◆8月4日(火)の子どもたち
2020年08月04日 火曜日
◆水遊びってたのしい! (つぼみ)

朝のおやつが終わり、ふじ組が園庭に出始めると、ぼくも、わたしも、と窓を叩いて「あ!あ!」と保育者の足をトントン、お外に行きたいアピールをしてくれるようになってきました。
今日も気温が高いため、タライに水を入れてみました。
すぐに手を入れてちゃぷちゃぷ、にぎにぎ。水の感触を楽しんでいます。
カップやスコップを渡してみると上手に水をすくっては、何度も思わず口に運びそうになっていましたが、水をジャーっと流す動作を見て、楽しそう!とすぐに真似をしてやってみる子どもたち。楽しいことを見つけるのがとても上手です。
すくって、流してを何度も何度も繰り返すほど夢中になっていました。
夏の時期の水の心地良さを感じてくれたように思います。
今日は登園時からママから離れて過ごすことが分かったのか、しばらく泣いていた〇くんも、砂場に座ってみると、砂の感触をじっくりたしかめ、指先で砂をちょんとつまんでみたり、シャベルを持っているうちに涙も自然と止まっており、〇くんのペースで園庭の時間を楽しみました。ゆっくり慣れていきながら、いろんな遊びを楽しんでいけたらと思います。
シャワーでさっぱりと汗を流し、給食を食べてご機嫌な子どもたちは、お友だちんのそばに自然と寄り添い、顔を見合わせたり、体を触れ合って一緒に笑い合ったりと、とても微笑ましい姿が見られました。今はひとり遊びが中心な時期ではありますが、子どもたちの中でお友だちという存在が日に日に大きくなっているのだと感じとても嬉しく思います。
お友だちといることがたのしい!そこからまた世界を広げていってほしいなと思います。
この様子をPDFに入れてありますので、どうぞご覧ください。
I.S

◆それぞれの気持ち(ふじ)
揺らしますよ~
今園庭はせみの鳴き声が盛んです。探索していると、せみの抜け殻や地面には土から抜け出してきた穴を沢山発見できます。豊かな木々の緑のほどよい日陰や気持ちのいいミストによりのんびりしながら過ごしています。
園庭遊具の中で心地よい揺れを体験できるゆりかごスイングは、今日も大人気です。
〇ちゃんが気持ち良く揺られていると、日頃一緒に楽しんでいる△ちゃんが「乗りたい!乗せて!」と走り寄ってきました。
いつもならば「いいよ」の返事がくるのですが、この時は「ダメ!ダメ!」「乗れないよー」とはっきりと拒みました。それぞれの乗りたい、乗ってほしくない、その思いから今にもぶつかり合う勢いです。
そこで、〇ちゃんのダメの理由を聞いてみると、もう少し一人で乗りたいという気持ちがある事がわかりました。
それならばと、△ちゃんと〇ちゃんそれぞれ今思っている気持ちを伝え、〇ちゃんはもう少し一人乗りを楽しんだ後、△ちゃんも一緒に乗るのはどうかな?と提案すると「いいよ」と笑顔の返事。△ちゃんにも同じように伝えるとこちらも「いいよ」の返事がきて、しばらく待っていました。
その姿から子どもたちが日々成長していく様子を見られる事を嬉しく思いました。
自我が芽生えてきたことで、自己主張やイヤイヤと主張したりする姿を受け止めながら子どもの揺れ動く気持ちを大切に丁寧に関わりたいと感じました。(O.A)
まねっこする姿から一緒にがはじまる
◆ゴーヤとピーマンを使って・・・ (きくたんぽぽ)
保育士が弾くウクレレに合わせて、ハッピーバースデイ!
今日、3才になったお友達がいます。家でも「おめでとう。」と言われ、照れていたとのこと。園でも、朝から色々な保育士におめでとうと言われ、恥ずかしくて仕方ない〇くんです。
朝のおやつの前に、お祝いをしました。名前を呼ばれ、前に出てきた〇くんは保育士にくっついて、やっぱり恥ずかしそうです。
インタビューには、声は出ませんでしたがうなづいてお返事。好きな食べ物は「リンゴ」だそうです。3才と書かれたバッジをお友達と一緒に眺めて、「3」の部分を指でなぞってにっこり。嬉しい気持ちと恥ずかしさが入り混じった3才。〇くんにとって、大切な日を皆でお祝いできました。
園庭に出ました。暑かったのでミストを出すと、顔を上に向け手をかざして、気持ちよさそうに浴びています。口を開けたり、舌を出して、飲もうとしている子もいました。
ミストを浴びる良い表情を写真に撮ろうとしていると、△ちゃんが「ちょっと来て。アリさんのおうちがたくさんあるの。」と呼びに来ました。ついて行ってみると、木の根元にぼこぼこと大きな穴がいくつも。「これはねえ、セミさんが出てきた穴なんだよ。」と話し、ちょうど※くんが持っていた抜け殻を「こうやってね・・・」と実演(?)して見せると、自分たちでも穴に抜け殻を入れてみたり、砂を入れてみたりと、不思議な穴を観察していました。
汗をたくさんかいたあとは、シャワーでさっぱり。部屋に戻ってから、昨日収穫した野菜で小さかったものを選んで、スタンピングをしてみました。いつもは、調理して食べる野菜ですが、今日は特別スタンプにしようと、子どもたちを誘うと興味を示した子たちがボクもワタシもと集まってきました。
ゴーヤとピーマンを半分に切って見せると、わあーと声が上がります。ゴーヤを一人ずつ顔に近づけると、△ちゃんが「くさっ!」と鼻をつまみました。ゴーヤ独特の匂いを感じたようです。
白い紙にポンとゴーヤを押してみた●くん、お花のような、お日様のようなきれいな丸ができ、大喜び。気分がどんどん盛り上がってきて、「ゴーヤ、ゴーヤ♪」と言いながらスタンプしています。次はピーマンにもチャレンジして、もちろん「ピーマン、ピーマン♪」と言いながら。そして、断面を見ては、うししと笑い・・・。見ている方も楽しくなるほど、楽しんでくれたようです。
今日も夏を満喫している子どもたちです。
(T.M)
顔や口でミストを浴び、とっても気持ちよさそうです♪
築山の頂上から転がして保育者が下でキャッチして遊んでいました。下にボールが転がる度に声を出して喜んでいました。
◆涼しい気分になるかな(うみグループ)

