◆8月12日(水)の子どもたち
2020年08月12日 水曜日
◆ゆっくりと(つぼみ)

お部屋でゆっくり過ごしたつぼみ組の子どもたち。
ふじ組のスペースも使って、たくさん遊びました。
誰もいないふじ組のスペースに、「遊んでいいよ」と声をかけても、なかなか足が向こうとせず、様子をうかがってる感じでしたが、一人が遊び出せば次々に遊びに出かけていき、1階のフロアーを自由に歩いて好きな遊びを探し始めました。
一番人気はままごとコーナーのようで、気付けばほとんどの子が集まっていて、チェーンやお手玉をお皿やコップに出し入れしたり、牛乳パックの椅子に座って「いただきます」のような仕草をしたりと、保育士が遊びの仲介をしつつも、ままごと遊びとして成り立っているようでした。
他にも木製の磁石でつながる電車は、保育士が数個つなげて見せると、真似をしてつなげようとし、うまくつながると「できた!!」と拍手をして出来たことをアピールしながら喜ぶ姿があったり、普段は大人数に圧倒されてしまい、なかなか自分から遊び出せない子が自ら保育室の中を行き来して笑顔で遊べたりと、いつもとは違う一面が見られる場面もあり、こちらも嬉しくなりました。
園庭で元気いっぱいに体を動かして遊ぶのももちろんいいことですが、時には、静かな空間でゆっくり過ごすのも子どもたちにとっては必要なことなのかもしれません。
大人数の中でも、ゆったりとした気持ちで、大人も子どもものんびり過ごす時間と環境をこれからも作っていけたらと改めて思いました。(E.Y)


◆水!砂!(ふじ)
今日も朝から真夏日、気温もぐんぐん上がります。しかし雲は厚く日差しを遮ってくれているので園庭にでることにしました。
暑い夏は、なんといっても水遊びです。水を張ったたらいを用意すると、早速子ども達が集まってきました。ペットボトルで作った水鉄砲でシュバッと飛ばすと、逃げると思ったのですがみんな手を伸ばしてきました。
水がかかりながらも「ちょうだい。ちょうだい。」と水鉄砲を追いかけてきた〇ちゃん。初めは保育者に水を入れてもらっていたのですが、自分でやってみようと真剣な顔つきに変わりました。ボトルをぶくぶくと沈めてみたり、カップですくった水を、こぼさないように丁寧に入れたり、人のやり方を見て真似しながら自分の好きなやり方を追求し、早く水を入れられるようになっているようでした。そして、水を入れてはジュバッ、ジュバッと、勢いよく押し出し、また頑張って水を入れて、を繰り返し、満足して友だちに替わってあげていました。〇ちゃんはすっかりびしょびしょに。気持ちも身体も気持ち良く満たされたのかもしれません。
カップで水をすくって、水を飲もうとしていた☆くん。しかしカップにはブツブツと穴があいていて水はシャワーのようにジャーっと流れてしまい、カップは空っぽになっていました。それでは他のカップを、と諦めるのではなく、☆くんはそのカップが気にいったようです。再び挑戦してみたり、今度はそのカップに入れた水を、となりのたらいに移そうとして、急いで移動しています。あっという間に☆くんもびしょびしょでした。
砂場では、裸足の◇ちゃんと□ちゃんが穴を掘っていました。大きな穴が出来上がり、思わず入ってしまった◇ちゃん。いつもは物静かな◇ちゃんですが、静かに穴を掘って、ダイナミックに冒険したようです。
夏は思いきり体を動かせる遊びがたくさんあります。身近な物を利用してダイナミックに遊び、セミに負けない歓声があげられたいいなと思います。
(F.S)
今日も野菜とったよ。ジュージューしてもらおうね。
◆友だちと一緒なら(きく・たんぽぽ)
色付きの氷!
本日も暑い一日となり、昨日に引き続きテラスで水遊びをすることにしました。それまでは各保育室でゆったりと過ごしていたのですが、お盆休みなので出席人数も少なめで広く感じる保育室は走りたくなるようです。
それも友達同士の遊びが発展してのこと。最近は恐竜や人形を使って役になりきり「うぉ~~」と追いかける役と逃げる役になっているシーンをよく見かけるようになりました。
毎日過ごしている中で子どもたちの気づきのアンテナは常に立っていて、何か別な活動が始まりそうなら「ぼくもやる~」「〇ちゃんもやる~」とすぐに反応してきます。
保育士が部屋外から持ってくるものがあれば「いくいく~」とそろって行動。戻ってくると満足気で戻ってきます。
水遊びで氷を用意するために職員室まで取りに行きました。案の定すぐに「いきたい」と申し出る女児数名。廊下に出ると走って行ってはいけないことを理解し自分たちから「じゃあ手つなごっか」と安全に進んでいました。
楽しみにしていた水遊びに新たに加入した氷たち。始めは水とは別の容器にいれ「冷たい」と触っていましたが、子どもたちの手によって水の中へ浸水。猛暑のためあっという間に氷は水になっていまいました。ですが今日も食紅を用意し水に色を付けてみました。
普段から色を覚えている子どもたちは黄色と赤の水を混ぜると「オレンジになった~」と得意げに答えていました。短時間の中で思いっきり遊び、満足すると「もうおしまい」と言葉でも伝えられるようになりました。
いろんなことを子ども達から発信できるようになり、そしてより楽しんでいる姿が輝いています。この夏の子ども達の成長も楽しみです。
(K.E)
◆びしょ濡れで楽しい(うみグループ)

