◆8月19日(水)の子どもたち
2020年08月19日 水曜日
◆園庭での遊び方 (つぼみ)

水遊び気持ちいい
今日は身体測定があり、看護師が測定器を準備する段階で、「なんだ」と様子をみる〇ちゃん。でもすぐに知らんぷり。どうやら気付いたようです。そそくさとふじ組の方へ向かいます。でも、順番は来るので泣きながらの計測となりました。月に一回なのでまだ慣れきている児は少なくほとんどの児が泣いて計測していますが、計測が終わり着替えると少しずつ涙も収まり遊び出します。
園庭に出る前に今日も絵本を読みました。
絵本が大好きな〇ちゃんに保育士が
「絵本よもうか?」
「頷き(うん)」
「じゃあ、ふじ組さんから持ってくるから待っててね」
「頷き(うん)」
と絵本を3冊持ってきて、「どれがいいかな?」と〇ちゃんに選んでもらうと「もけらもけら」という絵本を選びました。もけらもけらは面白い単語(もけら、でけでけ等)がたくさん出てくる絵本です。聞きなれない単語ばかりだったからかキョトンとした表情のつぼみ組の子どもたち。ですが、絵本から目は離しません。もう一つ「お芋さんが…」という絵本を見ました。サツマイモが畑から出てきて焼き芋になるまでを描いた絵本です。お芋さんのキャラクターの動きがかわいいので、少し笑顔を見せてくれたりしながら最後まで見て、園庭に出る準備です。
園庭に出て、タライに水を張ると嬉しそうにシャベルを使って水をすくいます。△くんは砂場にあったシャベルを自分で持ってきて水遊びに参戦します。ふじ組は絵の具を入れた色水遊びをしていて、いつもと水の色が違うので見に行った〇ちゃんはUターンしてきました。
ウッドデッキでは絵の具を手に付けて楽しんでいる児がいるのを見て、□くんが向かい、保育士に絵の具をチョンとつけてもらうとひんやりと気持ちいいのか自分でも絵の具を指先に付けて楽しみました。
水遊びだけでなく園庭での過ごし方を知っているつぼみ組の児達は滑り台や砂場、ゆりかごスイング、車の固定遊具、トランポリンと様々な場所へもお出かけしていきました。
園庭での遊び方をより知ってきたからか、目いっぱい楽しみシャワーをした後はあくびをする児がほとんどでした。しかし、給食を前に来ると眠気もすこし飛んでモリモリ給食を食べることが出来ました。
子どもたちの「これしたい」「やってみたい」という気持ちを大切にしながらこれからも見守っていきたいと思います。
(K.H)

