◆8月17日(月)の子どもたち
2020年08月17日 月曜日
◆泡・アワ・あわ(つぼみ)

夏休みでパワーを充電してきた子どもたちも復活して、賑やかな雰囲気が戻ってきました。
久々の登園に泣く子もなく、いつも通りにスタートしてつぼみ組。
みんなの大好きな水遊びを始めようと思いましたが、普通にやったのではつまらないと、『泡のお風呂のもと』と用意し、タライの水の中に入れ、勢いよく混ぜてみると、見る見るタライの中は泡だらけ。
近くにいた子どもたちは、初めはびっくりしているようでしたが、だんだんとスイッチが入り、保育士の真似をして混ぜたり、泡をすくって「見て!」と見せてきたりと、喜んでいるように感じました。
いつもはみんなと同じタライだと少し躊躇してしまう〇くんも、今日はみんなと一緒でも全く気にすることなく手を入れて、泡の感触を楽しんでいました。
風邪などで今まで水遊びが出来なかった◇くんは、初めは全く見向きもせず、遊具の方に遊びに行っていたのですが、みんなの様子が気になったようで、そっと近づき、後ろから首を伸ばして覗き込み、保育士の仲介でタライに近づくと、ゆっくり手を伸ばし、少し手が触れるとそれがきっかけとなり、自分も周りに友だちもビショビショになるほどの水しぶきをあげて遊び始めました。
それぞれがそれぞれのペースで泡遊びを楽しみ、園庭のミストなどを満喫した子どもたち。
まだまだ続く夏を堪能したいと思います。(E.Y)


◆ミストの水で(ふじ)
ミストを感じ はしゃぐ
先週お休みしていた子達が今週から登園してきたりしていますが、お休みの子達はまだ多く先週に引き続き、ゆったり過ごしています。
先週は一日中本当に暑い日が続いていました。今日も朝から暑く、園庭に出ましたが、園庭は木陰が多く、子ども達は暑さも忘れ、それぞれ元気に遊んでいました。
ミストのシャワーが出てくると、ワーイとそれに気づいた子ども達がミストに寄ってきました。ミストの下で飛び跳ねて喜ぶ〇ちゃん。上を向いてミストが顔にかかるのをじっと感じる◎ちゃん。◎ちゃん、思わず口を開けてミストの水を舌にのせていたりしていました。
また、ミストよりも強く水がボタボタと落ちてくるところを見つけた△くんは、その下にじっとして立って、頭の上に水がかかってくるのを感じ。滝修行していました。そのまた下では、水がたまった地面を手でパシャパシャいじったり。水研究家達がミストの水でそれぞれに楽しんでいました。
まだまだ暑さが続きそうですが、水研究家達が楽しめるよう、また過ごしていけたらと思います。(T.Y)
ミストにうたれる 滝修行
収穫チーム
◆アゲハ蝶の巣立ち(きく・たんぽぽ)
お盆休みも明け、子どもたちの元気な声が戻ってきました。
園庭でみつけ、たんぽぽ組で世話をしていたあお虫がさなぎになり、お休み中にアゲハ蝶になっていました。虫かごの中でさなぎから成虫へと変身していたアゲハ蝶を見つけたたんぽぽ組の子ども達。普段から虫探しをしている〇君が「蝶々に変身しているね」と教えてくれました。みんなでかわるがわる観察しました。
虫かごの中で羽ばたいている姿をみて子ども達はどのように感じたのでしょう。やっとさなぎからでてきたね、と言う子もいれば、急に虫かごに蝶々がきたという子もいるでしょう。園庭に行きみんなが見守る中大空に元気よく飛び立っていきました。「ばいばい」と手を振りアゲハ蝶を送りだし「いっちゃったね」と寂しそうに空っぽになった虫かごの中をのぞきこむ子ども達。こういう経験がとても貴重になってきています。アゲハ蝶を通して子ども達の心が豊かになった瞬間でした。
最近きく組ではお昼寝の布団敷きをお手伝いするのがブームになっています。
「そろそろお布団敷こうかな」と保育士がつぶやくと遊んでいたものをすばやく片付け、押し入れを開け協力しながらゴザを出し広げてくれます。「私も運ぶ」「僕も」とゴザ運びは大人気。月曜日は廊下にある布団を一人分ずつ運びゴザの上に並べていきます。自分の布団が並べられると嬉しくなりジャンプして喜びを表現していました。
自分たちで布団を敷いたという達成感を得られ、みんなで力を合わせて楽しく一つの事を成し遂げてより一層の喜びを感じられたのではないでしょうか。そしてその布団ですやすや眠りにつきました。
(K☆H)
今朝、〇くんが「蝶々に変身してるよ。」と、育てていたアゲハの蛹が蝶にかえっている事に気づき教えてくれました。
◆朝顔がいっぱい(うみグループ)

