瞬間でした。
(K.E)
泡ふわふわ気持ちいい~
◆気持ちの変化 (うみグループ)

今日は、耳鼻科検診がありました。
健康診断の時と同様、朝の集まりで子どもたちに耳鼻科検診があることを伝えるとともに、安心して受診できるよう関わらせていただきましたが、健康診断の経験があったためか落ち着いた様子の子どもたち。
なかには「楽しいから楽しみー」と期待を膨らませる子もいました。
年少の◯◯ちゃん。
◯◯ちゃんは、健康診断の時は「こわい」と不安な気持ちを見せていましたが今日は「こわくないんだよー」と笑顔で受診していました。
年中の△△くんは、健康診断では不安そうな姿を見せず笑顔で受診していましたが、今日は少し真剣な表情。「ドキドキするー」と緊張感を持ち臨んでいました。
気持ちの変化、様々な気持ちの芽生え。今日という経験が、また一つ、子どもたちの心の成長につながったことと思います。
耳鼻科検診が後は、室内遊び園庭遊びを行いました。
室内では、ブロックや制作、おままごと、縁日遊びの準備。園庭では、スプリンクラーを使った水遊びを楽しみました。
縁日遊びで出店するチョコバナナ屋さんの看板も完成です。
今日も、たくさんの笑顔が広がっていました。
(T.N)


◆きれいな色(にじグループ)

今日は絵の具遊びをおこないました。
「絵の具やりたい!」と言ってきてくれる児が多く、「何描きたい?」と聞くと80%くらいの確率で「魚描く~?」と疑問形で答えてくれます。
今年度は「‘きれいな色’の魚を描きたい」と、魚の模様に注目しているため、出来上がる魚も色鮮やかできれいなものばかりです。
図鑑で魚を調べると透き通った色のコハダを見つけ「これにしよう!可愛いし素敵な色だね」と年長女児。群れで泳いでいる様子も図鑑に載っていたため、大群で泳いでいる様子を表すことにしました。
今回は綿棒を使って重なり合う色の混ざりを感じながら描きました。細かい作業で時間もかかりますが、あきらめることなく最後までじっくり取り組んでいました。「ここは何色と何色が混ざってるかなー?」「赤と青混ぜたら紫になるから上から白を塗ったら薄紫になるかも」と色づくりも楽しんでいました。1つ完成すると「次も!」「もう1個やる!」と次々に色とりどりの魚が完成し、見ているこちらも楽しくなります。
子どもたちと一緒に楽しい時間を共有しながら、新しいことにも積極的にチャレンジできるような環境を提供していきたいと思います。K.Y

◆手話と耳鼻科検診、園庭では水遊びとドロドロ温泉(そらグループ)
手話「歩こう」トンネルのところをやっています。
耳鼻科検診がありました。耳と鼻の中を見てもらう事を話して、耳が聞こえているか、鼻も臭いを嗅げるかなど、大事な場所であるので見てもらおうと声を掛けました。でも耳が聞こえない人もいる事を知らせ、でもその人たちは手でお話が出来るという事を話すと「手話」と言う子ども達からの声がありました。そこで手話をみんなでやってみました。
まず最初に「ありがとう」という手話をしました。左手に軽く右手を打ち付けて拝むようにします。関心があるようで上手に出来ました。上手だったので次に「ごめんなさい」をやってみました。眉間にしわを寄せるように指で示し、拝むよう仕草をします。楽しくてニコニコ笑いながらやっていたので「謝る時は、ニコニコじゃなくて眉間にシワがよるから真剣な顔するんだよ」と言うとなおさら笑い顔になってやっていました。
そして虹プロジェクトをやっているので「虹」もやってみました。親指・人差し指・中指を出して7を表し橋を架けるように表現します。さすがに年長児は出来ましたがゆり・もも組の子供たちは、7の表現に苦労していました。
最後に「歩こう」の歌をうたいながら手話をやってみました。初めてやったのによく覚えてやっていました。前に出て来てやってもらうと、お兄さんお姉さん達が上手にやるのを見てもも組さん達もやる気満々でやりました。少しずつ手話も楽しんでいきたと思います。
その後に受けた耳鼻科検診は、真剣に受けていました。ちょっと緊張しながらも検診の大切さも分かって受ける事が出来ました。
園庭では、今日もスプリンクラーが大活躍していました。「濡れるの嫌だ」と言いながら、最後にはみんなビチョビチョでした。スプリンクラーの水が落ちるところが分かってきて遠くから水が来るのを待ちぶせする子ども達、キャーキャー言いながらも全身で水浴びて大喜びでした。
もも組は、小さなスプリンクラーを見つけてそれにバケツをかぶせたり、座ろうとして服の上から高級ウォシュレットをしているのには、びっくり。止めながらもそんなこともするんだと笑ってしまいました。お兄さん達は、山の上でドロドロ温泉づくり、足が捕られて動けなくなるぐらいのドロドロさに苦戦しながらも大喜びでした。
毎日、ビチョビチョ、ドロドロになって子ども達は大喜びですが、その後のドロドロの靴と服や玄関に保育士は苦戦しています。でも当分止められません。楽しんでいきたいと思います。 M.K
耳鼻科検診を受けています。
ドロドロ温泉、足が抜けなくなります。

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