チリんチリン・・・かわいらしい音です
いよいよ夏本番。
「今日もセミ探すんだぁ」
「暑いから、早くシャワーしたいよ」
登園してきた子どもたちは、夏ならではの遊びを楽しみにしているようです。
そこで、今日は少しでも涼しい雰囲気を作り出せるようにと『風鈴作り』を行ってみました。
クリアカップに油性マジックで好きな絵や模様を描きます。
穴を空け、ひもや鈴を付けたら完成です。
鈴が小さいので、音もかわいらしい音です。
「かわいい~」
「なんか音がするねぇ」
「涼しくなるかな」
「風鈴ってなに?」
出来上がってからの子どもたちの感想です。
子どもたちの作った風鈴の下には、別の子どもたちが集まっていました。
「私も作りたい!!」
こうやって次々と作品が増えていきます。
何だろう・楽しそう・やってみたいをたくさん提供していきたいと思います。(M.C)

「虫さん、ここに乗せてあげて」そのままは触れないけれど、葉っぱに乗せたら大丈夫

◆染め物遊び(にじグループ)

今年度初めての染め物をおこないました。
4月から「染め物やりたい」と子どもたちが楽しみにしていた染め物遊び。先週、布を絞り、やっと染める日がきました。
朝の集まりで、絞った布と染料(子どもたちには魔法の粉と伝えています)を紹介し絞り方によって模様が変わることや染め方の説明をしました。昨年度の作品を見せると年少児も「すごい!」「きれい!」と目を輝かせていました。
同じ染め方でも同じ作品ができることはないため、作品にも個性が出てきます。今年は慎重派の児が多く、少量の液を垂らしながらじっくり染まっていく様子を観察している姿が見られました。最終的には布全体が染まるほどのダイナミックなものになりましたが、その過程は慎重かつ丁寧なものでした。
無地の布が自分の選んだ色に染まっていくワクワク感、そして布を広げたときにはじめて出会う想像以上の不思議できれいな模様。染め物遊びをやっていく中で子どもたちの表情はどんどん明るくなっていきます。
夏らしい暑さの中に気持ちの良い風を感じられたベランダで染め終えた布を広げると凧のように浮き上がり、より一層きれいに見えました。
「またやりたいね」「これでお洋服作れるよね」「今度はいつだろう」と素敵な会話をしている年長児。次の活動のイメージを膨らませているようでなんだかうれしくなりました。K.Y


◆穴の正体(そらグループ)

大根抜きゲーム
週末しおからとんぼを捕まえた年長児が、朝の会で皆の前に出て発表してくれました。
公園で捕まえたこと、大きさ、色、何匹捕まえたか、持ち帰らずに逃がしてきたことまで話してくれました。聞いている子どもも「ぼくが見たとんぼとは色が違うね」「ぼくは蝉を見つけたよ」など自分の体験と照らし合わせながら、興味津々です。今日は保育者が質問する形で進めていきましたが、少しずつ自分で様子を話せるようになっていけたらと思います。
子ども達は連日、園庭で蝉や抜け殻探しに夢中になっています。
そんな中、地面にぽこぽこと穴が空いていることに子ども達は気が付きました。「あっちにも!こっちにも!」園庭のあちらこちらに空いています。
「アリの巣じゃない?」始めはアリの巣の意見が多かったのですが、年中児の〇くんが「ここから蝉が出て来たんだよ、蝉の幼虫のお家だったんだよ」と言うと、そこにいた子ども達が一気に“そゆうことか”と納得したようで、「なんか大きいと思ったんだよね~」と一言。アリの巣ではどこか腑に落ちていなかったようでした。
穴の正体は蝉だとわかったら、穴を見つけるとその近くの木を見上げ、じーっと見つめる姿。
子どもの目はするどいです。抜け殻をすぐに見つけていました。
部屋では椅子取りゲーム、大根抜きともうひとつ、かごめかごめをやってみました。真ん中に目を伏せた子が1人座り、その周りを歌をうたいながら子ども達が手を繋いで回ります。歌が止まったとき真ん中に居る子が自分の後ろに立っている子を当てます。今日は後ろの子が「ねぇねぇ」と声をかけて声で当ててもらいました。なかなか当たらず、初めて当たったときはみんなで拍手して喜びました。
わらべうた遊びもすこしずつ取り入れていきたいと思います。
E.Y

ひまわり製作

カエル触れるかな

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