絵の具を楽しんでます

身体測定ドキドキ
◆これは何だ?(ふじ)
これは何だ?
日々冒険を続けているふじっ子たちが今日出合ったものは・・・
思わず泣いてしまう子もいたし、ぎょっとした目で見てそそくさと離れて行ってしまう子もいたし、じっと見つめる子もいたし、それぞれのリアクションでしたが、今日はみんな揃って手を出す子がいませんでした。
触ってみようとは思わなかったようです。
保育者が口火をきって、指先にチョンとつけてみました。
えっ? そして足の甲につけてみると無言で凍りつく・・・
足をジタバタさせて、これは何だ?と困り顔。
でも、好奇心旺盛のみんなはあっという間に自分の指先でチョンと足や腕につけ始めました。
その正体は、絵の具です。
お部屋では経験している子もいます。
手形を押したり、画用紙にチョチョチョンとアートしたり。でも園庭で、自分の足や腕に付けるなんて冒険です。
水を張ったタライに手を入れると、ゆらりゆらりと水の動きが見えます。次第に色水に替わっていくのです。
そのゆっくりとした変化に、じっとまなざしが注がれました。
しばらくしてメンバーが入れ替わり、2歳組の子も参加です。
色の変化がありました。
赤の色水の中に青の色水が混ざったのです。
スコップでまぜまぜまぜ・・・としているうちにいつの間にか紫色に・・・混ぜていた2歳組の子が「あれー?」それを見ていたふじの子たちは、手品でも見ているかのような反応です。
あれー?
偶然ですが色の変化を体験しました。
今、園庭には色とりどりの色水袋がぶら下がり、涼しそうな景色です。
色水に日差しが差し込むととてもきれいです。
幼児たちがお部屋で作ったものを園庭に飾ってくれたものです。
それぞれの年齢で絵の具に触れた活動を経験していますが、今日は一つ一つのその先を見たような気がしました。
ふじ組の子たちも、来年は色の変化を知り、その先には光を当てたり色のバリエーションを楽しんだりする日がきます。
その発見の日に立ち会ることを楽しみにしたいと思います。
お部屋のあおむしは順調に成長しています。
黒かった体はすっかり黄緑色になりました。
新鮮な葉っぱを入れて、観察中です。
興味を持つ子も増えてきました。(N・S)
これは何だ?
あおむし、観察中。
◆カブトムシさん、さようなら (きく・たんぽぽ)
一緒に過ごしたカブトムシ、カナブンとのお別れです。優しく土に埋めてあげます。その上に花を供えました。
猛暑が続きますが子ども達は暑さに負けず日々、元気で頑張っています。今夏、たんぽぽ組と共に過ごしてきたカブトムシ雄、カナブンが残念ながら夏が終わる前に死んでしまいました。カブトムシが入っている飼育ケースを持ってみんなで園庭に埋めに行くことにしました。
園庭に出ると決めた1箇所を各々がシャベルを持って土を掘ります。遊んでるのとは違う雰囲気を察し喧嘩はしません。〇ちゃんがカブトムシをケースからそっと持ち上げて掘った穴へ入れてあげます。優しく砂をかけ優しくポンポン土をたたきます。姿が見えなくなるとその上に園庭に咲く花を添え合掌してお別れをしました。
虫大好きな□くんはその後も遊んでる途中にきれいな花が落ちているのを見つけると両手いっぱいに花を持って、先ほど埋めたカブトムシたちのお墓へ運ぶのでした。生き物を飼育しながら命を大切にする心が養われてきました。今度はその大切に育てた生き物とのお別れの時を迎え、なんとも言えぬ寂しさを経験したようです。
まだ生きてくれている仲間のカブトムシをこれからも子ども達と大切に育てて行きたいと思います。
園庭には幼児組が作成した色水の飾りがあちこちにありとてもきれいで園庭が彩り鮮やかです。出るなり子ども達は見て大喜びです。先週から色水にふれているせいか色の認識ができていて感触を楽しみながら「赤、青、黄色・・・」と、色を言葉にしていました。
子ども達の触れる高さにも飾られ感触も楽しんでいました。
※きくぐみの色水遊びの様子はPDFをご覧ください。
S.K
きれいな色水に魅せられ自然と手が伸びます。

色水遊びやるぞー!と気合いが入っています。
◆チョコバナナ (うみグループ)

チョコバナナづくり
昨日は、射的ゾーンの看板づくりや輪投げづくりをしたりと縁日の雰囲気が少しずつ出てきました。「射的があって、輪投げがあって、他には何かあるかな?」と聞いてみると、「チョコバナナもあるよね」と食べ物があがりました。
早速、保育士がチョコバナナを作ってみると「本物みたい!」「今すぐ食べたい!」と子どもたちの楽しそうな表情が見られました。「やってみたい」と数人の子どもたちがチョコバナナづくりに挑戦。
割り箸に新聞紙を巻き付けていくのが難しく、「難しい~。。。」となりながらも頑張って作っていました。茶色の絵の具をつけると「本当のチョコみたい」「たっぷりチョコつけよう」とイメージしながら作っていました。チョコスプレーの代わりに型抜きで抜いた星やハートを散りばめて完成。本物のチョコバナナのようです。次は何を作ろうか。子どもたちとイメージを膨らませながら縁日あそびを広げていけたらと思います。
今日は久しぶりに園庭にも行きました。
ベランダよりも広い園庭で思いっきり走ったり、色水の袋から出るジュースで「ドリンクバー」を楽しむ子もいました。途中、「スプリンクラー回るよ」と保育士の声が聞こえると子どもたちも待ってましたとばかりにスプリンクラーから出る水から逃げたり追いかけたりと楽しみました。濡れた洋服のまま2階のテラスに移動して、水鉄砲や花火シャワーで水遊び。園庭あそびにいかなかった子も、テラスでの水遊びに参加したりと今日も水遊びを思いっきり楽しみました。(O.Y)

