ゴザ遊び
2020年07月08日 水曜日
1歳児が廊下で遊んでいました。
友だちが、ボールやコンビカーで遊ぶ中、Aくんは黙々と廊下の奥に置いてあるゴザを出していました。
立てかけてあるゴザを小さい体で引っ張り出し、自分の思うように広げると、そこにゴロンと寝ころび、「ねんね~。」と呟いて嬉しそうにしていました。
ゴザにゴロンとした後は、ゴザはそのまま他の場所に遊びに行きました。
眠かったわけではなく、ゴザを見つけたのでゴロンとしたかったようです。
Aくんにとってゴザはおもちゃの一つだったのでしょう。
子どもの行動には必ず理由があります。
Aくんはゴザを見つけ、ゴザ=お昼寝と保育園での生活がリズム化され、楽しめ始めていることを感じました。
大人にとって不都合に感じることでも子どもにとっては大切な遊びであることがあります。
途中で止めてしまわずしっかり見守っていくことで子どもを知る手掛かりにもなります。
見守る保育の素晴らしさの一つは、ここにあると思います。
副園長
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