せんせい狙っちゃおう。
連休中に誕生日を迎えた○ちゃんと△ちゃん。
早速、誕生日会をしました。ホールで行っていたときはみんなからの歌のプレゼントもありました。今は、違う形でのお祝い。
今日は特別。☆君が一人で「おーめでとう」と△ちゃんのために素敵な声で歌ってお祝いしてくれました。「僕が歌ってあげるよ」一人でみんなの前に立ち、堂々と歌ってくれます。
そしてみんなからの大きな拍手。
違う形ではあるものの、一人ひとりにとって特別な1日になるようにしていけたらと思っています。
そして、今日の最大のお楽しみ。『ベランダでの水遊び』
水鉄砲、カップ、コップ、タライ・・・たくさん用意しました。
「洋服ぬれてもいの?」
「もちろん」
「パンツもぬれちゃうけどいいの?」
「もちろん」
「せんせいにかけてもいいの?」
「それはちょっと・・・でも、いいよ」
「やったぁ」
それはもう、みんな素敵な笑顔でした。服は濡れ、顔も濡れ、ちょっと風が吹くとちょうどよい心地よさ。30分ほど、あっという間です。
「またやりたいなぁ」
そんな声がたくさん聞こえてきたので、ぜひ、また楽しみたいと思います。(M.C)

かおにかけないで~と言いながらも、この笑顔

☆君が素敵な声で歌ってくれました
◆暑い日ですがひんやりと・・・(にじグループ)
暗い中でひんやりと・・・
今日も暑い一日が始まりました。
今日は少しでもひんやり涼しい時間が過ごせるようにと、朝の集まりはいつもとは少し変わったことを試みてみました。
それは「怖い話」の紙芝居をしてみました。
今年度初めての「怖い話」
子ども達が苦手なのか、大好きなのか・・・?
苦手な子もいると思うので、子ども達には「怖い話が聞きたい子、こっちに来てね」とだけ声をかけました。
すると・・・、「イエーイ」「やったー」と意外にも盛り上がるにじグループ。
大勢の子が集まってきました。
雰囲気作りにと少しだけ電気を消すと、
「先生、こっちも消してー」
「カーテンも閉めようよ」
「もっと暗くして」などなど。
雰囲気作りにまで積極的な子ども達。気が付けばほぼ真っ暗な中、きちんと座って目をキラキラさせている子ども達に囲まれていました。
年長・年中児だけかと思いきや、年少児まで参加しています。
心配になり「大丈夫?怖い話だよ」と念を押しますが、「大丈夫」と言ってその場から離れませんでした。
にじグループの意外な一面が今日もあらわになりました。
今回は怖い話2本立て。
真剣な表情で聞いている子ども達。
ドキドキしながら見ているのが伝わってきます。
言葉も発せず、動きもせず、皆最後まで集中してよく見てくれました。
終わった後、「怖かった?」と聞くと「全然怖くなかったよ」という子ども達。
でも中にはドキドキがまだ続いているような子もいました。
少しの時間でしたが、ひんやり涼しげな時間を過ごすことが出来ました。
ひんやりした後は、園庭遊び。
今日もセミ探しに大忙しの子どもたち。
暑さに負けず、元気いっぱい遊びました。
I・Y
手作り絵本を作りました
みんなでお家ごっこ
◆セミの抜け殻(そらグループ)

猛暑が続く中でも、子ども達は元気に登園してくれます。
連休中に恐竜博物館に行ったこと、その話しから他の子どもが、恐竜の映画を観に行ったこと、と活き活きと楽しそうに話すので、こちらも笑顔になります。
そのよこでは、広告の折り紙を使ってケーキ作りをしています。〇ちゃんが1人で作っていたところに、□くんも加わり〇ちゃんに教えてもらいながら作っていきます。ショートケーキ、チョコレートケーキと形は同じですが、ペンでのデコレーションでさまざまな種類のケーキに変身します。
園庭では、何人かの子がバケツを持って木の上をきょろきょろ。何かを探しています。何かは、蝉の抜け殻です。
子ども達は見つけるのは得意です。でも捕るとなると、抜け殻が手の届く位置にあるかが問題です。届かないところは、ウッドデッキに上がったり、吊り橋を上手く利用して捕っていました。保育者を呼び、助けを求めることもありました。
友だちの協力もあって、部屋に入るころには数十匹の抜け殻がバケツの中にひしめき合っていました。
また、抜け殻だけではなく生きている蝉を素手で捕まえる子もいて、一気に子ども達の人気者になっていました。最後は木にとまらせてあげようとしましたが、なかなか木にくっつかない蝉に、濡れていない木がいいんじゃないか、高い木がいいんじゃないかと様々に考え返してあげていました。
夏ならではの遊び、まだまだしていきたいと思います。
E.Y


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