チョコバナナになってきた

スプリンクラーで水遊び
◆一緒は楽しい (にじグループ)
真っ暗な中、怖い話でひんやり・・・
今日も朝から暑くて夏真っ盛りです。
少しでも涼しさを感じられるよう、今日の集まりは怖い紙芝居を用意しました。前回も意外に楽しんでいた「怖い話」ですが、今回はにじグループ全員が聞きに集まりました。
始まる前にやはり「こっちのカーテンも閉めて」「電気消して」「もっと暗くしようよ」と雰囲気作りに積極的な子供達です。ただ今回はBGMも加わり更に雰囲気倍増です。大丈夫かしら?と心配になる保育士でしたが、子供達のワクワクが伝わってきます。なかなか度胸のある子供達でした。
今回は「オオカミ男」と「透明人間」の2つを読みました。身動きもせず、じっくり最後までよく聞いていました。話が終わるたびに「はぁ」と安堵のため息のような声が聞こえてきます。やはり緊張していたようです。
終わって感想を聞いてみると「全然怖くなかったよ」と強がる姿もまた可愛いものです。
その後雰囲気を改めて、年長の◯ちゃんの誕生会をしました。インタビューは次々質問が出てきますが、◯ちゃんらしく可愛さとしっかりさが感じられるひとときになりました。
部屋での遊びはとても落ち着いてじっくりと楽しむ姿が見られました。
絵の具を楽しむグループ、粘土を作っては見せ合って楽しむグループ、保育士と一緒に折り紙をじっくりと折っているグループ…いろんなゾーンで友達同士楽しんでいました。
「友達と一緒」の楽しさを今日も楽しめた一日となりました。
I・Y
◆水の不思議 (そらグループ)

保育者もこどもも泥にまみれ泥にまみれた衣服もこどもと洗い、夏を思いっきりかんじました。
今日も園庭で水遊びを行いました。
空っぽのプラカップをこども達に渡すと「何も入ってないよ?」と不思議そうでした。
先日作った色水のビニール袋に穴を開けると勢い良く水が出てきます。それをプラカップに入れると「僕も」と一瞬で群がってしまいました。沢山あるので所々開けていくと取り合うこともなく楽しそうな雰囲気がより一層感じられます。
好きな色を見つけて色水を作るというより、穴を開ける事や出てくる水を何とかカップに注ぎ入れることを楽しんでいたように感じます。
出来上がった色水はカラフルなものにならなかったのはその事が理由として挙げられます。
また、穴を開ける難しさや、道具を使ってみる事、コップの中に入れる位置や水圧の変化によるバランス感覚など様々な学びのポイントがあったように感じます。
色水遊びではなく園庭の半分を覆う程のスプリンクラーも稼働させました。
水遊びをする予定では無かったこども達もこれには大興奮でいつの間にか濡れる事が楽しみへと変わっていきました。(次回は裸足になろうと伝えてあります)
水から逃げるこどもや、水を追いかけるこどもがおり正反対の姿がありながらそこにいるこども達の表情は同じでした。
築山の泥遊びも行いました。
何もない築山の山砂を掘り温泉を作っています。初めは保育者が掘りましたが、一度型を作ればこども達が自らそこを掘り広げています。時間の限り掘り続け衣服も帽子も泥まみれになりました(水洗いはしています。帽子は干してあります)
「もっと水頂戴」
「そこもっと掘って」
「俺みずやるから」
「俺は掘るよ」
こども同士で声を掛け合いながら遊びこみ汚れても気にせず遊び続けていました。
色水にスプリンクラーに泥遊びに盛り沢山の水遊びはどれもが水の性質や水の楽しさ、不思議をそれぞれ体験できるものでした。
水に触れて何を楽しみ何を感じているのかこども達に様々な環境を用意し、体験し経験へと変えていけたらと思います。
その中で更なる探究心を育んでいけるよう再考察をしていきたいと感じています。
k★y


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