見上げると、朝顔がいっぱい咲いていました
日焼けして黒くなって登園してくる児がたくさんいました。
「6階立てのホテルに行ってきた。」
「海とプールと大きなお風呂に行ってきたの」
「うちの別荘にお友だち呼んだの」
「トトロ見たんだ」
「ディズニーランド行ったけど、ミッキーはいなかったんだ・・・」
お休み中に楽しかった出来事をみんなに教えたいと朝の集まりで手を挙げる児がたくさんいました。伝えたいという気持ちがあるからでしょうか。みんなの前に立って話す姿は堂々としたものでした。
人の前に立ち発表する機会をこれからも作っていきたいと思います。
朝の集まりでは2つの大事な話もしました。
『トイレの使い方』と『折り紙の使い方』についてです。
よく聞いていてくれたでしょうか?どんな話だったか?お子さんにぜひ聞いてみてください。
うみグループのベランダで育てている朝顔の花が次々に咲いています。
そこで、今日は朝顔の花を使って色水遊びをしてみました。
一人ひとりビニール袋に花を取って入れます。
揉みながら水を少しづつ入れていきます。あっという間に色が出てきました。
揉む強さ・水の量によって少しづつ色が違ってきます。
「ぶどうジュースみたい」という児もいれば「いちごジュースみたい」という児も。
持って帰りたいとのことなので、ぜひお持ち帰りください。
そして最後はベランダで水遊びと泡遊び。
今日もびしょ濡れ、泡だらけ・・・思い切り楽しむ子どもたちでした。(M.C)

トトロみたんだ。知ってるよ。私も見たことある。たくさんの答えがかえってきました

きれいな色。すごいねぇ。
◆いのち(にじグループ)

にじグループでは昨年の12月からウーパールーパーを飼っていました。
ウーパールーパーは暑さに弱く、水温調節が必要なため、4月の休園から保育士の家に引っ越していました。にじグループにやってきたときには5センチほどだった体長も15センチまで大きくなり、元気に過ごしていましたが、この夏の暑さからか先日亡くなってしまいました。
休園明けに、にじグループにウーパールーパーがいないことにすぐに気づいた子ども達は「ううたん(ウーパールーパー)どこにいるの?」とウーパールーパーがいないことを心配し、保育士の家にいることを伝えると安心している様子もありました。涼しくなったらにじグループに戻ってくることを伝えていたため、子どもたちも楽しみにしていましたが、今日動かなくなってしまったウーパールーパーを見ると「死んじゃったの?」「かわいそう」と悲しそうな様子でした。
みんなでお墓を作ることを決め、園庭にいきました。「きれいなところにしてあげよう」「みんなに踏まれないところにしてあげよう」と、お墓の場所を探し、大きな穴を掘りました。お墓の上には花や葉っぱを飾り、最後に手を合わせました。「ううたんが天国にいけますように」「天国に行ったらみんなのことお空から見ててくれるんだよね」「今までありがとう」と、それぞれの想いを話していました。
集まりの中で生き物の命の尊さを子どもたちと話しました。虫を探す楽しみや飼育する中で成長していく喜びもありますが、それぞれの生きる環境にも目を向け、一つひとつの命を大切にしていけるような関りをしていきたいと思います。K.Y


◆変化 (そらグループ)

今日は室内と園庭で過ごしました。
朝の集まりでは人数の増えたそらグループのこども達で賑わっていました。
手遊びをして大笑い、エプロンシアターで大笑い、楽しかった理由はきっと人数のせいだと感じます。
室内では盛大におままごと、盛大に積み木遊び、机の上に広がった虫かごに霧吹きをかけてみたり観察を通して「どうしてダンゴムシはいなくなったんだろうね」「ハサミムシがいるんだよ?ハサミムシが食べたんだ」「カタツムリが4匹いるよ?」「赤ちゃんが大きくなったのかな?」休み明けの虫かごの変化に驚いている長期休みのこども達でした。
園庭では色水遊びを行いました。
泥遊びと色水遊びの選択を促すと泥遊びは不人気で、色水遊びが大人気という結果です。
今回はタライいっぱいにためた三色の色水を傘袋に詰め色の変化を楽しみ、保管しながら遊ぶ活動を行いました。
最初は結び目を作るのに保育者が行っていましたが、何度も一緒に行う事で自ら結ぶ事が出来るこども達が増えていきます。
水の量で結び目の数が決まり、水の量で傘袋にたまる色の範囲が変わります。
たっぷりに入れてグラデーションを作るこどもがいました。
色別に分ける事も綺麗ですが、意図して分けずとも色が分かれた発見を通して色の不思議を感じる事が出来たようです。
様々な場所に飾ってあります。
色混ぜよりも色分けがされた作品ばかりです。
次回はきっと色混ぜされた物も増えていると思います。
それがこども達の体験を通して経験へと導く
遊びの変化だと感じます。
また次の色水でどの部分がどの様に変わっていくのか楽しみです。
k★y


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